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更新日:2023年4月26日

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大山・丹沢山系での登山体験を通して(1)【2019大学連携・東海大学】

大学生が「大山」「大磯」の魅力をブログ形式で紹介します!

ある日、私が通学でよく利用する東海大学前駅でこんなパンフレットを見かけました。
「Let's GO!丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリー」。この取り組みは秦野市観光協会が主催したもので、大山・塔ノ岳・丹沢山・鍋割山・大倉に設置されたスタンプ集めを通じて、登山目的の観光者を拡大することを目的としています。この企画は、消費者自身で自由に楽しむことができる着地型観光として興味深く、新たな大山地域の魅力を発見しながら運動不足解消ができるため、私自身、意気揚々と参加を決めました。

東海大学の校舎から仰ぐ丹沢山・大山といえば、関東近隣の日帰り登山の名所として知名度があり、多くの登山客も訪れます。しかし、1年を通して雨や曇りが多く、関東近隣でありながら頂上部は冬に冠雪します。また、高低差も大きく、北アルプス登山の練習などにも利用される地でもあり、初心者には少々過酷な環境です。私たちは食料や軽アイゼンなどの最低限の装備のほか、通学中もルートを検討するなど入念に準備を進めました。

期末試験が終わった2月2日、4日、学生仲間とともに大山・塔ノ岳・丹沢山・鍋割山を縦走する全行程20キロ強に及ぶ登山を実行しました。朝9時に大山観光案内所でスタンプラリー台紙(500円)を購入し、大山ケーブルカーを利用し大山阿夫利神社下社から一路、大山頂上を目指しました。

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大山阿夫利神社下社から大山にかけての登山道は、古くから大山講の修験道として築かれ、趣がある石段が続きます。静寂さの中に清々しさを感じつつ歩みを進めると、次第にまばらな段差と地面のぬかるみが、初心者の私たちの足を苦しめ始めました。途中休憩を挟みつつ登っていくと、計画に無理があったのか頂上に着くころには目標時間にだいぶ遅れをとっていました。頂上の山小屋は休業でしたが、登山者は20名ほどおり、平日にも関わらず賑わいが見られました。

ここでの楽しみは「眺め」「食」であります。山頂での時間の過ごし方も多様化する中、初心者でも安心して登れる山としてアピールできれば、もっと観光客で賑わい、消費が拡大できるのではないかと感じました。

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昼食に摂ったウインナーとスープ、そしてコーヒーは格別においしかったです。帰りのヤビツ峠方面は、上りの厳しい道のりに比べ緩やかで高低差が小さく、余裕をもって下山することができました。行程に後れを取っていましたが、残す三山も「やってやれないことはない」という気持ちが高まりました。しかし、無茶は禁物なので、一路ふもとの町を目指しました。結果、予定外の宿泊をする運びとなりました。

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