海外駐在員の活動レポート(2019年6月・大連 神奈川経済貿易事務所)

掲載日:2019年6月20日

中国東北地方で生まれるイノベーション

4月12日、中国東北三省(吉林省、黒竜江省、遼寧省)では初となる日中イノベーションセミナーが遼寧省大連市で開催された。このセミナーは、イノベーションを切り口に大連に新たなビジネスモデルの創出を図ることを目的として、ジェトロ大連事務所及び大連創新創業創投サービスセンターが主催したもので、現地のスタートアップ企業と日系企業など約120名が参加した。

同セミナーでは、ビッグデータやAI、ロボット、IoTなどの分野で活躍するスタートアップ企業10社がそれぞれの事業や製品、技術をPRし、「歩行データからスマート診断を行う靴型ウェアラブル医療機器」や「超大型建築用3Dプリンター機器」など、ユニークな製品の発表も多く、日系企業の参加者からは、「大連にも優れたイノベーション企業があることを改めて理解した」、「商品開発において連携できそうな企業があった」などの声を聞くことができた。今回参加していたスタートアップ企業の代表者の多くが20代後半~30代で、日本や欧米に留学した経験があるという。セミナー後に行われた商談会でも、流暢な英語で自社の製品やサービスを説明している姿が印象的であった。

ジェトロ大連事務所の水田所長は、「イノベーションというと深センの企業ばかりが取り上げられがちだが、大連や東北三省にも新しい技術やサービスを生み出すスタートアップ企業が育っている。今回のセミナーのような機会を捉えて、日系企業と現地のスタートアップ企業の交流を促進し、東北三省との経済交流を盛り上げていきたい」と話してくれた。

世界都市別の日系企業数において、大連は上海及びバンコクに次ぐ第3位で、中国の中でも親日的な都市と言われており、日本語人材も豊富である。こうした地域から生まれるイノベーションを日系企業がどのように受け止めていくのか、注目していきたい。

 

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(写真)イノベーションセミナーの様子1

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(写真)イノベーションセミナーの様子2

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