10月15日(木曜日)に横須賀市消防局庁舎等で確認された異臭の分析結果について

掲載日:2020年10月22日
2020年10月22日
記者発表資料
(県政・横須賀市政・平塚記者クラブ同時発表)

令和2年10月15日(木曜日)の午後2時40分頃、横須賀市消防局庁舎周辺及び横須賀市役所周辺でガス臭を確認したため、横須賀市消防局等が大気を採取し、神奈川県環境科学センターで分析を行いました。
その結果、10月14日(水曜日)に横須賀市消防局庁舎周辺で採取した異臭※と同様、ガソリンなどに含まれる物質が検出されました。なお、異臭の発生源は現時点で特定できていません。今回の結果から、ただちに健康に影響を及ぼすレベルではないと考えられます。
県民の皆様におかれましては、念のため、異臭を感じた場合は速やかに室内に退避し、窓を閉め外気を遮断するなど、できるだけ異臭を避けるようにしてください。
※令和2年10月16日に速報値を公表

1 大気の採取

令和2年10月15日(木曜日)の午後2時40分頃、横須賀市消防局庁舎及び横須賀市役所庁舎(いずれも横須賀市小川町11番地)において、異臭を確認したため、横須賀市消防局及び横須賀市環境政策部環境管理課が大気の採取を行いました。

なお、ガス臭がするとの119番通報は、横須賀市安浦町から横須賀市長井にかけて15件ありました。

2 大気の分析

採取した大気は、神奈川県環境科学センター(平塚市四之宮1丁目3番39号)において、ガスクロマトグラフ質量分析装置を用いて分析を行いました。

3 分析結果(速報)

ガソリンなどに含まれるイソペンタン、ペンタン、ブタンが、異臭が感じられなくなった空気と比較して1.3~3.5倍の濃度で検出されました。いずれも10月14日(水曜日)に横須賀市消防局庁舎周辺で採取した異臭と同レベルの濃度でした。なお、これらの物質は毒性が低く、濃度も低いことから、ただちに健康に影響を及ぼすレベルではないと考えられます。

同様に、ガソリンなどに含まれ、有害性があることから環境基準が定められているベンゼンも検出されましたが、年平均値で評価される環境基準値を下回る濃度でした。

 表 検出された主な化学物質(ppbv※1

sokuteikkeka

※1 体積1m3中に1mm3の物質(気体)が存在する状態を1ppbvという
※2 臭気を感じられたときに採取した空気
※3 臭気を感じられなくなったときに採取した空気
※4 10月14日(水曜日)に横須賀市消防局庁舎で採取した大気の分析結果
※5 10月12日(月曜日)に横浜市内で発生した異臭を同市が分析した結果
※6 ベンゼンの環境基準値:年平均値が3μg/m3以下であること

(参考)横須賀市が令和元年度に市役所近傍で測定したベンゼンの年平均値は0.99μg/m3

4 今後の対応

現時点では発生源は特定できていません。これまでの分析結果等を踏まえ、関係機関と連携して、原因調査を進めるなど引き続き対応にあたってまいります。

なお、10月14日(水曜日)に横須賀市内で採取された異臭の分析結果及び今回の分析結果は速報です。確報は、わかり次第お知らせします。

 

問合せ先

神奈川県環境農政局環境部大気水質課

課長 長谷川 電話 045-210-4120

大気環境グループ 吉江 電話 045-210-4111

神奈川県環境科学センター

所長 加藤 電話 0463-24-3311(内線200)

調査研究部長 坂本 電話 0463-24-3311(内線350)

電話 0463-24-3310(平日17時30分以降)