中小企業サポートかながわ(2017年1月・タイ・バンコク派遣職員(株式会社横浜銀行バンコク駐在員事務所))

掲載日:2017年1月31日

タイへの進出、販路拡大にあたって 展示会を活用したビジネス展開

タイは、自動車、電気・電子関連の産業を中心としたアセアン随一の日系企業の集積国です。タイへの進出日系企業数は4,500社を超え(ジェトロバンコク調べ)、最近では、製造業だけでなくサービス業の進出も増加しています。タイへの進出や販路拡大にあたり、タイで開催されている展示会を活用したビジネス展開の事例を紹介します。

タイへの日系企業の進出動向

業種別のタイ進出日系企業図出典はジェトロバンコク
業種別のタイ進出日系企業(出典)ジェトロバンコク

現在、タイには4,500社以上の日系企業が進出しており、日系企業の進出企業数は、中国、米国に次ぎ第3位です。在留している日本人も2015年時点で、67,000人以上と年々増加しています。

産業別では、自動車、電気・電子等の製造業が依然としてタイ進出企業の中心ですが、食品業や観光業といった製造業以外の業種の進出も年々増加している傾向にあります。

タイで開催される展示会

タイでは様々な業界向けの展示会が年に50件以上開催されており、日系企業がタイでビジネス展開を図る上で、展示会への出展は有効な手段の一つです。
 そこで、タイの産業の中心である(1)製造業、そして最近注目を集める(2)食品業を対象とする展示会と、展示会を活用した県内企業によるビジネス展開事例を紹介します。

1 METALEX
 METALEXはアセアン最大級の金属加工・工作機械の展示会で、2016年で30回目の開催となりました。例年各国から2,700社以上の企業が参加し、来場者数は7万人を超えています。
 最近では、タイの産業の高度化に向けて生産設備の自動化を図る産業用ロボット分野の出展が多くなっているのが特徴です。
 現地企業への販路拡大を狙うA社(タイ進出済、工作機械製造・販売業)は、自社のノウハウをタイ人技術者からタイ企業に直接説明・アピールすることによって、タイ企業からの受注の獲得に繋がりました。
賑わうタイフェックス会場の写真
THAIFEXの会場の様子

2 THAIFEX
THAIFEXは、食料品、小売業、外食サービスなど食品関連全般を網羅するタイ最大の国際総合食品見本市で、2016年で13回目の開催となりました。来場する専門バイヤー数は4万人を超え、活発な商談が繰り広げられています。

タイでは、在タイ日本人の増加やタイ人の所得向上を背景に、日本食関連産業の進出が増加しています。

新事業の立ち上げを狙うB社(タイ進出済、食品商社)が、日本産の野菜や果物を展示会に出展したところ、現地量販店や外食チェーンの関心を集め、日系の小売店に加え、現地大手量販店の受注も獲得し、タイでの販売がスタートしました。

タイでのビジネス展開にあたって

このように、展示会に出展することで、現地のニーズを体感するだけでなく、日系企業のほかタイ企業に対しても販路を開拓するきっかけになります。
 当事務所では、県内企業がタイへの新規進出や事業拡大を行う際に発生する外資規制や輸入規制などの各種課題・お悩みに対して、ジェトロバンコクや現地コンサルティング会社と連携し、ハンズオンできめ細かく課題解決のサポートを行っています。
 タイでのビジネス展開をお考えの際には、お気軽にご相談ください。
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