海外駐在員の活動レポート(2018年5月・東南アジア事務所)

掲載日:2018年5月31日

裾野が広がるタイ訪日観光市場

JNTO(日本政府観光局)が発表した2017年の訪日タイ人数は、前年比9.5%増の98万7,100人と過去最高を記録した。国・地域別では6位、ASEANでは最も多い人数となっており、訪日観光ブームが加速している東南アジアからの需要をけん引している。

高まる日本への関心を背景に、今年1月にはタイ北部の中心都市であり国際空港も有するチェンマイで、「ビジット・ジャパン・トラベルフェアinチェンマイ」が開催された。バンコク以外でJNTOによる訪日旅行博が開催されるのは初めてのことであり、チェンマイに拠点を置く旅行会社が訪日旅行商品を販売するとともに、県シンガポール事務所を含む9つの団体・自治体がブースを出展して、各地の魅力をアピールした。

県シンガポール事務所と共同でブース出展して、箱根や鎌倉などの県内観光地をPRした小田急電鉄バンコク駐在事務所の関隆宏所長は、出展の手応えについて「バンコクに比べてマーケットとしては大きくないが、ゴールデンルートをはじめ、何度も日本へ旅行している訪問者もおり、今後のプロモーション次第では訪日客が伸びるチャンスがあるように感じた。定番の観光コース以外にも、タイ人にとって『ここでしかできない体験』などの新たな魅力を掘り起してPRしていきたい」と語ってくれた。

また、2月にバンコクで開催された東南アジア最大規模の観光見本市「タイ国際旅行フェア(TITF)」には、本県に事務局が置かれている富士箱根伊豆国際観光テーマ地区神奈川県協議会がブースを出展。FIT(個人旅行:ForeignIndividualTourの略称)やリピーターの増加による目的地の多様化が進みつつあることから、協議会メンバーである県や伊勢原市の職員が、県内観光地のPRのみならず、ブース訪問者への個別アンケート調査や主要旅行会社への積極的なセールスコールを実施した。

訪日タイ人旅行者数は堅調な増加を続けている。未開拓のマーケットに目配りをしたり、FITやリピーターの増加傾向を踏まえた対策を立てたりするなど、より多くのタイの方々に県内を訪問してもらえるよう、引き続き、県内観光地のPRに努めたい。

 

(写真)「ビジット・ジャパン・トラベルフェアinチェンマイ」出展ブースの様子

(写真)「タイ国際旅行フェア(TITF)」出展ブースの様子(タイ・バンコク)

 

 
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