二町谷地区における環境配慮型漁港づくり

掲載日:2017年10月23日

二町谷地区における環境配慮型漁港づくり

南防波堤、西防波堤に工夫を凝らして、環境に配慮した漁港づくりを進めています。

二町谷地区平面図

標準横断図

図:標準横断図


計画内容

次のような環境への配慮を行いました。

 
(1) 港内の水質確保のため、海水交換機能を持たせました。
海水交換機能

写真:海水交換機能2

海水交換機能

海水交換機能については、計画流量が1時間に1メートル当り43.74立方メートルにたいして、実測では1時間に1メートル当り66.1立方メートルあるため、計画の海水交換ができており、港外と同様の水質は確保されています。

 
(2) 水深が深い箇所には、基礎捨石や不用な消波ブロックを再利用して、浅場を造成し、藻場・漁礁としての機能を持たせました。
藻場の造成

写真:藻場の様子2

新たな藻場の造成

造成した浅場に、海藻の生育が見られ、順調に藻場がつくられていることが確認できました。新たに7,500立方メートルの藻場を造成しました。

 

(3) ケーソン基礎工に用いるブロックに、生物の生息を促進するため、溝を追加した新型ブロックを考案し採用しました。

ブロック

写真:海底のようす

溝をつくりアワビ、サザエが生息できる環境を整えました。 ブロックの溝へ、アワビ、ウニが生息しています。(二町谷南防波堤 平成14年施工箇所)