海外駐在員の活動レポート(2019年2月・東南アジア事務所)

掲載日:2019年2月12日

シンガポールで広がる食品関連市場

日本の食品やサービス、食品機械などを展示する食品総合見本市「Food JAPAN 2018」が、2018年10月25日から27日にかけて、シンガポールで開催された。
7回目を迎えた今回は、約200団体が出展。会場には肉・野菜といった生鮮食品、菓子・調味料などの加工食品に加え、日本酒なども展示され、小売・流通関係者や商社のバイヤーなど約1万人が来場した。

本県からは、公益社団法人横浜貿易協会を通じて、マグロや日本酒、和菓子など食品関連企業8社が参加。県及び日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援のもと、ブースにおいて商品・製品を積極的にPRした。また、現地のスーパーマーケットや日本食レストラン街を視察し、精力的な市場調査を行った。

食品加工機の製造・販売を手掛ける日本ニーダー株式会社(藤沢市)の小菅和宏マネージャーは、「展示した卓上パンこね機の評判がとても良かった。パンのみならず、うどんや中華まんなど、多くの食品を作ることができる点が注目されたのではないか」と感想を話す。今後の展開については、「見本市で商談のあった現地企業に、積極的に自社商品を売り込んでいきたい」と話してくれた。

また、高級和甘味メーカーの株式会社銚子屋(横浜市)は、黒蜜や抹茶蜜などを展示。同社の若菜昌昭代表取締役は、「多くの方々にブースへお立ち寄りいただき、試供品への反応も非常に良かった」と出展に手ごたえを感じており、「いくつか具体的な商談もいただいた。これを機に、商品を現地仕様にアレンジすることや、シンガポールへの販路開拓を積極的に進めたい」と話してくれた。

見本市全体では、近年、同国の健康志向の高まりを背景に、低糖質や低カロリー、グルテンフリー加工品などの健康食品や機能性食品の出展ブースに注目が集まり、活発な商談が行われていたことが印象的であった。

日本からシンガポールへの食品輸出額はここ数年増え続けており、多くの食品関連企業が同国内での販路拡大を目指している。今後も、県内企業の海外展開を支援していきたい。

シンガポールでのフードジャパン2018会場の様子

(写真)FOOD JAPAN 2018会場(シンガポール)

横浜貿易協会の出展ブースに集まる人々

(写真)横浜貿易協会の展示ブース

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