大山から日向へのハイキング 伊勢原コース

掲載日:2018年5月9日

伊勢原表紙
※1 移動時間は目安のものです。

※2 本モデルコースの内容は、2017(平成29)年11月時点のものです。

ルートマップ

ルートマップ1

※ 地図は、コースのポイントをわかりやすく示すための概略図です。そのため縮尺等が正確でないことがあります。

コース案内

小田急小田原線伊勢原駅

 バス約30分 ▼


1.門前町の情緒を楽しむ、こま参道

伊勢原コース1


伊勢原駅北口から大山ケーブル行バスに乗車。約30分で終点大山ケーブル駅に到着します。伊勢原コースはここからスタートします。

※このモデルコースは、主に石段、山道を歩くハイキングコースです。十分な準備(服装、持ち物など)をしてお出かけください。

こま参道は362段の石段を持ち、その両脇には名物を味わえる料理店、旅館、土産物店などが並び、大山の門前町ならではの情緒を楽しむことができます。平成29年に写真でもご覧いただけるように石段の両脇に新たに手すりが設置され、さらに快適になりました。

参道の石段には全部で27の踊場があり、各踊場には大山こまの絵が描かれているタイルが埋め込まれています。これは、その踊場が下から数えて何番目かを示しており、小さいこまが「1」、大きいこまが「10」を表しています。つまり写真のように大きいこまが2つ、小さいこまが7つになると、そこが最後の踊場ということになります。また階段には大山にまつわるクイズなどがあり、楽しみながら石段を登っていくことができます。

石段を登りきると、大山ケーブルカーの「大山ケーブル駅」があります。ここで、大山寺、大山阿夫利神社下社までケーブルカーを利用するか、徒歩で行くかを選択することになります。今回は徒歩で登っていくことにします。

 

 


2.女坂と「女坂の七不思議」

伊勢原コース2


大山ケーブル駅を少し登ったところに分岐があり、大山阿夫利神社下社まで階段を一気に登っていく「男坂」と比較的緩やかな「女坂」のどちらを登っていくか選びます。今回は「女坂」を登っていきます。なお、「男坂」を利用すると、途中の大山寺へは行くことができませんのでご注意ください。

女坂には「女坂の七不思議」といわれるスポットがあります。
その一「弘法の水」、その二「子育て地蔵」、その三「爪切り地蔵」、その四「逆さ菩提樹」、その五「無明橋(むみょうばし)」、その六「潮音堂(ちょうおんどう)」、その七「眼形石(めがたいし)」の七不思議が女坂に点在しています。それぞれの場所には案内板が立てられていますので、どのような「不思議」であるのかを皆さんの目で確認してみてください。この「七不思議」を探しつつ、楽しみながら山道を登って行きましょう。

 「大山ケーブル駅」から徒歩約15分 ▼


3.関東三大不動のひとつ、大山寺

伊勢原コース3
女坂を登っていくこと約15分。関東三大不動のひとつとされる雨降山大山寺に到着します。8世紀に僧良弁により創建されたと伝わり、鎌倉時代には源頼朝が戦勝祈願に太刀を奉納し、江戸時代には第3代将軍家光の乳母春日局が参詣するなど幕府の厚い保護を受けたと伝わります。また、大山寺の本尊「大山不動像」は、明治時代の廃仏毀釈の中で、暴徒が破壊しようとしたところ、この像が恐ろしい形相に一変したため、そのあまりの恐ろしさに破壊を免れたといわれています。

まず、本堂に続く石段の迫力に圧倒されることと思いますが、実はこの石段を通り過ぎて少し登ったところに「らくらくスロープ」という表示が立っています。急な石段を登るのが不安な方はこちらから本堂に行くことができます。

大山寺では、直径約6cmのかわらけ(土器)を崖下に投げることで、厄除け・開運のご利益があるといわれる「かわらけ投げ」を体験することができます。かわらけを投げるだけでも厄除けになるとされていますが、崖下に見える直径約2.5mの「福輪」(写真参照)をくぐらせることができれば、幸運がもたらされるといわれていますので、運試しにぜひ挑戦してみてください。

さて、大山寺といえば、秋の紅葉スポットとして有名ですが、この取材をした11月上旬は、ある程度色づいている木もあるものの、ピークにはまだ一歩手前という状況でした。毎年11月中旬から下旬にかけてピークを迎え、石段を真っ赤に覆い尽くす紅葉は圧巻です。この時期には夜間にライトアップが行われ、ライトに照らされた真っ赤な紅葉の向こうに夜景が見える幻想的な景色を見ようと大変にぎわいます。

[大山寺のHPはコチラから]

 徒歩約25分 ▼


4.大山阿夫利神社下社の眺望と名水

伊勢原コース4
再び女坂に戻り、大山阿夫利神社下社を目指します。勾配が急な箇所がありますが、手すりやフェンスが設置されており、安全・快適に登っていくことができます。大山寺から大山阿夫利神社下社の間にも、先ほどご紹介した「女坂の七不思議」スポットが存在しますので引き続き探してみてください。

大山寺から約25分で大山阿夫利神社下社へ到着します。
大山阿夫利神社は、今から2200年以上前に創建されたと伝わる関東屈指の歴史を持つ神社です。源頼朝をはじめ多くの武将から厚い崇敬を受け、また、江戸時代には庶民からも信仰を集め、日本遺産に認定された「大山詣り」が盛んに行われました。

標高約700mから見下ろす「大山阿夫利神社からの眺望」は、フランスのミシュラン社が発行する旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(改訂第4版)に二つ星(寄り道する価値がある)として紹介されました。思わず声をあげてしまうほどの絶景が広がります。世界から認められた絶景をゆっくりご堪能ください。

拝殿の右脇に「大山名水」と表示されている場所があります。ここから中に入ってみると、山内ただ1か所の貴重な水源から引いたという「神泉」があり、龍の口から水が流れ出ています。もちろん飲むことができ、また汲んで持ち帰ることもできます。(汲取用のペットボトルが販売されています。)ここまで登ってきて手持ちの水分も少なくなっているはず。殖産・長命延寿の泉といわれる名水をここで補給していってはいかがでしょうか。

大山山頂へは、さらにここから90分ほど登っていきます。今回は山頂へは行きませんが、途中には、そこから見える見事な富士山が浮世絵にもなった「富士見台」、山頂には大山阿夫利神社本社があり、また、360度の絶景が広がっています。時間と体力に余裕があれば、装備や体調を整えてぜひ登ってみてください。

[大山阿夫利神社のHPはコチラから]

 徒歩約25分 ▼


5.見晴台からの眺望を堪能する

伊勢原コース5
大山阿夫利神社下社の石段を降りると、左手に「見晴台ハイキングコース」と表示された看板があります。その脇を通って「見晴台」方面に向かいます。落下防止の柵が設置されているとはいえ、道幅が狭い箇所がありますので十分注意して進んでいってください。

10分ほど進んでいくと、かつて修験道が禊を行ったといわれる「二重滝」があります。龍神がここに現れたともいわれ、パワースポットとしても知られています。普段は水量が多くないと聞いていたのですが、前々日に雨が降ったせいか、写真のようにこの日は十分な水量がありました。

二重滝からさらに歩くこと15分で、見晴台に到着します。大山阿夫利神社下社は南側の眺望でしたが、見晴台からは北側、東側の眺望が開けています。また、大山山頂、丹沢の山並みなども望むことができます。大山阿夫利神社下社まではケーブルカーで登ることができますが、この見晴台に来るには歩くしかなく、頑張ってきて良かったと思うはずです。広場にはテーブルとイスがたくさん設置されていますので、ゆっくり休憩しながら景色を楽しむことができます。天気の良い日なら、シートを広げてお弁当というのもおすすめです。

 徒歩約95分 ▼


6.「平成大修理」が完了した日向薬師

伊勢原コース6
見晴台から日向薬師までは95分ほどですが、その内、約1時間は山道を下っていき、その後は舗装された道を日向渓谷に沿って進んでいきます。

日向薬師は8世紀初頭に僧行基によって創建されたと伝えられる関東有数の古刹です。源頼朝が娘の病気治癒を祈って自ら参詣し、その後は頼朝の妻、北条政子などが参詣したと伝えられています。本堂や本尊「薬師如来像」などが国の重要文化財に指定されています。(本尊は正月三が日など年に数回開帳されます。)

本堂は、平成18年の調査で、老朽化、虫害により大修理が必要な時期であると判明したため、平成22年から6年をかけて「平成大修理」が行われ、平成28年11月に修理が完了しました。江戸時代に大修理が行われて以来約350年振りの解体修理作業により、現在は本堂の特徴である茅葺き屋根も重厚で美しい姿を見ることができます。その他にも境内には、国指定重要文化財の銅鐘、県指定天然記念物の「宝城坊の二本杉」などを見ることができます。

また、日向薬師周辺は9月中旬から10月上旬には彼岸花(ヒガンバナ)、11月中旬から下旬には紅葉を楽しむことができるなど、自然豊かな場所でもあります。見どころ満載の日向薬師をぜひ訪れてみてください。

[日向薬師のHPはコチラから]

 バス約20分 ▼


小田急小田原線伊勢原駅

 

伊勢原市のその他の情報はこちらから

今回のモデルコースでご紹介したスポット以外にも、伊勢原市には見どころがたくさん。
その他の見どころは、伊勢原市観光協会のページ、または伊勢原市のページからご確認ください。

本文ここまで
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