平塚海岸侵食対策事業

掲載日:2018年12月19日

概要

平塚海岸の砂浜は、相模川から流れ出た砂が、大磯港に向かって運ばれて形成されていますが、過去に行われた相模川からの大規模な砂利採取や、相模ダムの建設、相模川河口の航路確保のための砂の除去行為などにより、海岸へ供給される砂が減少したことに加え、平塚新港の建設により砂の移動バランスが崩れたため、砂浜が減少しました。

一方、大磯港付近では、砂が過剰に溜まる傾向にあり、背後地から汀線までが遠くなる、汀線付近の海底勾配が急になるなど利用上の不都合が生じています。

対策事業

ヘッドランド(離岸堤)整備

平塚新港の西側約900m、汀線より沖合の約100m(水深4mから5m)の位置に、ヘッドランド(離岸堤)の整備を行いました。

当初は横堤に引き続き縦堤を整備する予定でしたが、横堤が整備された箇所の砂浜では海浜の前進が確認され、平成14年には35年ぶりに平塚海岸に海水浴場が開設されるなど、海岸の保全、有効利用という計画当初の目的を概ね満足したことから、平成22年2月の「平塚海岸ヘッドランドの構造に関する検討委員会」での検討の結果、縦堤の整備は行わないものとし、平成22年度を以て概成となりました。

なお、離岸堤が整備された背後の砂浜では、湘南ひらつかビーチパークが整備され、海水浴以外にビーチバレー、ビーチサッカーなどを一年を通して楽しむことができます。

ヘッドランドとは

海岸の砂の流出を防止するために建設される人工岬。一般に、海岸線から直角に突出する縦堤と、その先端から海岸線に並行する横堤のT字型形状となる。平塚海岸に整備した本施設は、縦堤の整備を中止したため、現形状は、離岸堤となります。

海水浴利用の際のお願い

離岸堤付近では、波が複雑に変化し、離岸流が発生します。離岸堤に近づくと中に吸い込まれる恐れがありますので、絶対に近づかないでください。

 

サンドリサイクル

平塚海岸では河川流出土砂量の減少を補うため、大磯港に向かう西向きの漂砂により大磯港東側に堆積している砂等を平塚海岸に運搬して養浜を行ない、砂浜の維持を図っています

 

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