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更新日:2021年7月16日
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松くい虫の被害を防ぐには
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松くい虫の被害とは、マツノマダラカミキリ(体長約3センチメートルの甲虫)によって運ばれるマツノザイセンチュウ(体長約1ミリメートルの線虫)が、松の木に寄生することによって、松の木が急速に枯れてしまう病害です。
松くい虫が原因で枯れた松からは、翌年マツノザイセンチュウをたくさん体につけたマツノマダラカミキリが発生(5~7月)し、被害にあっていない健康な松にマツノザイセンチュウを運んで媒介していきます。放置しておくと、松枯れの被害が周辺に広がっていきます。
松くい虫の被害を防ぐために、次のような方法がとられています。
松枯れの被害木は春になる前に切り倒し、幹や枝などを焼却したり、切り倒した被害木に薬剤を散布したりして、被害木の中にいるマツノマダラカミキリを殺虫し、翌年発生するのを防ぐ方法です。
マツノマダラカミキリが発生する時期に合せ、守りたい健康な松に薬剤を散布して、飛んでくるマツノマダラカミキリを殺虫する方法と、守りたい松の幹にあらかじめ殺虫薬剤を注入(休眠期)して、松に侵入してきたマツノザイセンチュウを殺虫する方法があります。
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