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更新日:2023年12月6日

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海外駐在員の活動レポート(2022年10月・北米事務所)

海外駐在員の活動レポート(2022年10月・北米事務所)

米国最大規模の食品イベントに神奈川ブースを出展

 9月24日(土曜日)に米国最大級の日本産食品のイベントである「2022 Japanese Food Expo」がロサンゼルスで開催された。直近2年間は新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン開催であったため、3年振りに対面形式での開催となった。日本の食品メーカーや日系の食品商社など約50社が出展し、2千人を超える来場者に対し、試食や試飲を通じて食品のプロモーションが行われた。県北米事務所では、このイベントに神奈川ブースを設け、県内企業5社のプロモーションを支援した。
 ロサンゼルスでは、久々の大規模な日本食のイベントということもあり、開場時間には長蛇の列ができるほどの賑わいであった。今回、神奈川ブースでは、米国未上陸の商品を中心に試食・試飲を提供したが、来場者の反応はどれも好評で、「米国のどこで買えるのか?」といった質問が多く寄せられた。食品商社からの具体的な商談の話も多く、参加した県内企業の米国向け輸出拡大のため、今後も引き続き支援を行っていきたい。
 神奈川ブースに出展した株式会社ちぼりホールディングス(湯河原町)は、今回2種類のクッキーを試食提供した。同社の坂本里花氏(貿易促進室室長)は、「多くの来場者と直接会話をすることで、商品に対する消費者の反応を伺うことができ、大変貴重な機会であった。特に、日本が好き、日本食に興味がある米国人が来場しており、一つ一つの商品を丁寧に味わう様子が印象的であった。新商品の開発のため、5年前に米国で嗜好調査を行ったところ、米国では抹茶味への抵抗が強いという結果だった。しかし、今回の来場者は抹茶味への抵抗感がなく、むしろその人気の高さを感じた。米国の消費者の嗜好の変化を今後の商品開発に活かしていきたい。」と振り返っていた。
 他の県内の食品関連企業の中にも、米国での販路拡大を目指す動きが活発化しており、今後も現地での活動支援に一層力を入れていきたい。

 

【神奈川ブースでのプロモーションの様子】

神奈川ブースでのプロモーションの様子

神奈川ブースでのプロモーションの様子

神奈川ブースでのプロモーションの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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