海外駐在員の活動レポート(2020年2月・北米事務所)

掲載日:2020年2月22日

NYで鎌倉、禅をPR

日本政府観光局(JNTO)によると、2019年の米国からの訪日外国人旅行者数は、前年比12.9%増の約172万人で過去最高を記録し、訪日旅行に高い関心が寄せられている。

そんな中、県は、米国の経済の中心・ニューヨークで1月27日、鎌倉の禅に関する講演会を開催した。米国からの訪日旅行ニーズの増加を受け、多数の旅行関連企業関係者が聴講に訪れた。

まず、米イーロン大学宗教学部のパメラ・D・ウィンフィールド准教授が鎌倉の禅の歴史的背景やその位置付けについて、学術的な見識を踏まえて話した。続いて、鎌倉・浄智寺朝比奈恵温住職が鎌倉の禅の特徴を詳しく解説し、実際の座禅の方法について鐘、拍子木や警策を用いて実演した。

ニューヨークでは、ストレス解消などを目的としてメディテーション(瞑想)を生活の一部として取り入れる動きがある。また、禅の流行から「ZEN」が英語として広く知られている。

参加者からは、鎌倉の禅の特徴や鎌倉から禅が広がった理由などについて積極的に質問が寄せられ、関心の高さをうかがい知ることができた。

終了後には、県の観光ブースで県内観光地の情報を提供。鎌倉で訪日外国人客(インバウンド)向けにオーダーメードの文化体験サービスを提供している鎌倉マインド(鎌倉市)の松崎幸代代表も参加し、個別に相談対応を行った。また、米国での販路拡大を目指す鎌倉彫・博古堂(同)や陶芸・其中窯(同)の作品を展示し、来場者に鎌倉の伝統工芸の魅力を直接PRした。

ニューヨークで鎌倉彫などの販売代理店を営む「KiChu New York」の実川久美子代表によると、ニューヨークには、日本文化に造詣の深い外国人が多く住んでいるといい、鎌倉彫を生活の一部に入れる提案をしているという。実川代表は、「本物を見てもらうことで、言葉や文化を超えてその魅力が伝わる。さまざまな機会を通じて素晴らしさを伝えたい。生活で使うことができる芸術品として購入もしてほしい」と意気込んでいた。

今後も多くの方々に県内を観光していただけるよう、引き続き観光地のPRに努めたい。
zen

(写真)講演する浄智寺の朝比奈住職(右2人目)

※令和2年2月21日神奈川新聞より引用

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