更新日:2025年10月24日

ここから本文です。

身近な人、大切な人を亡くした方へ

身近な人や大切な人を亡くした方のこころのケア

身近な人など大切な存在を失った場合に生じる反応を「グリーフ(悲嘆)」と言います。

グリーフが生じることは、遺された方が心のバランスを取り戻す過程において一般的な反応ではありますが、その表れ方は一人ひとり異なり、心理的や感情的なものだけでなく、記憶力の低下、睡眠障害、喫煙や飲酒の増大など身体にも大きな影響を生じることがあります。

【一般的な悲嘆(反応)※】

心理的・感情的反応

悲しみ、ショック、怒り、罪悪感や自責の念、思慕、後悔の念や心残り、不安や恐怖、孤独感 など

認知的反応 非現実感、否認、記憶力・集中力の低下、混乱、論理的な思考が困難になる など
行動的反応

涙が止まらない、引きこもる、故人を探す、落ち着かない、過活動、自己破壊的な行動(喫煙や飲酒の増大)、探索活動 など

生理的・身体的反応

睡眠障害、食欲不振、頭痛、めまい、疲労、息切れ、震え など

※参考文献 産科医療機関スタッフのための流産・死産・人口妊娠中絶を経験した女性等への支援の手引き(厚生労働省 令和3年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「子どもを亡くした家族へのグリーフケアに関する調査研究」) p.3

 

このようなグリーフに合われた方に寄り添い、援助することを「グリーフケア」と言います。

県では、次の相談窓口で電話相談やLINE相談にてグリーフに合われた方の相談を受け付けております。

相談窓口

このページに関するお問い合わせ先

健康医療局 保健医療部がん・疾病対策課

健康医療局保健医療部がん・疾病対策課へのお問い合わせフォーム

こころの未病グループ

電話:045-210-1111

内線:5018

ファクシミリ:045-210-8860

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部がん・疾病対策課です。