三崎漁港(二町谷地区)整備事業について

掲載日:2017年10月23日

目次:

事業の概要

本事業は神奈川県、全国漁港・漁村振興漁業協同組合連合会、三浦市土地開発公社の3者による協同事業で、二町谷地区の水域13.8ヘクタールを埋立てました。

県では、防波堤や護岸などの工事を担当しました。

位置図

図:二町谷の位置図

航空写真

写真:二町谷埋立地の様子

二町谷埋立地の平面図

図:二町谷埋立地の平面図

北護岸・北公園

写真:北護岸の様子

平成13年10月に北護岸の整備が完了しました。また、平成20年7月には、この親水階段式の北護岸と一体となりテーブル・あずまや・水飲み場・バイオトイレ等の施設を備えた緑地を有する「二町谷北公園」が開園しました。北公園パンフレット[PDFファイル/290KB]

注意:上記パンフレットに記載の駐車場は、現在閉鎖しています。

南防波堤

南防波堤の構造

防波堤にはいろいろな構造形式がありますが、南防波堤は、「二重スリット付ハイブリットケーソン」構造の防波堤で整備されています。

工場にて鋼材やコンクリートを使用してケーソンを製作した後、大型起重機船(クレーン船)で吊り上げ、海に浮かべて引き船で三崎漁港(二町谷)までえい航して、現地にて横に並べて据え付けて防波堤を築造しました。

注意:ケーソンとは、コンクリートでつくられた筒状または箱状のもので、建物や橋の土台をつくるためによく使われます。

南防波堤全景

写真:西側上空から南防波堤を望む。

工場で完成したケーソン

工場で完成したケーソン

(ケーソン24函)
撮影日:平成16年1月22日

スリットケーソンとは?

この工事で使っているケーソンは”スリット式ハイブリットケーソン”と呼ばれるものです。

スリットとは、ケーソンの外側の壁につくられたすき間のことで、防波堤本体への波と壁にぶつかって、はねかえる波の力の両方を小さくする働きがあります。岸壁にある消波ブロックと同じ働きをします。

 
防波堤を造ることで、港の船や施設を波から守ります

防波堤のようす

防波堤に波がぶつかった時!

スリットや消波ブロックがない場合

スリットや消波ブロックがない場合

防波堤に消波機能がある場合

防波堤に消波機能がある場合

防波堤に消波機能がある場合

南防波堤ケーソン製作の流れ (工場での製作)

 

1 まず鋼材を加工して大きなパネルを作ります

2 パネルを組み立てます

写真:鋼材の加工

写真:パネルの組み立て

3 鋼殻完成

4 できた鋼殻の周りに鉄筋を組立てコンクリートで覆います

写真:鋼殻完成

写真:コンクリート打設

5 ケーソン完成  

写真:ケーソン完成

写真:ケーソン完成

南防波堤ケーソン据付の流れ (工場から現地(二町谷))

1 中に水が入らないようにケーソンに蓋を取り付けます 2 3,000t吊級の超大型起重機船で海に浮かべます

蓋の取り付け

超大型起重機船で海に浮かべます

3 船で引っ張って三崎漁港に運びます 4 据え付ける現場に到着しました

写真:運搬の様子

写真:三崎漁港へ到着

5 ウインチで引っ張って正確な位置に沈めます 6 ケーソンの中に砂を入れて重くします

写真:ウインチで引っ張って正確な位置に沈めます

写真:ケーソンの中に砂を入れて重くします

7 砂の上にコンクリートで蓋をします 8 ケーソンの周りにブロックを据え付けます

写真:砂の上にコンクリートで蓋をします

写真:ケーソンの周りにブロックを据え付けます

9 こうして防波堤が出来ていきます  

写真:こうして防波堤が出来ていきます

 

南防波堤では、ケーソンを27函つなげて500mの防波堤が完成しました。

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