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更新日:2018年8月27日

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総合計画審議会 部会グループ会議(グループB) 審議結果

総合計画審議会部会グループ会議(グループB)の審議結果

様式3

次の審議会等を下記のとおり開催した。

 
審議会等名称 総合計画審議会 部会グループ会議(グループB)
開催日時 平成26年4月30日(水曜日)18時00分から20時00分まで
開催場所 神奈川県庁新庁舎 12階 かもめ会議室
出席者

三井逸友、○齋藤純一、木曽順子、浪江遊、山本亮一 〔計5名〕

(◎座長、○副座長)

問い合わせ先

政策局政策部総合政策課計画G 松田

電話番号045-210-3061(直通)

ファックス番号045-210-8819

審議経過(議事要旨)

審議経過(議事要旨)

 事務局より、資料1「プロジェクト評価調書」、資料2「神奈川モデル進捗状況調書」に基づき、プロジェクトごとに数値目標の達成状況、事業の取組状況、社会環境の変化を表す指標などを踏まえた総合分析や今後の課題と対応方向について説明を行い、「総合計画審議会の二次評価」の欄に記載するべき事項として、二次評価における区分やそれに付記するべき意見、プロジェクトを推進する上で対応が求められている課題や政策運営の改善を図る事項について議論をお願いした。

 

プロジェクト3 津波被害を軽減する対策の強化

【主な発言】

 山本委員:津波からの迅速な避難の実現として「5分で5階程度の高さへ」とあるが、避難訓練等での実測により避難時間のデータを把握した方がよいのではないか。

 浪江委員:海岸近くで地震に遭った場合にすぐに避難する意識を持つ人の割合が昨年度に比べ10ポイント近く低下しており、風化対策が必要ではないか。

 齋藤委員:津波避難施等の整備に当たっては、優先順位を考慮した上で着実に進める必要があるのではないか。

【三井座長まとめ】

 総合計画審議会の二次評価は「概ね順調に進んでいます」とする。

 国の被害想定を踏まえた調査や津波避難施設の整備、市町と連携した訓練など、昨年に引き続き取組みを進めていく必要がある。

 津波避難施設等の整備に当たっては、着実に取り組む必要がある。

プロジェクト4 大規模災害などに備える災害対応力の強化

【主な発言】

 山本委員:地震への関心や食糧を備蓄している家庭の割合が減少しているので、意識の向上のために普及啓発が必要ではないか。

 齋藤委員:災害時の避難困難者を把握し、地域のコミュニティでの対応を進める必要があるのではないか。

 三井座長:県立高校などの教育施設は、避難施設としての役割なども期待されているので、耐震対策を進める必要があるのではないか。

【三井座長まとめ】

 総合計画審議会の二次評価は「概ね順調に進んでいます」とする。

 県民の地震への関心が薄れているため、普及啓発を進める必要がある。

 県立高校の耐震対策を着実に進める必要がある。

 

プロジェクト5 犯罪や事故のない安全で安心なまちづくり

【主な発言】

 齋藤委員:児童虐待に対する関心が高く、相談件数が増加していることも踏まえて、犯罪対策の面からも課題として認識しておくべきではないか。

【三井座長まとめ】

 総合計画審議会の二次評価は「概ね順調に進んでいます」とする。

 児童虐待など、子どもを犯罪被害から守るための取組みの強化が必要である。

 体感治安の向上に向けた取組みを引き続き推進していく必要がある。

 

プロジェクト23 競争力の高い産業の創出・育成

【主な発言】

 山本委員:プロジェクトの柱I(ローマ数字の1)のエネルギー政策は産業振興のプロジェクトと一体で取り扱うべきではないか。

 齋藤委員:企業誘致については、県がどのような企業を誘致できたのか、記載したほうがよいのではないか。

 三井座長:社会的ニーズに応えた多様なビジネスを活発に起こせる環境整備という面では進展が見られないので、引き続き意見を付する必要がある。

【三井座長まとめ】

 総合計画審議会の二次評価は「順調に進んでいます」とする。

 幅広い社会的ニーズに応え、起業が活発に行われる環境づくりを進め、持続可能な雇用機会の提供につなげる必要がある。

 

プロジェクト24 産業人材の育成と就業支援の充実

【主な発言】

 浪江委員:神奈川県の有効求人倍率は全国平均をかなり下回っているが、その点について記載が必要ではないか。

 三井座長:雇用環境については、大きな産業構造の変化や雇用のあり方の変化などを背景に、長期的に取組む必要がある。

 齋藤委員:男性の育児休業率については上昇しているとは言えず、低迷しているというべきではないか。

【三井座長まとめ】

 総合計画審議会の二次評価は「概ね順調に進んでいます」とする。

 雇用環境の改善については、産業構造や雇用形態の変化などを踏まえ、長期的な視点で対応する必要がある。

 

プロジェクト25 神奈川をアピールする国際戦略

【主な発言】

 山本委員:昨年度の二次評価で指摘されたソーシャルメディアの活用や、東南アジア等との連携について記載する必要があるのではないか。

 浪江委員:外国人観光客の誘客促進のためには、満足度や訪問地、年代などを調査しリピーター拡大に努めた方がよいのではないか。

 齋藤委員:外国企業の誘致については、どのような業種で誘致できているのかを記載した方がよいのではないか。

【三井座長まとめ】

 総合計画審議会の二次評価は「順調に進んでいます」とする。

 ソーシャルメディアなどを活用した情報発信や、海外との連携、人材交流をより一層進める必要がある。

 外国人観光客の誘客促進に当たっては、ニーズをきめ細かく捉える必要がある。

 

プロジェクト26 神奈川の特色を生かした農林水産業の展開

【主な発言】

 木曽委員:農業の後継者問題については、状況を把握するため、産業別就業構造などのデータが必要である。

 齋藤委員:農林水産物のブランド形成という点で、県がどれだけ関与しているのか、どのような成功事例があるのか記載した方がよいのではないか。

【三井座長まとめ】

 総合計画審議会の二次評価は「概ね順調に進んでいます」とする。

 担い手の育成や、神奈川の農林水産業の強みを生かした地産地消の取組みなどを引き続き進める必要がある。

 

プロジェクト27 活力と魅力あふれるまちづくりと交通ネットワークの充実

【主な発言】

 山本委員:まちづくりの面で県民の満足度を上げるためには、公共事業のようなハード面だけではなくソフト面での取組みも検討する必要があるのではないか。

 齋藤委員:今後過疎化が進行していく地域はある程度予測できるので、一挙に過疎化を進行させないための方策が必要ではないか。

【三井座長まとめ】

 総合計画審議会の二次評価は「概ね順調に進んでいます」とする。

 次の世代に引き継げる持続可能なまちづくりという視点に留意し取組みを進める必要がある。

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