絶景のためには我慢・・・～紅葉シーズンの大山～【2019大学連携・東海大学】

 

（写真1） 伊勢原駅前で大山行のバスを待つ行列

紅葉がきれいな秋の大山には、多くの観光客が足を運ぶ姿があった。2019年11月30日の午前10時、伊勢原駅から大山までの臨時便が走行していた。臨時便が走行しているにも関わらず、大山に向かう観光客によって行列ができていた。バスが来ると、朝の通勤ラッシュのような込み具合だった。大山行のバスに乗って大山に行くため、ケーブルカーも行列ができていると予想していた。

ケーブルカー乗り場に着くと、行列はなかった。しかし、ケーブルカーが来る時間になると、観光客が増えた。それにより、ケーブルカーの中は、人に当たるか当たらないか程度の込み具合でした。

ケーブルカーを降りてから大山阿夫利神社下社まで数分歩き、階段を上ると、三浦半島や江の島などを見ることができた。今回は、タイミングよくすっきりとした晴れだった。タイミングが悪いと霧が多く遠くを眺めることができない。霧が多いときは、周辺で時間を使うことができるので、効率よく観光できる。霧は少し経つと、消えてくれるのである。

（写真2） 大山阿夫利神社下社からの景色

今回、秋の大山調査を実施し、紅葉シーズンの大山は観光客が多いことがわかった。
2018年の夏に行った調査のときと、秋は全く違った。人の混み具合や臨時便など繁忙期にしか見ることができない調査をすることができた。通常のバスに加え、臨時便が出ていても観光客が行列になる程魅力ある観光地ということだ。今後は、秋以外のシーズンで観光客を増加させるための企画を考えなくてはいけないだろう。

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