中小企業サポートかながわ(2020年1月・東南アジア事務所)

掲載日:2020年1月22日

着実な経済成長が進むミャンマー~現地投資環境と進出県内企業を紹介します~

ミャンマーは、ASEANの中でもここ数年で急速に注目を集めている国です。5,000万人を超える人口と日本の1.8倍の国土を抱えており、高い潜在力を有するとともに、ここ数年のGDP成長率が約6~8%と、順調な経済成長が続いています。

軍事政権から民政に移管した2011年より積極的な対外開放政策を進めていることから、日系企業の進出も加速しており、2019年5月にはトヨタ自動車株式会社が新工場設立を発表しました。ミャンマー日本商工会議所の加盟企業は400社を超え(2019年9月現在)、民政移管時から約8倍に増加しています。今回は、経済成長が続き、注目が集まるミャンマーの現地投資環境や県内企業の取組みをレポートします。

【官民あげてのプロジェクト・ティラワ経済特区】
日本・ミャンマーの両政府と民間企業が一体となって開発を進めるティラワ経済特区は、ヤンゴン市中心部から南東約25キロメートルに位置しています。約2,400haの広大な敷地は、電力、給排水、通信等のインフラが整備されているとともに、日本政府の援助による周辺地域の発電所や道路、港湾などの整備も進んでいます。

上記の敷地一帯が経済特区(SEZ)に指定されており、外資規制の緩和や税制面の優遇、投資許認可手続きの簡便化などのインセンティブを受けられることも相まって、2015年の開業以降、日本(55社)やタイ(16社)など18の国・地域から、109社が進出を決めています。(2019年9月現在)

【チャイナ・プラスワンとして進出(株式会社キュート販売)】
ぬいぐるみの製造を手掛ける株式会社キュート販売(横浜市)は、2015年に現地法人のCUTE MYANMAR THILAWA CO.,LTDを設立して、ティラワ経済特区に進出しました。同社の佃 智子代表取締役は、「従来は中国で生産していたが、ASEAN地域での新たな展開を考えていたところ、人件費を初めとするコストの面からミャンマーへの進出を決めた」と進出に至るプロセスについて話してくれました。また、「ぬいぐるみは1つ1つが手作りなので、作り手の心持ちが製品に現れる。ミャンマー人は心穏やかな人が多く、優しい印象のぬいぐるみを作ることができることもあって、工場稼働後も順調に生産が拡大している」と話してくれました。

県やKIPでは、ミャンマーを含むASEANへの進出を検討している県内中小企業の皆さまに向けて、様々な支援策を用意しています。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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(写真)日本・ミャンマーの両政府と民間企業が開発を進めるティラワ経済特区

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(写真)CUTE MYANMAR THILAWA CO.,LTD外観

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(写真)CUTE MYANMAR THILAWA CO.,LTD工場内の様子

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