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更新日:2025年5月16日
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海外駐在員の活動レポート(2025年5月・大連 神奈川経済貿易事務所)
中国では近年、富裕層の間で、日本の工芸品の持つ独自の美しさや 高い技術、実用性に着目する人が増えています。このような中、大連・神奈川経済貿易事務所では、2024年12月上旬に上海市で開催された「工芸品を通じた日本の魅力発信事業」(主催: 自治体国際化協会(クレア)北京事務所)に参加し、県内工芸品の魅力 をPRしました。
本事業は、上海蔦屋書店(上生新所)を会場として、日本の工芸品を1週間ほど展示販売するもので、県からは中小企業5社の工芸品が出 品されました。主催者であるクレア北京事務所の山田知輝所長補佐は、「会場の上海 蔦屋書店は日本ではおなじみの大型書店ブランドであり、中国でも文化芸術に着目する人が集まる施設として知られている。イベント期間中には多くの方に来訪してもらい、日本の工芸品に関心を寄せてもらえた」と手応えを話していただきました。
2024年12月7日(土)および8日(日)には、kinoiro社の福本ミカ氏を講師とする「神奈川ワークショップ」を開催しました。内容は、講師から寄木細工の歴史などを説明した上で、参加者が寄木細工の端材(木材加工時に生まれる余りの部分)を自由に組み合わせてコースターを作成するというもので、福本氏は、「初めて中国を訪問したが、日本文化に関心を寄せる人が多くて驚いた。参加者が真剣に工芸品作りに取り組んでいたのが印象的だった」と感想を話していただきました。
県やKIPでは、中国への進出を検討している県内中小企業の皆さまに向けて、さまざまな支援策を用意しています。ぜひ、お気軽に問い合 わせください。
展示販売会場
神奈川ワークショップの様子
参加者が作成した工芸品
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