海外駐在員の活動レポート(2016年11月・東南アジア事務所)

掲載日:2016年11月30日

活性化するアセアンからの訪日観光市場

タイ・バンコクで観光セミナーの様子

日本政府観光局(JNTO)によれば、2016年上半期(1月から6月)の訪日外国人旅行者数は、前年同期比28.2%増の1,171万人に達し、過去最高を記録した。アセアンの中では、タイからの旅行者数が最も多く、48.5万人とこれも過去最高を記録した。
こうしたタイからの訪日旅行者の増加を受け、小田急電鉄では、今年9月、タイ・バンコクに駐在員事務所を開設。事務所の開設に合わせ、タイ・バンコクで観光セミナーを開催し、タイの旅行会社など50名を超える参加者に対して沿線観光地の魅力等についてPRした。セミナーには、箱根観光船、箱根登山鉄道、江ノ島電鉄といった沿線観光地の同社グループの事業者も参加し、現地の旅行会社に対して個別にきめ細かい情報提供を行っていた。
同事務所では、このようにタイをはじめ周辺地域の国際観光展への積極的な出展や現地の旅行会社・メディアへのきめ細かいサポートを通じて、箱根、鎌倉、江の島といった県内の沿線観光地へのさらなる訪日客の誘致を目指したい考えだ。
また、訪日客の誘客にあたり、個別のニーズに応じた対応が求められている。例えば、マレーシアやインドネシアからは、ムスリム(イスラーム教徒)観光客の増加も見込まれている。ムスリム観光客は、日々の礼拝や特定の食品の忌避など、信仰上の理由から特別な配慮が求められることがある。
こうした状況を踏まえ、県では、今年7月に県内のムスリムフレンドリー・レストランを紹介する冊子を作成。また、小田急電鉄も県などの支援を受けて、ムスリム観光客向けに箱根のモデルツアー冊子を作成した。
このムスリム観光客向け冊子は、マレーシアやインドネシアの国際観光展などですでに配布されており、ムスリムの来場者から「神奈川県は安心して観光できる。」と好評であった。
今後も多くの方々に県内を観光していただけるよう引き続き、観光地のPRに努めたい。

 

ムスリムの方への観光アピール

 

観光展に訪れたムスリムの方々
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