海外駐在員の活動レポート(2016年3月・北米事務所その2)

掲載日:2018年4月27日

米国東海岸に大寒波襲来

雪道

神奈川県北米事務所があるメリーランド州の冬の様子をお伝えします。
真夏には日中30度から35度となるメリーランド州、ワシントンDC周辺も、真冬には氷点下となる日が多く、神奈川県に比べて年間の寒暖差が大きいです。
1月、2月には毎週のように雪が降る年もあり、雪は少ないものの、毎日氷点下で、頻繁にマイナス10度以下となる年もありました。一般的には、雪の日のほうが厚い雲に地表の空気が覆われて、寒さは和らぎます。真冬に空が青く、晴れ渡った日は非常に寒く、たとえて言えば、地表の空気が放射冷却により宇宙まで持って行かれてしまうような印象です。
今年の冬は、氷点下となる日は数えるほどでかなりの暖冬でしたが、1月22日から24日にかけて米国東海岸を襲った歴史的大寒波、スノウ・ストーム「ヨナス」がメリーランド州にも襲来しました。
大雪の予報があった場合、連邦政府や州政府の機関は寒波の到来前に率先して閉鎖し、注意報や警報を発令して市民にも不要の外出を控えるように注意喚起します。車社会ということもあり、事故等の惨事を避けるために早めの対処をしています。今回は22日午後から連邦政府、州政府ともに閉鎖し、その後の大雪の影響で州政府は25日まで、連邦政府は27日まで、地元の学校は30日まで閉鎖しました。
積雪量については、州内のボルティモア空港で約75センチメートル、事務所のあるアナポリスでも約60センチメートル積もりました。ちなみに、ボルティモア地域の年間平均積雪量は約51センチメートルなので、1回の暴風雪でいかに多くの雪が降ったかが分かります。
人的被害もあり、報道によれば全国で少なくとも49人が亡くなられたようです。
交通機関については、飛行機は空港が閉鎖したため全て欠航、電車、バスも多くが運行休止となりました。
米国は車社会のため、道路の復旧は市民にとって最も重要です。積雪を溜めてしまうと除雪が困難になることから、雪が降りだすと除雪車が巡回し始めます。雪がやむと一気に除雪を進め、短時間で道路を復旧させます。
気温はアナポリスでマイナス5度程度でしたが、風速50キロメートル毎時を超える暴風雪が吹き荒れた時は、本当に「強烈」の一言でした。
私の生活はというと、22日夜中に短時間の停電があり、停電の衝撃で通信回線が故障し、インターネットとテレビなしの生活が1週間続きました。ちなみに、アメリカでは通信会社に修理を頼んでもすぐには来てもらえない上、使用できなかった期間の返金もありません。
厳しい冬が終わると、ワシントンDCの桜の名所ポトマック河畔で、8000本以上と言われる桜が壮観に咲き誇ります。毎年、多くの人が花見を楽しんでいます。

花の道

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