正庁の復元工事が完成しました!!
キングの塔(県庁本庁舎)創建当時の姿をよみがえらせました!

掲載日:2019年4月17日
2019年04月17日
記者発表資料

昭和3年(1928年)に竣工し、国の登録有形文化財である県庁本庁舎の4階正面に位置する「正庁(せいちょう)」は、創建当時、三大節(元日、紀元節、天長節)拝賀式やその他の儀式で使用されていました。このたび、その部屋の格式の高さを示す格天井(ごうてんじょう)、壁の布張、壁時計やシャンデリアをはじめとする装飾照明を、当時のまま、可能な範囲で復元しました。

1 正庁の歴史

創建当時は、部屋の中央にある奉安殿(ほうあんでん)(※)に天皇、皇后の御真影を掲示し、奉拝する場として使用されていました。日本の建築様式である格天井としながらも、シャンデリアが設置され、和風と洋風が融合された部屋となっています。旧議場(現大会議場)等と並んで格式の高い空間ですが、戦後は、執務室等として使用されてきました。

(※)戦前の日本において天皇、皇后の御真影や教育勅語を安置する場所

2 復元のねらい

執務室等として使うためにシャンデリアを取り外し、壁の仕上げや色を変えるなどの改修を行ったことから、正庁は、創建当時とは異なる姿になっていました。そこで、本庁舎の文化財としての価値や魅力をより一層高め、歴史的建造物としての保存・活用を図るため、耐震補強工事と併せて、当時の部材をできる限り残しつつ内装等を復元しました。

3 復元の内容

平成10年に取り外されていた、創建当時のシャンデリアを分解・清掃した上で復活させ、奉安殿の舞台を復元しました。床は、磨き上げて寄木模様を現し、壁は、コルクチップで凹凸をつけた仕上げにするなど、創建当時の姿に戻しました。また、奉安殿をはじめ、縦長窓や壁を装飾カーテンでしつらえました。(工事費:約1億4千万円)

創建当時
【創建当時】

創建当時
【完成】

4 活用方法

復元した正庁は、外国の大使など海外からの賓客を迎える会場、企業等との協定締結・共同会見の会場、県内市町村長との意見交換会など、県の重要行事で活用していきます。

また、県民共有の財産として、4月21日(日曜日)の「正庁」先行公開イベントをはじめ、ゴールデンウィーク中に開催される県庁本庁舎公開などでも公開していきます。

問合せ先

(正庁の歴史、復元について)

総務局財産経営部施設整備課

課長 村島 電話045-210-2550

本庁庁舎再編整備グループ 田口 電話045-210-2553

 

(活用方法について)

総務局財産経営部庁舎管理課

課長 焼石 電話045-210-2600

庁内管理グループ 高橋 電話045-210-2620