海外駐在員の活動レポート(2016年3月・北米事務所その1)

掲載日:2018年4月27日

脚光浴びるメキシコ

集合写真

増加が続くメキシコの人口は、昨年、日本を上回った。若年層が多く、製造業に適した労働力が豊富に確保でき、隣接する米国と自由貿易協定で結ばれているため、世界から生産拠点として脚光を浴びている。特に近年の自動車産業の急速な発展には目を見張るものがある。
メキシコ自動車工業会の速報値によると、2015年の生産台数は約340万台で世界第7位、輸出台数は約276万台で世界第4位といずれも過去最高となった。また、国内販売台数も約135万台で過去最高となり、市場として着実に成長している。
日米独を中心に多くの完成車メーカーが進出する中、メキシコ国内の生産台数の約4分の1が日産自動車、日系メーカー全体では約3分の1を占める。
完成車メーカーの進出ラッシュを受け、特に2019年に稼動予定のトヨタ及びBMWからの受注を目当てに、プレス、機械、金属、プラスチック等の各種加工、各種組立、表面処理などのサプライヤー企業が続々と進出を決め、工場の建設ラッシュが起きている。プロメヒコ(メキシコ貿易投資促進機関)によれば、これらの加工分野の概ね3分の2が輸入に依存しており、サプライヤー企業の進出余地が依然として大きい。
昨年10月、神奈川産業振興センターが主催、ジェトロ(日本貿易振興機構)の協力により、県内の自動車関連会社を中心に8社がメキシコ進出の検討を行うため、自動車産業の集積が著しい中央高原地方を訪れた。連日、日系サプライヤー企業を訪問して工場視察と情報収集を行った。
訪問した中央高原の一画、アグアスカリエンテス州と本県は2014年10月に経済交流の促進に関する覚書を締結して以来、相互交流を深めてきており、そうしたことから、本県と州政府は強い信頼関係にある。県内企業の新規進出に限らず既進出企業の工場拡張の際も、現地政府と連携して支援することが可能である。日産自動車を始め、自動車産業の集積が進んでいる同州において、引き続き現地関係機関と連携し県内企業の現地日系企業や工業団地への視察、州政府とのミーティング設定などビジネス拡大に向けた支援を行いたい。

集合写真その二

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa