海外駐在員の活動レポート(2020年1月・タイ・バンコク派遣職員(株式会社横浜銀行バンコク駐在員事務所))

掲載日:2020年1月14日

ASEAN最大級の機械分野の展示会が開催

自動車や電機などを中心に産業集積が進み、成長を続ける工業国、タイ。昨年はASEAN議長国を務め、さらに存在感が増している。

首都バンコクで、11月20日~23日にかけて、ASEAN最大級の機械分野の展示会「メタレックス2019」が開催された。

33回目を迎えたこの展示会には、タイをはじめ、日本や中国、ドイツなど世界16か国・地域から金属加工機器や工作機械のメーカーなど970社が出展し、4日間で10万人を超える来場があった。

日本貿易振興機構(ジェトロ)が11年連続で設置した「ジェトロ・パビリオン」には、日本から52社・10団体が出展。今回は、神奈川県から出展した光明理化学工業株式会社(川崎市)についてレポートしたい。

2年連続の出展となる同社は、各種ガスの測定器、検知警報器の製造を手掛けている。同社機器は、その正確性が高く評価されており、日本をはじめ世界各国で利用されている。タイでは代理店を通じて少しずつ販売してきたが、今回は、主に自動車整備会社をターゲットに排気ガス測定器などをPRした。

同社の池田和彦氏(輸出グループ部長)は、「ブースを訪問する企業がコンスタントにあり、製品に関心を寄せてもらえた。」と出展の手応えを話してくれた。

また、これまで車検時の排ガス規制があいまいで、当該機器は取り扱えなかったが、今回の訪タイでは運輸当局に確認を行い、2020年には認証を取得できる見込みだという。池田氏は「車検時の排ガス規制を含めた環境政策や消費者の環境意識が向上すれば、商機は広がる。今後はより具体的に販路拡大を進めていきたい。」と明るい展望も語っていた。

タイ政府が注力する産業高度化政策「タイランド4.0」では、重点産業の一つとして「次世代自動車」が位置づけられており、ハイブリッド車(HV)の生産が今後加速する見通しであることも、同社にとっては追い風となる。

こうした動向を見据えつつ、引き続き県内企業の現地展開支援に取り組んでいきたい。

jpb

(写真)ジェトロ・パビリオンの様子

kmkb

(写真)光明理化学工業(株)ブースの様子

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