海外駐在員の活動レポート(2019年11月・東南アジア事務所)

掲載日:2019年11月14日

注目を集めるシンガポールの栄養補助食品市場

1人当たりの名目GDPが60,000米ドルを超えるなど、経済発展が進むシンガポール。国民所得が向上し、ライフスタイルが変化するとともに、糖尿病などの生活習慣病が拡大していることもあり、国内では健康に対する意識が急速に高まっている。

このような中、9月25日から26日にかけて、アジア最大級の栄養補助食品専門見本市「Vitafoods Asia 2019」がシンガポールで開催された。

9回目を迎える同見本市には、米国、中国、ドイツ、シンガポールなどの国と地域から350以上の企業・団体が出展し、2日間で約6,000人以上の来場があった。

同見本市に日本貿易振興機構(ジェトロ)が初めて設置した「ジャパン・パビリオン」には、日本企業10社がブースを出展。県内企業では、健康食品や化粧品などを手掛ける株式会社グレイン(大和市)が、独自素材を活用したサプリメントなどを売り込んだ。

同社海外事業部の西山洋祐氏は、ブースに展示したサプリメント「オリゴ乳酸[LAC]」について、「天然素材を原料としていて、腸内環境改善が期待できるサプリメントで、機能に関心を寄せる人が多く、想定以上のバイヤーから声をかけてもらえた。他の美白関連製品も注目が集まり、健康や美容に対して高い意識を持つ人が多いと感じた。数社からOEM(相手先ブランド製造)の商談があったため、具体的な話を進めていきたい」と出展の手応えを話してくれた。

見本市全体では、機能性原料やサプリメント、エナジードリンク、食事代替品など幅広い栄養補助食品がPRされていた。また、多くの国のバイヤーに向けて、OEMを意識した製品サンプルを展示するブースが多かった。

健康意識の高まりを受けて、シンガポールにおける健康管理関連の消費市場は着実に拡大している。このような最近の動向を踏まえて、引き続き県内企業の現地における活動支援に力を入れていきたい。

 

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(写真)ジャパン・パビリオンの様子

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(写真)「Vitafoods Asia 2019」株式会社グレインのブース出展の様子

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