1 教員免許更新制の概要を確認したい方へ

掲載日:2019年11月7日

平成21年4月1日から教員免許更新制が導入され、教員免許状に一定の有効期間が付されることになりました。また、有効性を維持するには、有効期間を更新するための所定の手続(申請)が必要になりました。

(1)教員免許状の有効性の確認

  • 教員免許更新制において、教員免許状(普通免許状または特別免許状)は新免許状・旧免許状の2種類に区分され、その有効期間は次表のように定められています。まず、ご自身が新免許状所持者・旧免許状所持者のどちらなのかを確認してください。
  • 教員免許状の有効期間の考え方は、フローチャート(PDF:318KB)をご覧ください。
  • 教員免許状の有効期間を確認する場合は、有効期間確認ツールをご覧ください(ツールを利用される際に、教員免許状(全て)や更新等の情報が必要となります)。
区分 説明(注1) 教員免許状に「有効期間の満了の日」の記載があるか 教員免許状の有効期間
新免許状
  • 旧免許状を所持しない方が、平成21年4月1日以降(更新制導入後)に授与された教員免許状
ある
  • 教員として働くことができるのは、教員免許状または更新等証明書に記載された「有効期間の満了の日」までです(注2)(注3)。
旧免許状
  • 平成21年3月31日以前(更新制導入前)に授与された教員免許状
  • 旧免許状を1枚でも所持する場合、平成21年4月1日以降に授与される免許状も全て旧免許状として授与されます。
ない
  • 教員免許状は一生涯の資格ですが、教員として働くことができるのは「修了確認期限」までです(注4)。
  • 注1:一人の方が、新免許状と旧免許状の両方を持つことはありません。
  • 注2:有効期間の満了の日の異なる複数の新免許状を所持する場合、最も遅い有効期間の満了の日に自動的に統一されます(先に授与された新免許状の有効期間の満了の日が経過する前に、新たに新免許状が授与された場合に限る。)。この場合、免許管理者に対する有効期間の延長申請は不要です。
  • 注3:更新手続期間(2年間)中に更新・免除の手続を終了し、かつ、この期間中に新しい免許状の授与を受けることは、できるだけ避けてください(更新・免除の証明書が無効となり、有効期間満了の日が注2の「最も遅い日」にならない場合があるため)。
  • 注4:旧免許状所持者のうち、生年月日が昭和30年4月1日以前で、かつ、栄養教諭免許状(平成21年3月31日以前に授与)を所持しない方は、更新制の対象外です(何の手続をしなくても効力(有効性)は一生涯あります)。
 

(2)更新講習の受講

  • 教員免許状をお持ちの方は職種等により、更新講習受講義務更新講習受講可能更新講習受講が必須でない方、に区分されます。
区分 職種等 更新手続を行わなかった場合
旧免許状所持者 新免許状所持者

更新講習受講義務(更新(※)の必要がある方)

※ 教員免許状の有効性を維持し、有効期間を更新すること

  • 学校等(注1)の現職教員(注2)
  • 指導主事、社会教育主事
  • 県市町村教育委員会の教員出身行政職のうち県教育委員会が定める者
  • 知事部局・市町村長部局の教員出身行政職のうち県教育委員会が定める者
  • 学校法人又は幼保連携型認定こども園を設置する社会福祉法人の理事で教員経験者
  • 修了確認期限の経過により教員免許状は失効します(注4)。
  • 教員免許状が失効すると、教員としての勤務ができません(注5)。
  • 有効期間の満了により教員免許状は失効します(注4)。
  • 教員免許状が失効すると、教員としての勤務ができません(注5)。

更新講習受講可能者(義務はないが、希望すれば更新講習を受講できる方」)

  • 学校等(注1)の実習助手、寄宿舎指導員、養護職員、学校栄養職員
  • 専修学校の高等課程の教員
  • 保育士(注3)
  • 教員採用内定者、教員経験者
  • 臨時的任用職員・非常勤職員等の登録者
  • 修了確認期限を経過しても教員免許状は失効しませんが、修了確認期限の翌日以降は有効性が失われた状態(休眠状態)になります。
  • その後、教員として働くには、更新講習を受講・修了し、教員免許状の有効性の回復申請を行う必要があります。
  • 有効期間の満了により教員免許状は失効します(注4)。

更新講習受講が必須でない方

  • 現在、教職に就いておらず、今後教員になる予定がない方
 
  • 注1:幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、認定こども園(幼保連携型・幼稚園型)
  • 注2:校長(園長)、副校長(副園長)、教頭、主幹教諭(主幹養護教諭及び主幹栄養教諭を含む。神奈川県では「総括教諭」。以下同じ。)、指導教諭、教諭、助教諭、養護教諭、養護助教諭、栄養教諭、主幹保育教諭、指導保育教諭、保育教諭、助保育教諭及び講師(常勤、非常勤)。臨時的任用職員を含みます。ただし、指導改善研修中の者を除きます。
  • 注3:認定こども園(幼保連携型・幼稚園型を除く。)、認可保育所、幼稚園併設型認可外保育施設に勤務する方に限ります。
  • 注4:大学等で習得した免許状取得に必要な単位およびその他の資格を備えていれば、更新講習を受講・修了した後、再度教員免許状の授与申請をして教員免許状を新たに取得することが可能です。
  • 注5:校長(園長)、副校長(副園長)、教頭を除く。

 

(3)更新時期・更新等申請の区分

更新時期

 (令和2年(平成32年)=西暦2020年、 平成30年=西暦2018年 です。)

(右)時期

(下)対象者

有効期間満了日(修了確認期限)の2年2か月より前 有効期間満了日(修了確認期限)の2年2か月前から2か月前まで(注1) 有効期間満了日(修了確認期限)の2か月前の翌日から有効期間満了日(修了確認期限)まで 有効期間満了日(修了確認期限)の翌日以降
(例)有効期間満了日(修了確認期限)が令和2年(平成32年)3月31日の場合 平成30年1月31日以前 平成30年2月1日から令和2年(平成32年)1月31日 令和2年(平成32年)
2月1日から3月31日 4月1日以降
更新講習受講義務 一部の申請が可能です(注1)。 更新講習(注2)を受講・修了し、かつ、更新申請(注3)を行う必要があります。 (更新等申請はできません) →「(2)更新講習の受講」の「更新手続を行わなかった場合」をご覧ください。
更新講習受講可能 (更新等申請はできません) 更新講習(注2)を受講・修了し、かつ、更新申請を行うことができます。 (更新等申請はできません)

 

  • 注1:次の場合は、有効期間満了日(修了確認期限)の2年2か月より前に申請が可能です。
申請区分 免除・延期の事由 申請可能な期間
修了確認期限の延期申請(旧免許状所持者のみ) 新たに教員免許状を取得(※) 免許状の取得後から申請可能
有効期間の延長(修了確認期限の延期)申請 長期の海外派遣等 有効期間満了日(修了確認期限)の2か月前までのいつでも申請可能

※ 新免許状所持者の方は「(1)教員免許状の有効性の確認」の表の注2をご確認ください。

 

  • 注2:詳細は、2 更新講習を探したい・受講したい方へをご覧ください。
  • 注3:所定の要件を満たす場合は、更新講習の受講をしないで、更新講習受講免除申請または有効期間の延長(修了確認期限の延期)申請を行うことができます(次表を参照)。

 

更新等申請の区分

申請区分 説明
更新申請
  • 30時間以上の更新講習を受講し、有効期間(修了確認期限)を10年後に更新します。

免除申請

※更新講習の受講を免除のうえ更新する。

  • 更新講習受講免除対象者が更新講習の受講免除を申請し、有効期間(修了確認期限)を10年後に更新します。
  • 詳細については、『教員免許更新制に係る実務Q&A』(平成31年4月改訂版)の説明・質疑編(PDF:1,053KB)のQ10からQ13をご覧ください。
有効期間の延長(修了確認期限の延期)申請
  • 延長・延期が認められる事由に該当する者が、有効期間の延長(修了確認期限の延期)を申請します。
  • 詳細については、『教員免許更新制に係る実務Q&A』(平成31年4月改訂版)の説明・質疑編(PDF:1,053KB)のQ14からQ22をご覧ください。
回復申請
  • 更新修了確認をせずに修了確認期限を経過した旧免許状所持者(免許状が失効していない場合に限る。)が、30時間以上の更新講習を受講し、免許状の有効性を回復するものです。回復した日の10年後の年度末まで有効となります。

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。