2019年度職員採用試験に向けた説明会

掲載日:2019年5月7日

2019年3月に実施した「2019年度神奈川県職員採用試験に向けた説明会」の概要をご紹介しています。採用試験を実施する各職種職員が入庁当時の思い出や仕事のやりがいなどを語りました。

※所属名称は配属当時のものです。

農政技術(農業) 農政技術(森林) 水産 総合土木・建設技術(土木)
建設技術(建築) 環境技術(旧試験区分「化学」) 機械 電気

福祉職司書A管理栄養士・栄養士薬剤師獣医師保健師

技術系

農政技術(農業)

農業技術センター 宮崎 玲子 主任研究員

宮崎主任研究員

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

県央地域農業改良普及センター → 足柄地域農業改良普及センター → 農業振興課 → 農業技術センター → 担い手支援課 → 農業振興課 → 現所属

現在担当している業務内容

私が現在所属している農業技術センター企画経営部・研究企画担当は、当センターで実施している試験研究に関する総合的な企画・調整、県農林水産系試験研究機関の連絡調整、試験研究に関する広報等を行っています。
私は、試験研究予算の調整、外部研究資金の申請及び事業報告、共同研究および所内プロジェクト研究の推進、研究人材の育成等を担当しています。

新採用当時の思い出

最初の配属は、県央地域農業改良普及センターで野菜の担当でした。農学系の大学を出ていたので学問としての農業の知識や農作業経験はありましたが、ベテラン農業者への技術・経営指導には不安がありました。しかし、先輩方から普及指導の方法や栽培技術等について指導を受けながら進めることで、次第に農業者と技術や経営の話ができるようになりました。また、農業者からの質問などに一つずつ対応していくうちに信頼関係が生まれ、いろいろ相談してもらえるようになりました。技術、知識を身につけることは重要ですが、人との信頼関係を築くことの大切さを学びました。

仕事のやりがい

農政技術(農業)職は、行政、研究、普及等の分野に配属されますが、いずれも専門分野の技術や知識を生かせる仕事です。普及分野など直接、農業生産現場に関わる業務では、農業者や関係機関から感謝されるとやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の農業生産は多くはありませんが、地域の特徴を生かした様々な農業生産が行われています。
神奈川の強みを生かした農業の振興、安全で新鮮な農産物の安定供給に向けた支援など取り組むべき課題はたくさんあります。ぜひ、神奈川県で皆さんの力を発揮していただければと思います。

農業技術センター 横浜川崎地区事務所 福村 暢晃 技師

福村技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 横浜市の花きの普及指導活動並びに調査研究に関すること
  • 農業セミナーの総括に関すること
  • 環境保全型農業推進の総括に関すること
  • 各種農業コンクールに関すること

入庁時の志望動機

大学で学んだ農学の知識を生かして、出身である神奈川県の農業の発展に貢献したいと思ったからです。

新採用当時の思い出

私は、花きを担当していますが、入庁するまでほとんど勉強したことがない分野でした。当初は専門知識がなかったこともあり、毎日が不安で、生産者への技術指導はおろか、先輩職員と生産者の会話に参加することもできませんでした。しかし、先輩職員から一つ一つ丁寧に教えていただき、花きの普及指導について少しずつ仕事ができるようになりました。

仕事のやりがい

農業職は、専門的な技術や知識を生かしながら、行政、研究、普及など様々な業務を経験できます。また、普及は生産者に直接会って仕事をするので、自分の仕事に対する県民の反応をダイレクトに肌で感じることができます。特に、生産者から感謝されたときは達成感があり、とてもやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

農業職は、様々な立場で神奈川県の農政に携わることができ、とてもやりがいがある職種です。
皆さんと働ける日を楽しみにしています。一緒に神奈川の都市農業を盛り上げましょう。

農政技術(森林)

森林再生課 村松 広 主査

村松主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

西湘地区行政センター → 足柄上地域県政総合センター → 平塚土木事務所 → 森林再生課 → 自然環境保全課 → 現所属

現在担当している業務内容

森林所有者や林業事業体等に対して制度や知識・技術の普及指導を行ったり、市町村の森林行政の支援などを行う「林業普及指導事業」と、山に植栽するスギ、ヒノキ等の苗木の生産・流通を円滑に行うための「種苗事業」を主に担当しています。
(ちなみに、神奈川県では花粉発生源対策として「無花粉スギ」などの花粉症対策苗木の生産を推進しています!)

新採用当時の思い出

採用1年目は間伐などを行う森林整備事業の担当だったので、先輩職員とともによく現場へ行き、必要な知識や技術を教わりました。終業後に飲みに行く機会も多く、仕事はもちろんのこと、良く遊んだ印象です。また、当時はまだ所属にパソコンも数台、図面も手書き、写真はフィルムを写真屋さんに焼いてもらう時代でした。この20年の間にIT技術の進展により、仕事のやり方も随分と変わりました。(きっと今後も変わっていくことでしょう。)

仕事のやりがい

農政技術(森林)職は、主に森林や森林に携わる人々(森林所有者、林業事業体、きのこ生産者、市町村職員等)、野生動物などに関わる仕事をしています。このため、業務の対象は幅広く、異動すると未経験の分野だったりして仕事を覚えるのが大変なこともありますが、別の見方をすれば、異動のたびに新しい世界を経験することができます。また、複数の分野の仕事を経験することで、森林に対して幅広い見方ができるようになると思います。

皆さんへのメッセージ

神奈川県はいわゆる林業が盛んな県ではありませんが、神奈川県民の水源として大切な森林を守り、育てることに一生懸命取り組んでいます。丹沢、箱根など自然度の高い森林、都市近郊の里山林など多彩な森林と向き合えるのも特徴です。また、私達の職種は百数十人しかおらず、全員と顔見知りになることも可能です。そのため、良い意味で仲間意識が強く、新採用職員に対しても職場でしっかりとフォローしてくれると思います。「大学の専門外の仕事の担当になったらどうしよう…」といった心配は無用です!(大学で森林・林業以外のことを学んで入庁した方もいます。)
「神奈川の森林をより良くしていきたい!」という気持ちがあれば大丈夫です!皆さんの入庁をお待ちしています!!

自然環境保全センター 松山 美帆 技師

松山技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

承継分収林(旧かながわ森林づくり公社から県へと引き継いだ分収林)の管理や整備をしています。
・森林整備業務(間伐等)の設計、監督を行い、承継分収林の手入れをすすめる。
・分収林の契約者情報や森林整備の履歴をきちんと把握するため、管理台帳を整える。

入庁時の志望動機

人々が生活する基盤を支える自然環境の保全に携わりたいと考えていました。利益追求だけではない広域、公益的な視点から働きかけることができるのは、県職員であると思い入庁を目指しました。また、地元に貢献したいという思いや、都市と自然、歴史と最先端というように、小さな面積の中に様々な魅力が詰まっている神奈川が好きな気持ちから、神奈川県を選びました。

新採用当時の思い出

先輩職員や上司との距離が近く、コミュニケーションをとりやすい職場であると感じました。また、厚木市にある自然環境保全センターは自然ととても近い距離にある事務所です。通勤途中で野生動物の痕跡をみつけることもあり驚きました。

仕事のやりがい

森林整備の現場監督を行うと、間伐前後の森林の様子を継続して見ることができます。自分が設計した仕事の成果として、森林の環境が良くなった様子を間近で感じることができ、やりがいを感じます。
入庁直後から業務の設計や監督といった仕事を担当させていただきました。わからないことだらけで不安も大きかったですが、同じ課の先輩などに支えていただきながら成果を出せたときはやりがいを感じました。

皆さんへのメッセージ

やりがいのある仕事や若手の頃から発言しやすい職場環境、休暇等も申請しやすい雰囲気など、神奈川県へ入庁してからの3年間は公私ともに充実した日々です。神奈川のために皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

水産

水産課 山本 貴一 主査

山本主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

水産課 → 水産技術センター相模湾試験場 → 水産課 → 水産技術センター → 現所属

現在担当している業務内容

現在は、水産課漁業調整・資源管理グループに所属しており、漁業の許可や、漁業と遊漁の調整、クロマグロの資源管理等の業務を行っています。所属しているグループでは、漁船や遊漁船の登録業務、漁業に関する取締り、浮魚礁や種苗生産施設等の漁業関係の施設整備等も担当しています。また、水産課では、漁港の整備や漁業協同組合等の漁業団体への指導、漁業の後継者対策等も行っています。

新採用当時の思い出

新採用当時も現在と同じく、水産課漁業調整・資源管理班に配属されました。漁船以外の小型船舶(ヨットや港湾関係の船等)の登録事務を担当し、漁業者以外の一般の方々を対象とした業務を行いました。水産技術職は、業務の対象が漁業者や漁業関係者となることが多いのですが、それ以外の方々を対象とした仕事を行うこともできたので、視野が広がり良い経験が積めたと思います。現在のように新採用担当のメンター制度(※)もなく、社会人経験もなかったため、仕事に慣れるまでの最初の半年間程度は、いろいろと苦労しました。

※メンター制度とは、新採用職員と年齢・職等が身近な立場にある職員を新採用職員指導者(メンター)として指定し、職務の内外を問わず気軽に相談に応じ、助言を行うことで、新採用職員が県職員として円滑に職務に取り組むことができるようにするとともに、職場全体で新採用職員の育成に取り組んでいく環境を整えるために実施するものです。

仕事のやりがい

自分が担当している業務は、漁業の許可であれば漁業者と漁業者、漁業と遊漁の調整であれば漁業者と遊漁者、といった具合に、様々な利害関係者が絡んでいます。こちらを立てればあちらが立たず、といったことが日常茶飯事で、皆さんに喜んでいただける、ということはなかなか難しいのですが、自分や所属の人たちと一緒に考え出したアイデアや工夫で、問題を解決できたときにやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

水産技術職が担当している業務は、前述のとおり水産課だけでも非常に幅広く、水産技術センターでの研究職や普及員の業務等も含めると、さらに多岐にわたります。このため、異動のたびに全く経験のない業務を担当することも多く、常に自らが成長する機会があります。大変なこともありますが、やりがいもある仕事です。皆さんのチャレンジをお待ちしています。

水産技術センター 草野 朱音 技師

草野技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 東京湾の貧酸素水塊対策研究
  • プランクトン(赤潮・貝毒)調査
  • マグロ、カツオ等資源調査

入庁時の志望動機

学生時代に水産に関する勉強や研究をしてきたので、これまでの経験や知識をダイレクトにいかせる仕事をしたくて現在の職に就きました。私は県外出身者ですが、横浜や川崎のような大都会から三浦や箱根のような豊かな自然に至るまでたくさんの魅力をぎゅっと詰め込んだ神奈川県は、住むにも働くにもとても面白い土地だと思います。

新採用当時の思い出

「公務員」というと、常に机で事務処理をしていて頭も態度もお堅い…というイメージを持っていたのですが、入庁してみると色んな職種・業務があり、多くの人がとてもアクティブかつフレキシブルに働いていることに驚きました。初日の緊張もどこへやら、当初から職場の雰囲気は和やかで、日々の相談やちょっとした疑問を投げかけやすい環境でした。バスの本数が少ない(しかも混む)こと、台風が来ると職場(城ヶ島)への橋が通行止めの危機にさらされること…等々、その土地ならではのことには当時も現在も驚かされることが多いです。

仕事のやりがい

目の前の仕事に追われると見失いがちなのですが、私たちのやっている仕事の向こう側には常に漁業者さんをはじめとする神奈川県民の皆さんがいます。そのような方々から、自分の行っている調査や研究に対してリアクションがあると仕事のモチベーションがかなり上がります。ただの趣味や興味ではなく、水産という分野を軸に、「誰かのために」「何かのために」行う仕事に私自身とてもやりがいを感じています。今後、別の所属に異動になり、今とは全く異なる業務を担当することになったとしても、この想いは変わらないでしょう。

皆さんへのメッセージ

水産職は「水産」を軸に様々な場所で様々な仕事を経験できます。幅広く仕事をしていく中で、自分の武器や活躍の場を見つけられるはずです。あなたの良さを活かして、ぜひ一緒に神奈川県の水産業を盛り上げていきましょう!

総合土木・建設技術(土木)

交通企画課 梶本 崇 副技幹

梶本副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

広域幹線道路事務所 → 道路企画課 → 河川課 → 現所属

現在担当している業務内容

  • JR東海が整備を進めているリニア中央新幹線の県内区間の整備促進に関すること。
  • JR橋本駅周辺に設置されるリニア中央新幹線の県内駅設置に向けた総合的な調整に関すること。また、県内駅設置に伴う県立高校移転に関する庁内調整に関すること。

これらの業務の実務から全般的な取りまとめまでを担当しています。

新採用当時の思い出

私は、ゼネコンで現場監督、設計、新規事業開発などを13年間担当した後に、神奈川県に経験者採用で入庁しました。民間で公共事業の請負工事を担当していたときは、正直に言えば、公務員は楽な仕事だと思っていましたが、いざ、自分が公務員となって初めて、その業務が多岐にわたっていること知り、官と民の仕事の違いに驚きました。また、民間に勤務していたときは、長い残業、休日出勤、全国各地への急な出張等が当たり前のようになっており、中々自分や家族の時間を確保することができませんでしたが、入庁し、仕事と家庭のバランスが取れるようになり、家族からも喜ばれました。

仕事のやりがい

インフラ整備に係る建設技術者と言っても、官と民ではその仕事には大きな違いがあります。
直接的に「モノ造り」に関わるという意味では、民間がスペシャリストであり、その仕事に魅力を感じるかもしれませんが、官は、そのインフラを造ることの必要性から議論し、効率的・効果的な整備手法の検討、地元との合意形成、民間事業者との調整、工事の施工監理、そして、最終的にはその維持管理までと、非常に幅が広く、コーディネーターとしての総合的な技術力や経験が必要です。本当の意味での「モノ造り」に関われる仕事であり、自分が係わった事業が順調に進んでいくことにやりがいを感じています。また、若い職員でも、責任のある仕事を任されることも、仕事のやりがいだと思います。

皆さんへのメッセージ

職場は、ベテランの方から若い職員までがバランスよく配置され、困ったことや分からないことがあるときは、上司や先輩職員がしっかりとフォローしています。
入庁した後のことを不安に思わずに、受験していただければと思います。

農地課 川上 純子 主査

川上主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

県央地区農政事務所 → 足柄上地域県政総合センター → 津久井地域県政総合センター → 県央地域県政総合センター → 現所属

現在担当している業務内容

現在の配属先では、各党や市町村、関係団体からの新しい制度の創設や予算に対する要望のとりまとめ、回答の調整業務のほか、農業農村整備事業に関する県民の皆さんの理解を促進するための取り組みとして、イベントの開催や情報発信なども行っています。

新採用当時の思い出

最初に配属された県央地区農政事務所農地計画課では農業用水路や農道の整備を行う農業農村整備事業の計画や、県有財産の水路の維持管理を所管していました。採用後2年目に水路の補修工事を担当し、図面の作製から、工事の積算、発注手続き、現場監督と一連の業務を行いました。当初は、やり取りの中で飛び交う専門用語の意味さえがわからず困惑していましたが、先輩職員に丁寧に教えていただき、無事に工期内に完成検査を終えることができてほっとしたのを覚えています。

仕事のやりがい

本県で管理している農業用取水施設で一番大きいものは、約2,000haの農地に水を供給しています。水路や取水堰の改修工事が終わり、田んぼで田植えが始まると、安全で安心な農産物を県民の皆さんにお送りする基礎の部分に関わることができたと感じます。
本県は都市化が進み、農地も減少してきていますが、一方で農地が身近にある生活がいい、との意見を多く聞きます。農地は農産物の生産の場だけではなく、生物の生息や人々にやすらぎを与えてくれる場所でもありますので、農地の持つ様々な機能を県民の皆さんにPRしながら、農業土木職として仕事ができることにやりがいを感じています。

皆さんへのメッセージ

農業土木の業務は農道や水路、ほ場の整備などを行うハード事業のほか、農地や水路の維持管理に関する共同作業への支援、里地里山の保全、農業の持つ多面的機能を県民の皆さんに広く知ってもらう体験イベントの開催などのソフト事業などもあり、本県でも神奈川らしい新たな都市農業の取り組みを展開しています。
是非、県の採用試験にチャレンジしていただき、一緒に働きましょう。

海老名水道営業所 笠井 雄喜 技師

笠井技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 給水装置工事の申請に関すること(申請の受付・審査・検査など)
  • 給水装置についての窓口対応に関すること(水道埋設管の調査・相談などへの対応)

入庁時の志望動機

大学で上下水道に関することを学び、上下水道をはじめとするインフラの整備や維持管理を行う職務に関わりたいと思ったのが公務員の志望動機です。その中でも、生まれ育った神奈川県でそれらの職務に携わりたいと考え、神奈川県を志望しました。

新採用当時の思い出

水道に関する職務に就くことになりましたが、職務内容に慣れるまで時間がかかり、目まぐるしく毎日が過ぎたように思います。初めは分からないことだらけでしたが、先輩方が丁寧かつ優しく仕事を教えてくれて、安心して仕事に取り組むことができました。

仕事のやりがい

窓口などで水道業者やお客様などから給水装置工事に関する話を受ける中で、調整が難しい現場が出てくることがあります。基準にのっとって相手方と工事内容を煮詰め、ときには同じ課の諸先輩方とも相談していき、無事にその現場の水道工事が完了したときは大きな達成感を得られました。

皆さんへのメッセージ

神奈川県は横浜のような都会の地域、海老名のような開発がどんどん進む地域、津久井のような自然が豊かな地域と、様々な土木環境が揃っています。この神奈川県というフィールドは、「土木」と一口に言っても様々な分野の仕事ができる場だと思います。ぜひ、神奈川県の採用試験を受けてみてください。一緒に働ける日をお待ちしております。

建設技術(建築)

県西土木事務所 松園 良仁 主査

松園主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

住宅営繕事務所 → 住宅計画課 → 環境共生都市課 → 国土交通省(出向) → 都市計画課 → 現所属

現在担当している業務内容

現在の所属では、窓口業務を中心に、建築確認などの建築基準法に関する審査や道路の調査など、建築・開発の現場に密接に関わる業務に携わっています。

新採用当時の思い出

初めての職場では、転職前の設計事務所でも馴染みのあった工事の発注、設計業務を担当しました。周りの経験豊富な先輩方に相談しやすい職場環境で、県所有のあちこちの施設の改修工事を中心に担当し、建築技師としての基礎知識を養いました。施設利用者の方に喜ばれる、やりがいのある仕事でした。

仕事のやりがい

大学で建築を学んだ皆さんにとって、行政の仕事はあまり馴染みが無いと思います。建設業の一般的な仕事は、主に1つの建築物の「設計・施工」部門のみを担いますが、行政における建築職の仕事は、設計前の「企画」から施工後の「維持管理」まで幅広い視点で、地域全体の未来の姿を描いていく仕事です。
もし、学生時代に、まちづくりや社会の在り方について興味を持たれた方であれば、まさにやりがいを感じて取り組める仕事だと思います。

皆さんへのメッセージ

一つの部門にとどまらず、住宅政策、都市計画、建築指導、公共施設の整備など、様々な部門の仕事に携わるため、所属部署が変わるたびに自分自身の知識と経験が繋がり、拡がっていくことから、とてもやりがいを実感できる仕事だと思います。また、広域自治体の県の業務は、国や市町村との連携や議論など、人とのコミュニケーションが多く、市町村よりも広域的な視点を持って取り組めることも魅力だと思います。

建築指導課 山内 成人 技師

山内技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 建築基準法の運用に関する事務
  • 各種認定に係る技術的審査に関する事務
  • 構造に係る研修の企画及び実施に関する事務

入庁時の志望動機

前職は構造設計事務所に勤めており、担当となった建物個々の設計をするばかりであったため、もっと広域的な視野を持った仕事でかつ地元に貢献ができる仕事がしたいと思い、入庁を決意しました。

新採用当時の思い出

前職とは全く異なる業務内容であったので、入庁当初は戸惑いましたが、先輩、上司に優しく指導していただいたおかげで、早く仕事に慣れることができました。また、新採用時には一人ひとりにメンターが付くため、公私問わず、不安に思うこと、心配なことなど、いろいろな相談に乗っていただき心強かったです。

仕事のやりがい

建築基準法上の許可となった計画が現実のものとなったときや、微力ながら法改正等に関わることができたときなど、前職の構造設計事務所では経験できなかった仕事が実を結んだときに、大きなやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

神奈川県は、毎週水曜日をノー残業デーとしていることをはじめ、働きやすい環境づくりを積極的に取り入れている職場であるとともに、県民の皆様のために自らの力を発揮できる理想的な職場だと思います。私たちと一緒に、他県の方が羨む神奈川県を築いていきましょう。

環境技術(旧試験区分「化学」)

県央地域県政総合センター 柴谷 純人 主査

柴谷主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

環境計画課 → 工業保安課 → 湘南地域県政総合センター → 現所属

現在担当している業務内容

私が現在所属している県央地域県政総合センター環境調整課では、企業の事業活動に伴い排出される産業廃棄物を扱う業者(産業廃棄物処理業者)に対して処理業や施設の許可を出したり、立入検査などを通して適正処理を行うよう指導を行っています。また、アスベスト廃棄物やポリ塩化ビフェニル廃棄物などの有害な廃棄物を排出する事業者への指導を行っています。

新採用当時の思い出

最初の所属で担当した環境アセスメント(環境影響評価)は大規模事業を対象にしているため、事業者との打合せでは大企業を相手に大人数で行うことが多く、その雰囲気に圧倒されて「すごい職場にきてしまったな」という不安と緊張があったのを覚えています。ただ、当時の上司をはじめ、周囲の先輩方がとても丁寧に仕事のやり方を教えてくださったお陰で仕事にもすぐ慣れることができ、そのうち自然と不安や緊張もなくなっていきました。

仕事のやりがい

突発的に起こる事故や違反事案などに対して周囲のメンバーと協力しながら最終的に解決することができたときにはやりがいを感じます。また、日々の許認可事務一つとっても全く同じ事例というものはなく、常に深い知識や応用力が求められますが、その分、一つ一つの案件をやり終えたときには達成感を得ることができます。

皆さんへのメッセージ

活躍するフィールドは公害、廃棄物、高圧ガスや水道など多岐にわたっていて、異動のたびに新たに覚えなければならないことも多いですが、それぞれの分野は密接に関わっているものも多く、それまで経験したことが新しい異動先でも生かされることがたくさんあります。また、環境技術職には若手職員も多くとても活気があり、柔軟な発想や行動力が生かせる職場です。神奈川の環境に少しでも興味がある方は是非いっしょに働きましょう。

環境科学センター 難波 あゆみ 技師

難波技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 相模湾沿岸におけるマイクロプラスチック汚染の実態解明
  • 工場等排水立入調査
  • 地下水VOC調査
  • 廃棄物処理施設行政検査

入庁時の志望動機

生まれ育った神奈川県に貢献したかったということと、これまで学んできた知識や技術を用いて地域の環境問題を解決したいと思ったため志望しました。

新採用当時の思い出

試験研究機関への配属のため、新しい分析方法を覚えることに一生懸命でした。また、前例のないマイクロプラスチックの研究では理論的に考え、検証する力を養うことができました。

仕事のやりがい

県民の方と一緒になり地域課題を調査して解決する機会があるところや地元である神奈川県の環境をより良くすることができるところ、そしてマイクロプラスチック調査など最新の環境問題に触れることができるところにやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

神奈川県庁には様々な分野で活躍する職員が大勢います。その中でも公害・廃棄物・安全防災・水道などの分野から将来の神奈川の環境を守ることができる魅力的な仕事に携わることができます。これまで学んできた知識や技術を生かして環境に携わる仕事をしたい、環境問題に興味がある方は是非チャレンジしてみてください。皆さんが神奈川県庁にご入庁されますことを心よりお待ちしております。

機械

寒川浄水場 平井 盛太郎 主任技師

平井主任技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

酒匂川水系ダム管理事務所 → 現所属

現在担当している業務内容

  • 寒川浄水場管内のポンプ所・配水池などの機械設備(ポンプ・バルブ等)について、工事計画の立案、設計(費用算出)、工事業者との調整、工事書類の確認整理、技術上の指導調整など
  • 上記設備のメンテナンス作業、故障発生時の対応など
  • 箱根地区で行っている水道事業包括業務委託についての技術上の調整・確認、設備の更新修理計画立案など

新採用当時の思い出

採用された日に、地元の近くの職場に配属されました。その所属では複数のダムを管理しており、地元にそのような施設があるとは知らなかったので、最初は驚きました。
実務の知識や経験などなく、何も分からずに仕事を始めましたが、先輩方に本当に多くのことを教えていただき、一から十までお世話になり、非常に感謝しております。
ダムでの最初の放流は緊張しました。放流前にサイレンを鳴らすのですが、音が非常に大きく、緊張が増したのを覚えています。その後は無事に仕事が終わって家に帰れたのでほっとしました。

仕事のやりがい

仕事の一例として、古くなったポンプ等の設備を新しいものへ取り替える工事を担当することが多いです。ポンプ以外の周辺設備も同じように古くなっているため、全ての設備をポンプと一緒に取替えてしまいたいところですが、全て停止させてしまうわけにはいかないので、運用の隙間を縫うように計画するなど、パズルのようで意外に面白く感じるところがあります。
ポンプの先はお客様へつながっています。ライフラインである水道水を供給するという大事な仕事なのでプレッシャーもありますが、自分がお客様の生活に貢献しているという大きなやりがいを感じられます。
そして、自分が計画した工事を業者の方々と一緒に実施していきます。工事方法の打合せでは、仕様が満たされているか、いつまでに工事を終えられるか等、様々な確認や検討を行う必要があります。いろいろな課題や懸案を解決して工事を完成させれば、今後数十年にわたって水道水の安定供給に資することができるため大きな達成感を得られます。
工事の規模によっては浄水場や大規模ポンプ所の運用を変えるなど、影響が広範囲にわたる仕事に関わることになりますので、県営水道という大きなインフラ設備に携わっていると実感できます。

皆さんへのメッセージ

企業庁は技術職の人が多い職場なので、周りの先輩に相談しやすい環境だと思います。私の経験でも先輩方は相談にもよく乗ってくださり、いろいろなことを教えていただきました。知識や経験も学生時代のものよりも、仕事の中で身に付けたものが多く、担当の仕事を中心に学んできました。
機械職は人数が少ないですが、機械職同士の交流もあり、良い関係を築けています。もし、悩みがあれば、自分の職場の先輩だけでなく、他職場の機械職の先輩に相談できるような縦横のつながりがあります。

住宅営繕事務所 村上 侑亮 技師

村上技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 神奈川県内の県有施設(学校を含む。)に対する建築設備の設計、発注、監理業務
  • 住宅営繕事務所 機械設備課内での単価作成、文書整理

入庁時の志望動機

大学生のとき、神奈川県に4年間住んだこともあり、都心にも近い割に自然も多く住みやすい場所だなと感じていました。前職は全国転勤だったこともあり、一つの場所で働きたいと強く思い始めました。全国よりも地域を意識し、それでいて市よりも幅広く仕事をしたい!と思い、縁のある神奈川県を志望しました。

新採用当時の思い出

入庁してすぐの頃は、前職と仕事の内容が大きく変わったので、どのように仕事を進めたらよいのか全くわからない状態でした。また、ルールや決まりなども多く、その都度、上司にたくさん質問しました。上司も嫌がることなく、とても丁寧に教えていただき嬉しかったのを覚えています。建築設備の専門用語などの知識は、自分で勉強するしかありませんが、担当の仕事で困ったことなどは、課内全体で解決するといった雰囲気で、何回も助けていただき今でも、「入庁して良かったな」と思います。

仕事のやりがい

基本的に一つの工事が終わるまで、設計から含めると2~3年ほどかかります。そのなかで、判断や意見を求められるなどプレッシャーを感じることもありますが、その分”カタチ”として目に見えるものになったときの達成感はたまりません。また、1年後の建物点検の際に利用者からのうれしい声を実際に聞くと、「ここの工事に携われて良かったな」と改めて思います。

皆さんへのメッセージ

機械職は、県庁全体でみると人数は少ないですが、その分すぐに同職の人たちとは顔見知りになれます。また他の課と一緒に仕事することもあり、たくさんの人と関わることができます。職場自体も困ったことなど気軽に相談できるアットホームな雰囲気で、楽しく仕事ができます。少しでも興味を持った方はぜひとも受験を検討してみてください。皆さんと一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。

電気

発電課 宮﨑 智之 副技幹

 

宮崎副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

谷ヶ原浄水場 → 津久井事務所(現:相模ダム管理所) → 相模川水系ダム管理事務所 → 寒川浄水場 → 発電総合制御所 → 相模川発電管理事務所 → 現所属

現在担当している業務内容

  • 電力料金収入に関すること。
  • 負担金に関すること。
  • 技術関係の報告書及び記録にすること。
  • 発電所の保安及び運用に関すること。
  • 工事検査に関すること。
  • 電気、機械関係の設計基準にすること。

新採用当時の思い出

新採用として配属された部署では、水道施設である浄水場内外に設置している電気・機械・薬注設備などの遠方による監視業務と運用計画等を行う担当をしていました。また、設備の故障時には、夜間を含め、現場対応を行い、県営水道の安定供給に日々、努めたことを覚えています。
当時、管内には、50ヶ所ほどの場外施設があり、公用車には、カーナビゲーションもなく、場所を覚えるのがまずは仕事、と言われましたが、たどり着けずに迷った事もありました。

仕事のやりがい

企業庁では、水道事業や電気事業、共同事業などを運営しています。
電気職は、浄水場や発電所、ダムなどのライフラインに係わる電気・機械設備を24時間、365日問題なく稼動するために設計・維持・管理・運転業務などを行っています。
電気職の仕事をしていると、設備の更新や、新規施設の建設等の設計監督業務に巡り合うことがあります。
業務は、計画・検討・調整・調査・申請など幅広くありますが、その分、自分の思いを入れ込む事ができ、完成までたどり着いたとき、達成感を得る事ができます。

皆さんへのメッセージ

今まで学んだ専門分野の知識や技術を直接的に生かす機会は、必ずしも多くないかもしれませが、広い視野を持って、仕事とは何かを、議論できる職員を目指して欲しいと思います。
電気職は、互いに顔見知りになる機会が多く、いろいろと相談できる環境です。是非、受験して、一緒に働きましょう。

流域下水道整備事務所 春原 和浩 技師

春原技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

庁舎管理課 → 現所属

現在担当している業務内容

  • 相模川及び酒匂川流域下水道事業に係る電気工事の設計、監督
  • 文書事務担当
  • 情報化担当

入庁時の志望動機

前職ではIT関係の会社に勤めていましたが、より社会貢献に直結する仕事をしたいと考えるようになり、神奈川県への入庁を志望しました。

新採用当時の思い出

前職から仕事内容が大きく変わり、当初は戸惑いが大きかったです。
面接で強電分野の仕事に興味があることを伝えていたので、強電の仕事に配属されると考えていましたが、最初の配属は弱電設備の維持管理の仕事でした。
庁舎の耐震改修工事に併せて、電気設備の更新等を行っている最中に入庁したため、古い設備と新しい設備の両方に触れる貴重な経験をすることができました。当時はわからないことだらけでしたが、先輩方から基本的な事柄から仕事を教えて頂き、徐々になじむことができました。

仕事のやりがい

現所属では、神奈川県流域下水道の各処理場における、電気工事に係る設計積算、工事監督が主な仕事です。
下水道の整備は公衆衛生の向上や公共用水域の水質の保全を目的としており、ひとたび問題が起これば県民生活に大きな影響を及ぼしかねない仕事です。責任とともにやりがいも大きな仕事だと感じています。

皆さんへのメッセージ

電気職の職務は発注、工事監督や維持管理、弱電から強電までと幅が広いため、所属が変わるたびに覚えることが多いですが、自分の仕事の幅が着実に広がるのを実感できます。
未経験や異分野から転職の方も多く在籍しているため、電気の仕事をしたことのない方もぜひ受験を検討して頂ければと思います。

免許資格職

福祉職

障害福祉課 岡村 尚 主査

岡村主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

中井やまゆり園 → 中央児童相談所 → 平塚児童相談所 → 現所属

現在担当している業務内容

指定障害福祉サービス事業所等の実地指導、監査

新採用当時の思い出

採用時、中井やまゆり園への配属は自身しかおらず、不安でしたが、勤務を始めると先輩職員が非常に優しく接してくださり、安心した覚えがあります。

仕事のやりがい

中井やまゆり園においては、いかに利用者の生活をより良いものにするか、様々な視点から考えて支援しました。よい結果が得られた際は非常に嬉しかったです。
児童相談所では、虐待対応がメインの仕事でしたが、担当した子どもから、「将来は児童相談所で働きたい」と言われ、非常に嬉しかったです。
現所属では、事業所指導が中心で、利用者に直接関わることは少ないですが、事業所指導を通じて利用者の生活向上や、利用者への支援の適正化を図っています。間接的でありますが、直接的な支援に比べ、多くの利用者に対して効果が得られる可能性があります。

皆さんへのメッセージ

神奈川県は、福祉に力を入れている都道府県で、県直営の障害者支援施設、乳児院、障害児入所施設があります。神奈川県における福祉職の業務は、これらの施設系業務だけでなく、福祉事務所(生活保護)や児童相談所、女性相談所等のケースワーカー業務、障害福祉課や子ども家庭課、地域福祉課、高齢福祉課等の本庁業務まで多岐にわたります。加えて、県内市町村を支援するのが都道府県の役割であり、市町村支援を通じて、利用者の生活向上を目指すことができます。
利用者への直接支援、保護者や家族支援、施策の企画立案、市町村支援等、様々な分野で働けるのが神奈川県です。皆様と一緒に働ける日をお待ちしています。

さがみ緑風園 京角 一希 主事

京角主事

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

さがみ緑風園は重度身体障がい者の入所施設です。私は生活第2課の女性ホームに所属しており、利用者の生活支援、個別支援計画の作成、園外行事やホーム内の余暇の企画等を行っています。また、ホームでの役割の他に、排泄ケア委員会では、ケアの質の向上を目指し、研修の開催や排泄ケアにおける課題の抽出と改善策の検討に取り組んでいます。また、今年度新たに発足したノーリフト推進プロジェクトでは、持ち上げない介助についてアンケートの実施や報告会での発表、今後の取り組みについての検討等を行っています。

入庁時の志望動機

大学生のとき、神奈川県立ひばりが丘学園(現在は閉園、知的障がい児入所施設)で実習やボランティア、アルバイトをさせていただきました。県職員の方の様々な経験による幅広い見識と、優しさや熱意をもって利用者支援にあたる姿をみて、こんなふうになりたいと憧れました。
大学卒業後は、民間の知的障がい者入所施設や高齢者デイサービスに勤務しました。そのなかで、今後どんな自分になりたいか、どんな仕事をしていきたいかと考えた際、福祉に携わる様々な分野で多種多様な仕事を経験したい、憧れの県職員の方のようになりたいと思い、神奈川県を志望しました。

新採用当時の思い出

各利用者に特化した複雑な介助方法や、構音障がいの方の言葉の聞き取り等、初めはコミュニケーションも介助も上手くできず、悩み、落ち込むこともたくさんありました。日頃から積極的なコミュニケーションを心掛け、本人から身体の状態や思いを聴き、徐々に関係を構築していくことで介助できるようになりました。また、不安なことや悩んでいることは先輩職員や上司にすぐに相談でき、同期とも話をすることで、1人で悩まず、前向きに取り組むことができました。私が所属している女性ホームでは、遷延性意識障がいの方や、経管栄養、気管切開、排便コントロール等の医療的ケアが必要な方々もおり、言葉以外の様々なコミュニケーションや福祉と医療の連携の重要性を感じました。

仕事のやりがい

日々変化する利用者の状態に応じて、支援も変わっていきます。私たちが行う生活支援には、明確な正解がありません。相手について理解することや、相手の立場になって考え、支援することは容易でないからこそ、相手に寄り添うだけでなく、多くの気づきや経験、様々な考え方が必要であり、チームで支援することが大切であると考えます。本人や家族の思いを聴きながら、診療所やリハビリと連携し、その方に適した支援を行うことの難しさや重要性を感じるとともに、利用者から良い反応が返ってきたときや希望する生活に少しでも近づくことができたときにやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

福祉職として働く場は県でなくてもたくさんありますが、神奈川県という1つの組織に所属しながら、様々な職場で生活支援、相談業務といった仕事が経験でき、それだけでなく政策にも携わることができるのが県職員の魅力です。悩むことやつらいこともありますが、明るく前向きな職場で、様々な経験を積んだ先輩職員や上司がいつも相談にのってくださいます。皆さんとチームとなり、一緒に働くことを楽しみにしています。

司書A

川崎図書館 小林 利栄子 主査

小林主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

県立図書館 → 川崎図書館 → 県立図書館 → 県立神奈川総合高等学校 → 現所属

現在担当している業務内容

川崎図書館は、ものづくりを支援する図書館として、技術分野を中心とした専門的な内容の資料を扱っています。
私は雑誌の受け入れ担当として、学会誌や講演論文集の選定作業や受け入れ管理、発行元である学会や書店との連絡調整を行っています。また、川崎図書館は昨年4月に川崎市川崎区から高津区へ移転をしました。昨年の今頃は、資料をどこにどう引っ越すのか、開館までの準備作業など、移転業務に明け暮れていました。

新採用当時の思い出

県立図書館で貸出や返却、予約などの利用者サービスを行いました。私は、大学で専攻とは別に司書資格を取得したので、図書館実習の経験がなく、毎日ドキドキしながらカウンターに立ちました。また、他県の公共図書館と資料の貸借を行う仕事も行いました。資料がどこかで誰かのために立っていること、利用者のために必要な資料を探し出して提供できることがとても嬉しかったです。

仕事のやりがい

川崎図書館の雑誌は市販されていないものが多く、入手するためには煩雑さを伴います。
そのため、雑誌が利用されて役に立っていることは喜びとともにやりがいを感じます。また、県立の図書館では、同僚と一緒に様々な仕事を行います。力を合わせて一つの仕事を行ったときなど、達成感とともにやりがいを感じます。神奈川県では、県立の図書館も学校図書館の仕事も幅広く経験することができます。県立の図書館では、より専門性を深めることができます。学校司書は図書館の管理運営を一人で行うので、手ごたえがダイレクトにわかります。それぞれにやりがいと醍醐味があり、甲乙はつけがたく、どちらも司書としての経験を深めることができます。

皆さんへのメッセージ

県立図書館は「魅せる図書館」「価値創造の場としての図書館」として再整備される方向性が示されています。また、川崎図書館も「ものづくりをサポートする図書館」として移転開館しました。生徒の学びを支援する学校図書館は、生徒の知る力を伸ばすサポートができたときにやりがいを感じる活気あふれた職場です。これらの図書館をさらに前進させていくためには、皆さんの力が必要です。一緒に新しい図書館を作り上げていきましょう。

県立横浜平沼高等学校 丸山 慶子 学校司書

丸山学校司書

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

現所属に学校司書は一人しかいないため、学校図書館の実質的な管理運営に関する業務は、全て担当しています。資料の貸出・返却・選定・受入・登録・配架・廃棄、生徒や教員への資料案内、他校や県立図書館との連携、図書委員会の運営、図書館の授業利用や資料の活用など教員との連携、その他校務等です。

入庁時の志望動機

神奈川県の図書館や司書の取り組みに興味を持ったことがきっかけです。また、小さいときから神奈川県には遊びに来ていて、いつか神奈川で暮らしたいと思っていました。司書になりたいと思ったのは中学生の頃。図書委員として精力的に活動する中で、データを整理する楽しさや、資料を使って答えにたどり着く楽しさに目覚めました。

新採用当時の思い出

同期が全員県立図書館へ配属されるなか、私一人だけが学校配属でした。初めての学校での一人勤務に相当緊張していたようで、先生から「顔が引きつっていた」と後日笑われた程です。前任の方や、他校や県立図書館の司書さん、先生方、生徒達の協力もあり、今は学校司書として楽しんでいます。本好きな生徒達が好きな本についてたくさん熱く語ってくれたり、図書委員さんと文化祭の古本市で配布するしおりを一緒に作ったり、新鮮さに溢れた毎日です。

仕事のやりがい

学校図書館は、公共図書館に比べると利用者との距離がずっと近くて濃密です。資料の選定をしながら「この本あの子たちが読みそうだな」と思うこともあり、その子たちが借りていくと、自分の読みが当たったようで嬉しくなります。授業利用で足りない資料を購入や相互貸借でかき集め、先生方に「こんなに集めてくれるなんて!」と驚きつつ感謝されたり、それらの利用を通して生徒が図書館や本を少しでも「楽しい」と思ってくれるのも嬉しいです。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の司書は、「司書」という枠にとらわれず、いろんなことに挑戦できます。やったことがなくても大丈夫!私を含め、先輩方や周りがしっかりサポートします☆ぜひ、私たちと一緒に、神奈川県で司書として活躍しましょう♪待ってます!

管理栄養士・栄養士

管理栄養士:子ども自立生活支援センター 荻野 利江 主査

荻野主査

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

ゆうかり園 → 鎌倉老人ホーム → 中里学園 → 茅ケ崎保健福祉事務所 → おおいそ学園 → 現所属

現在担当している業務内容

乳児院・福祉型障害児入所施設・児童心理治療施設における栄養管理業務・給食管理業務・食育実施
〈具体的業務〉利用者の栄養管理計画・献立作成・評価、食育の実施(情報発信、イベント給食等)、調整業務(食数把握・変更、委託給食会社との調整)等

新採用当時の思い出

肢体不自由児施設に配属されました。障がいのある方との接点がそれまで無かったので、子どもたちとのコミュニケーションの取り方や適した形態での食事の提供に戸惑いました。一人職種でしたので、業務は前任者のやり方を踏襲しつつ調理職員さんや事務職の先輩や上司に指導していただき、福祉施設の栄養士の役割とは何かを考えながら、毎日奮闘していました。

仕事のやりがい

管理栄養士は、食を通して「人」を健康に、そしてより豊かな生き方ができるようサポートするのが仕事と考えています。そのために今何をすべきか、何ならできるのか。日々の栄養管理のルーティンワークから見えてくるものもあるので、忙しい中でも課題を多くの人と共有して解決に一歩近づけたり、協同で取り組みを実施できたりしたときは、苦労した分、やりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

先日、当センターの子どもたち(赤ちゃんから高校生まで)に食育を行いました。料理を作る場面をあまり見たことがない子どもたちの目の前で調理して、できたてを食べる家庭体験が目的です。次はどんな食育をやろうか…と、とても楽しみながら仕事をしています。
神奈川県には他にもいろいろな所属があり、管理栄養士の業務を幅広く経験して実力をつけることができます。
産休・育休は当然のことながら、子供の看護休暇などの子育て支援制度や、介護支援制度も充実しており、ライフプランに合わせた働き方が可能です。
県規模の「人」の健康と栄養に関わる仕事を、一緒にしませんか!

管理栄養士:平塚保健福祉事務所秦野センター 櫻井 奏美 技師

櫻井技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

小田原保健福祉事務所 → 平塚保健福祉事務所秦野センター

現在担当している業務内容

  • 特定給食等指導事業に関すること(給食施設への実地調査及び指導、給食施設向けの
    講習会の開催など)
  • 国民健康・栄養調査に関すること
  • 管理栄養士課程の臨地実習に関すること
  • 専門的栄養指導に関すること
  • 栄養成分表示普及啓発及び活用推進事業に関すること(事業者からの相談対応、消費
    者への普及など)

入庁時の志望動機

一次予防に興味があり、栄養や健康に関する情報を多くの人に知ってもらいたいと思ったため志望しました。

新採用当時の思い出

管理栄養士2名配置だったため、もう1人の管理栄養士の上司の方に手取り足取り教えてもらいながら、手探りで業務を進めていきました。また、他所属の管理栄養士の方々にもいろいろ教えてもらいました。分からないときに相談できる人がいるのはとても心強かったです。

仕事のやりがい

学校や保育園、病院、高齢者施設、事業所給食など様々な給食施設を見ることができるのはとても楽しいです。給食施設を見ていく中で、他施設の好事例を伝えたり、多くよせられる悩みを講習会のテーマにしたりと、給食施設の役に立つような情報を提供できたときにやりがいを感じます。
給食施設従事者や市町村、関係団体など、業務では様々な方と関わります。その関わりを通して、地域の栄養・食生活の改善に寄与していくことが保健所管理栄養士の強みではないかと思います。

皆さんへのメッセージ

保健所管理栄養士は、給食施設従事者や市町村、関係団体など様々な方と関われることが大きな魅力です。その中でいろいろなことを吸収し、地域の栄養・食生活の改善につなげています。また、分からないことは先輩栄養士に相談しやすい環境だと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしております。

栄養士:横須賀市立鴨居小学校 納谷 みのり 学校栄養技師

納谷学校栄養技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

新規採用時から現所属

現在担当している業務内容

  • 給食管理(栄養管理、献立作成、衛生管理、予算管理、給食物資発注・管理、消耗品・備品管理、帳票作成、報告書作成、アレルギー等の個別対応など)
  • 食に関する指導(授業、給食指導、指導資料作成・提供など)
  • その他(学校行事・PTA行事の参加、委員会活動の参加など)

新採用当時の思い出

私自身、横須賀市の給食を食べて育ちました。採用が決まったとき、これからは自分が栄養士として給食を提供できることに嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
最初の二か月間は栄養士の仕事内容や学校全体の流れなど、何もかも分からず毎日が精一杯の日々でした。大学生の頃に行った小学校での臨地実習は、ほんの一部分しか見えていなかったのだと、痛感しました。新採用当時、そして今でも先生方や調理員さん、他の学校の栄養士さんなど周りの方々に助けていただきながら、日々の業務に取り組んでいます。

仕事のやりがい

給食の時間には教室を回り、子どもたちの様子を見るようにしています。食に関する授業を行う際は給食を教材として取り上げ、子どもたちが授業と給食時間の内容をつなげられるよう工夫しています。子どもたちが苦手なものも食べようとしたり、家でも食べ方に気を付けようとしたりするなど、授業を通して子どもたちが変わろうとする姿を見たときにとてもやりがいを感じられます。「給食って勉強になる!」と言う言葉を聞いたときはとても嬉しかったです。学校に一人だけの専門職のため、責任ある立場で大変なこともありますが、魅力ある職業だと思います。
また、運動会や卒業式など、給食以外の場面でも子どもたちの成長を間近で見守ることができるのは、学校で働く魅力の一つだと思います。

皆さんへのメッセージ

生きた教材である給食を通して、子どもたちの健康を支える仕事です。子どもたちにとって思い出に残る給食を一緒に作っていきましょう。

栄養士:県立保土ケ谷養護学校 堀越 あゆみ 学校栄養技師

堀越学校栄養技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

県立鶴見養護学校 → 現所属

現在担当している業務内容

  • 給食管理(栄養管理、献立作成、衛生管理、予算管理、給食物資発注・管理、消耗品・備品管理、帳票作成、報告書作成、配慮食・アレルギー等の個別対応など)
  • 食に関する指導(授業、給食指導、個別食事相談、集団肥満指導、指導資料作成・提供など)
  • その他(学校行事など)

新採用当時の思い出

一人職のため、質問したいことがすぐに聞ける環境ではないことに戸惑う毎日でした。栄養士としての仕事はもちろん、給食調理員の仕事も理解し、校内の要望にも応えていくことに精いっぱいだったと思います。一人職には良さもあり、仕事配分を自分で調整できるので自分のペースですすめることもできました。前任の方をはじめとする先輩栄養士やまわりの教職員の方々にとても親切にしていただき、皆さんの支えがあって乗り越えられたことがたくさんありました。栄養士の仕事は、多職種の方々との関わりを大切にしなければ成り立たない仕事だと学んだ一年でした。

仕事のやりがい

「今日ね、わたしが好きな給食なの」、「また食べたいな」と笑顔で声をかけてもらえることや、先生方から「このメニューなら食べたの」、「このかたさなら自分で食べやすいみたい」などと教えてもらい、児童生徒の変化を感じ取れることはとても励みになります。授業などで子どもたちと関わる中で、食を通じて健康教育に携わることができることはこの仕事のやりがいの一つです。

皆さんへのメッセージ

学校栄養士は、食を通じて子どもたちの成長を直接感じ取ることができ、教育に関われる仕事です。命を預かり、安全に給食を実施する責任のある仕事でもあります。子どもたちの笑顔がいっぱいの職場で、仕事ができることは幸せなことだと感じています。一緒に楽しくおいしい給食づくりを目指しましょう。

薬剤師

平塚保健福祉事務所 大橋 美至 副技幹

大橋副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

県立循環器呼吸器病センター → 平塚保健福祉事務所 → 生活衛生課 → 茅ケ崎保健福祉事務所 → 現所属

現在担当している業務内容

  • 環境衛生課業務の企画調整・監視指導全般
  • 住宅宿泊事業法(いわゆる民泊)に関する業務
  • 墓地、埋葬等に関する法律(墓地)に関する業務(大磯町・二宮町)

新採用当時の思い出

学生から社会人となり、大人に守られていた存在から、公務員となり人のために働く存在になるのだという責任と緊張感、これから38年という学生時代よりもはるかに長い期間、仕事を続けていくことができるのだろうかという漠然とした不安があった中で、配属先の上司の方々をはじめいろいろな職種の方が、ユーモアを交え、不安を和らげるように助けて下さいました。
病院勤務でしたので、患者さんや医療スタッフからの問合せに即座に正確に応えられるように、また一人分の仕事を早くこなせるようになろうと、必死になって医薬品について勉強し、毎日があっという間だったことを思い出します。

仕事のやりがい

営業者の方からの許認可に関する相談に対して、プラスαの提案をし、大変参考になったとお礼をいただいたときや、県民の方からの相談に対し、その方の置かれている環境の中で一番良いと思われる方法を一緒に探し出し、後日その方から問題を解決できたと喜びの電話をいただいたときに、この仕事を頑張って良かったと感じます。

皆さんへのメッセージ

環境衛生・食品衛生・薬事衛生など業務の範囲はとても広く、薬剤師としての知識以外にも、多くの新しい知識や技術を得られる機会があります。また、公務員だからこそできる仕事や、様々な職種の方々と公衆衛生という幅広い知識を活かして、県民の皆さんのために一緒に取り組む仕事もあります。
いろいろなことにチャレンジしてみたい薬剤師の皆さん、ぜひ神奈川県にいらしてください!

薬務課 中島 由紀子 技師

中島技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 医療機器製造業及び医療機器修理業の登録・許可に関する業務
  • 国家検定に関する業務
  • 薬事工業生産動態調査に関する業務
  • 薬事経済調査費委託金の事務に関する業務

入庁時の志望動機

薬事衛生、食品衛生、環境衛生など幅広い分野で仕事ができる点に魅力を感じたことや、それらの公衆衛生に携わることで、県民が健康で安心して生活できる環境を作る手助けをしたいと考え、志望しました。

新採用当時の思い出

神奈川県では、医療機器の製造業や修理業の登録・許可を取得している業者さんが多いので、調査に行く頻度が多いです。そのため、出かける先々でたくさん学ぶことができ、とても新鮮でした。また、大学時代では医薬品医療機器等法について深く勉強してこなかったのですが、現在の業務ではその法令や通知等を基に業者さんへ指導を行うので、その勉強をすることと、わかりやすく説明することに苦労しました。

仕事のやりがい

法令、通知等を勉強し、それらの根拠を基に業者さんに適切に指導することで、県民の健康被害を防ぐことに責任とやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

神奈川県の薬剤師は、幅広く公衆衛生に携わることができ、様々な知識を身につけることができると思います。また、困ったときに相談できる上司や先輩方がいる環境であることに幸せを感じています。
今後、受験される皆さんと共に働ける日を楽しみにしています。

獣医師

畜産課 森 一憲 副技幹

森副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

県央家畜保健衛生所 → 東部家畜保健衛生所 → 畜産課 → 県央地域県政総合センター → 畜産課畜産振興グループ → 農政課 → 現所属

現在担当している業務内容

畜産課では、安全で高品質な畜産物(牛乳、牛豚鶏肉、鶏卵、はちみつ等)を県民に安定して供給するため、先端技術を活用した能力の高い家畜の育成や地域と共生するための畜産環境対策、また、家畜の伝染病予防など、畜産業全般に係る業務を行っています。
私が所属する安全管理グループでは、鳥インフルエンザや豚コレラなどの家畜伝染病予防、獣医事及び薬事指導、家畜人工授精師や流通飼料等の指導を行っています。また、畜産物の出口戦略(畜産物の流通・消費拡大、ブランド化及び6次産業化)も推進しています。その中で私は、「かながわ畜産フードコレクション」の企画や県産畜産物を扱ったフェアの開催など、イベント等を通じた県産畜産物の知名度向上にも取り組んでいます。

新採用当時の思い出

最初の配属先は、厚木市にある県央家畜保健衛生所でした。酪農家や肉用牛農家の衛生技術指導や受精卵採取業務を担当しました。新人の獣医師が実際に牛を飼われている生産者に敵うわけもなく、毎日、四苦八苦していましたが、先輩や生産者、臨床獣医師の皆さんに根気強く教えていただき技術を身に着けることができました。
3年が経ち、次の所属へ異動が決まった際、生産者、臨床獣医師の皆さんが送別会を開いてくださったときには、とても嬉しかったです。

仕事のやりがい

鳥インフルエンザや豚コレラなど重要な家畜伝染病が発生した場合は、防疫対応の一躍を担い、責務は重大です。一方で、生産者と一緒になって百貨店やホテル等に県産畜産物をPRし、販路拡大を行うなど、とても幅広い仕事は公務員の獣医師ならではのやりがいを感じます。

皆さんへのメッセージ

神奈川の畜産の規模は決して大きくありませんが、大消費地を抱え、県民の多種多様なニーズに答える仕事ができます。公務員の獣医師の果たすべき役割も、ますます多様化していきます。新しい事にどんどんチャレンジする前向きな人をお待ちしています。

生活衛生課 岡部 正太 技師

岡部技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

  • 食品衛生の普及啓発に関するリーフレット等の作成
  • 食品等輸入事業者向けの講習会の実施
  • 食の安全・安心に関する相談ダイヤルの対応
  • 食品等の検査結果の統計処理

入庁時の志望動機

大学に入学した当初は臨床獣医師として働くことを希望していましたが、自分が何のために働くのかということを考えたときに公衆衛生獣医師を志すようになりました。生まれ育った神奈川県の行政に携わることができる点や業務内容が幅広く多くのチャレンジができる環境に魅力を感じ神奈川県への入庁を志望しました。

新採用当時の思い出

入庁してすぐは、学生時代に獣医師になるために学んだ分野に収まりきらない法律の解釈や実務的な部分で不慣れなために戸惑うことが多々ありました。しかし、分からないことをいつでも聞くことができる環境が整っていることや上司、先輩方の手厚いフォローもあり一つずつできることが増えていきました。また、公衆衛生獣医師として働く先輩方は非常に熱意と誇りをもって仕事に取り組んでいる方ばかりです。そのような先輩方と一緒に仕事をするたびに、自分もさらに頑張らなくてはと日々刺激をもらっています。

仕事のやりがい

生活衛生課は獣医師や薬剤師、栄養士などの免許資格職の方が多く在籍し、県民の皆さんが衛生的に安心して生活するための業務を行っています。業務内容は大きく環境衛生、動物愛護、食品衛生に分かれます。その中で私は食品衛生グループに所属し、主に県民の皆さんに「食品衛生」について分かりやすく普及、啓発をする業務に携わっています。食品は日常生活になくてはならないもので、すべての人がその安全・安心を望んでいます。食の安全・安心を守る仕事は県民の皆さんの健康に直結し責任を迫られる業務ですが、大変やりがいを感じています。

皆さんへのメッセージ

公衆衛生獣医師の業務は多岐にわたりますが、どれも必ず県民のためになる仕事です。獣医師の資格を生かして働きたい方、県民のために働きたいと考えている方、様々な業務にチャレンジしてみたいと考えている方、ぜひ一緒に働いてみませんか。

保健師

厚木保健福祉事務所大和センター 石川 奈穂 副技幹

石川副技幹

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

藤沢保健所 → 二宮町派遣 → 厚木保健福祉事務所 → 相模原市派遣 → 平塚保健福祉事務所秦野センター → 現所属

現在担当している業務内容

主に難病患者対策事業を担当しています。具体的には、指定難病医療費助成事務・患者家族への保健指導・地域人材育成・地域ケア体制整備などです。個別支援は地区担当制なので、感染症や結核の保健指導も実施しています。また、課内の保健師や非常勤保健師の業務調整の役割を担っています。

新採用当時の思い出

住民の方に「あなたの前任者の言葉に傷つけられたから相談したくない。」と言われ、謝罪したことがあります。心が開かれるように言葉をかけお待ちしたところ、かなり経ってから相談希望の連絡が入りました。早期に相談に繋げる事だけが正解ではないこと、相談者の気持ちに寄り添うことの大切さが実感できた思い出です。

仕事のやりがい

地域を支えている関係機関の方々の困っていることを取り上げて事例検討や勉強会を開催し、地域のネットワークづくりに役立てられたことがありました。地域の課題やニーズをタイミングよく繋げられたとき、地域づくりに貢献できたと感じます。

皆さんへのメッセージ

あなたの目指す保健師像はどのようなイメージでしょうか?神奈川県には様々な仕事があり、経験を積んだ多くの保健師がいます。きっとあなたの理想の保健師と出会えると思います。また、経験を積んで何年たっても成長し続けられるように、神奈川県の保健師はどうあるべきかを検討している先輩方をみていると刺激を受けますし、次世代のことをとてもよく考えてくれていると感じます。皆さんとも、世代を超えてお互いに成長しあえたら良いですね。

小田原保健福祉事務所 堀口 知世 技師

堀口技師

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

鎌倉保健福祉事務所 → 現所属

現在担当している業務内容

  • 難病業務(患者や家族への保健指導、難病講演会、リハビリ教室、難病対策地域協議会)
  • 感染症業務(疫学調査、感染症の予防や蔓延防止)

入庁時の志望動機

学生時代の学習や活動から、対象者の方と予防的な視点で携われることや、疾病を抱えながら地域で生活する患者さんを支援する保健師という仕事に興味を持ちました。
様々な地域での保健師活動や、広域的かつ専門性に特化した幅広い分野での活動ができることに魅力を感じ、神奈川県を志望しました。

新採用当時の思い出

入庁当初は、まず先輩保健師の活動を見させてもらいながら、一緒に取り組み、その後一人で任せてもらうという流れで業務を行うことが多くありました。プリセプターの担当保健師をはじめ、職場の皆さんに温かく見守り、育てて頂きました。
保健師の役割って何だろうと悩んだり、対象者の方にどのように接し、声をかければよいのかと戸惑うこともありましたが、職場の先輩がいつも一緒に考え、助言をくださいました。また、分からない事は、一つ一つ丁寧に教えてくださいました。

仕事のやりがい

ケースとして担当していた方が、不安なことや心配なことを相談してくださったり、「ありがとう。」や「訪問にきてくれるのが楽しみだったよ。」と言ってくださったときに、少しでも力になれているのかなと思い、保健師としてのやりがいを感じることができています。

皆さんへのメッセージ

県の保健師の広域性専門性という部分は、なかなかイメージがつきにくく、不安な方もいらっしゃるかもしれません。私は、今でも県の保健師の仕事や役割について、日々考え、学んでいるところです。神奈川県では新人教育も丁寧に行われていて、研修も充実しています。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

公立小中学校等事務

公立小中学校等事務職員採用担当者:教職員人事課 白幡 浩一 主査

職務内容について

2019白幡主査

まず、はじめに皆さんは、「学校事務」とはどのような仕事だと思いますか。具体的に仕事内容を思い浮かべられる方は、そう多くはないかと思います。
皆さんが、児童・生徒であった頃は、「先生」との接点はあったとしても、多くの方は、その他の学校運営にかかわる方々の仕事を直接見る機会はほとんどなかったのではないでしょうか。
「学校事務」といっても、学校では教員も携わる様々な事務的な仕事がありますが、その中でも学校事務職員が行っている主な仕事を紹介したいと思います。
まず、毎日繰り返し行う仕事として、文書の受付や管理についての事務があります。
学校では、毎日郵便で届く文書や電子メールなどを事務職員が整理して必要な情報を先生方へ伝えています。
また、電話や来客等の対応も毎日の仕事としてあります。
これに対して、毎日繰り返し行われる仕事ではありませんが、計画的に行わなければならない仕事があります。教職員の給与や教職員が出張に行った際の交通費(旅費)の支払いといった庶務的な仕事、教材の購入や施設の維持管理にかかわる財務、経理事務があります。
こうした事務については、限られた予算の中で、法令、規則等に基づいて事務処理を行う必要があります。時には、学校内で要望している事項が多く、優先順位を考えて先生方へ提案して、学校運営を円滑に行えるよう工夫をしながら事務を行うといった仕事もあります。特に、児童・生徒に影響のある緊急性の高いものについては、すみやかに対応する必要があります。関係職員や関係業者の方々との調整や、いつまでに行えばよいものか等、細かな点に気を配りながら仕事を行っていく必要があります。
その他にも、児童・生徒の証明書、学割証の発行事務や転学関係に関する事務手続き等といった事務があります。
このように学校現場では、先生方が授業等を行う裏側で先生方が教育活動に専念できる環境づくりを支援する学校事務職員の力というものが必要とされているのです。
また、神奈川県では、働き方改革に取り組んでいますが、学校事務という専門職を配置し、学校における専門的な知識、技能等を生かした学校運営が行なわれることで学校内での事務処理体制も改善されていくことが期待されています。

求める人物像について

次に、こうした学校事務を採用する立場から、求める人物像について四つほどお話したいと思います。
まず、一つ目として、「法令や規則に基づき事務を的確に行い、事務処理日程のスケジュール管理ができる方」です。
公務員には、的確性や確実性が求められます。学校を安定して運営していくためには、法令や規則等に基づいて、確実に仕事を進めていくことが求められます。
今、皆さんは、採用試験の日程を見すえながら、試験に向けて勉強をしているかと思います。そうして身につけた力は、試験のためだけでなく、仕事に就いてからも、大いに役に立つ力となることでしょう。
二つ目には、「様々な人たちと円滑にコミュニケーションをとる能力がある方」です。
事務の仕事は、一人で黙々としていれば済むものではありません。学校では、様々な仕事を教職員が一体となって連携・協力しながら進めなければいけませんし、学校には、保護者の方、地域の方、購入した物品を届けにくる業者の方など、様々な人たちが訪れます。また、同様の人たちからかかってくる電話での対応もあります。
学校事務職員は、こうした人たちと接する際に自分が持つコミュニケーション能力を発揮しながら、学校の顔、窓口として活躍が求められる職員なのです。
三つ目として、「教員が教育活動に専念できる環境づくりを支援してくれる方」です。学校は、子どもたちが教育を受けながら育っていくところです。学校事務職員には、こうした子どもたちの教育を担っている教員が、教育活動を円滑にすすめられるよう校務分掌にも積極的にかかわり、より効果的、効率的な事務処理を行うことで、学校運営を支援していただきたいと考えています。
そして、四つ目として、何よりも大切なことが、「児童・生徒との関わりを大切にしてくださる方」です。
もちろん、子どもたちに直接関わって教育をするのは教員ですが、学校事務職員も子どもたちと関わることが多い仕事です。子どもたちの中には、「事務の先生」といって、学校事務職員を先生といっしょにとらえている子どもたちもいます。ですから、子どもたちと関わることが大好きな方で、「子どもたちのために」という思いを持って日々の仕事に真摯に取り組んでいける方が適した人材かと思います。

配置について

2019公立小中学校等事務の説明の様子2

学校事務職員は原則として1校に1名の配置となっています。1名というと心配になる方もいるかもしれませんが、小中学校等事務職員で長期間勤めた方などがアドバイスする機会を設けたり、事務研修を行ったりするなど、採用後のケアなども考えています。
具体的には県全体の研修として新採用の学校事務職員を対象として、年3回の実務研修会を行っています。この研修では、採用間もない時期に県の教育施策や給与のしくみ、年度末には退職手当などについて講義があり必要な時期にタイムリーに知識を得ることができます。このほか、地域の教育事務所ごとの研修では、先輩事務職員との協議の場が設けられるなど研修を通して、若手事務職員の方が、仕事上必要となる知識や技術を身につけるためのサポートをしています。

勤務先について

また、勤務先についてですが、神奈川県内の、政令指定都市(横浜市・川崎市・相模原市)を除く各市町村立の小学校・中学校・特別支援学校となります。
所管の行政区域といたしましては、次の1市と4教育事務所に分かれています。
(1)横須賀市
(2)湘南三浦教育事務所(鎌倉・藤沢・茅ヶ崎・逗子・三浦・葉山・寒川)
(3)県央教育事務所(厚木・大和・海老名・座間・綾瀬・愛川・清川)
(4)中教育事務所(平塚・秦野・伊勢原・大磯・二宮)
(5)県西教育事務所(南足柄・中井・大井・松田・山北・開成・小田原・箱根・真鶴・湯河原)
そのため採用試験に合格した場合には、これらの区域の市町村立学校に事務職員として勤務していただくことになります。
市町村に配属後は、基本的に、その市町村または、教育事務所管内の小中学校間での異動となります。しかし、配属後、様々な事情から他の市町村の学校で働きたいとの要望がある場合には、面接等を行った上で異動することもあります。実際の配属先は、試験に合格された後、説明会で希望を聞き、配置調整を行っています。

受験のアドバイス

試験を受けるにあたって、今まで採用された方の中には、実際に出身校の先輩事務職員や恩師を訪ねて話を聞いてきた方や見学に行ってきたという方もいると聞いています。こうしたことも十分参考になることかと思います。また、卒業アルバムを開いて、その頃の楽しかった思い出を思い起こしてみたり、「事務職員の目」で校舎や教室を見てみたりすることで、小中学校の児童・生徒たちを支援しようと改めて感じることができるのではないかと思います。

受験者へのメッセージ

学校事務職員は、活気のある学校づくりに貢献できる仕事です。学校事務職員が先生方を支えることで、先生方は多くの時間を児童・生徒と過ごすことができ、その結果、児童・生徒が充実した学校生活を送れるようになります。
ぜひ、活気のある学校をつくる力になってください。
最後になりますが、本日の私の説明を参考にしていただき、これまでの自分を思い返してみて、「自分は学校が好きだった。」、「子どもたちとかかわりながら仕事がしたい。」という方は、ぜひ、採用試験を受験してください。多くの方に受験していただき、子どもたちが、日々、元気な姿で学べる学校づくりに一緒になって取り組んでいただきたいと思います。

公立小中学校等事務職員:茅ヶ崎市立茅ヶ崎小学校 千葉 茜 事務主事

職務内容について

2019千葉事務主事

学校事務職員は、県費負担教職員ですが、県に関わる仕事と市町村に関わる仕事、どちらの仕事もすることになります。
県に関わる仕事には、総務、人事事務、給与、諸手当の認定事務処理、旅費、共済、庶務等があります。市に関わる仕事としては、服務整理、財務、経理、就学援助費、特学奨励費、庶務等があります。

(1)県に関わる仕事
「人事事務」は、先生方の採用や異動、退職等に係る書類の送付、受領や事務手続きを行います。学校には、正規職員、臨時的任用職員、県費負担の非常勤、再任用職員、市費負担職員等、様々な任用形態の先生方がいます。そのため、人によって取り扱う書類や手続き方法が異なります。
「給与」は、先生方へお給料を支給し、誤りや変更事項等があれば報告をして、お給料が正しく支給されているかを確認します。
「諸手当の認定事務処理」は、本人の申し出に基づき、先生方が「扶養手当」「通勤手当」「住居手当」「児童手当」等の各種手当を受給する資格があるのかを確認し、該当があれば必要な書類を処理して、学校長の認定後に報告を行い、報告が正しく反映されたかを確認します。手続きが遅れると、先生方へ不利益が生じる場合があります。
「旅費」は、先生方が出張した際の交通費等を正しく支給するために、旅行命令簿というものを毎月処理し、報告、支給します。
「共済」は、組合員証(=保険証)や育児休業手当金の申請事務等があります。
例えば、先生方の給与や諸手当等の支給に誤りがあると、不安に思うことや心配事ができてしまい、「子ども達の教育」にも100%集中することができない環境を作ってしまうことになります。私は、一緒に働く仲間として、先生方にそんな思いはしてほしくありません。
「先生方が安心して働ける環境」=「子ども達が安心して教育を受けられる環境」であり、それに近づけていくために、私たち学校事務職員がいます。学校事務職員は、教員免許がなくても、これからの未来を担う子ども達のために貢献できる魅力的な仕事です。学校事務職員としての立場、目線から「子ども達が安心して教育を受けられる環境」を作っていくために、「先生方が安心して働ける環境」を作っていくことができる仕事です。
そのために、日頃から職員の状況にアンテナを高く張っておき、迅速かつ正確な仕事をすることが大切です。また、地方公務員法に定められた守秘義務があるので、職務上知りえた個人情報は取り扱いに気を付けなければなりません。

(2)市に関わる仕事
「服務整理」は、出勤簿と、先生方がお休みをするときに記入する休暇簿の処理を行います。
「財務・経理」は、各種調査報告、予算執行計画、執行等を行います。具体的には、チョークや画用紙、教材、入学式や運動会等の学校行事に必要なもの、また、コピー用紙、印刷するためのインク等、子ども達の活動に必要なものや、学校を運営していくために必要なものを購入します。また、壊れたものがあれば修理したり、ピアノを調律したりするのも、予算を立てて執行します。財務・経理の仕事は、年間の業務の中でもかなりのウエイトを占める仕事になります。理由としては、「各学校に配当される予算が税金で賄われていること」があげられます。公金として取り扱うにあたり、不備・不正があってはなりません。限られた予算を適正に執行していくための管理能力や、先生方や保護者、地域の方々との企画調整力が求められることも多々あります。

このように、学校事務職員の仕事は多岐にわたります。
ただし、与えられた業務だけこなしていれば良いということではありません。県に関わる仕事も市に関わる仕事も、学校事務職員としての立場での責任や迅速かつ正確な対応が求められますし、各学校事情に基づく方針や柔軟な対応が内外問わず求められます。自ら子ども達や先生方のためには何ができるだろう?と考え、進んで仕事に取り組むことがとても大切です。

実際に働いて感じた学校事務職員の特色について

2019公立小中学校当事務の説明の様子

知っておいていただきたいことが、三つあります。
一つ目は、学校事務職員は、常に子ども達が周りにいる環境での仕事になるため、子どもが好きな人に向く仕事であるということです。
二つ目は、学校事務職員は一人職ということです。そうでない場合もありますが、ほとんどの学校では学校事務職員は一人の場合が多いです。私の場合、1年目はベテランの方が指導についてくださいましたが、2年目からは一人で全てをこなさなくてはいけなかったので、仕事を覚えることに必死でした。管理職の先生方や同じ市内の学校事務職員の方々がたくさん助けてくれましたが、民間企業や他の職業の「事務職」と比較して、「一般的な事務と違うかも…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
三つ目は、民間企業や他の職業と大きく異なる点の一つとして、学校事務職員は、採用されたその日から仕事がスタートすることです。民間企業等では、採用後、1週間から3か月程度の研修期間があり、その後配属先で仕事がスタートすると聞いていますが、学校事務職員はすぐに業務が始まるので実際に働きながら仕事を覚えていかなければなりません。研修もありますが、自ら学ぶ姿勢を持つことが大切です。一人職が故に、成長するもしないも自分次第です。

学校事務職員に必要な資質について

実際に働いてみて、この仕事に必要な資質は四種類あると考えます。
一.子ども達の未来のために働ける人
二.様々なことに関心を持ち、周りを見て自発的な行動がとれる人
三.コミュニケーション能力があり、規則やルールが守れる人
四.臨機応変な対応、迅速かつ正確な判断ができる人
一つ目の「子ども達の未来のために働ける人」は、「学校の主役である子ども達のことを最優先に考え仕事に取り組むことができる人」ということです。
二つ目の「様々なことに関心を持ち、周りを見て自発的な行動がとれる人」は、たとえば、
・「言われたこと、与えられたことが全て」ではなく、「自分には何ができるだろう?」と考え、行動できる人。
・多岐にわたる仕事をしていく上で、「教えてもらって当然」でなく、そのやり方を自ら聞いたり、調べたりできる人。
・子どもが授業中に教室外に一人でいる場面に遭遇したときなどに、その状況に関心を持ち、周りを見て行動できる人。
といったことをイメージしていただきたいと思います。
三つ目の「コミュニケーション能力があり、規則やルールが守れる人」は、
・子ども達や保護者、地域の方々、先生方、管理職、その他の機関等の幅広い世代や様々な性格の人と、分け隔てなく接することができる人。
・何か困ったことや心配なことがあったときに、抱え込まず、周りに相談できる人。
・自分で勝手に判断せず、適切に「報告・連絡・相談(ほう・れん・そう)」ができる人
・自己中心的でなく、相手の立場や相手の気持ちになって物事を考えられる人。
・日頃から時間や締切、社会のルール等を守れる人。
四つ目の「臨機応変な対応、迅速かつ正確な判断ができる人」は、
・子どもの体調不良や不審者侵入時等の非常対応をしなければならないときに、責任を持って自分の役割を果たせる人。
・多岐にわたる仕事を迅速かつ正確にこなし、確認を怠らない人。
・子ども達や先生方一人一人の状況に合わせた、迅速かつ的確な判断ができる人。
ここまで、私が思う学校事務職員の資質をいくつか挙げさせていただききました。
私自身、この仕事をする前は「自分がする仕事のイメージ」が全くわきませんでした。
正直に言いますと、「何をするの?」「自分の仕事って何?」ということがわかり始めたのは、この仕事を5年ほど経験してからです。それだけ学校事務の仕事は多岐にわたります。
未だに日々学ぶことが多い毎日を過ごしています。
そのような中でも、「新採用から今まで、誰にも負けないくらい一生懸命仕事をやってきた」ということは、自信を持って言えます。これは、現在もこの仕事をしている中での私の強みです。

皆さんへのメッセージ

試験を受けるにあたって、受験勉強のことや面接のこと、配属先への不安や悩み、説明会で初めて知ったこと等、不安がたくさんあると思います。一人で抱え込まず、実際に働いている学校事務職員の方の話を聞いてみることが一番イメージをつかみやすいと思います。また、いろいろな方に相談して、様々な視点から意見をもらうのも良いかもしれません。
最後になりますが、学校事務職員は、教員免許がなくても、これからの未来を担う子ども達のために貢献できる魅力的な仕事です。学校事務職員としての立場、目線から「子ども達が安心して教育を受けられる環境」を作っていくために、「先生方が安心して働ける環境」を作っていくことが求められている「縁の下の力持ち」の仕事だと感じます。
仕事の魅力や苦労する点、その対応等はまだまだあると思います。実際に働いてみないとわからないことや見えないものもたくさんあります。それでも、子ども達のために力を尽くせるこの仕事は、とても素敵な仕事だと思います。試験を乗り越えて、いつか皆さんとこれからの未来を担う子ども達のために、一緒に働ける日を楽しみにしています。

本文ここまで
県の重点施策
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