中小企業サポートかながわ(2020年2月・大連 神奈川経済貿易事務所)

掲載日:2020年2月5日

中国ビジネスのゲートウェイ・大連~羽田便の就航で注目が集まる中国の親日都市・大連の魅力~

中国東北地方にある遼寧省の主要都市・大連は、多くの日系企業が集積しており、日本との間に堅固な経済関係が構築されています。今回は、そんな大連の経済概況や日本商品関連イベントなどをご紹介します。

大連市の経済概況と特徴

大連市は人口約600万人、遼東半島の南端に位置する、天然の良港をもつ港湾都市です。電子・機械・石油・化学工業・冶金・紡績などの製造業に加えて、近年はITやBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業などの非製造業も発達しています。2019年上半期の域内総生産(GRP)は、前年同期比6.7%増の3,671億元(約5兆8,736億円、1元=約16円)と、全国の成長率(6.3%)を上回り、東北地方の中でも、大連は安定した経済成長を続けています。

大連の特徴として、現地での「日本」の存在感が挙げられます。ジェトロのレポートによると、日系企業数は約1,550社で、上海、バンコクに次ぐ世界第3位の数字です。さらに、貿易額全体に占める日本との貿易額割合(19%)や人口100万人当たりの日本語能力テスト1級受験者数(889人)、国際線に占める日本路線の割合(54.7%)などの数値は抜きん出ており、大連と日本の密接な関係が窺えます。

大連で開催される日本商品イベント

大連には日本の付加価値の高い商品を求める消費者も多く、中国へのテストマーケティングに適した都市と考えられます。2019年9月には、日本商品に特化した展示会「大連日本商品展覧会」が開催されました。第11回目となった今回は過去最高の日系企業350社が参加し、3日間で10万人超の来場者を数えるとともに、初めて越境電子商取引(EC)の出展ブースが設けられるなど、熱気に包まれました。

KIPブースでは県内企業7社が出展し、それぞれの商品やサービスについて、積極的にPRを行いました。鎌倉彫製品を扱う(有)山水堂(鎌倉市)の小泉五郎代表取締役は、「初めての出展でしたが、来場者が多く中国の方の嗜好や価値観などを直接感じるよい機会になりました。今後の販売展開に生かしたいと思います。」と語ってくれました。

3月末から羽田~大連の直行便の就航が予定されており、ビジネスと観光の両面で交流拡大が期待されます。大連・神奈川経済貿易事務所では、引き続き、中国でのビジネス支援を積極的に行っていきます。大連をゲートウェイとした中国でのビジネス展開をお考えの方は、お気軽にお問合せください。

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(写真左)大連市内から開発区を望む景色 (写真右)大連日本商品展覧会

 

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