海外駐在員の活動レポート(2018年12月・北米事務所)

掲載日:2018年12月28日

トロントと経済交流

2018年で日本とカナダが国交を樹立してから90年がたつ。その記念事業として、日本貿易振興機構(ジェトロ)は、カナダのグローバル連携省と相互投資促進に関する協力覚書を締結するとともに、今年5月、カナダの最大都市トロント市(オンタリオ州)で、対日投資セミナーを開催した。

同セミナーで、ライフサイエンス、ロボットなど、国家戦略特区を活用した産業振興や企業誘致への取り組みを中心に、本県の魅力を紹介する機会を得た。

県内市町村の中で、トロント市と積極的な交流を行っているのは相模原市だ。相模原市は、1991年に当時のスカボロー市と友好都市提携を締結。98年にスカボロー市がトロント市と合併した後は、トロント市との友好関係を深めてきた。相模原市友好都市親善交流アドバイザーである松本ジェームス氏と瀬戸山チャコ氏の尽力により、桜の記念植樹をはじめ、教育、文化、スポーツなどさまざまな分野で交流を行ってきた。

相模原市は、企業のロボット導入とロボット活用人材の育成を目的とした「さがみはらロボット導入支援センター」を設置するなど、ロボットビジネスが活発な地域で、本県の「さがみロボット産業特区」の対象地域にもなっている。

一方、トロントは、人工知能(AI)技術を基盤として、ビジネスエコシステムが発達している都市だ。情報科学に強い学生の在学中の起業を、投資家や公的研究施設、アクセラレーターが支えている。

こうした両市の取り組みや、これまでの友好交流を経済分野に生かそうと、今年10月、相模原市内企業を含むビジネスミッション団が、ジェトロの「地域間交流支援(RIT)事業」を活用して、トロント市政府やロボット関連企業、理工系大学等を訪れ、意見交換を行った。

ジェトロ・トロント事務所の酒井拓司所長は「ロボット産業を軸とした両地域のビジネス交流をサポートしていきたい」と話す。

今後も相模原市とトロント市との経済交流を支援しながら、カナダとの経済交流の拡大に貢献していきたい。

 

(写真)相模原市友好都市親善交流アドバイザー松本ジェームス氏、瀬戸山チャコ氏=トロント

※平成30年12月27日神奈川新聞より引用

 

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