海外駐在員の活動レポート(2018年9月・東南アジア事務所)

掲載日:2018年9月11日

バンコクでものづくり商談会が開催

東南アジア屈指の工業国、タイ。2017年の実質GDP成長率は3.9パーセントとここ数年で最も高く、輸出額の増加が経済成長に繋がっている。
 
その首都バンコクで、6月20日から3日間、「Mfairバンコク2018ものづくり商談会」が開催された。
 
今回で5回目となる本展示会・商談会は、製造業向けのビジネスマッチングサービスを手がけるファクトリー・ネットワーク・アジア社(FNA)などが主催。会場には自動車関連の製造業を中心に162社がブースを出展し、新たなビジネスパートナーや販路を求める日本やタイ・ローカルの企業関係者など約1万人が参加した。
 
期間中には、金属加工業者が自社で製造したコマを持ち寄り対戦する「コマ大戦2018 in BANGKOK」も開催。イベントを楽しみながら、自社の技術力をアピールする機会も設けられた。
 
5回連続で本展示会・商談会へブース出展している株式会社ウチヌキ(綾瀬市)は、日本貿易振興機構(ジェトロ)などの支援を受け、2015年にバンコク郊外に工場を新設。同社の手掛ける打ち抜き金網(パンチングメタル)は、道路や鉄道、ビル建設などのインフラ整備が進むタイで需要が増加していることから、積極的に同国内の展示会やビジネスマッチングに参加して商談を重ねている。
 
現地代表の岩佐昌宏氏は、「大手バイヤーからの訪問もあり、製品に関心を寄せてもらえた。タイにはパンチングメタルを専門とするメーカーが少ないので、その点の強みを生かしながら、今後も積極的に販路を開拓していきたい」と出展の手ごたえについて話してくれた。
 
タイ政府は、産業の高度化・高付加価値化を目的とする「タイランド4.0」政策を実現するために、同国東部3県にまたがる「東部経済回廊(EEC)」の開発構想を掲げており、すでに中国の電子商取引(EC)最大手のアリババ集団が同地域への進出を表明するなど、積極的な投資誘致が進められている。
 
こうした新たな展開を注視しつつ、引き続き、現地での県内企業の支援を続けていきたい。
 
 mafair
 (写真)「Mfairバンコク2018ものづくり商談会」会場の様子
 
 uchinuki
 (写真)株式会社ウチヌキ・ブースの様子

 
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