海外駐在員の活動レポート(2021年1月・大連 神奈川経済貿易事務所)

掲載日:2021年2月3日

発展する四川省・成都市の今をご紹介します!

~経済成長力と消費市場の魅力・日本との積極的な交流姿勢~

 四川省は中国南西部に位置し、面積は日本の国土の1.3倍、常住人口は約8,400万人、温暖な気候と豊富な農作物に恵まれ古くから「天府の国」と称されてきました。電子産業や自動車産業、食品・飲料産業が盛んで、特に電子産業ではPC製造などに関する大手企業の集積や産業チェーンが形成されています。2019年のGRP(域内総生産)成長率は中国のGDP(国内総生産)成長率(6.1%)を超える7.5%と堅調な経済成長を続けています。省都である成都市は人口約1,650万人と中国でも有数の消費市場を抱える大都市です。市内には多数のショッピングモールがあり、代表的な繁華街である春熙路(チュンシール―)は昼夜を問わず活気に溢れています。

成都市チェンシールー
(成都市春熙路)

<成都市における日系企業の進出と県内企業の活動例>
 成都日本商工クラブの2020年6月時点の法人会員は134社で、トヨタ自動車、コベルコ建機、イトーヨーカ堂、とんかつ和幸、ABCクッキングスタジオなど幅広い業種の企業が進出しています。中でもイトーヨーカ堂は市内に8店舗あり、安心・安全のイメージを打ち出したプライベートブランドは成都市民に愛されています。県内企業の活動例では、2020年9月に開催された展示会「四川国際健康・養老産業博覧会」に、中国現地法人または販売代理店を持つ2社((株)ベネクス【リカバリーウェア製造】、(株)エースE&L【高齢者向け集音器製造】)が出展しました。2社とも初めての中国西部地域への展開で、市場調査・情報収集に取り組んでいました。成都市の消費市場はこれからも注目を集めていくでしょう。

四川国際健康・養老産業博覧会
(四川国際健康・養老産業博覧会に出展の県内企業)

<成都市の日本との積極的な交流姿勢>
 2019年12月に日中韓首脳サミットが成都市で開催されたことなどを背景に、成都市は日本との交流に積極的です。コロナ禍で日中間の往来が制限される中でも、成都市は在中国の日系企業等に向けた「成都対日開放プロモーション活動」を中国の主要都市で開催し、成都市が日本の協力を期待する医療・健康(介護サービスなどを含む)、生態環境、文化・教育、観光、科学技術、物流、金融、都市建設の8分野について、各種プロジェクトの概要や成都市が希望する日本企業との協業内容が紹介されました。2020年4月には日中(成都)地方発展協力モデル区の建設プロジェクトが立ち上がるなど、国家レベルでも日本との産業連携が期待されています。
 四川省・成都市に興味を持つ県内企業様がいらっしゃいましたら、ぜひ県企業誘致・国際ビジネス課までご連絡ください。

成都対日開放プロモーション
(成都対日開放プロモーション活動の様子)

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県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa