中小企業サポートかながわ(2020年3月・北米事務所)

掲載日:2020年3月13日

米国・ニューヨーク発のビジネスモデルのご紹介~日本の商品に着目した
サブスクリプション企業をご紹介~

米国のサブスクリプション市場

米国のコンサルティング会社の調査によれば、2018年の米国内のサブスクリプション市場は約1兆円であり、年々その規模が増加しています。サブスクリプションとは、消費者が商品やサービスを直接購入するのではなく、一定期間の利用権に支払いをするビジネスモデルのことで、(1)補充型と(2)キュレーター型があります。(1)は自分が予め指定した日用品が定期的に補充されるもので、消費者は注文時間を節約することができます。一方、(2)は、プロが選別したこだわりの商品を毎月受け取ることで、消費者は驚きや新たな発見を楽しむことができます。WEBを通じて簡単に購買や解約をすることができるほか、その意外性やストーリーを楽しめるため、人気を得ているようです。

日本のお菓子を取り扱う米国のサブスクリプション企業

サブスクリプションの対象商品は幅広く、例えば、Blue Apron社は食材キットとレシピ、IPSY社は化粧品、Dollar Shave Club社は男性用美容商品をそれぞれ扱っています。中には、日本をテーマとしたサブスクリプションも多く、「日本のお菓子」を取り扱う企業もあります。こうした企業の中で、米国・ニューヨークに本社を置くBOKKSU社(ダニー・タン代表)では、毎月、日本の地域(例:北海道、京都)や行事(お祭り、お月見)などのテーマに合わせたお菓子の詰め合わせボックスを、米国など1万人以上の会員向けに発送しています。訪日旅行の高まりを受け、高品質でデザイン性の高いパッケージである日本のお菓子に魅了された外国人が購買しているようです。

県内企業との商談が成立!

当事務所では、BOKKSU社と交渉し、2020年1月のテーマを「神奈川県」としました。この「神奈川ボックス」には、有平糖(ありへいとう)の製造・販売を手掛ける(有)リキ・コーポレーション(小田原市)の「さくさく噛んで食べる飴」シリーズの湘南ゴールドが採用されました。同社では、BOKKSU社への製品提供において、1袋当たりの量目を変更する等の対応が必要でしたが最終的に10,380袋の発注につながりました。BOKKSU社のバイヤーによれば、従来の飴の概念を覆すような食感、さくさく噛める特徴に意外性があり、とても好評でした。同社を含め、最終的に多くの県内企業のお菓子・お茶が採用されました。

最後に

BOKKSU社以外にも、米国には、日本の商品に着目する様々なサブスクリプション企業が生まれています。例えば、Kokoro Care Packages社は、日本の無添加食品や調味料を、tippsy sake社は日本酒をそれぞれ取り扱い、消費者の幅広いニーズを事業化しています。こうした企業とのお取引を希望する場合には、お気軽にご相談ください。

(写真)BOKKSU社のダニー・タン代表

(写真)BOKKSU社のダニー・タン代表

(写真)神奈川ボックスの写真(1)

(写真)神奈川ボックスの写真(1)

(写真)神奈川ボックスの写真(2)

(写真)神奈川ボックスの写真(2)

(写真)Kokoro Care Packages社のボックスイメージ

(写真)Kokoro Care Packages社のボックスイメージ

本文ここまで
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