10月14日(水)に横須賀市消防局庁舎で確認された異臭の分析結果について

掲載日:2020年10月16日
2020年10月16日
記者発表資料
(県政・横須賀市政・平塚記者クラブ同時発表)

令和2年10月14日(水曜日)の午後3時頃、横須賀市消防局庁舎付近周辺でガス臭を確認したため、横須賀市消防局が大気を採取し、神奈川県環境科学センターで分析を行いました。
その結果、ガソリンなどに含まれる物質が検出されました。なお、異臭の発生源は現時点で特定できていません。

1 大気の採取

令和2年10月14日(水曜日)の午後3時頃、横須賀市消防局庁舎(横須賀市小川町11番地)において、異臭を確認したため、横須賀市消防局が大気の採取を行いました。

なお、119番通報は、ガス臭がすると横須賀市安浦町から1件ありました。

2 大気の分析

採取した大気は、神奈川県環境科学センター(平塚市四之宮1丁目3番39号)において、ガスクロマトグラフ質量分析装置を用いて分析を行いました。

3 分析結果(速報)

ガソリンなどに含まれるイソペンタン、ペンタン、ブタンが、異臭が感じられなくなった空気と比較して7~14倍の濃度で検出されました。いずれも毒性は低い物質であり、濃度も低いことから、ただちに健康に影響を及ぼすレベルではないと思われます。

同様に、ガソリンなどに含まれ、有害性があることから環境基準が定められているベンゼンも検出されましたが、年平均値で評価される環境基準値を下回る濃度でした。

 表 検出された主な化学物質(ppbv※1

物質名 異臭が感じられた空気 異臭が感じられなくなった空気 (参考)横浜市分析結果※2
イソペンタン 3.2 0.45 35
ペンタン 4.2 0.39 25
ブタン 7.8 0.55 9.1
ベンゼン※3 0.38(=1.33μg/m3 0.26(=0.91μg/m3

※1 体積1m3中に1mm3の物質(気体)が存在する状態を1ppbvという

※2 10月12日(月曜日)に横浜市内で発生した異臭を同市が分析した結果

※3 ベンゼンの環境基準値:年平均値が3μg/m3以下であること

(参考)横須賀市が令和元年度に市役所近傍で測定したベンゼンの年平均値は0.99μg/m3

4 今後の対応

現時点では発生源は特定できていません。今回の分析結果等を踏まえ、関係機関と連携して、原因調査を進めるなど引き続き対応にあたってまいります。

なお、今回の分析結果の確報および10月15日(木曜日)に横須賀市内で採取された異臭の分析結果等については、わかり次第お知らせいたします。

 

問合せ先

神奈川県環境農政局環境部大気水質課

課長 長谷川 電話 045-210-4120

大気環境グループ 吉江 電話 045-210-4111

神奈川県環境科学センター

所長 加藤 電話 0463-24-3311(内線200)

(10月16日は電話045-210-4120

調査研究部長 坂本 0463-24-3311(内線350)

(10月16日は電話045-210-4120)