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更新日:2023年12月8日

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湘南の海と夏をたっぷり味わう!茅ヶ崎&藤沢コース

湘南地域のモデルコースをご紹介しています。

コース概要のイメージ
 本コースは車で回ることを想定しています。
 移動時間は目安のものです。
 本モデルコースの内容は、2017(平成29)年7月時点のものです。
注1 海水浴場開設期間(7月第1土曜~8月31日)は、「サザンビーチちがさき」内に駐車場(350台、1日2,000円)が設置されます。その他、周辺の有料駐車場をご利用ください。
注2 新江ノ島水族館周辺の主な駐車場は、県立湘南海岸公園中部駐車場(362台、有料)、片瀬海岸地下駐車場(200台、有料)、江ノ電駐車センター(200台、有料)です。その他、周辺の駐車場をご利用ください。
注3 江の島エスカー(有料)の1区(~辺津宮)と2区(~中津宮)の目安の所要時間です。
注4 江の島エスカーの3区(~江の島頂上部)の目安の所要時間です。

ルートマップ

ルートマップイメージ

※ 地図は、コースのポイントをわかりやすく示すための概略図です。そのため縮尺等が正確でないことがあります。

コース案内

サザンビーチちがさき周辺駐車場

 徒歩 ▼


1.えぼし岩周遊船でえぼし岩を間近に見る

 

えぼし丸写真えぼし岩と江の島写真

えぼし岩写真

えぼし岩写真2

湘南といえば、やっぱり海。そして夏!
湘南らしさの詰まった今回のコース。
まずは、えぼし岩周遊船(えぼし丸)に乗って、湘南のシンボルのひとつ「えぼし岩」を間近に見に行きましょう。

ところで、このえぼし岩。平安時代に貴族が被った「烏帽子」に形が似ていることから親しみを込めてこう呼ばれていますが、正式名称は「姥島(うばじま)」。
海岸から約1.6キロの位置にあり、はるか昔(1,200万年前とも)に海底が隆起してできたもの。海岸からは1つの岩に見えますが、実は大小約30の岩が集まっており、全体で一つの岩礁帯なのだそう。

えぼし岩を間近で見る「えぼし岩周遊船」が就航したのは、3年程前。実は、磯釣りでも有名なえぼし岩周辺。早朝から午後にかけて、釣り人を送迎する渡し船が行き来していましたが、「えぼし岩にもっと多くの人に親しんでもらいたい!」との想いから、市と漁業者が共同で就航を開始しました。

周遊時間は約40分(天候により異なります)。湘南の海のもうひとつのシンボル、江の島をバックにえぼし岩にぐんぐん接近。えぼし岩の西側からぐるりと反時計回りに一周し、「コ」の字型に並ぶ岩礁の中に入り込むような形で、えぼし岩に可能な限り近づきます。
間近で見るえぼし岩は、海岸から見える姿とは全く違う、荒々しい姿。太古の地層がむき出しになった岩肌に、圧倒されます。

周遊中には、えぼし岩にまつわる興味深い話を聴くことができ、乗船後はちょっとした「えぼし岩博士」に!

船からしか見られない、えぼし岩の裏の顔、そして船上から眺める湘南の海をぜひご堪能ください!

 

えぼし岩周遊船の地図はコチラから
えぼし岩についてはコチラから
えぼし岩周遊船(えぼし丸)についてはコチラから
※ 天候等により出航しないこともあります(別途運休日もあり。)ので、必ず事前予約の上、当日朝も電話にて出航を確認してください。(有限会社渡船えぼし丸あて。連絡先は上記HPよりご確認ください。)
※ 年齢等による乗船の可否についても、あわせて事前にお問い合わせください。(有限会社渡船えぼし丸あて)

徒歩約3分▼


 

2.茅ヶ崎サザンCで記念撮影!

 

茅ヶ崎サザンC

続いては、サザンオールスターズのCDジャケットにもなった茅ヶ崎のシンボル、茅ヶ崎サザンCへ。
”C”を円(縁)に見立て、縁結びのスポットとしても有名です。

円の中心に「えぼし岩」が顔を出した写真を撮ることができ、絶好の記念写真スポットです。

茅ヶ崎サザンCの地図はコチラから〕 
茅ヶ崎サザンCについてはコチラから

 徒歩 ▼


3.湘南の海を眺めながら、カフェランチ

茅ヶ崎サザンCのある「サザンビーチちがさき」周辺には、湘南らしいお洒落なカフェ・レストランもあります。
湘南の風を感じ、海を眺めながら、素敵なランチをお召し上がりください!

サザンビーチちがさき周辺のカフェ・レストラン等についてはコチラから

 車(江の島周辺駐車場に駐車) ▼ 


4.新江ノ島水族館で湘南の海に出会う

 

相模湾大水槽
新江ノ島水族館大水槽

江の島をバックに観るイルカショー!
新江ノ島水族館イルカショー写真

 

続いて向かうのは、新江ノ島水族館。
湘南の海のことを知るには、ここ新江ノ島水族館をおいて他にありません!

新江ノ島水族館は、1954年に日本の近代水族館の第1号として開業し、2004年に現在の場所に建て替えリニューアルオープン。リニューアル後は、間近に広がる相模湾・太平洋にフォーカスした展示を行っています。

なぜ相模湾にこだわるのか?
それは、地元の海であるということのほかに、「相模の海を知ることは世界の海を知ることになる」からだそう。
「暖流と寒流がぶつかる外洋の近くにあり、岩場から砂浜、干潟、深海までさまざまな生態環境を持つ相模湾には、類まれなる多様な生物が暮らし、海洋生物の宝庫として世界的にも知られています。」
とは、お話を聴いた新江ノ島水族館の方の言葉。
湘南の海は豊かで、特別な海だったのですね。

また、ここ江の島は、日本の海洋生物学発祥の地でもあります。1877(明治10)年、東京大学で教鞭をとったアメリカの動物学者で、大森貝塚の発見者としても有名なエドワード・S・モースが、江の島東浦に国内初の海洋生物研究施設を設けました。今年(2017年)は、それからちょうど140年の節目の年でもあります。

大人もこどもも楽しめる展示やショーについては、下のコラムでもご紹介しています。
日本の海洋生物学発祥の地で、特別な海・相模湾に出会い、学ぶ。わくわくしてきませんか?


新江ノ島水族館の地図はコチラから
新江ノ島水族館についてはコチラから

 徒歩 約15分 ▼


5.江の島へ!そして、オリンピック記念噴水池で一休み

 

江の島への道江の島と弁天橋

オリンピック記念噴水池
オリンピック記念噴水池

さあ、いよいよ江の島へ!
新江ノ島水族館から江の島へは、徒歩で約15分。
江の島弁天橋を渡ります。

江の島入口の北緑地広場には、エドワード・S・モースの記念碑があるほか、同じ北緑地には、オリンピック記念噴水池も。

オリンピック記念噴水池は、1964(昭和39)年の東京オリンピック開催を記念して造られた噴水池で、噴水に設置された計5体のブロンズ像は、日本芸術院会員で藤沢市に暮らした加藤顕清氏が製作したもの。噴水中央に弁財天、そのまわりを西洋・東洋の女性像が並んでいます。

海を眺めて一息ついたら、江の島島内へ!

 

オリンピック記念噴水池の地図はコチラから

 徒歩 約2分 ▼


6.江の島弁財天仲見世通りで海の幸をいただく

 

仲見世通り写真しらすイメージ

 

と、その前に。まずは、腹ごしらえ!

江の島弁財天仲見世通りやその周辺には、食事処や土産物店が並んでいます。
名物のしらすをはじめ、地元でなければ味わえない海の幸をお楽しみいただけます。

江の島弁財天仲見世通り周辺の地図はコチラから〕 

 江の島エスカー 約3分 ▼

※江の島エスカーの1区(~辺津宮)と2区(~中津宮)の目安の所要時間です。


7.江島神社でパワーチャージ

 

辺津宮の南隣にある奉安殿(八角円堂)
江の島神社1

中津宮広場からの眺め
ヨットハーバーを望む写真

江島神社は、辺津宮(へつのみや)・中津宮(なかつのみや)・奥津宮(おくつのみや)の3つの宮から成る、海の守護神を祀る神社。古くから多くの人々に信仰されてきました。 安芸の宮島、近江の竹生(ちくぶ)島とともに日本三大弁財天とされ、6世紀に岩屋に神を祀ったのが始まりとされます。現在、海運、漁業、交通のほか、幸福・財産を招き、芸道上達の神として信仰されています。

辺津宮と中津宮の間にある、「中津宮広場」からは、江の島ヨットハーバーが一望できます。1964(昭和39)年の東京オリンピックに続き、東京2020オリンピック競技大会でもセーリング競技会場となることが決まっています。
この風を受け、この海でどんなドラマが観られるのか、楽しみです。

※江島神社へは、江の島エスカーが利用できます。
江の島頂上まで、徒歩なら数百段の階段を上り、約20分かかりますが、江の島エスカー(全長106mのエスカレーター)に乗れば、約4分。
江の島エスカーは3区間に分かれ、1区が辺津宮まで、2区が中津宮まで、3区が江の島頂上部まで。辺津宮と中津宮へは、1区と2区からそれぞれ立ち寄りが可能です。

江島神社(中津宮)の地図はコチラから〕 
江島神社についてはコチラから

 江の島エスカー 約1分 ▼

※江の島エスカーの3区(~江の島頂上部)の目安の所要時間です。


 

8.江の島サムエル・コッキング苑で、湘南の海を一望

 

江の島シーキャンドル(展望灯台)
展望灯台写真

江の島シーキャンドルからの湘南エリアの眺め
湘南を望む写真


江の島エスカーで3区まで来たら、そこはもう江の島頂上部。
江の島サムエル・コッキング苑は、明治時代の英国人貿易商サムエル・コッキングに由来した、和洋折衷で南国ムード溢れる庭園。四季折々、たくさんの花や植物をお楽しみいただけます。

苑内に建つのが、湘南・江の島のシンボルとして親しまれる江の島シーキャンドル(展望灯台)。2002年の江ノ電開業100周年事業の一環として建設され、2003年4月29日にリニューアルオープンしました。
江の島シーキャンドルには、屋内、屋外の展望フロアがあり、海抜約100mからの湘南の海の眺めは絶景。溜息がこぼれます。
天気が良ければ、富士山や三浦半島、房総半島、伊豆半島や利島までも見渡せます。
陸側を眺めれば、横浜ランドマークタワー、東京スカイツリー、湘南エリアも一望できます。 

さて、この江の島サムエル・コッキング苑や江の島では、年間を通して様々なイベントが開催されています。

8月中(2017年)は、「江の島灯籠」が開催されます。江の島島内各所に1,000基の灯籠が設置され、幻想的な空間を演出します。
詳しい情報は、下記をご覧ください。

江の島サムエル・コッキング苑の地図はコチラから〕 
江の島サムエル・コッキング苑についてはコチラから

 

 

 

 

 

 

 徒歩 約25分 ▼


新江ノ島水族館付近

 

もっと知りたい!湘南 -モデルコースをもっと楽しむために-

「江の島灯篭」で、ロマンチックに夕涼み&その他のお薦めイベント

江の島灯籠(2017年は8月1日~31日)

江の島灯籠写真2

 

湘南を夏に巡るなら、「江の島灯籠」もおすすめです!
1,000基の灯籠が、江の島島内各所を優しく照らし、江島神社、龍口寺もライトアップされます。

灯籠が灯り、情緒あふれる江の島から観る、湘南の夜景はまた格別です。

 

 

 

江no・Fes(2017年は9月中旬~11月初旬

江no・Fes写真2

 

秋に開催されるのが「江no・Fes」。
2ヶ月弱の期間中、フラなどのダンスや音楽、絵画、写真などのアートを様々な形でお楽しみいただけます。

そして、「江no・Fes」の注目イベントが、「湘南キャンドル」。7,000基ものキャンドルが江の島をあたたかく包み込みます。(このキャンドル、関係者が毎晩ひとつひとつ想いをこめて点灯しているそう!)

秋の夜長は、キャンドルのゆらめきとともに、江の島でほっこり穏やかな時間をお過ごしください。

 

 

 

 


湘南の宝石(次回は2017年11月下旬~2018年2月中旬

湘南の宝石写真

冬の江の島は、「湘南の宝石」で皆さまをお待ちしています。

「湘南の宝石」は、1999年に開催された旧江の島展望灯台ライトアップを前身とした光のフェスティバル。2011年により大規模なイベントとして生まれ変わり、2012年に関東三大イルミネーション、2013年に日本夜景遺産に認定されたほか、2016年には、夜景サミットで夜の美しい灯台ランキングで全国1位となる(※)など、高い評価を受けています。

期間中は、江の島シーキャンドルのライトアップのほか、6万個ものクリスタルビーズがきらめく光のトンネル、2万株のウィンターチューリップの開花&ライトアップなど、様々な光の演出が行われます。

冬の湘南は、きらめいて美しい。ぜひお越しください。

※夜景サミットは、全国各地の夜景観光に取り組む行政、民間団体等が一堂に会するサミット。2016年は、藤沢市で開催。


Colors-Fest!enoshima(2017年は4月中旬~6月初旬開催

ColoursFes写真


そして春。

「Colors-Fest!enoshima」は、別名「江の島春色体感フェスティバル」。
江の島の花々の色、湘南のアーティストのアート作品の色彩、新緑と芝生のグリーンの色、江の島からの夕陽色の世界・・・。

色にあふれた江の島の春を体感するイベントです。

 

各イベント情報について、詳しくはコチラのページの「イベント情報(一覧)」からご確認ください。(最新の情報を順次掲載します。)

 


 

相模湾の生き物への愛がぎゅぎゅっ!新江ノ島水族館

相模湾大水槽

江の島水族館写真

岩礁水槽

新江ノ島水族館展示写真3

クラゲファンタジーホール

クラゲファンタジーホール写真

クラゲショー「海月(クラゲ)の宇宙(そら)」

新江ノ島水族館展示写真5

しんかい2000

しんかいの写真

新江ノ島水族館は、海洋生物の宝庫である「相模湾と太平洋」をテーマに、そこに暮らす生き物たちの生態を紹介しています。

相模湾大水槽

新江ノ島水族館の中心となるのが、相模湾大水槽です。相模湾のリアリティにこだわり、実際に相模湾に住む生物だけがこの水槽に暮らしています。来館者は、この相模湾大水槽をぐるりと、浅瀬から深場へ、様々な角度・深度から観ることができます。 
悠々と泳ぐエイや、色鮮やかな魚たち(相模湾にもこんな魚が暮らしているのですね!)にうっとりとしますが、やがて視線が向かうのは、イワシの群れ。水槽内で群泳するマイワシは約8,000匹。まぶしいほどの銀色の輝きで、群舞しています。日本でのマイワシの群泳展示は、ここ相模湾大水槽から始まったそう。

大人に人気の癒しスポット、岩礁水槽とクラゲファンタジーホール

新江ノ島水族館に入るとまず相模湾大水槽の浅瀬部分が展示されています。ここでは大小3種類の波がザブーンと定期的に作られているため、子どもたちはこの入口でもう夢中!

大人は?
大人が長く足を止めてしまうのが、岩礁水槽とクラゲファンタジーホールだそう。
岩礁水槽では、海の”脇役”感のある海藻類が、主役。
太陽光に近い光を受け、その「絵」はまるで夢の中の景色のよう。ゆらめく海藻を見ていると、思わず時間を忘れてしまいます。

そして、もうひとつがクラゲ展示。
お話を聴いた新江ノ島水族館の職員の語り口から、新江ノ島水族館のクラゲへの熱い愛を感じました。
展示は、クラゲファンタジーホールのほかにクラゲサイエンスがあり、クラゲサイエンスではクラゲの生態を学ぶことができます。「えっ!?」と驚くクラゲの生態に、著者もあっという間にクラゲの虜に。こちらのクラゲサイエンスは、クラゲの展示種類世界一を目指しているそうです!

クラゲファンタジーホールは、まさに”癒し”がコンセプトの神秘的かつ幻想的なクラゲ空間。中心には、クラゲプラネットと呼ばれる、クラゲを美しく見せるために特注された球形の水槽に、クラゲが展示されています。
周囲にはミズクラゲやパシフィックシーネットルなど約14種類のクラゲが展示されています。
このクラゲファンタジーホールで、毎日行われているのが、「海月(クラゲ)の宇宙(そら)」というクラゲショー。クラゲはあるがままゆらゆらと漂い、そこにプロジェクションマッピングで画像が映し出されます。
あるがままで絵になるクラゲ。美しく、なぜか切ない。
あなたもクラゲファンになること間違いなしです。

その他のショープログラム

クラゲショーのほか、毎日開催されるショーとしては、相模湾大水槽での「uogokoro(うおゴコロ)」と「フィンズ」、イルカのショーである「きずな/kizuna」、ペンギンのショーである「Penguiiin!(ペングィーーーン!)」があります。ショーについて、詳しくは、コチラからご覧ください。

しんかい2000とその他の展示

「しんかい2000」は、1982年から2002年まで20年以上にわたり、1,411回の海洋調査を行ったJAMSTEC(海洋研究開発機構)の有人潜水調査船。人が乗船して深海を調査するために造られた日本初の本格的な潜水船だそう。
日本の深海研究を牽引してきた「しんかい2000」が一番多く潜水した場所が、相模湾。引退後を、なじみの相模湾にほど近い新江ノ島水族館で過ごしています。

新江ノ島水族館には、「わくわくドキドキ冒険水族館」をコンセプトにする水族館にふさわしい展示が、他にもたくさんあります。江の島・湘南の特産品であるシラスの展示や、相模湾に暮らすウミガメ展示、サメ(ネコザメ)にも触れるタッチプール等・・・。

何度行っても、新しい感動に出会えること間違いなしです!

 

 

藤沢市と茅ヶ崎市のその他の情報はこちらから

今回のモデルコースでご紹介したスポット以外にも、藤沢市・茅ヶ崎市には見どころがたくさん。

 藤沢市
藤沢市のその他の見どころは、藤沢市観光協会のページからご確認ください。
日本語を含めた多言語での藤沢飲食店検索ガイドはこちらからご覧ください。
多言語での藤沢市観光案内"DiscoverFujisawa"はこちらからご覧ください。

 茅ヶ崎市
茅ヶ崎市のその他の見どころは、茅ヶ崎市観光協会のページ、または茅ヶ崎市のページからご確認ください

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は 湘南地域県政総合センターです。