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初期公開日:2024年2月5日更新日:2024年2月5日

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秦野で人気のハイキングコースにチャレンジ!(実は秦野にも「吾妻山」があります!)

職員が実際に見たこと、感じたことを綴ります!

弘法山展望台からの絶景を、この目で見たい!

秦野はハイキング初心者でも楽しめると小耳にはさみました。そんなに高い山ではないけれど、登った先には富士山のある絶景が!駅から気軽に行ける。下山後には、歩き疲れた身体を癒してくれる「日帰り温泉」も「宿泊施設」もある。ハイキング初心者ですが、これは行ってみたくなります!

秦野市内にはハイキングコースがいくつもありますが、今回は「富士山の見える絶景」を求めて【鶴巻温泉駅からスタートし、吾妻山、弘法山、権現山、浅間山、秦野駅でゴール】のコースに決めました。

朝、今回のスタート地点である鶴巻温泉駅を出発。

鶴巻温泉駅

秦野市の市営温泉施設である「弘法の里湯」の前を通りつつ、最初の山「吾妻山」を目指します。

弘法の里湯

前回は二宮町の「吾妻山」に登りましたが、今回は秦野市の「吾妻山」。もちろん全く別の山で、今回初めて行くのですが、同じ名前というだけで、なんとなく安心感があります。ハイキングに行くとは決めたものの、山やハイキングにはあまり馴染みがないため、若干の不安もありますが、どんな感じかわくわくしますね!道なりに進むと、高速道路にぶつかります。

東名高速道路

高速上に架かる歩道を渡り、その向こう側にある階段をのぼります。登りきった場所から振り返ると、こんな感じです。

登りきった階段

階段両脇には、ハゼのような可愛い石像があって可愛かったです。登ったら左へすすみ、山の入口を探します。

吾妻山

入口、ありましたー!!

吾妻山入口

標識が目印になりました。

吾妻山関東ふれあいの道

野鳥も多い秦野市。入口付近ではメジロが可愛い声で鳴いていました。梅も綺麗に咲いています。

梅の木

では、早速のぼりましょう。

吾妻山の始まり

水分を補給し、入口から、緩やかな坂道をひたすら登ります。

吾妻山へ

5分ほど登った辺りからだんだんと山道らしくなり、道が急になってきたあたりからは、丸太の階段もでてきました。一歩一歩、着実に進みましょう。と、頑張って登っていたら、休憩所が出てきました。どうやら、吾妻山の頂上らしいです!

吾妻山山頂

まずは一つ目の頂上、あっという間に到着。嬉しい!

しかし、頂上手前で案内板を見て、「え!鶴巻温泉駅から、まだ1kmも歩いていないの!?」とびっくりしたところ。

吾妻山山頂付近の道標

こんな調子で目的地「弘法山公園の展望台」に行き、更にゴールの秦野駅まで無事にたどり着けるのか?…どうなのか。

吾妻山山頂休憩所

それにしてもいいお天気になりました。歩き続けて暑くなり、着ていたトレーナーをリュックサックにしまいます。(リュックはパンパンになりましたが仕方ない)景色がよくてテンションが上がります。

吾妻山からの景色が綺麗

少し水分をとって、更に登ります。既にちょっと疲れたと感じていたのに、頂上からの眺めを見てだいぶ元気になりました!しかし、地図を見るとここはまだほぼスタート地点です。

吾妻山から次の山へ向かう道

歩き出すと、反対側から年少さんくらいの子どもたちが、先生たちと共に歩いてきました。暑いのでみんな半袖。二人一組で手を繋ぎ、すれ違う時は元気よく挨拶してくれる可愛らしい子どもたちに癒されました。

山道に咲くお花

山道らしい土の状態ながらも、割と歩きやすいです。

吾妻山の山道

それでもやはり山道で、場所によっては傾斜がきつめ。時折心が折れそうになるのですが、小さな子どもたちも頑張っている!私もしっかり歩かなくては!と気合を入れ直します。

ずっとこんな山道

どんどん、山道らしくなってきます。吾妻山から弘法山までは、森の中を歩きます。左右にうっそうと茂る針葉樹林を見てちょっとドキドキしますが、清々しい気持ちの方が強いです。

弘法山方面大山方面分岐点

時折分岐点がありますが、行先に「弘法山」と書かれたほうに進めば大丈夫。私は弘法山方面の階段をのぼります。(ここから大山までは、9.5kmらしいです。)

弘法山方面へ

このままぐんぐん進みます。ひたすら歩いて、歩いて、歩いて、

ほぼこんな道

「わー!頂上だ!」と思ったところは、弘法山の頂上でした。

弘法山

大師堂

ここには鐘楼や大師堂があり、趣のある雰囲気。

鐘楼

見晴らしのいい場所にテーブル付きのベンチもあり、休憩するのにおススメです。

弘法山山頂の眺望

付近には公衆トイレもあります。(今朝の入山場所から結構歩きましたが、トイレはここで初めて見た気がします。鶴巻温泉の駅で済ませておいて正解でした。)

ちなみに展望台のある「弘法山公園」は「弘法山」ではなく「権現山」の頂上付近にあり、そこにあるのが、富士見百景にも選ばれている展望台のようです。

今回のコースを地図上で見ると、「弘法山」までで約半分。ということは、あと二つの山はもうすぐそこのはず。先を急ぎましょう!弘法山公園の方におりる道は、歩きやすい階段。

弘法山から下りる階段

そのあとも、平坦で歩きやすい道が続きます。春にはソメイヨシノを愛でながら歩くことができそうです。

桜が綺麗な道

「森林セラピーロード」の標識もこのあたりからよく見かけます。

森林セラピーロードの標識

権現山

春には桜で満開なんだろうな、と思いながらてくてく歩いていると、展望台のある頂上への階段が。やっと目的地が近づいてきました!のぼりましょう!

目的地までの階段

な、な、な、長い!!もう出発地から結構歩いているハイキング初心者の私の足腰が、悲鳴を上げそうなきつい長い上り坂。しかし、今回の目的地はまさにこの階段をのぼりきった場所にあるのです。行かないという選択肢は、ないのです。そうだ…頑張れ自分。

目的地の弘法山公園

展望台のある公園が見えてきました!そして登頂!頑張ってよかったー!!!なんといい気分!木をそのまま使ったようなベンチに腰掛けに、ちょっと座って景色を眺めます。海まで見えます!

木をそのまま利用したベンチ

「鶴巻温泉駅4.7km」の標識を見て、結構歩いたな。としみじみ。

鶴巻温泉までの標識

さて、展望台に上ってみましょう。一番上から見た景色はどうでしょうか?!

展望台からの富士山

午前中らしい、爽やかな絶景~!!朝のどんより曇り空から少しづつ晴れてくれたおかげで、富士山も割と綺麗に見えました。表丹沢の山並みも美しい!

海が見える展望台からの眺め

どんなに頑張っても力不足で、美しさを伝える写真が撮れませんでした。是非、実際に見にきて頂きたいです!本日最大の目的を達成し、気持ち的には疲れが吹っ飛んだような気がします。この調子で下山して、秦野駅を目指しましょう!秦野駅方面の丸太階段を下ります。結構急な階段が続き、息を切らせながら登ってくる方もいらっしゃいました。

公園から下りてきた階段

すれ違う団体さんと狭い道を譲り合いながら、ほんの数分で階段をおりきったところには、舗装された道路が。

浅間山と権現山の間

道沿いには、小さめの駐車場がありました。

道路を渡るともう浅間山のようです。山らしい、木を模した公衆トイレがあります。

浅間山の入口トイレ

歩き出すとすぐに、浅間山の山頂が。

浅間山山頂

ルンルン歩けそうなのんびりした雰囲気の山道で、このまま緩い感じで歩けば帰れそうだな、と思ったのも束の間。そんなに甘くありませんでした。

ちょっと急な道に

途中からは、急な山道の階段が始まります。右へ下りて左へ下りて右へ下りて…と、延々続きます。

狭くて急な道

道幅もとっても狭いので、足を滑らせないよう、慎重に歩きます。登ってくる方とすれ違うのも難しいので、譲りながら進みます。

秦野駅側登リ口

この階段をひたすら下りれば、とうとう出口が出てきます!

秦野駅側の登リ口

やったー!頑張りましたー!登って下りて、ギリギリ午前中で完結。ハイキングは初心者でも、体力には自信があるつもりでいましたが、私の足だと3時間以上かかりました!既に結構歩きましたが、秦野駅までは戻らないと帰れませんので、水無川沿いを歩いて秦野駅まで行き終了に。

秦野駅側入り口

初めての単独ハイキングは、ヘトヘトになりつつも楽しく終了。プライベートで来ていたら、迷わず日帰り温泉に立ち寄ってから帰りたい気分でした。今回のハイキングコースなら、「はだの名水富士見の湯」や、逆からのスタートなら鶴巻温泉駅近くに「弘法の里湯」があります。

自然を楽しみながら身体を動かして、その後は温泉でのんびり疲れを癒すって最高です。しかも、春には桜も楽しめます。ハイキングがお好きな方はもちろんですが、私のようにハイキング初心者の方も、歩きやすい靴に体温調整のしやすい服装で、ご自身が歩ける距離にあわせて是非トライして頂きたいです。山の頂上でお弁当を食べるのも、きっと楽しい。

クマ注意の看板

なお、吾妻山から弘法山への山道には「クマ注意」の看板が二か所ほどにありました。そういえば、出会った子どもたちも鈴をつけて歩いていたし、途中ですれ違った男性はラジオをつけながら歩いていました。私も看板を見た後は不安になり鼻歌を歌って歩いてみましたが、楽しいハイキングのためにも、念のためクマ除けの鈴があるとよさそうですね!

関連ページ:秦野市の温泉施設(別ウィンドウで開きます)

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