海外駐在員の活動レポート(2020年4月・北米事務所)

掲載日:2020年4月20日

米国におけるオンライン販売の取組みを紹介

新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、アンドリュー・クオモ・ニューヨーク州知事は3月20日、必要不可欠な事業(※)を除き、州内の全ての事務所や店舗を閉鎖し、全従業員を自宅待機させるよう指示する知事令に署名した。同措置は3月22日午後8時から有効となり、州内では、食品店や薬局など一部の業種を除く多くの小売店舗が一時閉店を余儀なくされている。

また、3月下旬にジェトロが在米日系企業905 社を対象に実施したアンケート調査結果によれば、9割の企業が在宅勤務を実施するなど、米国政府からの指示に基づき、勤務体制の見直しに追われている。

一方、アマゾンを始めとしたオンライン販売は、米国で多くの小売店が一時閉店していることもあり、注文が殺到し、配送に遅れが生じるなど影響が出ている。非常に厳しい状況が続くが、米国においてオンライン販売に取り組む県内企業の取り組みを紹介したい。

ニューヨーク市内のマディソンアベニューに小売店を構えるメーカーズシャツ鎌倉株式会社(鎌倉市)では、3月17日から小売店を一時閉店しているものの、オンラインを通じて、米国での販売を続けている。また、4月1日よりWEB サイトをリニューアルし、より買いやすくするため、サイトの構成をシンプルにしたほか、小売店が一時閉店している間は送料無料にするなどの対応をしている。(同社の米国のオンライン販売サイト:https://kamakurashirts.com/

同店エリアマネジャーの川井玲奈氏は、「米国での弊社オンラインサイトの認知度を上げるため、今後はプロモーションにもより力を入れていきたいと考えております。現在リモートワークをしている方たちには、着心地が良くお手入れも簡単なニットシャツがおすすめです。シャツは家にいても仕事モードに切り替えられる戦闘服。こういう状況下でもぜひ着用して頂きたいです。ご自身のサイズがよくわからないという点がオンライン購入のハードルになっていると思いますが、採寸のプロがお客様からのお問い合わせに対応しているので、ぴったりのサイズを見つけることができます。」と語っていた。なお、現在、米国のオンライン販売では定番の白シャツが一番売
れているとのことである。

鎌倉シャツの米国でのオンライン販売については、先日、全米最大規模の日米交流団体であるジャパン・ソサエティーの公式SNSや在米の日系人ブログで取り上げられるなど、少しずつ注目を集めている。米国では厳しい状況が続くが、様々な形で、県内企業の海外展開支援を行っていきたい。

(※)必要不可欠な事業とは、ヘルスケア、インフラ、食品・医療機器・医薬品等製造、ごみ収集・配送サービス、ニュースメディア、金融・保険、その他サプライチェーンに影響を及ぼす業種などとなっている。

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(写真)鎌倉シャツ マディソンアベニュー店

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(写真)鎌倉シャツ 米国でのオンライン販売サイト https://kamakurashirts.com/

3(写真)鎌倉シャツ 取扱商品の例

 

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