海外駐在員の活動レポート(2018年2月・北米事務所)

掲載日:2018年4月27日

メリーランド州との草の根交流

1月18日、メリーランド州にとって歓迎すべきニュースが飛び込んだ。アマゾン・ドット・コムが新設予定の第2本社の候補地の一つに同州のモントゴメリー郡を選んだという。

その理由として、豊富な技術系人材、健全な財政状況、多様な文化的素地などが評価されていると考えられる。

これを受けて、ホーガン州知事は、同社を誘致するために、周辺インフラ整備を含めた総額50億ドル以上の誘致施策を用意すると発表した。

神奈川県にとっても、37年に及ぶ友好提携関係にある同州の経済が発展することは喜ばしい。

県と同州は、メリーランド神奈川姉妹州委員会の岡島喜久子委員長が中心となり、高校生の教育交流、ライフサイエンス分野における大学連携、動物愛護など、幅広い分野で交流を進めている。また、同州の商業都市・ボルチモア市と川崎市の姉妹都市交流が相互に作用し、骨太の草の根交流も促進されている。

再生・細胞医療の産業化拠点「ライフイノベーションセンター(川崎市殿町)」に研究拠点を構える(株)同仁化学研究所は、ボルチモア市で1996年から事業を展開している。現地責任者の菊地明男氏は、「国立衛生研究所(NIH)、アメリカ食品医薬品局(FDA)、ジョンズ・ホプキンス大学など関係機関が集積していることは大きな利点だ」と語る。

メリーランド州に神奈川県を売り込む取組みも紹介したい。1月30日、州議会議員等に向けて、メリーランド州と友好提携を結ぶ各地域がPRを行った。

神奈川県からは、ビジネスフレンドリーな投資環境や多様な観光資源の紹介に加え、昨年から北米への輸出を開始した泉橋酒造(海老名市)の日本酒をふるまい、来場者をひきつけた。米国、特に東部では日本酒が広く認知されておらず、そのフルーティーな味わいを気に入り、購入希望の声も聞かれた。

こうした自治体や各機関の草の根交流を基点に、将来にわたり貿易・投資面を含めた双方向の交流が促進できるよう活動していきたい。

(写真)メリーランド州姉妹州年次レセプション(州知事夫人、州務長官ら)
レセプション
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