更新日:2018年8月27日

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神奈川の戦略

神奈川の戦略

ヘルスケア・ニューフロンティアの推進

神奈川では、全国で一、二を争うスピードで高齢化が進む超高齢社会が到来しており、医療や介護などの現在の社会システムが通用しなくなることが考えられます。
そこで、県では、国家戦略特区など3つの特区を最大限活用しながら、「最先端医療と最新技術の追求」と「未病を治す」という2つのアプローチを融合することにより、健康寿命日本一や新たな市場・産業の創出に取り組む「ヘルスケア・ニューフロンティア」を進め、誰もが健康で長生きできる社会をめざしています。
これにより、県民には、再生・細胞医療の実現による最新医療の提供や健康長寿の実現、将来への安心、雇用機会の創出などが、また、企業には、新たなビジネスチャンスの拡大や成長が見込まれるヘルスケア分野の世界市場への進出、健康経営の実践による企業価値の向上などが期待されます。

具体的な取組み

  • 最先端医療産業の創出
  • 未病産業の創出
  • ヘルスケア・ロボット産業の創出
  • イノベーションを支える基盤づくり

構成プロジェクト

  • プロジェクト1 未病・・・・・・・健康情報の活用による効果的な施策の推進
  • プロジェクト2 医療・・・・・・・最先端医療の推進
  • プロジェクト3 高齢者福祉・・・・地域包括ケアシステムの構築
  • プロジェクト4 障がい者福祉・・・福祉サービスの充実・社会環境の整備、社会参加や就労の支援
  • プロジェクト6 産業創出・・・・・成長産業の創出・育成
  • プロジェクト7 海外展開・・・・・企業の海外展開支援と外国企業の誘致、海外とのネットワークの構築・推進
  • プロジェクト16スポーツ・・・・・生涯を通じたスポーツ活動の推進
  • プロジェクト18地域活性化・・・・県西地域活性化プロジェクトの推進

 

ロボットと共生する社会の実現

急速な少子高齢化による労働力不足や人が近づくことが困難な災害現場での対応をはじめ、インフラ点検や農業、中小企業の製造現場など、
県民生活の様々な場面でロボットが活用され、本格的な普及が始まろうとしています。
国も、そうした動きを後押ししており、世界市場を切り開いていく成長産業になることも期待されています。
こうした状況を踏まえ、県では、「さがみロボット産業特区」を中心に、分野横断的に幅広くロボットの実用化や普及・活用の取組みを進めることで、「メイド・イン・神奈川」のロボットが社会にとけ込み、人々が意識することなく、いのちや生活を支えるパートナーとして共生している社会の実現をめざします。
※ロボット…センサーにより情報を感知し、自律的に判断して動作するシステム全般をいいます。

具体的な取組み

  • 様々な分野におけるロボットの普及促進
  • ロボットがとけ込む社会の実現

構成プロジェクト

  • プロジェクト1 未病・・・・・・・未病を治すために重要な、食、運動、社会参加など生活習慣改善の支援、
    健康情報の活用による効果的な施策の推進
  • プロジェクト2 医療・・・・・・・最先端医療の推進、県民への適切な医療提供体制の整備・充実
  • プロジェクト3 高齢者福祉・・・・地域包括ケアシステムの構築
  • プロジェクト4 障がい者福祉・・・福祉サービスの充実・社会環境の整備、社会参加や就労の支援
  • プロジェクト6 産業創出・・・・・成長産業の創出・育成
  • プロジェクト11 減災・・・・・・・災害対応力の強化
  • プロジェクト12 治安・・・・・・・犯罪などの起きにくい地域社会づくり
  • プロジェクト23 都市基盤・・・・・交流と連携を支える道路網の整備と活用
    ※このほかにも様々なプロジェクトにおいて、ロボットの活用を図っていきます。

 

「グローバル戦略」の推進

社会・経済のグローバル化、ボーダレス化が加速する中で、神奈川においても、羽田空港の国際化などにより、国際社会との結びつきがますます強まっています。
また、神奈川には多くの外国籍県民がくらしており、県内で学ぶ留学生も増加しています。
こうしたことから、神奈川の魅力や先進的な取組みを世界に強力に発信し、神奈川の強みを生かした積極的な国際施策を展開するとともに、グローバル人材の育成や多文化共生社会づくりに積極的に取り組むことにより、神奈川の地域や経済の活性化につなげます。

具体的な取組み

  • 神奈川の強みを生かした国際展開〜神奈川の先進性や魅力の海外発信
  • “人”を育て、“人”をつなげる〜未来につながる国際ネットワークづくり
  • 多文化共生社会の実現

構成プロジェクト

  • プロジェクト7 海外展開・・・・・企業の海外展開支援と外国企業の誘致、海外とのネットワークの構築・推進
  • プロジェクト8 観光・・・・・・・外国人観光客の誘客促進
  • プロジェクト9 マグカル・・・・・マグカルの全県展開
  • プロジェクト15 教育・・・・・・・一人ひとりの生きる力を高める学校教育の推進
  • プロジェクト16 スポーツ・・・・・オリンピック・パラリンピックなどを盛り上げていく取組み
  • プロジェクト19 多文化共生・・・・留学生支援の充実、多文化理解のさらなる推進

 

地方創生の推進

神奈川の総人口は、2018年にピークを迎え、その後減少に転じることが見込まれています。地域の人口動向に着目すると三浦半島地域と県西地域は、既に人口減少を迎えています。
こうした人口減少の状況は全国に及んでおり、国では、若い世代の就労・結婚・子育ての希望を実現することや、地域の特性に即して地域課題を解決することなどを基本的視点とし、活力ある日本社会の維持をめざした地方創生に取り組むこととしました。
これを受け、県では、人口減少問題・地方創生という構造的な課題に正面から立ち向かい、人口減少社会、超高齢社会を力強く乗り越える地方創生の取組みを推進していきます。

具体的な取組み

  • 神奈川への新しいしごと・ひとの流れをつくる
  • 若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
  • 地域資源を活用したプロジェクトの推進

構成プロジェクト

  • プロジェクト6 産業創出・・・・・成長産業の創出・育成、企業誘致などによる産業集積の促進
  • プロジェクト8 観光・・・・・・・新しい観光魅力づくり
  • プロジェクト10 農林水産・・・・・県民ニーズに応じた農林水産物の生産支援と利用促進
  • プロジェクト13 男女共同参画・・・仕事と子育てや介護を両立できる環境づくり
  • プロジェクト14 子ども・青少年・・子ども・子育て支援と結婚から育児までの切れ目ない支援
  • プロジェクト17 雇用・・・・・・・産業を支える人材の育成、就業支援の充実
  • プロジェクト18 地域活性化・・・・県西地域活性化プロジェクトの推進、三浦半島の資源を生かした
    地域のマグネットとなる魅力づくり
  • プロジェクト23 都市基盤・・・・・持続可能な魅力あるまちづくりの推進

 

 

オリンピック・パラリンピック

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオリンピック・セーリング競技が江の島で開催されることになり、神奈川にオリンピックがやってきます。世界中が注目するスポーツの祭典の開催は、世界の目を神奈川に向けさせる絶好の機会です。
これを契機に、神奈川の多彩な魅力を世界に発信するとともに、オリンピック・パラリンピック・ムーブメントを推進し、オリンピアン、パラリンピアンはもとより、県民にとって最高の大会となるよう、2020年に向けて神奈川からオリンピック・パラリンピックを盛り上げる取組みを推進し、江の島での開催を成功させます。

具体的な取組み

  • 江の島での開催に向けた準備
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
    【東京大会サポート】【観光戦略・魅力発信】【スポーツ振興】【神奈川の人づくり】
  • かながわパラスポーツ

構成プロジェクト

  • プロジェクト4 障がい者福祉・・・社会参加や就労の支援
  • プロジェクト8 観光・・・・・・・外国人観光客の誘客促進、新しい観光魅力づくり
  • プロジェクト9 マグカル・・・・・マグカルの全県展開
  • プロジェクト12 治安・・・・・・・県民に不安を与える犯罪の抑止・検挙活動の強化及び交通事故の防止
  • プロジェクト16 スポーツ・・・・・スポーツ活動を拡げる環境づくりの推進、
    オリンピック・パラリンピックなどを盛り上げていく取組み
  • プロジェクト19 多文化共生・・・・多文化理解のさらなる推進
  • プロジェクト23 都市基盤・・・・・交流と連携を支える道路網の整備と活用、交流と連携を支える
    鉄道網の整備、国際競争力の強化に向けた空港施策の充実

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