更新日:2020年3月31日
ここから本文です。
皆さん「BLUE SANTA]をご存知ですか?
「BLUE SANTA」って何?と思われる方も多いと思います。
実は私も今年の夏まで知りませんでした。
ですから少しだけ「BLUE SANTA」について説明します。
「海の日」は海の恩恵に感謝する日として定められた休日。そこで、青いサンタクロースになって、海をキレイにしたいと考え始まったのが「BLUE SANTAゴミ拾い」です。
「BLUE SANTAゴミ拾い」は、海の問題や社会課題の解決に取り組んでいる『日本財団』さんと湘南・江の島にて14年間ビーチクリーンを行い清掃活動のイノベーションを起こしてきたゴミ拾い団体『NPO法人 海さくら』さんが中心となり、海と日本PROJECTの一環として海の日に行う環境イベントの事。
毎年、「海の日」に子どもから大人まで青いサンタクロースになって、全国各地でゴミ拾いを実施しています。
この「BLUE SANTA」を企画・運営している『NPO法人 海さくら』さんの古澤純一郎代表は、真夏に「青いサンタクロース」に変身している人達がいたら「なんで?青いサンタクロースなの?」という疑問がでてきます。その「な・ん・で?」が、趣旨やイベントコンセプトへ耳を傾けてくれるキッカケとなり、楽しく海の素晴らしさ、海の現状を知ってもらえます。そして、共に同じ格好をすることで、親近感がわき、一体感を得ることができると話します。
普段ならあまり気の進まないゴミ拾いを私も「BLUE SANTA」になって参加してきました!
本来なら、海開きも終わり、海水浴場には大勢の人がいる。と思っていましたが、海の日当日は朝から雨が降っていて少し肌寒くもあったので、あまり人がいませんでした。
それでも「BLUE SANTA」の会場には受付開始前から親子や友達同士、サークル等の団体が続々と集まって来ていて、写真を撮ったり、サンタの衣装に着替えたり、もうすでに袋にゴミが入っていたりと楽しそうに時間が来るのを待っていました。
私も受付場所に行ってみると、赤と青で印刷された袋とトングを手渡されましたが、こんなにかわいい袋にゴミを入れるのはもったいない!と思ってしまいました。
時間になり、『NPO法人 海さくら』の代表がパネルをつかって今のゴミの現状を話されました。
海のゴミの大半は海水浴に来た人が出すゴミではなく、8割近くは私たちが出す街のゴミだそうです。
また 今、とても問題になっているマイクロプラスティックの話もあり、個人個人が普段の生活の中で考えていかなければいけないと感じました。
そして、開始の合図とともにそれぞれ出発していきました。
初めて参加した私は、誰かが通った後をついていく感じでしたので、あまりゴミが見つかりませんでしたが、ガラスの破片は結構見つけることができたと思います。
あっという間に1時間が過ぎていて、皆さんが元の集合場所に戻り始めていることに気がつき、あわてて集合場所に向かいました。夢中でゴミを拾ったつもりでしたが、それでもゴミの量はほんの少し。
周りを見ると袋いっぱいにゴミが入っていて、自分のゴミの少なさにちょっと恥ずかしくなりました。
集合場所に戻るとゴミ袋とトングを回収していました。
回収し終わった後は長年参加している方の表彰式とHAN-KUN(湘南乃風)のライブで盛り上がりました。
表彰式では小・中学生の子が表彰され、インタビューでは「これからも続けて行きたい。」と答えていて、小さいころから参加し続けていることに頭が下がる思いでした。
そしてHAN-KUN(湘南乃風)のライブは言うまでもありませんが、とても盛り上がり、この私も年甲斐もなく大はしゃぎしてしまいました。
この「BLUE SANTA」を通してみんなとつながり、ライブを通して通りすがりの人ともつながっていく。HAN-KUNがライブ中に常に口にしていた「つながり」は会場をひとつにつなげていきました。
「海の日」今まで何気なく過ごしていた日でしたが、今日はとても素敵な一日になりました。
『NPO法人 海さくら』さんは楽しいゴミ拾いを江の島で展開するほか、現役力士と相撲体験ができる「どすこいビーチクリーン」やお笑い芸人さんとのビーチクリーンで「お笑いビーチクリーン」など体験・体感を大事にし、「楽しく」「楽しめる」活動を行っているそうです。
興味・関心のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
詳しい情報はこちらのホームページをご覧ください。
「NPO法人 海さくら」のホームページへとびます。
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は 湘南地域県政総合センターです。