平成30年度職員採用試験に向けた説明会

掲載日:2018年4月23日

平成30年3月に実施した「平成30年度神奈川県職員採用試験に向けた説明会」の概要をご紹介しています。採用試験を実施する各職種職員が入庁当時の思い出や仕事のやりがいなどを語りました。

※所属名称は配属当時のものです。

農政技術(農業) 農政技術(森林) 水産 総合土木・建設技術(土木)
建設技術(建築) 化学 機械 電気

福祉職司書A薬剤師獣医師保健師栄養士

技術系

農政技術(農業)

農業技術センター 横浜川崎地区事務所:松浦 京子 主査

H30松浦主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

農業総合研究所 → 湘南地域農業改良普及センター → 農業技術センター三浦半島地区事務所 → 農業技術センター →現所属

現在担当している業務内容

  • 野菜の普及指導活動並びに調査研究に関すること
  • 農業担い手育成の総括に関すること
  • 農業経営士に関すること
  • 指定野菜需給調整に関すること
  • 青年クラブに関すること

新採用当時の思い出

最初の配属は農業総合研究所でした。私は農学部出身ではないため、農作業をすることも初めてでしたが、温室の環境制御を研究する班の先輩方に、野菜の栽培管理、研究の取り組み方をゼロから教えていただきました。
その後、国のプロジェクト事業に関わり、試験設計から、栽培管理、調査研究、成績書のまとめまで一連の流れを経験したことは、現在の普及指導員の業務においても役立っています。
新採用から4年間の研究成果を一つ、研究報告としてまとめることができ、達成感がありました。

仕事のやりがい

農業職は、専門分野の技術や知識を活かしながら、行政・研究・普及と、様々な仕事を経験でき、幅広い視点から県行政に携わることができます。いずれの職場でも自己研鑽が必要であり、国や県の研修会や会議で得た技術や政策を、地域の状況やニーズを踏まえ、いかに農業生産現場に普及、浸透していくかが、腕の見せ所です。
農業生産者や農協・市の関係機関から感謝されると、とても嬉しくやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

農業を取り巻く状況はやさしくはありませんが、異動を重ねる中で、春夏秋冬と四季折々の地域特産物を知り、神奈川県の新たな魅力を発見できます。
神奈川県で一緒に働けることを楽しみにしています。来年4月にお会いしましょう。

農業振興課:川田 祐輔 技師

H30川田技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

農業技術センター → 現所属

現在担当している業務内容

  • トップ経営体育成事業に関すること
  • 環境保全型農業推進団体との締結及びエコファーマーの認定に関すること
  • 協同農業普及事業の交付金事務に関すること
  • 有機農業の推進に関すること

入庁時の志望動機

大学では、農学を学んでいたので、その知識を活かして、神奈川県の農業の発展に貢献したいと思い志望しました。

新採用当時の思い出

最初に配属されたのは、病害虫研究課で虫部門の担当でした。元々大学で応用昆虫学研究室に所属しており、虫も好きだったので、日々楽しく仕事をしていました。
ただ、夏場の畑での調査で、猛暑の中、朝から夕方まで畑で四つん這いになり、虫を数えることは大変で、体力的にも精神的にもつらかったことを覚えています。

仕事のやりがい

研究分野の仕事では、自分の研究がかたちになり、生産者に活用してもらえることがやりがいにつながると思います。
行政分野の仕事では、直接生産者と接する機会はあまり多くありませんが、県の農業を発展させるために必要な施策等を考え、実行に移すなど研究や普及とは違ったやりがいがあると思います。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の農業の規模は決して大きくありませんが、新鮮で安全安心な農作物の供給など県民の方からの農業に対する期待は高まっています。まだまだ神奈川県の農業のためにできることは多くあると思います。一緒に神奈川県の農業を発展させていきましょう。

農政技術(森林)

H30藤井主査

水源環境保全課:藤井 伸夫 主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

湘南地域県政総合センター → 森林再生課 → 県西地域県政総合センター →現所属

現在担当している業務内容

「災害の防止」や「水資源のかん養」等の働きが強く期待される特定の森林を「保安林」として指定し、その森林の取扱いに制限をかける「保安林制度」が森林法に規定されています。現在、この保安林制度の運用に係る業務(保安林の指定や指定の解除等)を担当しています。

新採用当時の思い出

最初の所属では、山地災害の復旧を行う治山事業を担当することとなり、工事の設計書類を作成したり、現場監督をしたりすることが主な担当業務となりました。初めてのことばかりで非常に不安でしたが、職場の先輩に丁寧にサポートしていただきながら、一年目を過ごしたことが思い出されます。

仕事のやりがい

新採用の時に、職場の先輩から「(治山事業は)やったことが分からないようにやれ」と教えられました。これは、「治山事業は、災害等によって荒廃した森林を再び健全な状態の森林に戻すことを目的に行うものなので、森林が回復し、工作物が地山と一体となり、工事を行った痕跡が見えない状態になることが望ましい」という意味でした。
新採用のときに自分が担当した現場を約10 年ぶりに訪れた際、当時裸地化していた現場に樹木が成長しており、遠くからでは自分がどこを工事したかすぐに見つけられなかったときは、当時のことが思い出されて嬉しくなりました。

皆さんへのメッセージ

神奈川県を受験しようという方の中には、森林・林業について今まであまり関わりがなかったという方もいらっしゃるかもしれませんが、意欲さえあれば大きなハンディキャップとなることはありません。
神奈川県の森林のために働きたい人、是非一緒にお仕事頑張りましょう。

自然環境保全センター:武田 愛実 技師

武田 愛実 技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

丹沢大山国定公園、県立丹沢大山・陣馬相模湖自然公園の「自然環境の保護」と「快適で適正な利用」の両立を目指して、登山道に階段や標識などを整備する工事や、稜線部付近の植生保護を目的とした柵などの設置する工事の設計・工事監督、山岳公衆トイレの維持管理を担当しています。

入庁時の志望動機

近年、林業の成長産業化が課題となっていますが、900 万人を超える人口を抱える神奈川県では、川下の裾野が広く、木材利用の可能性が高いと考えていました。神奈川県の森林面積や木材生産量は全国的に高い順位ではありませんが、木材の生産地と消費地が近いという条件を活かし、県の林業の活性化に貢献したいと神奈川県への入庁を志望しました。
また、丹沢大山自然再生計画などの取組みにより、総合的に神奈川の自然環境の保全に携わることができることも神奈川県を選んだ理由のひとつです。

新採用当時の思い出

現在所属している自然公園課では、現場が山の稜線部にある場合が多く、1日に4~5時間歩き続けることも少なくありません。採用されてすぐ先輩方に連れていってもらった現場では、私は歩くだけで精一杯でしたが、先輩方は仕事を平気でこなしている姿を見て衝撃を受けました。今では体力もつき、現場では自分のペースで仕事をしています。
また、管理している施設(歩道)が森林地域だけではなく、相模湾の海岸線沿いや市街地にも存在しているため、積極的に現場を見に行って、神奈川県の自然の多様性を感じられるよう努めていました。

仕事のやりがい

登山道の整備工事は、調査・設計から始まり、工事が完了するまで丸一年かかります。
登山者の歩きやすさ以外にも、雨水の侵食に伴う土壌流出の防止や植生の保護など考慮すべきことが多岐にわたり、正解がないというのが難しい点ではありますが、将来の登山道(森林)の理想の姿を自分なりに考えて工事を設計できるのが仕事の醍醐味の一つです。
自然相手の仕事なので現場の状況変化に対応し、自分の納得のいく整備ができたとき、それを評価してもらったときは大きな達成感を感じます。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の森林に関する仕事は多岐にわたるため、大学で学んできた分野と異なる分野を担当することも多い(大学では林業以外のことを学んで入庁した職員もいます。)ですが、職場には20 代から30 代前半の若い職員が多く話しやすい雰囲気ですし、ベテランの先輩方も丁寧に指導してくださるので、初めてのことでも勉強しながら業務にあたることができます。また、現場で外に出る日もあれば、事務所内で業務を行う日もあるので、メリハリを付けて仕事ができると思います。来年、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

水産

水産課:井塚 隆 副技幹

H30井塚副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

水産総合研究所内水面試験場→ 水産課→ 水産技術センター内水面試験場 → 現所属

現在担当している業務内容

本県では(公財)神奈川県栽培漁業協会と共に、昭和60 年代からマダイやヒラメ、アワビなどを生産・放流して資源の増大を図ってきました。また、最近では、漁業者からのニーズが高いトラフグやナマコ、カサゴなどの種苗生産技術の開発にも着手しています。
私はこのような栽培漁業の振興に係る業務に携わっており、種苗生産・放流計画の立案、栽培関連団体や国・他県との連絡調整、海洋生物資源の管理、栽培漁業の将来構想などを担当しています。

新採用当時の思い出

大学時代はイカの分類を勉強していましたが、内水面試験場に配属された際の担当は大型ヤマメの選抜育種とチョウザメの飼育技術開発でした。「海水」から「淡水」へ、「死んだ標本」から「生き物」へというドラスティックな変化でしたが、「研究」という共通項があったので、あまり戸惑いはなかったです。ただし、仕事ですから、生き物を殺さずに飼わなければというプレッシャーは大きかったですね。
当時はまだ昔気質の職人のような上司がいて、技術は見て盗んで覚えろと背中が語っていました。その語りを読み取るのが、論文を読むよりも難しかったです。

仕事のやりがい

研究では漁業者だけでなく県民の方々と現場で接することも多く、良いことも悪いこともストレートに意見してもらえます。そこに気付きと反省が生まれて、研究の原動力になり、価値のある成果につながっていく。そして、現場の笑顔が見られる。この一連のプロセスを体感できるのは研究業務の悦びだと思います。
一方、県庁の水産課では、県の政策に直接関わるチャンスがありますし、扱う予算規も大きなものになります。当然、仕事のプレッシャーは大きく、スピード感も求められますが、一山越えた後に飲む酒はなんとも甘露です。
水産を通じて研究も行政も味わえるのは、水産職の醍醐味といえましょう。

皆さんへのメッセージ

生物学や海洋学、資源学を学んでくる方が多いと思いますし、おそらくほとんどの方が研究希望なのかとも思います。しかし、県に入って水産業に携わるには、環境や生物だけでなく法律、経済、土木など色々な素養が求められます。そのため、幅広い分野を扱う行政も経験しないと、成果を出せる研究者にはなれません。恐れず怯まず色々なことにチャレンジしてください。
時には、「誰のために仕事をやっているのだろう?」と自問自答して、使命感を忘れそうになることもあるかもしれません。そんなときは、採用される前の今の自分を思い出してください。今、皆さんが想い描いている夢が将来の自分を助けることになると思います。だから夢を大切に。

水産技術センター:古川 大 技師

H30古川技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 魚類の種苗生産技術開発に関すること(トラフグ、カサゴ、マコガレイ、クマエビなど)(※)
  • 魚類の種苗等の防疫対策に関すること

※ 『種苗』とは、放流用の稚魚や稚エビのことです。卵からふ化した幼生を、放流できるサイズまで効率的に育てる方法を開発することを『種苗生産技術開発』といいます。

入庁時の志望動機

学生時代に学んできた知識や民間企業で働いた経験を、地元の神奈川県で活用したいと考えたからです。

新採用当時の思い出

研究機関に配属されたため、研究が主な業務になると思っていましたが、実際に働いてみると予算管理や施設整備など事務作業の業務も多く、視野が広がりました。

仕事のやりがい

生物を対象とした研究業務であるため、飼育作業と研究業務を同時にこなさなければなりません。また、採卵用の親魚の入手や種苗の放流時には漁業者との調整も進める必要があるため、やることは多いです。
それらを経て無事に種苗を放流した後、空っぽになった水槽を見たときにやりがいを感じます。もちろん放流後は、データをまとめるという大事な作業が待っていますが。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の水産業そのものに接することができる仕事です。業務内容は行政分野及び研究分野と様々ですが、どの業務であっても、本県の水産業の現状を目の当たりにできるでしょう。神奈川県及び水産業に思い入れがある方の入庁を心からお待ちしております。

総合土木・建設技術(土木)

道路整備課:堀 大佑 主査

H30堀主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

横浜川崎治水事務所川崎治水センター → 横須賀土木事務所 → 現所属

現在担当している業務内容

道路整備課では、県民生活の利便性の向上や地域経済の活性化、さらには災害時における県民の安全・安心の確保を目的とした道路整備を行っています。このうち、私は河川に架かる橋梁や鉄道との立体交差に関する業務を担当しています。

新採用当時の思い出

大学卒業後民間企業に就職し、8年間業務に従事してから神奈川県に転職しました。民間企業と公務員では仕事の目的も求められる内容も異なり、新採用当時は戸惑いもありましたが、職場の上司、先輩方から丁寧な指導を受けて、一つ一つ課題を乗り越えることができました。

仕事のやりがい

私たちの仕事は、民間企業とは異なり、事業の計画から設計、施工、維持管理まで幅広く従事できるところに大きな魅力があり、幅広い仕事のおかげで大きな達成感を得ることができます。また、県民の声を直に聞けることもやりがいにつながると感じています。

皆さんへのメッセージ

土木の仕事は、ゼネコンやコンサルタントなど様々な選択肢があると思いますが、山・川・海などの自然や、歴史、文化の魅力に溢れる神奈川県で幅広い仕事に携わりたい方は、是非、神奈川県に入庁して一緒に働きましょう。神奈川県のよりよい未来をつくるため、私たちは皆さんの力を必要としています。

農地課:岡田 茂明 主査

H30岡田主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

県央地区行政センター → 県央地区農政事務所 → 足柄上地域県政総合センター →津久井地域県政総合センター → 農地課 → 県西地域県政総合センター → 宮城県庁 → 現所属

現在担当している業務内容

基幹的農業水利施設の改修、農道やほ場整備の実施に向けた農業農村整備事業の事業計画の調整を担当しています。また、農業農村の多面的機能を発揮させるための地域共同活動への支援制度の普及啓発、補助金事務も担当しています。このため、主に市町村、国との連絡調整を行っています。
このほか、農業者組織である土地改良区等から申請のあった農業農村整備事業の事業計画の技術審査も行っており、県営工事や委託業務の検査員も兼務しています。

新採用当時の思い出

新採用2年目、2級河川にある頭首工(河川から農業用の用水を取水する施設)の補修工事をした際、渇水期ではありましたが、雨が降ると工事現場が水没するのではないかと冷や冷やしながら過ごしていたことが思い出です。
また、県北の事務所では、山村地域の振興対策を町民や町役場の担当者と膝を詰めて話し合ったことも懐かしい思い出です。

仕事のやりがい

神奈川県内の県が管理する大規模な用水路や排水路の改修、市町村を跨ぐ農産物の流通を支える農道の整備、水稲やダイコン、キャベツなど県民に消費される食料を生産する場である水田や畑地帯のほ場整備など幅広い分野のハード整備に携わることができるだけではなく、県内の身近な農業の有する多面的な機能を伝える共同活動への支援、里地里山の保全等の取組みへの支援、農地の有効活用に向けた取組みへの支援の企画立案や実施が可能なところです。

皆さんへのメッセージ

神奈川県は、都市農業県特有の利点を持っています。
神奈川県民は、農作物の一大消費者であり、農業の強い味方であるとともに、農業農村の持つ様々な機能に高い関心を持っています。
この都市農業の環境を維持発展させるためには、農業水利施設などの長寿命化対策等のハード面での取組みや、農業の担い手との連携、地域の共同活動の支援等のソフト面での取組みが不可欠であり、私たち職員の使命でもあります。
是非、今まで学んできたことや経験を生かし、県民のために新たな取組みを一緒に行いましょう。

津久井水道営業所:山原 優輝 技師

H30山原技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 水道施設の維持管理業務(漏水や水質・水圧の異常が発生していないか点検パトロールを行います。)
  • 漏水等の事故対応(現場を確認し、修理の手配から工事監督・工事に関する書類の確認まで行います。)

入庁時の志望動機

神奈川県内の大学で土木工学を学び、そこで得た知識や経験を活かせる仕事がしたいと考えたからです。

新採用当時の思い出

本庁勤務になると思っていたので、まさかの津久井で驚きました。場所を調べたところ、調べ方が悪かったのか東京の高尾駅から車で45 分という結果に頭が真っ白になったのを覚えています。
実際は橋本駅からバスで行けますし、職場の先輩方も優しい人ばかりだったので安心しました。同じ配属となった同期がいたのも心強かったです。

仕事のやりがい

漏水等の事故はいつどこで発生するかわからないので、スケジュールどおりに仕事ができないことが多いです。事務作業に専念しようと思っていても何か起こればすぐ現場に行かなければならないですし、現場にいてもそこから更に別の現場に行くよう指示されることもあります。大きな事故の場合、一日中現場から帰れないこともありました。
そんな大変な状況の中、皆で考えて意見を交わし、協力しながら問題を解決していく過程にいつも大きなやりがいを感じています。

皆さんへのメッセージ

神奈川県は山も海もありますし、横浜のような大都市も津久井のようなのどかな田舎もあります。鎌倉のように古き良き町並みを守るために力を入れている地域もあれば、橋本のようにリニアの駅ができてこれから発展が期待される地域もあります。
これだけフィールドが揃っている神奈川県なら、皆さんが本当にやりたい土木の仕事が見つけられると思います!

建設技術(建築)

建築安全課:中島 智恵子 副技幹

H30中島副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

建築工事課 → 住宅営繕事務所 → 横須賀土木事務所 →建築指導課 → まなびや計画推進課 →現所属

現在担当している業務内容

建築安全課では、建築物の違反対策や建築士法に基づく指導、建築物の耐震化促進、建築物の防災・事故防止に関する指導、建築審査会や神奈川建築コンクールの運営などを行っています。
私がいる指導監督グループでは、建築物などの違反対策、指定構造計算適合性判定機関の指導・監督等、建築士法の運用・解釈、建築士事務所や建築士(二級建築士、木造建築士)の指導・処分等を行っています。

新採用当時の思い出

初めて配属されたのは、建築工事課で、設計、工事監理を行う課でした。県庁に入る前に勤めていた職場は個人設計事務所等であったため、多くの建築職の方と働く機会がなく、不安もありましたが、入庁してからは、むしろ大勢いることでいろいろな意見が聞け、相談がしやすい環境で安心したことを覚えています。

仕事のやりがい

私がこれまで関わってきた分野は、営繕と建築行政です。営繕業務では、工事完成後、利用されている施設を見て達成感を得られるやりがいがあります。また、建築職の公務員らしい仕事の一つである建築行政業務では、建築確認等について円滑に建築確認等が運用できるように県内、全国特定行政庁及び国等と共に取扱いや考えを決めていく、営繕とはまた違ったやりがいがあります。そういった業務の経験を経て、建築基準法等の知識や業務で知り合った人たちが増えていくことで、いろいろなものの見方ができるようになってくることも面白いと感じています。

皆さんへのメッセージ

配属先が、建築基準法の確認業務等の窓口担当であれば、申請者に建築基準法の説明をしたり、質問に答えなくてはならない場面があり、また、営繕業務担当であれば、設計事務所と設計を固め、県以外の特定行政庁で窓口相談等する場面が出てきます。
県では建築行政、公共建築物工事に関する説明会を、初めて業務に携わる方に行っています。この説明会は基礎知識を身につけるものです。入ったばかりで実際の業務にすぐに対応することは難しいこともありますが、それを周囲の職員が助けてくれる職場であると思います。

都市計画課:木原 朋広 技師

H30木原技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 都市情報システムの整備に関すること
  • 都市復興に関すること
  • 都市整備統計年報に関すること

入庁時の志望動機

民間で8年間、指定確認検査機関で建築確認等の業務をしていました。当時の仕事にもやりがいは感じていましたが、建築物の審査をする業務が中心で物足りなさも感じていました。建築の分野も幅が広く、もっといろいろな経験をして知識を深めていきたいと感じてきたところだったので、建築に関する様々な職務に従事することができ、地元でもある神奈川県で仕事ができればと考え、神奈川県庁を志望しました。

新採用当時の思い出

民間で経験をしてきた仕事とのやり方の違いや都市計画や都市情報システムという初めて従事する業務を理解するまでは苦労しましたが、職場の風通しがよく、周りの人がサポートしてくれたため、大きな問題もなく仕事を進めることができました。

仕事のやりがい

現在、都市情報システムというGIS(地理情報システム)データの整備をしています。県内の都市に関する情報を蓄積し、都市計画や都市に関する施策に役立てるための運用を行う業務です。
転職の理由として、建築分野に関する知識を深めていきたいということを挙げましたが、技術職の中でもなかなか経験することができないGISに関する業務に従事できることや、GISデータを活用して、依頼があった図面の作成やGISデータの提供を行うことで、様々な施策に役立っていることにやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

神奈川県庁内の職場には様々な業務があります。中には私のようにGISの技術を学ぶことができるような職場もあるなど、様々な経験をすることができます。いろいろな職場を経験できることは神奈川県庁の魅力でもあります。是非一緒に働きましょう。

化学

工業保安課:出澤 晃一 主査

H30出澤主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

足柄上保健福祉事務所 → 県央地域県政総合センター → 大気水質課 → 現所属

現在担当している業務内容

工業保安課では、高圧ガスや火薬類・電気などによる事故や災害を防止するため、法令に基づく規制や保安指導などを行っています。
その中で、私が所属しているコンビナートグループは、臨海部の石油コンビナート地域にある高圧ガスの製造事業所から提出された申請書類の審査や、事業所への立入検査などを行っています。また、石油コンビナート地域における災害の対策本部事務局として、防災計画の修正・進捗管理や災害発生時の対応訓練の企画・運営なども行っています。

新採用当時の思い出

初めて配属された職場はいわゆる保健所で、旅館や飲食店などの許認可・衛生指導業務のほか、水道施設や排水処理施設の衛生指導業務などに携わっていました。職場の雰囲気はとてもアットホームで、仕事の進め方や法令の読み方などを上司や先輩職員の方々が一つ一つ丁寧に教えてくださり、安心して業務に当たることができました。
また、山間部の集落で住民自らが管理している水道施設の衛生指導に伺った際、住民の方々が「よく来てくれた」とあたたかく迎えてくださったことが今でも良い思い出として印象に残っています。

仕事のやりがい

化学職が配属される本庁の所属では、法令や県独自の条例・計画などを推進するための事業の企画・運営や、関係機関との連絡調整といった業務が多くありますが、若手職員であっても新しい事業を任せてもらえる雰囲気があり、やる気次第でいろいろなことに挑戦できるのではないかと思います。
一方、出先の所属では、県行政最前線の現場として民間事業者や県民の方々と直に接することが多く、粘り強い対応が必要になることもありますが、環境の改善や保安の向上のための取組み成果が目に見えて実感できることが多く、そのような際に仕事のやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の化学職の仕事には、環境対策、工業保安対策、水道事業などの幅広い分野があるだけでなく、行政職と研究職などの職務区分もあり、それぞれの仕事が県民の安全・安心で豊かなくらしを守ることにつながっています。その分、入庁してからも学ぶべきことや地道な取組みは少なくありませんが、やる気次第でいろいろなことに挑戦できる環境が整っていますので、是非多くの皆さんに神奈川県庁を受験していただきたいと思います。

大気水質課:公文 陽子 技師

H30公文技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 水質汚濁防止法及び県生活環境保全条例の施行・運用(水質規制関係)
  • 水質事故の対応・連絡調整
  • 普及啓発活動

入庁時の志望動機

今まで培った知識を活かして生まれ育った神奈川県の環境をよくしたい!また、国よりも地域に密着していて、市よりも幅広く大きな仕事ができる“県”で働きたい!と思い、志望しました。

新採用当時の思い出

入庁前は、化学職の仕事は今まで勉強してきた化学の知識があれば大丈夫だと思っていましたが、規制にはいろいろな法令や要綱等が関わっており、何が根拠になっているかを理解するために、法令をすみずみまで読み込む必要があるため、法律独特の書き方や言葉に慣れず苦労しました。なぜそう解釈できるのかを論理的に説明できるよう、今も考えながら仕事に向き合うようにしています。

仕事のやりがい

一つ一つは小さな仕事ですが、それが積み重なって神奈川県全体の環境につながっていると思うと、強い責任感とやりがいを感じます。
また、仕事を始めてから、日々の生活の中でも近くの河川を観察するなど、身の回りの環境について考えを巡らせるようになりました。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の化学職は活躍できる場が様々あり、自分がやりたい仕事にはどんどんチャレンジできます。是非私たちと一緒に働きましょう!

機械

谷ケ原浄水場:土屋 正晴 副技幹

H30土屋副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

寒川浄水場 → 浄水課 → 相模川水系ダム管理事務所 → 浄水課 → 現所属

現在担当している業務内容

  • 谷ケ原浄水場及び谷ケ原浄水場が管轄している場外施設の機械設備の維持管理業務
  • 機械設備を健全に機能するよう維持管理するためのメンテナンス作業や故障対応
  • 設備業者に依頼する設備修理の発注業務、施工の確認。設備更新計画の立案、費用算出、予算確保

新採用当時の思い出

オフィス街関内の県庁で採用辞令を受けた後、JR 東海道線で茅ヶ崎へ。そこから単線の相模線に乗り換え、寒川という地に案内されました。その頃神奈川県内のJR に単線路線があることを知らず、驚きました。
採用時は阪神大震災、地下鉄サリン事件の直後であり、ライフラインを担う浄水場はピリピリした雰囲気でした。運用監視業務の担当だったので、監視カメラモニターの前に座り、モニターの映像を凝視していた思い出があります。
その後、寒川浄水場外施設の維持管理部門に異動となり、ポンプやバルブ設備の維持管理業務の担当となりました。寒川管内には当時80か所ほどの場外施設があり、場所を覚えるのがまずは仕事、と言われたもののなかなかたどり着けずに迷ったこともしばしばありました。管内には湘南海岸、古都鎌倉、逗子・葉山、大磯などの景勝地もあり、裏道・抜け道を覚えました。
20名ほどの職場でしたが、新人は私一人でした。怒られたり構っていただいたりしながら、仕事の進め方を覚えて行きました。当時の先輩方とは、また別の職場で一緒になったりしてお世話になっています。

仕事のやりがい

機械職の仕事をしていると、設備のリニューアルや、新しい施設の建設等の仕事に巡り合うことがあります。検討すること、調整すること、調べなきゃいけないこと、決めなきゃいけないことなど多くありますが、その分自分の思いを入れ込むことができます。
そして、計画段階から実作業・実施工段階に移ると、また解決しなきゃいけないこと、調整しなきゃいけないことが出てきます。これは自分ひとりでできることではなくなってきますが、相談したり協力を求めたりしながら完成までたどり着いたとき、達成感・充実感・ちょっとした満足感などを感じることができます。

皆さんへのメッセージ

企業庁の仕事は、水道・ダム・発電と県民生活のライフラインを担う仕事です。設備の維持管理をする上で緊張感が伴うこともありますが、工事が計画どおりに進んだり、思いどおりの設備ができ上がったときの達成感はひとしおです。
機械職職員は人数が少ないので、皆さん顔見知りになることができ、困ったときは何でも相談できます。是非受験してください。一緒に働きましょう。

住宅営繕事務所:鈴木 峻文 技師

H30鈴木技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 神奈川県内の県有施設(学校を含む。)に対する建築設備の設計、発注、監理業務
  • 課内での単価作成、サーバー等の電子機器の管理

入庁時の志望動機

神奈川県内で仕事ができ、異動になっても原則として県外に出ることがないため、地元に貢献することができると考えたからです。

新採用当時の思い出

建築設備は大学のときに習っていたこととは違う分野だったので、最初はかなり戸惑いましたが、わからないことなどは周りの人に積極的に聞くことで、担当の仕事は何とか終わらせることができたのを覚えています。

仕事のやりがい

扱っている金額が大きいので仕事としては大変な部分はありますが、実際に建物ができ上がるとその一部分を担当した仕事の結果が、目に見えるかたちで成果として残るので達成感があります。

皆さんへのメッセージ

機械職の仕事は、他の課との連携などが多く、多くの人と関わる職場ですが、機械職自体は人数が少ないものの、周りの皆が助けてくれるので、入ってからのことは心配しなくても大丈夫です。是非私たちと一緒に神奈川県で働きましょう。

電気

営繕計画課:直井 秀展 主査

H30直井主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

住宅営繕事務所 → 庁舎管理課 → 現所属

現在担当している業務内容

  • 合同庁舎、県税事務所や土木事務所などの県有施設における自家用電気工作物の保安監督業務
  • 自家用電気工作物に係る工事に関する業務

新採用当時の思い出

私は民間企業に10 年以上勤務し、経験者採用で入庁しました。業務内容が民間企業で培ってきた業務の延長線上の業務であったことから、知識も経験もあり、県庁の仕事なんか片目をつぶっていてもできるものと自信満々でいたところ、大きなミスを犯してしまい、工事の入札を中止してしまったこともありました。鼻をへし折られ、改めて公務員の仕事の正確さ・緻密さを思い知らされたことは、今でも新鮮な思い出です。

仕事のやりがい

建設工事では、予算・設計業務から携わることができ、自分の思い描いていた物が形となって完成していくことに喜びとやりがいを感じます。
また、維持管理部門では、目に見える形での成果があまりない縁の下の力持ち的な存在ですが、日々の点検の積み重ねや定期的な保守作業が設備の効率的な運用につながっていると考えると、大きな達成感を味わうことができます。

皆さんへのメッセージ

電気職の業務は設計・工事監督から設備の維持管理まで、そして、強電から弱電までと多岐にわたります。そのため、幅広い知識を身につけることができます。また、庁舎の建設工事のような大規模なプロジェクトにも携わることができ、とてもやりがいのある職種です。兎に角、受験してみましょう!

発電総合制御所:押山 弘樹 技師

H30押山技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 県営発電所(計15 箇所)の運転監視制御に関すること
  • 運転制御に関する関係機関との連絡、調整及び報告に関すること
  • 監視制御装置等のシステムメンテナンス

入庁時の志望動機

前職では弱電系の会社に勤めていましたが、転機があり、これまで学んできた専門的な知識やスキルを人のために活かせるような仕事をしたいと思うようになりました。神奈川県であれば、上下水道だけでなく、ダムや発電所も運営しているので、幅広く専門的な経験を積みながら、県民生活における安心安全に広く貢献できると思い、志望しました。

新採用当時の思い出

仕事の内容が前職から大きく変わったので、すぐには慣れることができず、四苦八苦していたのを覚えています。
今の所属では、現場で作業することはほとんどなく、初めのうちは故障が起こってもなかなか機器のイメージが湧かず、現場から報告を受けても理解しづらく、また伝えるのにも苦労しました。ただ、職場の方々が大変良い方ばかりで、理解できるまで親身になって丁寧に教えてくださり、どうにか乗り切れました。

仕事のやりがい

企業庁では、県民への利水の供給だけでなく、治水についても総合的に関わっています。
また、水の供給と同時に水力発電により電気の供給も担っています。下流には常に一定量の水を流す必要があり、水力発電で水を流している場合は、水を途切らせてはいけないため、送電線・発電機事故時には早急かつ適切な対応が求められます。発電総合制御所は、それらの中心を担っていると言っても過言ではなく、非常に重要な役割を担えていると感じています。

皆さんへのメッセージ

企業庁の電気職は、強電から弱電、機械系に至るまで、非常に幅広い知識が求められます。覚えることが多く大変ですが、その分やりがいも大きいと思います。職員の経歴も様々で、皆さんの知識や経験が活かせる場面が必ずあると思います。アットホームで働きやすい環境ですので、興味を持たれた方は是非受験を検討してみてください。

免許資格職

福祉職

中央児童相談所:門倉 一弥 専門福祉司

H30門倉専門福祉司

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

ひばりが丘学園 → 三浦しらとり園 → 福祉監査指導課 → 小田原児童相談所 →現所属

現在担当している業務内容

私が現在所属している中央児童相談所虐待対策支援課では、神奈川県5カ所の児童相談所が行う児童相談対応を後方的に支援する業務を主に行っています。具体的には、「児童虐待重篤事例の対応支援」「死亡事例検証に係る調査」「法的対応に係る調整」「被害事実確認面接」「里親委託推進関連業務」「児童相談所職員等への研修の企画運営」等です。それぞれの業務において、所属課内及び関係機関と連携・協働し業務に当たっています。

新採用当時の思い出

新採用の職場は、現在は閉園されたひばりが丘学園という障害児施設でした。障がいのある子どもたちへの支援を通し、子どもたち本人やご家族の方々から多くのことを教えていただきました。良いことも、あまり良いとは感じられなかったことも、たくさんの思い出があります。
当時、一緒に仕事をし、支えてもらった先輩職員や同期の職員とは、現在も、仕事でも仕事以外でも楽しく交流しています。

仕事のやりがい

福祉の仕事は、「支援をする相手」「一緒に仕事をする所属やチームの職員」「連携・協働する関係機関」等、必ず他の人と関わることが必要であり、それらの関係抜きには成り立たないものだと思います。仕事を進める中では、それらの関係が、時には緊張を伴うものであったり、敵対的な関係になったりすることもあります。そのような状態であっても、関係を修復する、または折り合いをつけるなどし、結果として「支援をする相手」に関わる以前と比べ、少しでも「良かった」と思ってもらえることが、仕事のやりがいにつながるのだと思います。

皆さんへのメッセージ

仕事をする中では苦労する場面も多くありますが、一人で抱え込まず、周りの職員と協力して対応することで、困難な仕事もやり遂げることができると思います。神奈川県の福祉職が働く多くの職場では、皆が協力して仕事をしています。一緒に頑張りましょう!

中井やまゆり園:日野 彩海 主事

H30日野主事

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

中井やまゆり園は知的障がい者の入所施設です。私は秋寮という女性寮に所属しており、重度の知的障がいを持つ方や自閉症の方の生活支援に当たっています。個別支援計画の作成、ご家族や関係機関との連絡調整、余暇活動の企画等様々な業務を担っています。
また、人権委員会とリスクマネジメント委員会に所属し、職員の人権意識の啓発や安心安全な生活環境作りなどを行っています。

入庁時の志望動機

中高6年間オーケストラ部に所属しており、特別支援学校に定期的に訪問演奏する機会があり、そこで障がいのある方の明るさや力強さを知り、このような方たちを笑顔にする仕事に就きたいと考えるようになりました。
大学では地域福祉を中心に学びましたが、地域の皆さま一人一人が輝くお手伝いをしたいと思い、対象を限定せず、児童分野・高齢分野・障がい分野といった幅広い分野で仕事をしたいと思いました。
神奈川県の福祉職は施設での直接支援から本庁での政策形成まで多種多様な業務を行っています。このような職場で働くことにより生まれ育った神奈川県の福祉の向上のために力を尽くしたいと思い、志望しました。

新採用当時の思い出

入庁後、同期と初めて食べたやまゆり園のカレーの味は今でも忘れられません。緊張感と不安感から皆で黙々と食べたことを覚えています。同期とは直ぐに打ち解け、3年目の今でも定期的に交流しています。
最初は行動障害のある方への支援に戸惑い、緊張してしまうこともありましたが、上司や先輩職員がきめ細やかに声をかけてくださったため、疑問点を一つ一つ解決していくことができました。
職場の研修も充実しており、見守られているような安心感の中で育てられていると実感できる職場環境でした。
仕事面でも人間面でも尊敬できる先輩が多く、先輩の背中を追いながら走り抜けたあっという間の一年でした。

仕事のやりがい

福祉職は、「種まきだ」と先輩職員から教えていただいたことがあります。利用者の方々の意思や想いを汲み取り、その自己表現に向けてまいた種まきにダイレクトな反応がくることが、施設系の仕事の魅力だと思います。もちろん、すぐに芽が出ることばかりではありませんが、毎日新たな発見や学びがあり、成功しても失敗しても次のアプローチを考えていくポジティブな現場です。
他セクション、他職種との連携も活発で、自分の視点にはないような意見交換ができるため、毎日様々なアイディアが飛び交うようなクリエイティブな職場で、利用者一人一人が幸せに暮らすためにはどうしたらいいかを多角的に考えていくことができます。何より、利用者・ご家族の笑顔や穏やかな顔を一番近くでみられることはこの仕事をしていて良かったとやりがいを感じる瞬間です。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の福祉職は、施設系、ソーシャルワーク系、心理系、行政系と多種多様な分野で活躍することができ、個性を発揮する場があります。働き方は十人十色です。あなたの個性を活かしましょう。常に、何故を考える“探求心”、サービスをよりよくする“向上心”、相手の気持ちに寄り添う“真心”に溢れた職場です。神奈川県福祉職に新たな種をまきましょう。皆様と一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。

司書A

県立図書館:藤巻 さつき 主査

H30藤巻主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

県立汲沢高等学校 → 県立横浜桜陽高等学校 → 県立図書館 → 生涯学習課 →現所属

現在担当している業務内容

県立図書館は、県内の市町村図書館や大学図書館、専門図書館等と連携・協力し、県内全域の図書館サービスの向上を図るという役割を担っています。企画協力課は神奈川県図書館情報ネットワーク(KL-NET)を運営し、KL-NET 参加館に相互貸借管理システムを提供しています。
私は、図書館間の資料搬送のスケジュール調整や、参加館の担当者が一同に会する協力事業実務担当者会議の事務などを担当しています。

入庁時の志望動機

幼い頃から地元の図書館に通ったり、高校では図書委員会活動に参加したりしていたので、図書館は身近な存在でしたが、実際に司書を志すようになったのは、大学の司書課程で学び始めてからです。資料の分類や蔵書目録の作成など、地道な作業に魅力を感じました。
そうした中で、神奈川県では司書が専門職として確立されているため、専門的な知識や経験を深めながら長く仕事を続けていけると思い、志望しました。

新採用当時の思い出

同期の多くは県立高校の図書館に配属されたので、研修等の場で情報交換をしたり、お互いの学校を訪問したりするなど、とても心強い存在でした。
昼休みや放課後の図書館には、図書委員をはじめとして、毎日たくさんの生徒が来てくれました。生徒と一緒に季節の飾りつけをしたり、家庭科の先生にミシンを借りて、文化祭用にハリーポッター風の衣装を作ったりしたことなど、楽しい思い出が一杯あります。

仕事のやりがい

担当する会議や研修が無事に終了した時や、蔵書点検等の作業を予定どおりに進めることができたときなどに、小さいながらも「やりがい」を感じます。
県立図書館では様々な仕事を幅広く経験することができますので、日頃からコツコツと積み重ねた「やりがい」は、よりスケールが大きな仕事や難しい課題に直面したときに、何よりも力強い糧となってくれるように感じます。

皆さんへのメッセージ

県立図書館は「魅せる図書館」「価値創造の場としての図書館」として再整備される方向性が示されており、今はまさに、新しい図書館づくりに携わることができる絶好の機会です。50 年、100 年先の未来につながる新しい図書館を、一緒に作り上げていきましょう!

薬剤師

鎌倉保健福祉事務所:劔持 明子 副技幹

H30劔持副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

厚木保健福祉事務所 → 平塚保健福祉事務所 → 薬務課 → 鎌倉保健福祉事務所→ 生活衛生課(茅ヶ崎駐在事務所) → 現所属

現在担当している業務内容

  • 食品衛生課における企画調整業務
  • 食品営業施設の監視指導、許認可に関する業務、食中毒・苦情調査
  • 食中毒予防対策に関する業務

新採用当時の思い出

厚木保健福祉事務所食品衛生課に配属され、管轄エリアは非常に広く、住宅地、駅前の繁華街などの街中、宮が瀬ダム湖畔や山小屋などレジャーで利用するエリア、大きな食品工場と、対象となる食品関係施設の幅広さに圧倒されました。出かける先々で新たに学ぶべきことがたくさんあり、毎日が新鮮に感じられました。
また、県民からの相談を直接受けることも多くあり、県民の生活に直結した仕事であることを実感しました。

仕事のやりがい

県の薬剤師は、薬局の監視指導などの薬事衛生、水道、公衆浴場、プール等に代表される環境衛生、食品衛生など公衆衛生全般に関わる業務に携わっており、県民の生命や健康に大きく関わる仕事をすることになります。
県民の皆さんが安全で安心した生活を送ることができるよう、その一端に関わることができることに、責任とやりがいを感じています。

皆さんへのメッセージ

県の薬剤師は、薬剤師としての知識に加えて、公衆衛生に関する知識を深め、知見を広げることができ、また、視野を広げることができる仕事です。仕事の守備範囲が非常に広いので、これまでの知識、経験をフル活用させて、仕事をすることができます。
皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしております。

小田原保健福祉事務所:空元 海人 技師

H30空元技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

理容師法、美容師法、クリーニング業法、建築物登録業、浄化槽保守点検業、神奈川県海水浴場等に関する条例などを担当し、営業者に対して衛生管理を指導しています。

入庁時の志望動機

薬を服用されている患者さん一人一人だけではなく、より多くの県民の皆さんの生活や健康を守るためには、身の回りの生活環境の衛生を維持・向上させることが必要だと考え、それを実現するために神奈川県を志望しました。

新採用当時の思い出

今まで学んできた「薬」の勉強とは異なる「法律」を勉強することに苦戦しました。
また、普段の生活で自らが客の立場として訪れる施設の裏側に回り、衛生管理状況等を確認することは新鮮な体験でした。
入庁してすぐに海水検査のため船に乗り、船酔いしたのも今では良い思い出です。

仕事のやりがい

日々の業務の中で、これから神奈川県がどのように変化していくのか、その変化に自分がどんな影響を与えて、良い方向へ導いていけるのかを考え、行動することにやりがいを見出しています。

皆さんへのメッセージ

神奈川県民の皆さんの生活をどのように変えていきたいのか、神奈川県をどんな方向に導いていきたいのか、様々な目標を持った皆さんと同じ神奈川県職員として一緒に働くことができる日を楽しみにしています。

獣医師

畜産課:藤澤 知枝 主査

H30藤澤主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

横浜家畜保健衛生所 → 畜産課 → 湘南家畜保健衛生所 → 東部家畜保健衛生所→ 県央家畜保健衛生所東部出張所 → 農林水産省動物検疫所(人事交流) → 県央家畜保健衛生所 → 現所属

現在担当している業務内容

畜産課では、安全で高品質な畜産物を県民に安定して供給するため、先端技術を活用した能力の高い家畜の育成、地域と共生するための畜産環境対策、また、家畜の伝染病予防に関することなど、畜産全般に関わる業務をしています。
私が所属する安全管理グループでは、家畜伝染病予防、獣医事及び薬事指導、家畜衛生対策、種畜検査や家畜人工受精師、流通飼料指導等を行っています。
また、畜産物の出口戦略(畜産物の流通・消費拡大、ブランド化及び6次産業化)も推進しています。その中で私は、「かながわ畜産フードコレクション」の企画・運営や県産畜産物を使った料理教室の開催など、イベント等を通じた県産畜産物の知名度向上に取り組んでいます。

新採用当時の思い出

最初の配属先は、横浜家畜保健衛生所でした。酪農家や肉用牛農家への衛生技術指導を担当しましたが、新米獣医師が実際に家畜を飼育している生産者に敵うわけがなく、現場で、先輩や生産者の皆さんから牛舎の構造や搾乳の仕方、餌の事など、多くの事を教えていただきました。初めて生産者の方にご指名で「牛を見に来てよ!」と言われたときは、認めてもらえたと思い、嬉しかったです。

仕事のやりがい

2か所目に配属された畜産課で家畜伝染病予防業務を担当したとき、県内で初めて、BSE(牛海綿状脳症)感染牛が確認されました。初めての経験であり大変でしたが、市や農協など関係機関と連携し、職員一丸となって防疫対応にあたりました。
出荷した農場主にとって、ショックと不安は想像を超えるものであったと思いますが、その後、再建に向かって力強い一歩を踏み出したと聞いたときには、あのときがんばってよかったと心から実感したのを覚えています。

皆さんへのメッセージ

神奈川の畜産は、規模・戸数は決して大きくありませんが、環境に配慮し、地域の子ども達と交流を持ち食育に取り組むなど、地域に密着した経営を行っています。大消費地を抱える本県の畜産業の存在意義は今後さらに深まり、私たち公務員獣医師の果たすべき役割も、ますます多様化していきます。新しい事にどんどんチャレンジする前向きな人をお待ちしています。

生活衛生課:鈴木 健太郎 技師

H30鈴木技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 食品等の自主回収の指導・相談対応
  • リーフレットやグループ内の広報誌のデザイン作成
  • 苦情・違反の処理
  • 子ども向けのリスクコミュニケーション事業
  • ホームページの作成

入庁時の志望動機

私は、大学在学中は薬理学研究室に所属し、日々薬理学の研究に明け暮れていました。
就職先も、当初は研究職を志望しており、製薬会社への就職や大学院への進学を考えていました。しかし、大学在学中に経験したある出来事がきっかけで、自分の獣医師としての使命を改めて考えなおすこととなり、獣医師として社会に貢献できる形を模索した結果が、公衆衛生獣医師という職でした。
公衆衛生獣医師の魅力は、なんといってもその幅広い業態にあります。私たちが普段生活している環境の衛生管理や日頃何気なく口にしている食品の衛生管理などその業態は様々です。そんな幅広い業態に魅力を感じ、地元神奈川で働きたいという思いも重なって、神奈川県庁を志望しました。

新採用当時の思い出

新規採用時はいわゆる保健所や食肉衛生検査所等で経験を積むものだと思っていたので、いきなり本庁勤務となったのが一番の衝撃でした。配属当初は条例の見直しや指針の改正などが重なっていた年でしたが、条例や法律の仕組みがほとんどわからず、歯がゆい思いをしたのをとてもよく覚えています。
しかし、そんな私でも必死に勉強すれば、自分の所属しているグループに貢献できることがあるということがわかったので、そういった意味ではとてもいい勉強になりました。

仕事のやりがい

法律や条例等の難しいルールをいかにわかりやすく伝えるかに、やりがいを感じます。
特に、私は子ども向けのリスクコミュニケーション事業に関わることが多いので、小さなお子さんやその保護者の方にどのような形で伝えるのが最適かを考えることに面白さを感じます。

皆さんへのメッセージ

公務員の仕事はお堅いイメージがあるかもしれませんが、今、公務員として求められている能力は「創意工夫」の一言につきます。私の場合は、何の縁か、趣味が仕事に活きる機会が多いので、勉強のみならず趣味や遊びも全身全霊で取り組むことが自分の将来につながると考えています。
皆さんも見るもの触れるもの、そして関わるもの全てに悔いが残らないよう、様々なことに全力で取り組んでください。

保健師

厚木保健福祉事務所大和センター:山田 佳江 副技幹

H30山田副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

小田原保健福祉事務所 → 県央地区行政センター(海老名市交流) → 秦野保健福祉事務所 → 現所属

現在担当している業務内容

主に難病業務を担当しています。具体的には、医療費助成制度事務、患者や家族への保健指導、人材育成、地域ケア体制整備等になります。個別支援は地区分担制のため、感染症が発生した場合の対応や結核患者・接触者への保健指導も行っています。
また、課内では業務調整等の班長業務を担っています。

新採用当時の思い出

旧小田原保健福祉事務所は小田原市内の御屋敷街にありました。そこは、桜の名所でもあり、採用初日に職場へ出向いたときは、桜並木が桜のトンネルのようで大変美しい光景が印象に残っています。
当時は、保健師が健康指導課という一つの課に集約されており、母子から難病まで幅広く業務を行っていました。新任期から中堅期、管理期と各世代の保健師が一堂に会していましたので、日々の何気ない会話の中にも先輩保健師からの活動のヒントがあったり、刺激を受けたりしながら楽しく仕事をすることができていました。

仕事のやりがい

健康問題を持ちながら地域で生活されている住民の方が、その人らしく過ごせるためにはどのようにしたらよいか、本人や家族・関係機関の方たちと一緒に考えることができたり、そのための一助を担えたりすることです。
また、課や所属を越えて、職場内や市町村の保健師さんたちと地域の健康度を上げるために協働して課題に取り組む、その過程と成果にやりがいを感じています。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の保健師活動は、日々の業務や教育・研修等を通して、各世代共に保健師としてよりよい在り方を検討し続け、次世代を見据えた成長しあう体制ができていると感じています。一緒に県民の健康を守るために働きましょう。

平塚保健福祉事務所秦野センター:石橋 幸奈 技師

H30石橋技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

結核対策を担当しています。主な仕事は、結核の患者さんの服薬支援を行い、治療を最後までサポートすることです。半年以上の長い治療を終え、元気になった患者さんの姿を見るのは、とても嬉しいです。また、まん延防止のために、患者さんへ聞き取り調査をし、接触者健診を行い、二次感染の早期発見・予防に努めています。
最近では、認知症業務も担当しています。医師と同行訪問をして、医療に繋がらない患者さんの橋渡し役や家庭訪問、電話相談業務等を行っています。地域でよりよい支援体制を構築していくために、市町村、家族会、カフェなどの地域の方々と協働できることにとてもやりがいを感じています。

入庁時の志望動機

予防的な視点で携われることや、疾病を抱えながら地域で過ごす患者さんを支援する保健師という職種に興味を持ち、志しました。県で働くことにより、一か所の地域だけでなく、様々な地域で保健師活動ができること、業務も難病対策や感染症対策等、広域的かつ専門性に特化した、幅広い分野で活動ができると思い、魅力を感じました。
また、学生時代の実習でネグレクトの事例と関わる機会があり、その時に児童相談所という機関に興味を持ち、児童相談所での仕事ができる県の保健師を志しました。

新採用当時の思い出

毎日の一つ一つが驚きの連続で、新鮮でした。
「訪問ってなんのために行くんだろう?」「保健所の意味はなんだろう?」と悩むこともありました。そんなとき、先輩の助言や患者さんとの関わりを通して保健師の存在意義に気づかされました。
また、入庁してわずか数日で、採血の練習をしようと言われたときは驚きました。保健所で採血をすることになるとは思っていませんでしたので。練習台として先輩方が快く腕を貸してくださり、採血の練習に励んだことを覚えています。
週末は同期職員と出かけたり、旅行に行ったりしてリフレッシュしたことも良い思い出です。今でも同期職員とは旅行へ行ったりしています。

仕事のやりがい

「誰かの役に立てた!」と感じた時に仕事のやりがいを感じます。継続的に支援していた患者さんから、「いつもありがとう。またよろしくね。」と言っていただけたり、頼ってもらえたりすることはとても嬉しいです。患者さんからは多くの元気をもらっています。
また、患者さんを通して同じ保健師の方や他職種の方と共に話し合い、1つの目標に向かって取り組めることにもやりがいを感じます。直接的に患者さんの困りごとを解決できないこともたくさんありますが、多職種の方々と共に意見を出し合いながら、一歩二歩でも前に進むと、良かったなあと思います。
そして患者さんからはどんな事例でも、参考書だけでは学べない多くの事を学ばせていただいています。それは私の宝物であり今後の糧になると思っています。
その人らしく、安心して暮らしていくためのお手伝いができたとき、保健師の醍醐味を感じます。

皆さんへのメッセージ

神奈川県は、人材育成に力を入れていて、安心して働くことができ、日々成長していける職場です。先輩方は皆さんとてもやさしく、困ったことがあったときにすぐに相談できる環境であることに幸せを感じています。今後、受験される皆さんと共に働ける日を楽しみにしています!

栄養士

横須賀市立諏訪小学校:黒田 真由美 栄養教諭

H30黒田栄養教諭

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

横須賀市立池上小学校 → 横須賀市立浦郷小学校 → 横須賀市立望洋小学校 → 現所属

現在担当している業務内容

  • 給食管理(献立作成、衛生管理、物資選定・発注・管理、消耗品・備品管理、公文書管理、アレルギー対応など)
  • 食に関する指導(授業、給食指導、教材研究、指導資料作成・提供など)
  • 校務分掌(児童委員会活動・クラブ活動の指導、校内衛生管理体制・食育推進体制づくりへの参画、学校行事・PTA 行事の参加、地域への啓発活動など)
  • 校外での活動(各種研修会講師、食教育研究会の参加、食育担当者会の参加、中学校ネットワーク事業、栄養教諭教育実習生の受け入れなど)

新採用当時の思い出

「学校に一人」という専門職の立場に、不安と緊張の毎日だったなと思い出します。学校栄養士の仕事はもちろんですが、給食調理員の仕事も理解しなくては…と、信頼関係を築いていくことに必死でした。幸せなことに、職場の先輩方や市内学校栄養士の先輩方に恵まれ、たくさん支えていただいたお陰で今があると感謝しています。

仕事のやりがい

「世界一おいしかったよ!」「全部食べられたよ!」子どもたちがかけてくれる言葉が何よりの励みになっています。
同時に、新採用の頃に「私が栄養士だったら、もっと夢のある給食にしたい!」そう話してくれた児童の言葉は、振り返る余裕のない今の自分に、初心を思い出させてくれる言葉として心に刻んでいます。
小中学校での食教育は、生涯にわたる健康の基礎となるものです。
その責任を担い、夢に向かって大きく成長していく子どもたちを近くで応援できる学校栄養士の仕事に、魅力を感じています。

皆さんへのメッセージ

学校栄養士の仕事は、子どもたちの命を守る責任ある仕事です。楽しいことばかりではありませんが、子どもたちの健やかな成長を願いながら、一緒においしい給食づくりを目指しましょう。

秦野市立東小学校:仲澤 殊子 学校栄養技師

H30仲澤学校栄養技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 給食管理(献立作成、給食室内の衛生管理、給食物資の管理、帳簿類の作成、アレルギー対応等)
  • 食に関する指導(授業、給食だよりの作成)
  • その他(学校行事、委員会活動)

新採用当時の思い出

栄養士の仕事は、一人職ということもあり、初めは不安でいっぱいでした。想像以上にやるべきこと、考えるべきことが多く、気持ちが沈むこともありました。しかし、先輩栄養士や調理員、同じ職場の教職員の方々の支えにより乗り切ることができました。人と人とのつながりを大切にしなければならない職業だと感じたことを覚えています。

仕事のやりがい

子どもたちからの「おいしかった」の声は本当に励みになります。また、給食を通じて子どもたちの成長も感じ取れます。児童の身近な存在として、心身の健康を支えていけることがやりがいだと思います。

皆さんへのメッセージ

学校給食は、子どもたちにとって、毎日の楽しみであり、食に関する教材の一つでもあります。楽しかった思い出、生涯の健康づくりの土台となる学校給食を一緒に作っていきましょう。

公立小中学校等事務

公立小中学校等事務職員採用担当者:教職員人事課 島村 純康 主査

H30島村主査の写真

職務内容について

まず、はじめに皆さんは、「学校事務」とはどのような仕事だと思いますか。具体的に仕事内容を思い浮かべられる方は、そう多くはないかと思います。皆さんが、児童・生徒であった頃は、「先生」との接点はあったとしても、多くの方は、その他の学校運営にかかわる方々の仕事を直接見る機会はほとんどなかったのではないでしょうか。
「学校事務」といっても、広い意味では教員を含めた校務分掌で決められた事務のことを「学校事務」といいますが、これからお話する内容は、その中でも学校事務職員が行っている主な仕事を紹介したいと思います。
まず、毎日繰り返し行う仕事として、文書の受付や管理についての事務があります。学校では、毎日郵便で届く文書や電子メールなどを事務職員が整理して必要な情報を先生方へ伝えています。
また、電話や来客等の対応も毎日の仕事としてあります。これに対して、毎日繰り返し行われる仕事ではありませんが、計画的に行わなければならない仕事があります。教職員の給与や教職員が出張に行った際の交通費(旅費)の支払いといった庶務的な仕事、教材の購入や施設の維持管理にかかわる財務、経理事務があります。
こうした事務については、限られた予算の中で、法令、規則等に基づいて事務処理を行う必要があります。時には、学校内で要望している事項が多く、優先順位を考えて先生方へ提案して、学校運営を円滑に行えるよう工夫をしながら事務を行うといった仕事もあります。特に、児童・生徒に影響のある緊急性の高いものについては、すみやかに対応する必要があります。関係職員や関係業者の方々との調整や、いつまでに行えばよいものか等、細かな点に気を配りながら仕事を行っていく必要があります。
その他にも、児童・生徒の証明書、学割証の発行事務や転学関係に関する事務手続き等といった学事事務があります。
このように学校現場では、先生方が授業等を行う裏側で先生方が教育活動に専念できる環境づくりを支援する学校事務職員の力というものが必要とされているのです。
また、近年、学校現場の多忙化が叫ばれていますが、学校事務という専門職を配置し、学校における専門的な知識、技能等を生かした学校運営が行なわれることで学校内での事務処理体制も改善されていくことが期待されています。

求める人物像について

次に、こうした学校事務を採用する立場から、求める人物像について4つほどお話したいと思います。
まず、一つ目として、「法令や規則に基づき事務を的確に行い、事務処理日程のスケジュール管理ができる方」です。公務員には、的確性や確実性が求められます。学校を安定して運営していくためには、法令や規則等に基づいて、確実に仕事を進めていくことが求められます。今、皆さんは、採用試験の日程を見すえながら、試験に向けて勉強をしているかと思います。そうして身につけた力は、試験のためだけでなく、仕事に就いてからも、大いに役に立つ力となることでしょう。
二つ目には、「様々な人たちと円滑にコミュニケーションできる能力がある方」です。事務の仕事は、一人で黙々としていれば済むものではありません。学校では、様々な仕事を教職員が一体となって連携・協力しながら進めなければいけませんし、学校には、保護者の方、地域の方、購入した物品を届けにくる業者の方など、様々な人たちが訪れます。また、同様の人たちからかかってくる電話での対応もあります。学校事務職員は、こうした人たちと接する際に自分の持つコミュニケーション能力を発揮しながら、学校の顔、窓口として活躍が求められる職員なのです。
三つ目として、「教員が教育活動に専念できる環境づくりを支援してくれる方」です。学校は、子どもたちが教育を受けながら育っていくところです。学校事務職員には、こうした子どもたちの教育を担っている教員が、教育活動を円滑にすすめられるよう校務分掌にも積極的にかかわり、より効果的、効率的な事務処理を行うことで、学校運営を支援していただきたいと考えています。
そして、四つ目として、何よりも大切なことが、「子どもが好きな方」です。もちろん、子どもたちに直接関わって教育をするのは教員ですが、学校事務職員も子どもたちと関わることが多い仕事です。子どもたちの中には、「事務の先生」といって、学校事務職員を先生といっしょにとらえている子どもたちもいます。ですから、子どもたちと関わることが大好きな方で、「子どもたちのために」という思いを持って日々の仕事に真摯に取り組んでいける方が適した人材かと思います。

配置について

学校事務職員は原則として1校に1名の配置となっています。1名というと心配になる方もいるかもしれませんが、新採用で1名配置のところに配属になった場合でも、小中学校等事務職員で長期間勤めた方などがアドバイスする機会を設けたり、(教育委員会で)事務研修を行ったりするなど、採用後のケアなども考えています。
具体的には県全体の研修として新採用の学校事務職員を対象として、年3回の実務研修会を行っています。この研修では、採用間もない時期に県の教育施策や給与のしくみ、年度末には退職手当などについて講義があり必要な時期にタイムリーに知識を得ることができます。このほか、地域の教育事務所ごとの研修では、先輩事務職員との協議の場が設けられるなど研修を通して、若手事務職員の方が、仕事上必要となる知識や技術を身につけるためのサポートをしています。

勤務先について

勤務先についてですが、神奈川県内の、政令指定都市(横浜市・川崎市・相模原市)を除く各市町村立の小学校・中学校・特別支援学校となります。所管の行政区域といたしましては、次の1市と4教育事務所に分かれています。
1横須賀市
2湘南三浦教育事務所(鎌倉・藤沢・茅ケ崎・逗子・三浦・葉山・寒川)
3県央教育事務所(厚木・大和・海老名・座間・綾瀬・愛川・清川)
4中教育事務所(平塚・秦野・伊勢原・大磯・二宮)
5県西教育事務所(南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・小田原・箱根・真鶴・湯河原)
そのため採用試験に合格した場合には、これらの区域の学校に事務職員として勤務していただくことになります。
市町村に配属後は、基本的に、その市町村または、教育事務所管内の小中学校間での異動となりますので、安定した生活が送れます。しかし、配属後、様々な事情から他の市町村の学校で働きたいとの要望がある場合には、面接等を行った上で異動することもあります。
実際の配属先は、原則として自宅から通勤できる学校に配属されます。なお、原則として同一校勤続3年未満の人は異動の対象とはなりません。

受験のアドバイス

試験を受けるにあたって、今まで採用された方の中には、実際に出身校の先輩事務職員や恩師を訪ねて話を聞いてきた方や見学にいってきたという方もいると聞いています。こうしたことも十分参考になることかと思います。また、卒業アルバムを開いて、その頃の楽しかった思い出を思い起こしてみたり、「事務職員の目」で校舎や教室を見てみたりすることで、小中学校の児童・生徒たちを支援しようと改めて感じることができるのではないかと思います。

受験者へのメッセージ

学校事務職員は、明るく活気のある学校づくりに貢献できる仕事です。学校事務職員が先生方を支えることで、先生方は多くの時間を児童・生徒と接することができます。その結果、児童・生徒が充実した学校生活を送れるようになり、笑顔にあふれた学校にすることができます。
ぜひ、明るく活気のある学校をつくる力になってください。
最後になりますが、本日の私の説明を参考にしていただき、これまでの自分を思い返してみて、「自分は学校が好きだった。」、「自分は子どもが好きだ。」という方は、ぜひ、公立小中学校等事務の採用試験を受験してください。多くの方に受験していただき、子どもたちが、日々、元気な姿で学べる学校づくりに一緒になって取り組んでいただきたいと思います。
 

公立小中学校等事務職員:小田原市立城南中学校 伊達 晃良 事務主事

H30伊達事務主事の写真

職務内容について

皆さんは学校事務職員にどのようなイメージをもたれているでしょうか?そして母校の学校事務職員の顔と名前を思い出せますか?私自身母校の事務職員の顔と名前は思い出せません。画用紙をもらいに行ったり食器を割ったときに謝りに行ったりした記憶がぼんやりとある程度です。子どもの時の目線では学校事務職員の存在はあまり見えませんでした。では必要のない職なのでしょうか?そんなことはありません!学校を運営していくうえでとても大事な役割を担っているのです。まずは4種類の業務を紹介します。
一つ目は財務・経理関係事務です。学校を運営していくにはお金がかかります。コピー用紙や画用紙を買ったり、教材の実験器具を買ったりと様々な物品を購入します。他にもガラスが割れたら修理をお願いしたり、ピアノの調律を業者へ依頼したりします。このように、消耗品・備品・教材などの管理・発注・支払いをまとめて行っています。保護者から集めている給食費・教材費・生徒会費・PTA会費・部活動費など、多種多様なお金が存在している中、財務を統括する者として不備・不正が無いように努めていく必要があります。
二つ目は人事関係事務です。人事と聞くと職員採用や人事異動などを考えてしまいますが、採用や異動時に係る書類の取りまとめや、先生方が出張に行った時の旅費の管理、教職員の給与、とりわけ通勤手当や扶養手当などの諸手当の報告、福利厚生などが主な業務です。学校に勤めている職員は様々な雇用形態の方たちです。市費での雇用、県費での雇用でも大きく異なり、民間委託されている職の方もいます。その全てについてきちんと把握し、ミスが無いように報告をしなければなりません。特に給与関係は職員の生活と直結していますので、わずかなミスも許されません。また、引越しやお子さんの誕生などの情報にはアンテナを高くはっておき、迅速な処理を求められるとともに、知りえた個人情報の守秘にも気をつけなければなりません。
三つ目は学務関係事務です。就学援助費の申請などについては、家庭環境などとてもナイーブな面を考慮して行っていかなければなりません。しかし、就学援助制度について正しく理解していない家庭もあり、家庭の手助けとなるように私たちが説明・手続のお手伝いをし、保護者負担軽減への一助となる大切な仕事です。
四つ目は情報管理関係事務です。調査への回答や文書管理などがあります。学校には毎日たくさんの文書が送られてきます。郵便で送られてくるものやメールで送られてくるものなど、その全てをチェックし担当者へと振り分けます。収受だけではなく学校からの発送文書も一つ一つチェックをします。
このように事務職員の仕事は多岐にわたりますが、明確にここまでの仕事をやればよいという基準は決まっていません。所属校の地域性や学校事情、事務職員の個性によって働き方は様々です。働き方によっては目の前にある単純な業務だけを淡々とこなし、過ぎ行く毎日を過ごしていくことも可能だと思います。
しかし、そのような人には"学校"事務職員という職は向いていないでしょう。学校は毎日のようにイレギュラーなことが起こっています。柔軟にその場その場での判断をしていかなければなりません。また、これからの時代はAI などの技術の進歩により、単純な事務作業はなくなってしまうことが予想されます。私たちの職にも影響が及ぶことになるでしょう。学校で働いているという特性を意識し、地域や行政、保護者と共に子どもたちの豊かな育ちに進んで関与していくことが必要です。
学校事務職員は基本的に各校一人勤務となっています。一人職であるので自分でやらなければ誰もやってくれない責任重大な職です。不安に思う方もいると思いますが、現在では、初任者に対して2ヶ月間、退職されたベテラン事務職員が非常勤で指導に当たってくれます。また、ほとんどの市町では、近隣校の事務職員が集まる機会があるので、わからないことなどは相談しやすい環境があります。私自身も初任のころは共同学校事務組織などの場でわからないことをたくさん聞いてきました。一人職であるからこそ、他校であっても同じ学校事務職員としての連帯感があります。どの地区であったとしてもきっと先輩たちが優しく教えてくれます。

やりがいについて

ところで皆さんはどのような理由で学校事務職員の採用試験を受けようと思っているのでしょうか?一人ひとり違った理由があって受験しようと思われていることと思います。私自身は子どもと関わることができる仕事に魅力を感じてこの職に就きました。実際に就職してみるとそこまで子どもと関わる機会が多くはなかったのですが…。それでも事務室に来る生徒と話をしたり、子どもたちと共に過ごしたりして成長を感じるのはとても楽しいです。そして、実際に働いてみてからわかった魅力もありました。さきほどは一人職であるからこその責任や不安について話をしましたが、一人職であるからこそできることもたくさんあります。私たちはいわゆる先生ではありません。事務室の先生と呼ばれることが多いですが、あくまで事務職員であり行政職員としての視点で学校をみることができます。ここに大きな価値と可能性があると私は感じています。最近では学校における働き方改革が話題になっています。その中で事務職員に対する期待もあげられました。この期待も学校にいる行政職員であるからこそのものだと思います。今現在、私は本校での教材費事務のあり方について、よりよい形になるような提案を行っています。来年度から実施予定なので成果はまだみえていませんが、試行錯誤を重ねながら自分の手で行い、学校全体へ貢献していけることはとてもやりがいがあります。このように、一人職であるからやらなければいけないではなく、一人職だからできることがたくさんあると捉えることによって日々の充実した事務職員ライフを送ることができるのではないでしょうか。

最後に

最後に、学校事務職員について様々話しましたが、その魅力や苦労についてはまだまだあると思います。もしも母校や知り合いに伝があるようでしたら、実際に働いている学校事務職員を訪問されてみるのもよいかと思います。現場での生の声を聞くことが、一番この職について理解することができると思います。これから採用試験まではあまり時間がないかもしれませんが、試験突破まで頑張ってください。
本日の私の話が皆さまの参考となっていれば幸いです。いつか一緒に働ける日を楽しみにしています。ありがとうございました。

本文ここまで
県の重点施策
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • 未病の改善
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • マグカル
  • ともに生きる