海外駐在員の活動レポート(2017年2月・東南アジア事務所)

掲載日:2017年2月28日

未病産業の国際展開を支援

神奈川ヘルスケア・ソリューションズ・ショーケースで意見交換を行う参加企業
「神奈川ヘルスケア・ソリューションズ・
ショーケース」で意見交換を行う参加企業

2016年6月、黒岩知事がシンガポールを訪問し、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)、シンガポール国立大学(NUS)、シンガポール国立大学保健機構(NUHS)との間でライフサイエンス分野等での連携・協力に関する覚書を締結した。この覚書は、医薬品や医療機器の実用化・産業化のほか、未病産業の国際展開や人材育成等に協力して取り組むことを目的としている。
2017年1月、県は、シンガポールでこの覚書の締結機関の1つであるNUHSと共同で「神奈川ヘルスケア・ソリューションズ・ショーケース」を開催した。このイベントには、未病関連企業6社が出展し、それぞれの製品や技術を展示。来場したNUHSを始めとするシンガポールの医療関係者など100名を超える方々と熱心に意見交換をした。
このイベントに出展し、スマートヘルスチェック事業などを手掛けるHPC統合医療研究所株式会社(横浜市西区)の園田俊司氏(取締役会長)は、「シンガポールの医療現場の最前線で働く多くの方々が来場するなど、参加者の質が高かった。また、事前のマッチングで打合せが設定され、効果的な市場調査が可能であった。日本と同様に、シンガポールにおいても高齢化に伴い予防医療への関心の高まりを実感した。簡易的な健康診断を日頃から取り入れるようなシステムとして、シンガポールへの輸出を目指したい。」と意気込んでいた。
このほか「ME-BYOBRAND」として製品の認定を受けたPST株式会社とCYBERDYNE株式会社もイベントに出展した。これら企業の先進的でユニークな技術・製品も、シンガポールの医療関係者の注目を集めていた。
また、参加企業の中には、シンガポールの研究者との共同研究を模索する動きも出てくるなど、ネットワークの拡大にもつながった。なお、こうした日本とシンガポールとの共同研究に対しては、日本医療研究開発機構(AMED)とA*STARが連携して「老齢化」をテーマとした両国の共同研究の公募を実施するなど、国際連携に対する支援の動きが加速している。
今後も、こうした国際連携関係を生かし、この分野での経済・技術交流を一層推進させていきたい。

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県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa