海外駐在員の活動レポート(2018年4月・東南アジア事務所)

掲載日:2018年4月30日

未病産業の国際展開

県では、超高齢社会において成長産業になると期待される「未病産業」の創出拡大に取り組んでいる。中でも、今後の市場拡大が予測されるASEAN地域の中心的役割を果たすシンガポールへの未病産業の展開を進めている。

この取組みの一環として、県は3月にシンガポールで医療従事者や現地販売代理店等に製品やサービスを紹介する展示会「神奈川ヘルスケア・ソリューションズ・ショーケース」を開催した。この展示会では、県と連携・協力に関す覚書を締結しているシンガポール国立大学保健機構(NUHS)において、未病産業研究会の会員企業7社が、それぞれの商品やサービスを展示。来場したNUHSや企業関係者ら約100名に対し、商品・サービスのPRや商談を行った。

疲労・ストレス測定システム「VM500」を展示した株式会社村田製作所の中村康道氏は、「医療現場で働く多くの方々に来てもらい、日頃から簡単に取り入れることができる健康診断のシステムに興味を持ってもらえた」と出展の手ごたえを振り返る。その上で、「今回の出展で得られた結果を、ASEAN地域への展開に繋げたい」と話していた。

この「VM500」は、同社と株式会社疲労科学研究所が共同開発した商品で、優れた未病関連の商品・サービスとして県の「ME-BYOBRAND」にも認定されている。

このほかにも、多くの先進的な未病関連の商品やサービスが展示され、来場者の関心を集めていた。また、参加企業とシンガポール企業との共同研究や商品導入に向けた具体的な動きも見られた。

展示会終了後は、県とNUHS、また、NUHSと同様に県と覚書を締結しているシンガポール科学技術研究庁(A*STAR)及びシンガポール国立大学(NUS)とで、同国政府機関との連携や研究開発分野での協働の可能性に関する意見交換を行った。

こうした国際連携関係をベースに、優れたヘルスケア・医療関連商品やサービスの海外展開及び技術交流をサポートしていきたい。
 
(写真)「神奈川ヘルスケア・ソリューションズ・ショーケース」では多くの未病関連商品やサービ スが展示され、来場者の関心を集めていた。(シンガポール)
 
 
 
 ※平成30年4月13日神奈川新聞記事より引用。
 
 
本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa