海外駐在員の活動レポート(2019年1月・東南アジア事務所)

掲載日:2019年1月18日

ベトナムでの販路拡大をサポート

積極的な外資誘致を進め、ASEANでも屈指の経済成長を続けるベトナム。日本企業からの投資額も増え続けており、同国への関心は一段と高まっている。

このような中、2018年10月11日から13日にかけて、南部の大都市ホーチミン市で国際展示会「METALEX VIETNAM 2018」が開催された。

12回目を迎えたこの展示会には、日本や中国、ASEAN諸国などから、金属加工機器や工作機械のメーカーや設計会社など500社以上が参加し、3日間で約2万人の来場があった。

本県からは、公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)を通じて、いたずら防止ねじ等の特殊ねじを取り扱う株式会社サイマコーポレーション(藤沢市)と、電子機器部品の製造・販売を手掛けるエムデン無線工業株式会社(藤沢市)が出展。それぞれの製品・サービスをPRするとともに、会場内の出展ブースを精力的に訪問して商談を行った。

サイマコーポレーションの斎間孝社長は、「日系企業のみならず、ベトナム企業からの問い合わせもあり、関心を寄せてもらえたと思う」と話したうえで、「現地での販路をさらに開拓して製品を売り込むには、もう一工夫が必要かもしれない」と出展の結果を冷静に分析していた。

また、エムデン無線工業の尾野次郎工場長は、「多くの企業にブースを訪問してもらえた。ベトナムでの商談案件はロットや発注額が大きいことが特徴。このような展示会への出展を通じて、積極的に商機を捕まえていきたい」と手ごたえを話してくれた。

なお、エムデン無線工業は県の「神奈川インダストリアルパーク事業」(注)を活用して、ホーチミン近郊のKIZUNAレンタルサービス工場(KIZUNA2)に進出し、2018年から現地工場を本格稼働させている。尾野氏は、「現地での生産が少しずつ軌道に乗ってきたと感じている。取引の依頼も増えているので、これから事業を拡大していけたら」と話す。

今後も、このような展示会でのサポートをはじめとして、県内企業の現地活動支援を進めていきたい。

(注)神奈川インダストリアルパーク事業
県内中小企業の海外での生産拠点設置を支援するため、進出ニーズの高いベトナムにおいて、本事業で連携する工業団地に進出する県内企業に対し、県及び関係機関等が進出の準備段階から操業後まで総合的にサポートするもの。

(写真)METALEX VIETNAM 2018会場の様子

 

企業ブースに集まる人々

(写真)出展ブースの様子

 

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