事例紹介2「もうかる?あやしい?投資話」編/くらしテキスト(No.1-3)

掲載日:2018年3月18日

誰にでも「心の隙間」はあるものです。もうけ話やおいしい話など、巧みな手口で悪質事業者はねらってきます。自分だけは大丈夫と思うのは油断大敵。ここでは、秋雄さん(60歳代 男性)のケースをもとに、見ていきましょう。

1 ある日、勧誘の電話が。

大手の証券会社×証券「将来有望な新エネルギー開発事業への投資商品があるのですが、地域限定で、A市にお住まいの方しか買えません。お礼をするので、名義だけ貸してください。」
ある日、勧誘の電話が。

2 名義貸しだけならばと思い、契約をした数日後…

監督官庁「現在、○×証券に架空取引の疑いがあり、状況を調べています。心当たりはありませんか?またご連絡します。」名義貸しだけならばと思い、契約をした数日後…

3 どうしようと不安になっているところに…

×証券「監督官庁から架空取引の調査が入り、法律に抵触するおそれがあるとの指摘が。取引履歴を残したいので、一時的にお金を振り込んでください。後で必ず返します。」
どうしようと不安になっているところに…

キーワードチェック! ポイント(手口)

「地域限定」「必ずもうかる」「名義貸し」  話題性のある事業の先行投資(新エネルギー開発、iPS細胞、東京オリンピック関連等)や、海外事業への投資といった実態が把握しづらいものを商品とし、「地域限定」「必ずもうかる」「名義だけ貸して」などの誘い文句で興味を引き、まずは話に引き込もうとするので要注意です。
「大手の証券会社」「監督官庁」「架空取引の疑い」「法律に抵触」   大手の証券会社や金融機関、監督官庁を装った人物などが次々と登場しますが、すべて仲間です。また、法律や裁判などを持ち出し、不安にさせたり、おどかしたり、指示の内容もさまざま。「劇場型」と言われる手の込んだ手口で、話を信じ込ませようとします。

4 お金は後で返すという約束だったはずが…

秋雄さん「その後、○×証券と連絡がとれない。だまされてしまった!どうすればいいのだろう。」お金は後で返すという約束だったはずが・・・

キーワードチェック! ポイント(対処法)

「どうすれば」
  まずは身近な消費生活センターへ、すぐご連絡を。警察への通報、弁護士への相談などの対応方法について、アドバイスいたします。(相談窓口の連絡先は「神奈川県内の消費生活相談窓口」へ) 

さらにねらわれている…

5 (数ヵ月後)仕方ないとあきらめようとしていたら、電話が。

△生活センター「悪質事業者から被害を受けませんでしたか?こちらは救済機関で、今からご案内する指示に従って手続きをすれば、被害を取り戻せますよ。」

(数ヵ月後)仕方ないとあきらめようとしていたら、電話が。

6 指示のとおり手続きしたら…

秋雄さん「今度は、△△生活センターと連絡がとれない。まさか…また、だまされてしまった!」

指示のとおり手続きしたら…

キーワードチェック! 「二次被害」の手口と対処法

「被害を取り戻せる」  一度被害に遭われた方をねらって、新たな話を持ちかけ、再びだますといった「二次被害」のケースが増えています。留守番電話や、番号表示対応の電話機を活用し、知らない番号からの電話には直接出ないなど、慎重に対応しましょう。
「連絡がとれない」  連絡がとれなくなると、被害の回復ができなくなってしまいます。おいしい話にはきっと裏がある!あやしい話と思って、信じない方が身のためです。手を出さず、きっぱりと断ることが大切です。

本文ここまで
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