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更新日:2023年12月5日

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容器包装リサイクル 分別収集促進計画

容器包装廃棄物のリサイクルシステムを確立することを目的として、容器包装リサイクル法(容器の包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律)が制定されました。

容器包装リサイクル容器包装リサイクル法で、3年ごとに5年を1期として都道府県が定めることとなっている、容器包装廃棄物の分別収集に関する計画(県分別収集促進計画)をご覧いただけます。

計画本文・市町村計画

 

第10期神奈川県分別収集促進計画・概要

計画策定の背景

一般廃棄物の中で容積比では約6割、重量比では約2割から3割を占める容器包装廃棄物について、消費者は分別排出を、市町村は分別収集を、事業者は再商品化を行うという役割分担のもとにリサイクル〔再生利用〕を進めるシステムを定めた「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(以下「法」という。)が平成7年6月に制定され、各市町村では、法に基づく容器包装廃棄物の分別収集及び再商品化の取組が進んでいます。
さらに、法の施行から10年以上が経過し、3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進の基本原則にのっとった循環型社会形成の推進、リサイクルに関する社会全体のコストの効率化、国・自治体・事業者・国民等のすべての関係者の連携を基本的方向とした法の一部改正が平成18年6月に行われ、平成20年4月までに段階的に施行されました。
法では、その目的を達成するために、市町村が分別収集計画を、都道府県が分別収集促進計画を定め、容器包装廃棄物の分別収集、再商品化等を計画的に促進することとしています。これを受けて、県として、容器包装廃棄物の排出の抑制及び分別収集の促進並びにリサイクルの推進を図るため、本計画を定めるものです。

 

計画の基本的方向と、計画期間及び計画改定時期

本計画は、次の事項を基本として推進します。
(1)県民・事業者・行政が一体となった排出抑制の促進及びリサイクルの推進
(2)生産・流通・消費・廃棄の各段階における排出抑制の促進及びリサイクルの推進
本計画の計画期間は、令和5年4月を始期とする5年間(令和5年度から令和9年度)とし、3年ごとに改定を行います。

 

各年度の容器包装廃棄物の排出量の見込み(法第9条第2項第1号)

(単位:t)

 

令和5年度

令和6年度

令和7年度

令和8年度

令和9年度

排出見込量

590,060 584,577

580,869

576,034

573,060

各年度の市町村による容器包装廃棄物の分別収集量の見込み(法第9条第2項第2号及び第3号)

特定分別基準適合物
(単位:t)
  R5 R6 R7 R8 R9
1 無色のガラス製容器 24,358 23,947 23,590 23,244 22,919
2 茶色のガラス製容器 14,178 13,890 13,649 13,400 13,178
3 その他の色のガラス製容器 16,232 16,165 16,110 16,058 16,031
4 その他紙製容器包装

5,117

5,305 5,501 5,703 5,925
5 ペットボトル 32,868 33,268 33,757 34,113 34,560
6 その他プラスチック製容器包装 112,351 112,570 113,873 121,052 121,928
(うち白色トレイ) 22 22 22 22 22
小計(A) 205,104 205,145 206,480 213,570 214,541
有償又は無償で譲渡できることが明らかで再商品化をする必要がない物
(単位:t)
  R5 R6 R7 R8 R9 
7 スチール製容器 11,607 11,361 11,143 10,931 10,750
8 アルミ製容器 16,910 16,920 16,983 17,019 17,082
9 段ボール 56,862 57,618 58,446 58,749 59,147
10 飲料用紙製容器 1,131 1,124 1,118 1,110 1,107
小計(B) 86,510 87,023 87,690 87,809 88,086
合計
(単位:t)
  R5 R6 R7 R8 R9
合計(A+B) 291,614 292,168 294,170 301,379 302,627
※「4 その他紙製容器包装」は「9 段ボール」及び「10 飲料用紙製容器」を除いた、紙製の容器包装を指す。

容器包装廃棄物の分別収集の促進等に関する事項(法第9条第2項第4号)

1容器包装廃棄物の排出の抑制及び分別収集の促進の意義に関する知識の普及に関する事項

  • 県のホームページ「かながわリサイクル情報」やLINE公式アカウント「かながわプラごみゼロ情報」など、県の情報媒体を活用して、リサイクルに関する法令、「かながわプラごみゼロ宣言」賛同企業等による取組事例などを紹介するとともに、3R(リデュース〔発生抑制〕、リユース〔再使用〕、リサイクル〔再生利用〕)に関する情報を発信し、普及啓発を図ります。
  • 各種イベント、環境教育、リサイクル製品の促進及びグリーン購入の推進などにより普及啓発を図ります。
  • 広域的な取組として、九都県市と連携し、容器包装の減量化に向けた取組等に関する普及啓発を行います。

2市町村相互間の分別収集に関する情報の交換の促進に関する事項

  • 分別収集や再商品化に関する情報収集に努め、市町村に情報提供します。
  • 3Rの推進、普及啓発について、事業者、市町村、県で協議を行う場として、「かながわ3R推進会議」を開催します。

3その他の分別収集の促進に関する事項

  • 広域的なごみ処理の取組を通じて、各ブロックの特性に応じた関連施設の整備、効率的な分別収集方法等を確立するため、助言、情報提供及び広域的な取組みの検討を行います。
  • 市町村を通じて、分別収集の実施状況を把握するとともに、市町村が行う当該市町村の分別収集計画の点検と連携を図りながら、本計画の実施状況の点検を行います。
  • 環境整備や循環型社会形成の推進に貢献した方々を表彰し、3Rの推進を図ります。

神奈川県分別収集促進計画・全文ダウンロード

神奈川県分別収集促進計画は、以下より全文をダウンロードすることができます。

市町村別分別収集計画

神奈川県内の市町村別分別収集計画は、次のページからご覧いただけます。

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このページの所管所属は環境農政局 環境部資源循環推進課です。