海外駐在員の活動レポート(2017年6月・東南アジア事務所)

掲載日:2017年6月30日

タイでの海外展開をサポート

訪れた人で賑わう神奈川県ブースの様子
(写真)神奈川県ブースの様子

バンコクのスワンナプーム国際空港に到着して税関を通り抜け、地下1階に下りるとすぐにエアポート・レール・リンク(ARL)の改札口を見つけることができる。ARLは、空港からバンコク市内を約30分で結ぶ高速鉄道であり、空港と中心街を結ぶ、早く、安全で手ごろな値段の交通手段である。バンコク市内に着けば、BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)が張り巡らされており、移動には不自由しない。

このように整備された公共交通機関をはじめ、設備の整った工業団地、大規模な空港・港湾、安定した電力供給といった充実したインフラが、タイの大きな魅力であり、多くの日系企業が集積している理由の一つである。 

そのタイの首都バンコクで、5月17日から20日にかけて「サブコンタイランド2017」が開催された。今年で11回目を迎えるこの展示会には、ASEAN地域や日本などから、金属、プラスチック、自動車、機械、家電の部品・部材、工業用金型の各メーカーやそれらの、設計など、ものづくりを支える350社以上の企業が出展した。

全体の来場者数は、約2万5千人。主に自動車、家電、エアコン関連企業などのエンジニア、購買・製造・企画部門などから、タイ、ASEAN地域のものづくり産業を担う担当者が来場した。神奈川県からは、公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)及び公益財団法人横浜企業経営支援財団(IDEC)を通じ、合計6社がブースを出展。それぞれの製品・サービスをPRした。

4年連続の出展となる株式会社サイマコーポレーション(藤沢市)の斎間孝社長からは、「タイをはじめとするアセアン企業の高い技術力を改めて実感した。インド、ミャンマー、インドネシアなどへの進出を進めているが、タイ企業から商談の申込みを受けたので、タイへの進出も積極的に検討していきたい」との感想を聞くことができた。

タイ政府は、産業の高度化・高付加価値化を図るため、次世代自動車やロボティクスなど10の重点産業への投資拡大を図る「タイランド4.0」政策を進めており、更なる産業集積が見込まれる。

新たな動きを見据えつつ、引き続き、現地支援を続けていきたい。

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