海外駐在員の活動レポート(2020年3月・大連 神奈川経済貿易事務所)

掲載日:2020年3月13日

上海の世界最大級自動車関連総合見本市

中国は世界一の自動車産業の集積地といえる。2018年の中国国内自動車生産台数は約2,781万台と前年比では減少となったものの、その数字は第2位の米国の約2.5倍であり、世界中の自動車関連企業が中国市場や現地企業の動向に注目している。今回は、昨年12月に開催された世界最大級の国際自動車産業総合見本市「アウトメカニカ上海」について紹介したい。

「アウトメカニカ」はメッセフランクフルト社(本社:ドイツ)が世界各地で開催する自動車部品・用品・アフターマーケット見本市。今回で15回目となった「アウトメカニカ上海2019」には、6,590社が出展、149の国と地域から約16万人が来場し、過去最大の規模となった。会場は「国際ホール」「パワートレイン」「部品構成品」「シャーシボディ」「電気系統システム」「カーケア&潤滑油車載電子機器アクセサリー」「外装モータースポーツ向け改造」「照明」「修理工具洗車」「タイヤホイール」「新モビリティ新サービス」のカテゴリーに分かれており、各エリアとも多くの来場者で賑わっていた。

主催団体の日本法人であるメッセフランクフルトジャパン(株)の川津統轄マネジャーは、「今回は自動車業界のバリューチェーンの急速な進歩に合わせた『オートモーティブ・エコシステム』という独自のコンセプトのもと、メーカー、流通業者、小売店、サービスプロバイダだけでなく、研究機関、教育研修機関、保険会社、スタートアップ企業等も参画する包括的な見本市として多くの方に参加いただいた。日本企業には日本語での出展サポートや、国際ホール内に設置するジャパンパビリオンに出展場所を提供しており、今後も多くの日本企業に出展してもらいたい」と語っていた。

日本企業は現地法人を含む19社が参加。出展した県内企業で自動車用サスペンションを製造する(株)テイン(横浜市)の中国現地法人の広州分公司・三原総経理は、「今回で3年連続の出展。アウトメカニカ上海は、中国だけでなくインドや中東、欧米など海外の業者が来場すること、また1つ1つの商談内容が濃いことが魅力。今回も来客数は多く、出展効果はあると感じている。この3年は「モータースポーツ向け改造」エリアで出展したが、エリアによって来場客層も異なるので、今後はジャパンパビリオンへの参加についても検討したい」と語っていた。

中国の展示会を活用した海外展開に取り組む県内企業の活動を引き続き支援していきたい。

dl5 dl6

(写真左)アウトメカニカ上海2019、国際ホールの様子

(写真右)ジャパンパビリオンの出展ブース

dl7

(写真)(株)テインの出展ブース

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa