海外駐在員の活動レポート(2016年9月・大連 神奈川経済貿易事務所)

掲載日:2016年9月30日

大連観光展で見えてくること

日本観光展で賑わう様子の写真
「魅力日本!日本観光展」の様子
8月13日(土曜)から14日(日曜)にかけて、大連市の中心市街地にある大連久光百貨店で、訪日観光客の誘致促進と地方各都市の魅力発信を目的としたイベント「魅力日本!日本観光展」が開催された。
中国大連に駐在する地方自治体が参加する中、当事務所も神奈川県の観光PRを行った。
イベント会場である大連久光百貨店は日本製商品の品揃えも豊富であり、日本に関心を寄せる客層も多い。会場では、各地方自治体による観光PRのほか、餅つきや茶道パフォーマンス、生け花教室などのイベントも行われ、多くの中国人買い物客が訪れた。
日本政府観光局の発表によると、今年上半期の訪日外国人数(推計値)は1,171万4千人(前年同期比28.2パーセント増)と、過去最高を更新した。その中でも、中国は307万6,600人(41.2パーセント増)と、大幅に増加している。
観光展に出展していた大連旅行会社各社によると、「東京、大阪、九州などへの団体旅行が割安感等もあり引き続き人気が高い。また、個人旅行のニーズも昨年以上に増えている」とのことであった。旅行会社各社も知恵を絞り、人間ドックなどが受診できる旅行商品や、ゴルフや温泉などをテーマにしたものなど、様々な旅行商品を取り揃えてきている。
円高や熊本地震の影響等が懸念されたが、全体として訪日旅行は好調さを維持している印象を受けた。今後は、増加傾向にある個人旅行のニーズをいかに取り込んでいくかが、旅行会社各社にとっての課題であろう。 
観光展ブースを訪れる来場者からは、「今度は団体旅行ではなく、個人旅行で行きたい」、「個人で行く場合、東京から箱根にはどのように行けばよいか」、「アウトレットモールはどこにあるのか」、「美味しいところはどこか」といった声が聞かれ、個人旅行のニーズの高まりがよく分かる。
神奈川県は、東京から近くアクセスの優位性を持っているものの、団体旅行が組まれている横浜、鎌倉、箱根以外の地域を知らない人が多い。
今後も、こうした中国の観光展を通じて、訪日観光客のニーズを把握するとともに、神奈川の様々な地域の魅力を積極的に発信していきたい。
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