更新日:2022年1月26日

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入庁10年目の職員からのメッセージ

※職員の所属名称は全て配属当時のものです。

令和3年度(2021年度) 令和2年度(2020年度) 平成31年度(2019年度)

令和3年度(2021年度)new

平成23年に入庁し、入庁からおおよそ10年経つ職員に、今まで印象に残っている仕事や職場等について伺いました。

未来創生課 北林 佑幸 主任主事

R3北林主任主事

キャリアステップ

最初に配属されたのが厚木土木事務所東部センター用地課でした。こちらでは、用地買収における交渉業務を担当しました。「用地買収」という言葉はなかなか馴染みのない言葉ですが、道路や河川改修などの公共工事のために必要な土地を所有者から取得することをいいます。そして、土地の所有者に対して、事業の説明や買収価格の提示などを行うことが用地交渉業務になります。公共事業とはいえ、県民一人ひとりの財産である土地を取得するということは、非常に重い責任を伴い、また社会人になって初めての仕事ということもあり、常に強い緊張感をもって仕事に取り組んでいました。
2か所目は会計局調達課に配属され、物品調達あっせん業務を担当しました。具体的には、各部署で必要となった消耗品や机、パソコンなどの物品を、各部署からの依頼に基づき、入札手続きを行い、購入先を決定するというものです。毎日、各部署から依頼が来て、それを各担当で割り振って業務を進めていました。
3か所目は政策局政策部総合政策課に配属され、「人生100歳時代」に向けた業務を担当しました。具体的には、県や市町村、大学、NPO等の様々な団体と協力して取組を進めていくプラットフォームである「かながわ人生100歳時代ネットワーク」を立ち上げ、県民一人ひとりの社会参加を後押しする様々なプロジェクトを運営しました。

現在担当している業務の内容

現在、未来創生課コミュニティ活性化グループで、神奈川県内のコミュニティの再生・活性化に向けた業務を担当しています。具体的には、地域の課題と常に向き合っている県内33の市町村と共に課題の掘り起こしや様々な事例を共有したり、地域で活発に活動しているコミュニティ団体にスポットライトを当てて事例集を作成するなど取組を進めています。
また、コロナ禍における取組としては、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎつつ、コミュニティ活動を進める上で注意すべきポイントを簡潔にまとめたリーフレットを作成し、コミュニティ活動再開の参考としていただいたり、また、現在進行中の事業ではありますが、県と民間事業者等が連携して、停滞したコミュニティ活動を後押しする「新しい生活様式におけるコミュニティの再生・活性化モデル事業」なども行っています。

職場の雰囲気

私が現在在籍している未来創生課は、2019年6月に設置された部署のため、すべてのことが新しい取組になります。新たな次の一手を打つために、今何が課題になっていて、それを解決するためには何をすべきなのかを議論する機会が多く、自分の意見を発言できる雰囲気が常にできていると感じています。

やりがいを感じた仕事や達成感の得られた仕事について

現在携わっているコミュニティの再生・活性化の仕事に対して、とてもやりがいを感じています。
県の仕事では、県民の方々と直接関わる仕事はあまり多くはないのですが、このコミュニティの再生・活性化の仕事は、県民の方に直接お話を伺ったり、情報を届けたり、更には事業にご協力いただいたりと関わる機会がとても多いため、その反応をダイレクトに感じることができます。
特に、「ありがとう」、「助かったよ」という感謝の言葉をいただいた際には、自分達の仕事が役に立っていると強く実感することができるので、とてもやりがいを感じます。

神奈川県職員として働くことの魅力

魅力としては、観光や産業、防災、スポーツ、教育など様々な分野において県内全域をフィールドに業務に携われることや、そうした分野を通して様々な人と出会えることだと思います。私は、まだ4つの部署しか経験していませんが、県民の方、市町村職員の方、民間企業の担当者など、数えきれないほどの出会いがありました。そして、その出会いの分だけ自らの視野や視座が広がり、日々の仕事に好影響を与えていると感じています。「様々な分野への関わり」、「様々な人との出会い」それが魅力の一つではないかと考えています。

今後の目標やキャリア開発について

今後の目標については、コミュニティ活動が活発な神奈川県を目指して、今携わっているコミュニティの再生・活性化業務に全力で取組みたいと思います。
またキャリア開発については、観光や産業、環境などの分野にも興味を持っているので、これまで培ってきたことを生かして、新たな分野で貢献していけたらと考えています。

どういった後輩に入庁して欲しいか

これまでとても多くの団体や人と関わらせていただきましたが、今改めて感じていることは、「コミュニケーション」の大切さ、難しさです。ほんの少しのニュアンスの違いがトラブルにつながったり、逆に、端的で分かりやすい説明が仕事の進捗に影響したりします。私自身、コミュニケーションで一番大切なことは「思いやり」だと思っています。相手に対して思いやりを持つと、どうやったら伝わるか、どういうことを求めているのかなど相手の気持ちになって考えるようになり、自然と言葉が洗練されていきます。
どの部署でどんな仕事をするにしてもコミュニケーションは必須です。相手に対して思いやりを持ってコミュニケーションをとれる人に入庁してほしいですし、そのような方と一緒に働きたいと思っています。

神奈川県職員を目指す皆さんへのメッセージ

繰り返しになりますが、県の仕事は観光や産業、防災、スポーツ、教育など様々な分野において県内全域をフィールドに業務に携われることや、様々な人と出会えることが魅力の一つです。さらにそうした機会を通して、成長できる職場でもあります。そのような環境を前向きにとらえられる人にはとても向いている職場だと思います。
ぜひ県庁に来ていただき、神奈川県を一緒に盛り上げていきましょう。

 令和2年度(2020年度)

平成22年に入庁し、入庁からおおよそ10年経つ職員2名に、今まで印象に残っている仕事や職場等について伺いました。
※令和2年3月12日に開催を予定していた「令和2年度神奈川県職員採用試験説明会」が中止になったため、当局が直接ご本人にお話を伺い、その内容を掲載させていただいております。

セーリング課 沖山 哲平 主任主事

2020年度10年目(沖山主任主事1)

キャリアステップ

  1. かながわ県民活動サポートセンター(3年間)
    最初に配属されたのが、かながわ県民活動サポートセンターでした。こちらでは、NPOやボランティアをされている方の支援を目的とした施設(「かながわコミュニティカレッジ」)があり、私はそこで行う講座の企画や運営、受講生の募集といった仕事を担当していました。
  2. 総務局総務室(2年間)
    2か所目は総務局の総務室に配属され、経理業務(局内各課の予算執行や入札などを行う)をしていました。
  3. オリンピック・パラリンピック課(1年間)⇒セーリング課【現在(H29~)】
    現在はオリンピックの仕事として、江の島で開催されるセーリング競技のために設立されたセーリング課という所属に在籍しています。業務内容としては、(江の島で円滑に大会が開催されるよう)会場周辺の交通対策や渋滞の対策を担当しています。

神奈川県職員として働くことの魅力について2020年度10年目(沖山主任主事2)

魅力としては、様々な仕事に携われるということがあると思います。現在の所属、セーリング課では、渋滞対策のために広報の仕事をしたり、関係する方との調整の仕事をしたり、そういった業務が中心になっています。
ところが、ひとつ前の経理の仕事では、どちらかというと庁舎の中での業務で、電卓をたたいて計算をしたりということもありますが、それだけではなく、地方自治法や神奈川県財務規則などの法令に照らして、適正に執行がされているか、というところを判断しながら業務を行っていました。
まったく違う分野の様々な仕事を短い間に経験できるというところは、ひとつ大きな魅力かなと考えています。

職場の雰囲気について

私が今在籍しているセーリング課は、オリンピックの仕事というのは前例のない仕事がほとんどなので、職場の中では常に議論が活発に行われています。仕事の中で議論を交わす際に、きちんと言いたいことを言わないと、正しくきちんとした業務にならないので、(上司や先輩方が)すごく意見などを言いやすい環境をつくってくれていると思います。また、自分でも積極的に発信するようにしています。

神奈川県を目指す皆さんへのメッセージ

神奈川県庁、様々な職場がありますので、慣れない仕事を年齢や年次に関係なくやっていくことが多くなります。そこで、ただ言われたとおりに仕事をやるだけというだけではなく、周りを見ながら自分でどういったことが適切か、ということをまずしっかり考えられる方が(神奈川県庁の)仕事にとても向いているのかなと感じています。また、そういったことを自ら発信していける方、それから周りの意見をしっかり聞いて一緒に仕事をつくっていけるような、そんな方と一緒に仕事がしたいです。


財政課 髙橋 香織 主任主事

2020年度10年目(高橋主任主事1)

キャリアステップ

  1. 保土ケ谷県税事務所(3年間)
    最初に配属された保土ケ谷県税事務所の納税課では、3年間、税金の徴収業務を通じて県民の方に接する仕事をしました。
  2. 住宅計画課(3年間)
    2か所目に配属になったのが住宅計画課で、ここでは民間賃貸住宅の家賃の補助や、県民の方が住宅を探すときに役に立つ情報紙を作成したりしていました。
  3. 産業振興課(3年間)
    3か所目として、産業振興課というところに配属になり、ここでは「さがみロボット産業特区」の業務の一環として、ロボット事業に参入をされようとする企業の支援をする業務に携わりました。
  4. 財政課【現在(H31~)】
    現在4か所目として、財政課というところに配属になっています。ここでは、県の予算の作成という仕事のほかに、資金の調達というのも業務のひとつとしてあります。私は、その業務の一環として、宝くじの発行団体の事務局職員として、現在業務に携わっています。主な仕事内容としては、宝くじの発行計画を作成したり、宝くじの収益金を県の事業に充てるといった業務に携わっています。私自身は、宝くじ自体は知っていましたが、実際にその発行がどのようにされているのか、収益金がどのように使われているのかということは全く知らなかったので、こういった業務を通じて知ることが出来、毎日新鮮で刺激的な日々を送っています。

神奈川県職員として働くことの魅力について

私は、2か所目3か所目で配属になった住宅計画課や産業振興課で、県庁の職員以外に、民間企業や関係団体の方と仕事をする機会が多かったように思います。なので、県庁のルールで仕事をするということがあまりなく、自然と発生する課題だったり、予期せぬトラブルが発生したりすると、電話もそうですが、直接会って打合せをするかたちでコミュニケーションを取ることがとても多かったです。その分、プロジェクトが無事に終わったりすると、企業の方から感謝の言葉をいただけたり、達成感もひとしおといったかたちで、すごく嬉しかったことを覚えています。
そういう意味で、県庁の外の人とよくお仕事をするということもあるのですが、今の仕事でいけば、宝くじの仕事も全国の自治体の宝くじ担当の方とのやり取りをすることが多いので、スケールの大きな仕事を任されているなという感じがとてもしています。ですので、県内外の情報に接する機会がとても多く、情報量も多いので、難しい判断をしなくてはいけないということもありますが、その分自分自身の視野や見識が広がって、大きく成長できる点が魅力かなと思っています。2020年度10年目(高橋主任主事2)

職場の雰囲気について

私が今いる財政課というところは、県庁のなかでも特に忙しいというイメージがついている職場ですが、雰囲気としてはとても和やかで、先輩職員、上司の方もすごく助けてくださっています。
一人で判断するのが難しい案件があるとすぐに相談してしまうのですが、そういうときにも親身に相談に乗っていただいて助けていただけるので、とても心強くて、ありがたいなと感じています。
あと、ノー残業デーなど、財政課は徹底されていまして、皆さんメリハリをつけて毎日仕事をしているという印象があります。
私個人としては、財政課の仕事だけでなくて、今まで10年間たくさんの人に温かく見守られながら過ごしてきたな、仕事をしてこられたなと思っています。
県にはメンター制度という制度があり、若手職員が新しく入ってきた人たちに対して先輩職員として身近に相談できる立場の人が一人メンターとしてつきますが、私の場合はメンターの方はもちろんいらっしゃったんですけれども、職場の方全員がメンターみたいなかたちで、本当に皆さんに見守られて10年間いろんな所属でお仕事ができていたと思っています。
仕事で悩んでいたりすると、声をかけてくれるのもそうですが、ちょっと疲れているなぁというときも「大丈夫?」と声をすぐにかけてくださって、本当に温かい雰囲気のなかで10年間仕事ができていたと感じています。
異動して今4か所目ですが、それでも未だに連絡を取り合って、ご飯に行ったり、飲み会に行ったり、休日も遊びに行ったりする友達のような職員の方もいたりして、異動するたびに飲み友達が増えていくというような感じです。

神奈川県を目指す皆さんへのメッセージ2020年度10年目(高橋主任主事3)

神奈川県には先進的な取組みも含めて、本当に幅広く、様々な仕事があります。そのため、必然的にいろいろな人と関わってお仕事をする必要も出てきます。ただ、その分、自分自身、大きく成長できるという点が魅力だと思っています。そして成長することで、より県民の方に寄り添った仕事ができると考えています。
神奈川県はテレワークや時差出勤制度など、自分の働き方を見つけられる環境というのも整っています。ですので、前向きに積極的にいろんな仕事をしたいという人にはとても向いている職場だと思っています。
ぜひ、神奈川県に来ていただいて、一緒に働きましょう!

 

平成31年度(2019年度)

平成21年に入庁し、入庁からおおよそ10年経つ職員2名から今までで印象に残っている仕事や職場等についてお話しました。

2019年度職員採用説明会(10年目職員‗山田主任主事)

災害対策課 山田 朋幸 主任主事

キャリアステップ・やりがいを感じた仕事について

2019年度職員採用説明会(10年目職員3)

  1. 麻生県税事務所(3年間)
    最初に配属された麻生県税事務所では、税金を滞納している方からの税金徴収業務を担当しました。税金の徴収業務の中には、捜索というものがあり、法人や個人宅に財産、お金になるようなものを探しに行くことがあります。捜索で立ち入る前には、何回も事前の調査を重ねたほか、朝早くから張り込みをすることもありました。上司の指示で一気に現場に踏み込む緊張感は今でも覚えています。
    また、麻生県税事務所在籍時に、東日本大震災が発生し、宮城県石巻市に避難所支援に行きました。私は発災から1か月程度経った頃、県職員だけではなく、神奈川県内の市町村職員や消防士など、県と市町村が連携して現地に行く初めての部隊として派遣されました。現地に行くと、県職員ということで、現場で最も若かった私が、一回り二回り以上年上の消防士や、偶然応援に来ていた他県の市町村職員、全国から来たボランティアスタッフなど、多くの人の活動を取りまとめる立場になりました。全体に指示を出しながら、運営に必要な活動を行い、活動に必要な要素を集める、ということを初めてやったのですが、県職員としての立場の重さと責任、そしてやりがいを感じた瞬間でした。この経験を通じて、県職員としての自覚と責任が私の中で構築され、県が行う災害対応に携わりたいと考えるようになりました。今では、希望する仕事につき、とてもやりがいを感じています。
  2. 保健予防課(3年間)
    次に、2か所目の所属として、保健予防課に配属になりました。そこでは、治療方法の確立されていない難病患者への医療費助成や認定審査を担当しました。私が在籍していた時に、難病対策に関する法律が制定され、その対応も行いました。具体的には、法律で決められた内容の具体的な運用方法の作成、県内33市町村への説明、厚生労働省との調整、総合病院の院長・副院長クラスの先生方への依頼など、様々な方々と関わりました。その時はおよそ30名程度の非常勤職員がいたので、そういった方々に毎日指示出しをして、業務を進めていました。難病の種類も当時で300種類を超えていて、病名を覚えることに苦労したことを覚えています。
    保健福祉部門は女性職員が多い職場です。業務は大変ですが明るい雰囲気で仕事をしていました。また、医者、保健師、看護師など専門的な知識を持った職員がいるのも保健福祉部門の特徴です。
  3. 東京都派遣(2年間)
    次に、東京都に派遣されました。県では、民間や都道府県、市町村などへの職員派遣を行っており、いろいろな機関で自己研鑽に励むことができます。
    東京都では観光部企画課という部署で、海外向けの東京観光PRを担当していました。東京の持つ魅力を海外向けに発信するために、東京都では都市ブランディング戦略を策定し、そのマークとして「Tokyo Tokyo Old meets New」というアイコンとキャッチフレーズを作成しました。このアイコンとキャッチフレーズに関する取組みが世界中に発信されることもあるので、やりがいと充実感はとても感じました。
    また、海外の旅行博覧会への出展や訪日教育旅行などの事業も担当しました。旅行博覧会は、いろいろな国や都市が、観光客に来てもらうためPRを行う、お祭りのようなものです。国によっては数十万人という人が来る大イベントになっています。また、訪日教育旅行は、海外の学生が国内の学生と交流しながら東京の魅力に触れることで、東京のファンになってもらい、将来的なリピーター効果や、自国への情報発信を目的に行うものです。訪日教育旅行はとても癒し効果のある事業で、最初は言葉もわからずオドオドしている学生たちが、時間の経過とともにすごく仲良くなっていく様子を見るのはとても嬉しい時間でした。
    そういった華やかな業務を担当させてもらい、とても充実した2年間でした。
    他の自治体で働いてみて、私が感じた神奈川県の大きな特徴は、担当者が一から作り上げていく過程を経験することが多いため、進捗管理や連絡調整に加え、業務形成、専門的知識の習得に長けるなど、オールマイティな職員が多くいるように感じます。
    そして、若手のころからある程度責任のある仕事を任されることから、一人一人の事業に対する思い入れや、1つ1つの仕事に対する責任感も強いように感じています。
  4. 災害対策課【現在】
    私の主な担当業務の一つは、発災時の職員の配備体制に関するものです。自治体職員である以上、自分とその家族の無事が確認できれば、県民を守らねばなりません。そのために、県の全ての組織が円滑に動けるような仕組みをあらかじめ作ることとしています。その基礎となるルール作りを担当しています。原則、職員は一定規模以上の災害が発生した場合は、あらかじめ指定された場所に参集することとなっているため、入庁する全員に関係があるものになります。
    次に、水害対策です。私が担当するのは、津波以外の水害についてです。昨年の台風21号や西日本豪雨で大きな被害が出た災害が記憶に新しいですが、そういった水害から身を守ること、防災の仕組みづくりや訓練の実施、関係機関との連携の強化などを行っています。天候に左右される水害は、気象台などからの情報により、事前にある程度の予測ができるため、全国的に逃げ遅れゼロを目指した取組みを進めているところです。今年度は、国機関、県庁の関係所属、市町村の防災部門の方々と一緒に水害に関する訓練も実施しました。
    県の災害対策は、災害発生後の対応だけではなく、防災に配慮したまちづくりや、防災知識の普及啓発など、災害発生前の予防にも力を入れて取り組んでいます。私は、配属されるまでは、災害対応というものはかなり徹底されたオペレーションがあるのかと思ってみましたが、実際やってみると課題も多いです。新たな課題や、過去の方針の見直しなどが日々生じています。
    このように、防災の仕事は、やればやるほど、知れば知るほど、県民の生命、財産を守るという公務員の根源のような仕事であると感じており、日々とてもやりがいを感じています。また、防災は関係機関との連携が重要なためか、コミュニケーション能力に長け、臨機応変な対応が得意な職員が多いです。そのため、職員同士はチームワークがよく、仕事をしていて楽しい環境です。最近は、災害の規模がとても大きくなってきており、今後はこれまで経験したことのない規模の災害に耐えられるような仕組みづくりが必要になります。もし、みなさんが担当となった場合、未来の神奈川のあるべき防災体制を作り上げ、県民を守るために必要な仕組みづくりをしていくことになると思います。

受験を考えている皆さんへ

2019年度職員採用説明会(10年目職員)

最後に、私の思う県に向いている人についてお話します。実は、私は仕事をしていて日々楽しいと感じています。辛いこともありますが、基本的には楽しいです。
なぜ楽しいのか一度考えてみたのですが、それは一緒に仕事をする県の職員がみな高い意識と情熱を持って業務に取り組んでいることが一つあると思います。
私は他の機関と比べ、神奈川県職員は熱い人が多いという印象を持っています。真っ赤に燃え上がっているような人から、冷静に青く燃えている人まで、職員のエネルギー量がとにかくすごいです。建設的な意見の出し合い、結果を出すまでの苦労と達成感の共有、それにより高まっていく自信と責任感。そういったものに日々触れられる神奈川県という職場だからこそ、私は楽しいと感じるのだと思います。

2019年度職員採用説明会(10年目職員個別相談)

個別相談の様子

県の仕事は、新たな挑戦が多いことから、それを乗り越えた時に自分の成長を実感でき、また身に着けたその能力をフルに発揮できる業務を担当させてもらえるため、高い意識と意欲を持って仕事に取り組みたい人と思っている人に向いていると思います。
また、二つ目の要素として、想像力のある人が向いていると思います。これをしたらこうなる、ああしたら相手はどう受けとる、こんな工夫をしたらより県民のためになる、といった想像ができる人は、様々な分野で仕事をしなければならない県職員に向いていると思います。
私もこういう職員を目指したいという意味も込めて、以上の2つが向いている人の要素だと私は思います。


2019年度職員採用説明会(10年目職員_古河主任主事)

国際課 古河 真保 主任主事

キャリアステップについて

2019年度職員採用説明会(10年目職員2)

  1. 知事室(3年間)
    最初に配属された知事室管理・賞賜グループでは、知事室全体で使う予算の管理、備品の管理、県政に貢献した方への表彰を行う業務を担当していました。私の仕事は、主に所属で必要な物品の購入手続きや、知事、副知事が乗っている車両の運転日報や職員の旅費のチェックなどを行っていました。
    知事室には、知事のほかにも、副知事など、知事の業務を支える役職の方々がいることを知りましたし、また知事や副知事の仕事を身近に感じることができるという貴重な経験になりました。
    新規採用でしたので、右も左も分かりませんでしたが、職場の皆さんに一から仕事を教えてもらい、サポートしてもらいながら業務を行っていました。一部の方とは今でも交流があり、飲みに行ったり旅行に行ったりしています。
  2. 南県税事務所(2年間)
    次に配属されたのは、南県税事務所の直税課という、県の税金を扱う事務所です。
    神奈川県には、現在12カ所の県税事務所があり、それぞれ所管している地域を持っています。私が配属された、南県税事務所は、横浜市の南区、港南区、磯子区、金沢区という4つの地域を所管していました。私が担当したのは、県の税金のうち、不動産取得税という、税金を課税する(かける)仕事です。不動産取得税とは、家を購入・贈与などで取得したときにかかる税金のことです。この税金の税額を計算する仕事をしていました。知事室では、県民の方と接する機会が少ない業務を担当していたのですが、県税事務所は県民の方が頻繁に来所するので、県民の方とじかに接する機会が多くなりました。日々の仕事内容としては、地方税法や民法などの法律にそって業務を行うので、そうした法律や裁判の判例を勉強する機会も増えました。、時には地図を持って現地実際の建物が建っている現場に行き自分の目で見て確認したりということもしていました。職場の雰囲気は、前の知事室と比べて大所帯で、同期の職員や年の近い若手職員が多く、飲み会を開催したりとにぎやかでした。
  3. 戸塚県税事務所(1年2か月)
    その後、南県税事務所は戸塚県税事務所に統合されたため、1年2か月だけ戸塚県税事務所に勤務しました。
  4. 国際課【現在】
    現在は国際課企画グループに配属され、今年で4年目になります。国際課では神奈川県に住んでいる外国籍の方が安全・安心に暮らせるよう、様々な取組みを行っている所属です。

やりがいを感じた仕事について

現在、国際課で担当している仕事を2つご紹介します。

  1. 多言語支援センターかながわの運営
    このセンターでは、外国人が生活する中で困ったことがあった時、例えば、子育てについて相談したい、外国語で受診できる病院を知りたい、などがあった時に、このセンターに電話をかけると、適切な相談窓口に繋いだり、情報を教えたりすることで、外国人を支援する役割を担っています。現在は、6つの言語(英語、中国語、スペイン語、タガログ語、ベトナム語、やさしい日本語)で対応しています。
    このセンターは、私が国際課に配属された年に開設に向けた検討が始まったので、開設当初から担当することになりました。新規事業の立ち上げに携わるのは初めてでしたので、分からないことだらけでしたが、課内の方々に協力をいただきながら無事開設することができ、思い入れがある事業となりました。
    最近の動きとしては、昨年、入国管理法の一部改正により、平成31年4月から新たな在留資格ができることになりましたので、外国人材の受入れ環境を整備するという国の総合的対応策が示されたところです。これを受けて、神奈川県としても、今後見込まれる外国人の増加に対応するために、このセンターを拡充するための検討を進めているところです。
  2. 医療通訳派遣システム事業
    外国人の患者が安心して医療を受けられるよう、協定を結んでいる医療機関からの依頼により、医療通訳スタッフ(ボランティア)を派遣する事業です。現在13言語の通訳ボランティアを登録していて、協定を結んでいる69の病院に派遣できるようにしています。
    全国に先駆けた事業であり、派遣実績も年々伸びています。
    医療通訳は間違った通訳をしてしまうと、人の命にかかわる大きな事故にもつながってしまう可能性がありますので、高度な専門性が求められます。神奈川県では、この事業で派遣する医療通訳ボランティアの方への研修や勉強会を行ってスキルの維持・向上に努めています。

神奈川県職員として働くことの魅力

  • 神奈川県の仕事は、環境農政、産業労働、国際観光、県土整備など多岐に渡っています。加えて、約3年に1度人事異動があるため、様々な分野の業務に携わることになります。自分の得意分野を見つけたり、新しい発見や成長ができる職場だと思います。
  • 神奈川県は先進的な施策が多く、他の自治体に先駆けた事業や、新たに実施する事業に携わることができます。若手職員でもプロジェクトの主担当を任されるなど、責任ある業務を任されることもありますので、やりがいを持って仕事ができると思います。
  • 働き方改革が推進されており、ノー残業デーの設定や有給休暇を取得しやすい環境づくりがされています。また、女性は特に出産や子育てなどによりライフステージが変化するため、子育てと仕事の両立が課題となりますが、職員が安心して子育てができるように様々な休暇制度が設けられているため、私の周りでもそうした制度を活用して子育てをしながら仕事を続けている人が多いです。

どういった後輩に入庁してほしいか

私は仕事をするうえで一番重要なのは、人間関係だと思います。仕事はチームワークが大切だと思いますので、困ったときは互いにフォローしあえるような関係をつくれる人と一緒に働きたいです。自分の業務分担だけではなく、周りにも目を配り、積極的に行動できる人や、相手を尊重して対話できる人に入庁してほしいです。

受験を考えている皆さんへ

2019年度職員採用説明会(行政)

質疑応答の様子

県の仕事は多岐にわたっており、様々な分野の業務に携わるため、新しい発見や成長ができる職場だと思います。今、自分のやりたいことが明確でなくても、業務を経験する中で思いがけず自分のやりたいことや得意分野を見つけられると思います。
是非、神奈川県を盛り上げていけるよう一緒に頑張りましょう。

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