第8回県民会議(審議結果)

掲載日:2018年6月20日
様式3

次の審議会等を下記のとおり開催した。

 
審議会等名称 第8回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議
開催日時

平成26年6月13日(金曜日) 13時30分から15時30分まで

開催場所 かながわ県民センター 15階1501会議室
出席者

会田辰三郎、石川清貴、今井朝子、大原一興、斉藤進、佐々木俊治、佐藤光良、下村旭、鈴木治郎、鈴木孝幸、鈴木富男、段原二郎、宮川明、山口拓、山崎利通、若林伸二 (50音順)

当日配布資料

資料1 バリアフリーフェスタかながわ2013結果報告書 PDF版 [PDFファイル/4.48MB]テキスト版 [その他のファイル/24KB]

資料2-1 県民意見の収集について Word版 [Wordファイル/17KB]テキスト版 [その他のファイル/2KB]

資料2-2 「みんなで創るバリアフリーの街づくり」に対する意見の収集状況について PDF版 [PDFファイル/364KB]テキスト版 [その他のファイル/24KB]

資料2-3 県民ニーズ調査について PDF版 [PDFファイル/139KB]テキスト版 [その他のファイル/2KB]

資料2-4 県民ニーズ調査結果(抜粋) PDF版 [PDFファイル/1.02MB]テキスト版 [その他のファイル/7KB]

資料3-1 提案内容の実践及び先進事例について Word版 [Wordファイル/135KB]テキスト版 [その他のファイル/22KB]

資料3-2 第1回モニタリング結果報告書 PDF版 [PDFファイル/462KB]テキスト版 [その他のファイル/6KB]

資料4 神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例の見直しについて Word版 [Wordファイル/19KB]テキスト版 [その他のファイル/2KB]

参考資料1 神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議設置要綱・委員名簿 PDF版 [PDFファイル/145KB]テキスト版 [その他のファイル/5KB]

参考資料2 県民会議活動スケジュール(第6回県民会議資料) Word版 [Wordファイル/56KB]テキスト版 [その他のファイル/3KB]

障害者理解出前講座チラシ【神奈川障害者自立生活支援センター】PDF版 [PDFファイル/2.34MB]

障害者のためのスポーツ施設好事例集【神奈川障害者自立生活支援センター】PDF版 [PDFファイル/9.3MB]

次回開催予定日 平成27年3月
問い合わせ先

地域福祉課 調整グループ

電話番号 045-210-4804(ダイヤルイン)

ファックス 045-210-8857

フォームメール(以下をクリックすると、問い合わせフォームがご利用いただけます。)

保健福祉局 地域福祉課(調整グループ)のページ

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下欄に掲載するもの
  • 議事録全文
要約した理由  
審議(会議)結果

 

(事務局)

ただいまから、第8回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議を開会いたします。

県を代表いたしまして、福祉部長の石黒から御挨拶申し上げます。

 

(石黒部長)

皆さんこんにちは。福祉部長の石黒でございます。本日は、お忙しい中、第8回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議に御出席いただきましてありがとうございます。前回は出席できませんで、大変失礼いたしました。

県民会議も2期目に入って既に1年半が経過し、この間、提案書の内容の実践ということで、後ほど御報告をさせていただきますが、提案書に対する意見募集や普及啓発、そして、皆様方のお力で、バリアフリーフェスタを盛況のうちに開催することができました。バリアフリーの街づくりに向けての取組みが目に見えて進んできたと感じているところでございます。これもひとえに、皆様方の御協力、御支援の賜物と深く感謝申し上げます。

中でも、バリアフリーフェスタは、本日は御欠席ですが、菅原先生をはじめ、東洋大学や、産業能率大学の学生さん、そして、ここにお集まりの県民会議の構成団体の皆様の御協力により、実行委員会を組織して、様々な企画で実施できました。会場提供についても御協力をいただいております。無事に開催できましたことは、皆様方の御協力の賜物であり、大変感謝しております。

私どもも誠に嬉しい限りでございまして、条例の趣旨である、みんなで創るバリアフリーの街づくりが具体的に動き出したと感じております。行政だけでできないことも、皆様方のお力を結集すればできるということが証明されたと考えております。県としても、この流れを止めることなく、さらに多くの理解者、協力者を得られるように努めてまいりたいと考えております。

本日の会議では、バリアフリーフェスタをはじめ、提案書に関する意見聴取結果や、県民ニーズ調査の結果、モニタリング等々、盛りだくさんの議題でございます。この会議は、構成団体が自由活発に意見交換して施策を前に進めるという趣旨でございますので、忌憚のない御意見、御議論をいただければと思います。今日はどうぞよろしくお願いいたします。

 

(事務局)

この度、2名の委員の変更がございましたので、御紹介させていただきます。

神奈川県手をつなぐ育成会の藤田委員に替わりまして、佐々木委員、公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会の坂上委員に替わりまして、櫻井委員でございます。櫻井委員は、本日、御都合により欠席でございます。

本日の出席者は、次第裏面の出席者名簿のとおりとなっております。委員の出席者数は16名となっており、神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議設置要綱第5条第2項に定める定足数に達しておりますので、本日の会議は有効に成立しております。

本日は、委員の代理といたしまして、3名の方々に御出席いただいております。

公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会の櫻井委員に代わりまして、河原様、社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会等の野地委員に代わりまして、高橋様、認定NPO法人神奈川子ども未来ファンドの吉富委員に代わりまして、布谷様でございます。

また、公益財団法人神奈川県老人クラブ連合会の小澤委員、東洋大学ライフデザイン学部の菅原委員、公益財団法人神奈川県身体障害者連合会の鈴木輝行委員、一般社団法人神奈川県建築士会の花方委員、神奈川県飲食業生活衛生同業組合の柳川委員は御都合により欠席でございます。

また、本日は、横浜市健康福祉局地域福祉保健部福祉保健課の高群様にオブザーバーとして御出席いただいております。

次に、前列の事務局を御紹介させていただきます。名簿順になりますが、石黒福祉部長、西條地域福祉課長、依田建築指導課長、圓道地域福祉課副課長でございます。県民会議の事務局は、地域福祉課及び建築指導課の両課で担当させていただいております。

続きまして、本日の配付資料の御確認をお願いいたします。次第と裏面に出席者名簿、座席表、資料1、資料2-1から4まで、資料3-1と2、資料4、参考資料1と2、神奈川県障害者自立生活支援センターさんから、出前講座の案内チラシ、障害者のためのスポーツ施設・好事例集です。以上でございますが不足等ございませんでしょうか。

なお、本日は各委員の皆様の前にマイクが置いてありますが、会議録を効率的に作成するための録音機器でございます。どうぞご了承ください。

それでは、ここからの進行は斉藤座長にお願いします。よろしくお願いいたします。

 

(斉藤座長)

それでは、第8回県民会議を進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

次第を御覧いただきたいのですが、今日の議題ということで、県民会議の取組み状況と今後の方向、それから、みんなのバリアフリー街づくり条例の見直しについて、この2点が大きな議題となっています。

審議に入ります前に、皆様方にお諮りしたいことがございます。名簿を御覧いただきたいのですが、今日は代理出席の方が3名いらっしゃいます。委員御本人の代理ということですので、発言権を付与したいと思いますが、御異議はございませんか。

 

<異議なし>

 

(斉藤座長)

御異議がないようですので、代理出席の方に発言権を付与することといたします。どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、議題1の県民会議の取組み状況と今後の方向性について、順番に説明をしていただきながら御意見をいただきたいと思います。

最初に、(1)の「バリアフリーフェスタかながわ2013」について、今日は、実行委員会委員長の菅原委員が御欠席ですので、副委員長の鈴木孝幸委員から御説明をお願いいたします。

 

(鈴木(孝)委員)

それでは、バリアフリーフェスタの報告をさせていただきます。大変申し訳ありませんが、持ってきたパソコンが立ち上がりませんので、報告書を作ってきたにもかかわらず読めないという状況ですので、記憶をもとに説明させていただきますことをお許しください。

皆様のお手元に、すでに報告書が届いていると思いますが、今回のフェスタは第1回ということですが、報告書は第1章から3章までとなっております。

6つの項目にいろいろ書かれているところですが、今回参加して非常によかった点ですが、お子さんが35%ぐらいいたのですが、それにつられて、30代40代の方たちも多かったと。1,300人ほどの方達がこのフェスタに参加しております。数字は今は定かではないのですが、1,000を超えたということでございます。

それから、日にちですが、11月ということで、JR橋本駅のそばにあります、アリオ橋本というところで開催させていただきました。場所はアリオ橋本1か所であったわけですが、会場が2か所に分散していました。その辺りの連携が若干取りにくいということがありましたが、無事にこのフェスタを終了することができました。いろいろな感想をその報告書の中にも書いてございますけれども、当初の目的であるところが達成できたかなというふうに思っています。

さらに、なぜ参加者が1,000を超えたかと言いますと、近くの小学校にチラシを配布して参加を促したことですとか、参加していただいた各団体がそれぞれの媒体、それぞれの方法で、このフェスタを呼びかけていただいたというようなことで、参加してよかったなという団体は全ての団体、14団体中13団体はまた出たいというような、非常にいい結果が出ておりました。

ただ、これを開催するに当たって、チラシの作成等は東洋大学の学生さんや、それから、産業能率大学の学生さんの力が大きくあったというところは非常に有り難いと思っておりまして、今後開催する上で、その辺の部分をどうするかというところは、若干課題として残るところかなと思っています。当日も学生さんたちにはくじ引きをやっていただいたり、チラシを配布していただいたり、それぞれのブースをやっている団体以外の部分での支援があって、非常に助かったという感じをしているところです。

それと、やはり、今回のフェスタですけれども、1回限りで終わらせるのは非常に忍びないものがあるということで、委員長の菅原先生にも、是非今後も続けてやった方がいいのではないかという御意見をいただいているところです。参加した人たちも、続けていきたいとか、それなりの効果があったということで、参加して意識が高まったのではないかという御意見が多かったように思われます。

具体的には、報告書の方を御覧いただければと思うのですが、やはり、やってみて、県内をぐるぐる回ったほうがいいとは思いますが、まだ素地が固まってないというようなことから、もし、御協力いただけるのであれば、アリオ橋本で何回か重ねてノウハウを積み上げた上で、他を継続していくという形で、当面はアリオ橋本でやるのが望ましいのではないかと考えているところです。せっかくこれだけの方達が参加してイベントを開催できましたので、ここは強く言うところなのですが、継続して実施することが大事かなと思っております。

ちょっと雑ぱくになってしまいましたが、あまり長くなっても問題ですので、この辺で来年度も継続させていただきたいということをお伝えして、終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

 

(斉藤座長)

どうもありがとうございました。具体的に、このバリアフリーフェスタそのものが、協働で取り組んでいこうということで、今、鈴木委員からも御説明がありましたが、県民あるいは関連団体の方と一緒になって県もお手伝いしていただき、協働で実施され、参加者も1,000人を超え、コーナーの参加者は1,825名ということで、2,000人近い方が来場していただいた。本当に多くの方に来ていただいた。子どもを中心に親御さんにも来ていただいて、バリアフリー、福祉の街づくりの取組みについて御理解をいただけたのではと思います。

具体的に今お話しいただいたように、いろいろなところで成果がありますが、今後の課題も幾つか出ていました。一番は、この活動を是非継続して取り組んでいくべきではないか。そういう御提言もありましたので、それらを含めて御意見をいただければと思います。よろしくお願いいたします。参加された方、あるいは、参加されていないけれどもお気付きの点がありましたら、是非御意見をお願いしたいと思います。

 

(今井委員)

ユーディットの今井と申します。御報告ありがとうございました。子連れで参加しようとしていたのですが、子どもが入院してしまって何もお手伝いができず、大変申し訳ございませんでした。

報告書を拝見して、お子さんが大変積極的に参加していた件、とても素晴らしい企画でうまく運営されており、大変驚きました。おめでとうございます。

それで、ちょっと気になったのは、高齢の方は自分の介護と親の介護に備えなければならないので、これは恐らく参考になるフェスタであったのではないかという気がしたのですが、60代以上の方の出席がとても少なかったので、次回は、おじいちゃん、おばあちゃんを誘って来てくださいみたいなことも少しチラシに入れるなり、小学校で宣伝してもらうと、高齢の方も来てくださると思います。駅のバリアフリーなどはとても参考になると思います。

お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

(斉藤座長)

是非幅広く年代を超えて呼びかけることも、次回は考えていけたらと思います。

 

(鈴木(孝)委員)

今回は、ターゲットがお子さん中心にやったわけですけれども、確かに、内容的には、建築士の皆さんが、階段だとか、いろいろな事を具体的にいろいろなやり方をされていたので、今後は、もっとチラシを配るところを考えて行ったりすれば、その辺のところは上がってくるかなというふうに考えています。以上です。

 

(佐藤委員)

佐藤です。子どもたちが車いす体験をして日常と違った形で体験されていたのが、非常によかったと思います。それと、鈴木さんや山口さんをはじめ、実際の車いす生活者の方たちが、子どもの目線でいろいろな話をする中でコミュニケーションを取ってくださっている姿が非常にほほえましくてよかったかなと思います。

それから、会田委員に御報告なのですが、何百本と寄付されたタクシー協会さんのおしぼりのタオルですが、盛岡の被災者のおばあちゃんたちが一生懸命手づくりの雑巾を作っているところです。プチ雑巾というものを、自分たちの復興のために、コミュニケーションツールとして販売する手段として利用させてもらいましたし、神奈川県タクシー協会さんに十分なお礼を言ってくださいという返信が来ましたので、御報告させていただきます。私、サンタクロースのように電車で持って帰っていったのですが、すごいボリュームでしたから・・・。

 

(会田委員)

有効に使っていただいてありがとうございます。

 

(宮川委員)

チェーンストア協会関東支部、イトーヨーカ堂の宮川と申します。前回、我々の施設アリオ橋本をお使いいただいて、本当にありがとうございました。

我々の施設は、御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、商業施設としての役割の中にいろいろな要素がございまして、お買い物をするのも当然ですが、そこで、いろいろな情報を発信するイベントを企画して、皆様に御理解いただく、これも非常に重要な役割だと思っております。

アリオ橋本は出来て約4年になるのですが、特に、今後の商業施設の在り方を考えるに当たって、バリアフリー、これに力を入れないといけないということで、特に、障害をお持ちの方が気持ちよくお買い物をしていただけるように施設を整えたわけですが、まだまだこれで完成形ということではございませんし、そうはいっても、ここが使い勝手が悪いよというようなことも多分あると思います。

ですから、こういうバリアフリーフェスタという機会を与えていただいたことは非常に貴重だと思いますが、その中でもやはりここはこうした方がいいとか、これは我々の施設だけではなく、いろいろなところで応用が利くと思いますが、その辺の意見もどんどん出していただいて、我々の商業施設づくりに反映していきたいなというふうに思っております。

いずれにしても、皆さんがおっしゃっているように、鈴木委員もおっしゃっていましたが、前回は第1回ということで、いろいろと試行錯誤の過程だったと思います。

やはり、こういう取組みというのは1回で終わらせるのではなく、継続的にやっていくというのが重要だと思いますので、その中において、我々の果たす役割というのはまだまだ大きいと思いますので、引き続き、我々としても施設の御提供という形では、御協力させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(斉藤座長)

先ほど鈴木委員の御報告にもありましたとおり、これは1回だけで終わらせるのではなく、継続して、さらに展開発展をしていくべきだというお話しがありました。宮川委員の方から、施設提供等も含めて考えていきたいという御意見がございました。

できれば、私も個人的に参加をして、是非このフェスタは、県民会議が中心になって活動を継続していけないかと思っているのですが、継続して開催していくということについていかがでしょうか。

 

<異議なし>

 

(斉藤座長)

よろしいですか。賛成していただき、2回目の開催に向けて、是非企画等をこれから練っていただきたいと思います。前回のフェスタは、菅原先生を中心に実行委員会方式で進めていきましたが、それが非常に成功していると思うので、メンバー等は考えるとして、今回もできれば実行委員会方式を継続する形で進めていくという形でよろしいですか。

 

<異議なし>

 

(斉藤座長)

先ほど宮川委員のほうから施設の提供というお話がありましたが、具体的にあればお願いします。

 

(宮川委員)

最終的に日にち等を決めるのは、多分県民会議でだと思いますが、前回が終わって、こういった報告書もいただいて、我々としても、社内で、こういう形で皆様に提供させていただいて御理解いただきましたということを報告しております。施設側としましても、恒常的、定例的といいますか、継続的にやっていくという前提で対応したいという意向も、施設側、アリオ橋本にも確認しております。時期的には、やはり11月をめどにということで、ある程度希望を県の方からいただきましたので、施設側にはもう伝えてありまして、去年の場所は、ちょっと奥まった狭い場所だったと思うのですが、今回は、中央のメインの場所を使えるようになりましたので、今の候補日としては、最終決定は県民会議で御決議いただきたいのですが、11月8日辺りと考えております。

準備の都合等々あると思いますが、まだあと半年ぐらいありますが、11月8日、土曜日を予定していまして、その中で、参加していただける団体の皆様の御準備の状況ですとか、前回1回やっておりますので、施設側もある程度要領を分かっておりますし、フェスタ以外でもいろいろと地域の相模原市のイベント等もやっておりますので、運営のほうは多分慣れているので大丈夫だと思いますが、そのような形で、我々としては事前にもう準備をしておりますので、正式にこういう形で使わせてくださいとおっしゃっていただければ、十分対応可能ですので、そういう形で進めていきたいと思っております。斉藤先生、よろしくお願いいたします。

 

(斉藤座長)

宮川委員のほうから、継続して是非実施していきたいということ、それから、会場の提案ということで、第1回目と同じアリオ橋本で、場所がエントランスの真正面になるということ。その場所がお借りできるということで、これはまた皆さんで協議して決めるということですが、11月8日、土曜日を予定しているということでお話しがありましたが、いかがでしょうか。11月8日は今時点の予定ということで、アリオ橋本で継続して、11月に第2回のフェスタを開催していくということでよろしいですか。

 

<異議なし>

 

(斉藤座長)

先ほどもお願いしましたが、第1回目は実行委員会方式で運営を行ってきました。今回も実行委員会方式で是非進めていっていただきたいと思います。

今の時点で実行委員会をどのようにするかはこの会議の中ではなかなか決まらないと思いますので、第1回目で中心になってやっていただいた菅原委員と、鈴木孝幸委員、鈴木治郎委員を中心に、再度、検討していただければと思います。この中からもメンバーに加わっていただきたいと思います。

それでは第2回を、アリオ橋本で場所は決定させていただき、11月に行うということで内容を詰めていただきたいと思います。日程調整や呼びかけについては事務局の方でもお手伝いしていただいてよろしいですか。

 

(西條課長)

はい、是非やらせていただきます。

 

(斉藤座長)

それではバリアフリーフェスタ2013の報告と、第2回の企画提案を御検討いただきましたが、今後の検討をよろしくお願いします。

 

(大原委員)

内容は全く異議がありませんし、皆さんの御希望でまたこのアリオ橋本で実行されるということでいいと思いますが、橋本駅周辺のバリアフリー基本構想が2年ぐらい前にちょうど策定されて、今は施行段階というか、進めているはずなのですね。

こういうイベントというのは、地元でやることによって、オリンピック、パラリンピックもそうですが、地元が少しでも意識が高まって良くなるという効果を期待できると思いますが、是非、相模原市にもっと出てきてもらって、恐らく、皆様もバリアフリー基本構想がまさにこの橋本駅周辺で組まれていたということを御存知なかったような感じなので、その辺の宣伝等も是非させながら、周辺の街歩きというか、駅の周辺などを点検しながら、是非、相模原市にとっても、進められるような形で働きかけられたらいいのではないかと思います。昨年は間に合わずにそういうことを言いそびれてしまいましたが、またチャンスがあるなら、是非そういう形で関わられたらいいのではないかと思いました。

 

(斉藤座長)

ありがとうございます。これは是非、地元の相模原市にも積極的に声をかけて協力していただきたい。今お話しがありましたけれども、中で展示を見たり説明を聞くのもいいのですが、外に出ていって、具体的にバリアフリーの実態や駅周辺の整備状況を子どもと一緒に見るというのは非常に有意義だと思います。市の協力を前提に、是非、バリアフリーの理解を、実態を通して深めてもらうということを考えましょう。

今思い出したのですが、子どもさんがたくさん来ていたのですね。子どもさんが来ているということは、先ほど説明があったかどうか分かりませんが、チラシの配布についてですが、高齢者も含めてという話もありましたが、第1回では小学校に積極的にチラシを配布したと聞いています。ですから、子どもさんが大勢来たのですが、積極的にチラシを配った先生とそうでない先生がいるようで、今回は、是非多くの先生方に来ていただき、バリアフリーやユニバーサルデザインの取組み、対応がどうかということを知ってもらい、先生方がそれに気付き、学校に戻り子どもたちと一緒に考えていくきっかけにならないかと思うのです。

ですから、学校にチラシを配るだけでなく、先生方にも来ていただいて、まち点検などで一緒に体験学習してもらう。そうすると、子どもに対して教育にも熱が入ると思います。是非こういったことも、2回目には、具体的取組みとして行えないかと考えていますので、よろしくお願いします。

 

(鈴木(孝)委員)

鈴木です。今回のフェスタを開催するに当たって、県の担当の方々がすごく良くやってくれました。誰も褒めていないので私の方から褒めさせていただきますが、本当に細かなところまで気を使ってやってくださっていたので、とても有り難いと思います。

ただ、2回目、3回目になってそこまで負担してもらっていいのかなというところは考えなければいけないことと、それから、一応、仮に11月開催としても、もう6月であと5か月しかないというか、あと5か月もあるというかは考えようですが、早いうちに第1回をやって、今のようなもの、例えば、オリエンテーリングだとか、そのようなものを組み込みながらやったらいいのかなと。スタンプラリーのようなものを組み込んだら、結構みんな街に出て行くのかなという気がするので、是非よろしくお願いします。以上です。

 

(斉藤座長)

あとはいかがでしょうか。よろしいですか。

では、そういう形で、今までいただいた意見も踏まえて、実行委員会で、前年度の方を中心にしながら、更に輪を広げて検討していただければと思いますので、事務局の方、よろしくお願いいたします。

 

(斉藤座長)

それでは、2点目の、(2)の「みんなで創るバリアフリーの街づくりに対する県民意見及び県民ニーズ調査の結果について」ということで、これは事務局から説明をよろしいですか。

 

(事務局)

それでは、資料2-1を御覧ください。「県民意見の収集について」でございます。

県民意見の収集につきましては、昨年7月に、県政記者クラブに対する記者発表、意見募集のチラシの配布や、県のホームページへの掲載等により周知を行いました。

意見募集チラシにつきましては、県民会議構成団体の皆様のほか、県内の各市町村のバリアフリーの街づくり主管課、県内の公立小学校、中学校、高校、特別支援学校に対しましても、チラシや電子データを送りまして、意見募集の呼びかけを行いました。また、県といたしましても、皆様と一緒にバリアフリーの街づくりに向けた取組みを進める立場でもありますことから、県庁職員に対しまして、庁内のイントラネット環境を利用して、アンケートを行いました。

前回の県民会議で御報告をさせていただいた際には、一般の方からの御意見が3件、5項目、県職員からの意見が7件という状況でございました。県民会議でいろいろと御意見をいただきまして、事務局といたしまして、神奈川県身体障害者福祉大会で意見募集のチラシを800枚ほど配布いたしまして、また、県といたしましては、県庁職員に対しまして、再度アンケートにお願いをする等のてこ入れを図ったところでございます。また、皆様方におかれましても、意見募集の周知を図っていただき、結果的に、一般の方からの御意見が21件、26項目、県職員からの意見が19件、20項目、合計40件、46項目の意見が集まりました。

多かった意見といたしましては、バリアフリー教育の充実化ですとか、幼児期から社会人までに対象を広げること、駅のエレベーターや電光掲示板、トイレ、音響信号機といったバリアフリー施設の充実を求めるもの、バイオトイレカーといった、移動式トイレの設置台数を増やすものなどが寄せられております。お手元の資料2-2では、これらの意見の趣旨と、県民会議としての現状及び対応を記載してございます。

続きまして、資料2-3を御覧ください。「県民ニーズ調査について」でございます。

第5回県民会議で、不特定多数の方への意識調査も必要という御意見を受けまして、毎年広報県民課で実施しております県民ニーズ調査にエントリーいたしまして、昨年度の課題調査の1つとして調査を実施いたしました。

調査対象者は、無作為抽出した県内在住の満20歳以上の男女の方3,000名で、昨年度はそのうちの約48%、1,430名から回答をいただきました。資料を1枚おめくりいただきまして、こちらが実際のアンケート内容でございます。

続きまして、資料2-4を御覧ください。こちらは、アンケート結果をまとめたものでして、県民ニーズ調査ホームページからの抜粋となります。

主なものを御紹介しますと、問43の「まちなかで困っている人を見かけたときにどのようにすることが多かったか」を尋ねたところ、「自分から声をかけて手助けをした」と答えた方が5割台で最も多く、「何もしなかった」は約1割でした。

なお、「何もしなかった」内訳ですが、373ページを見ていただきますと、男性の30歳代から50歳代が多くなっていることが特徴的となっております。

続きまして、376ページを御覧ください。こちらは、バリアフリーに関する3つの用語と内容について知っているかどうかという質問でございますが、「バリアフリー」という用語、言葉、内容を知っている方は、9割台、「ユニバーサルデザイン」という言葉、内容を知っている方は4割台、「県民会議で取りまとめた提案書」の内容を知っている方は1割台という結果でございました。

続きまして、380ページを御覧ください。こちらは、バリアフリー化が進んでいないと思われる場所」を複数回答で尋ねたところ、道路、住宅、公共交通機関の施設、商業施設、観光施設の順番となっております。

続きまして、388ページを御覧ください。「バリアフリーの街づくりの普及推進に向けて、特に力を入れて取組む必要があると思うこと」を3つまでお尋ねしたところ、道路のバリアフリー整備、公共交通機関のバリアフリー整備、思いやりの心や助け合う気持ちを育む教育の順番となっております。資料の説明は以上でございます。

 

(斉藤座長)

みんなで創るバリアフリーの街づくりに対する県民の意見を収集しまして、40件、46項目の意見をいただいたということと、それから、県民ニーズ調査の結果ということで報告をいただきました。

この県民会議の活動に関する貴重な御意見がたくさん含まれていると思いますので、御覧いただいて、何か活動に関連して御意見等ございましたら、お願いしたいと思います。

 

(今井委員)

資料の374ページで、「手助けをしなかった主な理由」のところを見て思ったのですが、実際には手助けをしたいと思っていて、それがお節介になると思ったとか、手助けの方法がわからなかったという理由で手助けをしなかったというのは、非常にもったいないような気がしまして、それこそ、フェスタ等でどのように手助けをしたらいいのか、手助けされる側の気持ちと言ったような、どういうふうにお互い助け合ったらいいかということも、どこかで教育か実践として学べる機会というのができたらいいのではないかと思いました。以上です。

 

(斉藤座長)

374ページを見ますと、手助けする方法が分からない、お節介になると思ったという方が随分多いですね。そういう意味では、何らかのきっかけ、あるいは、声かけの仕方といいますか、そういうことが分かっていれば、気安くできると思います。フェスタだけではないのですが、是非、そういったことがうまく体験でき、きっかけがつかめるようなことを改めてフェスタの中でも考えていければいいですね。あるいは、今後、我々のこの県民会議の中でも、こういった活動をするとこうした課題が少しずつ解消されてくるのではないか、そういう御意見をいただければと思います。是非、その辺は重点的に皆様の事業の中で取り組んでいただければと思います。

その他にはいかがですか。あるいは、関連してでも結構です。

 

(山口委員)

JR東日本横浜支社の山口と申します。この2つの調査、県民意見収集と県民ニーズ調査の双方に通じて言えることですが、やはり、公共交通機関のバリアフリー整備に対する期待といいますか、まだまだだねという厳しいお声がひしひしと伝わってくる結果だと思っております。

私どもも、いろいろな行政様と調整、御協力いただきながら、いろいろな整備をしてまいりましたけれども、まだやはり、必ずしも十分ではないなという意見があるのだなということを改めて思った次第でございます。

引き続き整備のほうをできる限り進めていきたいと思いますし、また、もう1点、意外にバリアフリー教育とか、こころの問題みたいなことに対する関心というのは、やはり皆さん高いのだなということが浮き彫りになっている調査結果ではないかなと思います。

私どもも、以前に御紹介させていただいたとおり、「声かけ・サポート」運動のようなものも社内で続けておりますし、そういった取組みもハード、ソフト両面で進めていかないといけないなということを改めて感じた次第です。以上です。

 

(斉藤座長)

ハード面については、バリアフリーの対応は非常に進んでいると思いますが、こういう意見を見ますと、まだまだ対応していただきたいという指摘があるので、山口委員のほうからも、それについては積極的な対応をしていきたいというお話しでした。

それから、資料の2-2などを見ておりますと、バリアフリー教育の充実というのは、常にこういう指摘があるので、子どもだけではないと思うのですが、きっかけをつかむための体験と、気軽に交流でき、困っているときに気楽に声かけができるような、そういう環境作りも重要かなと思います。

そのためには、何をやればいいのか。資料2-2のところのバリアフリー教育の充実のところで、意見がたくさん出ています。これは、各団体ともに、日々の活動の中で取り組んでいただいておりますけども、改めてこうした意見があるということで、さらに、対応を深めていただければと思います。

 

(鈴木(孝)委員)

先ほどの報告の中で、手助けをしなかったのが1割というのは多いのか少ないのかをずっと考えていたのですが、今回は、自発的にこういった調査に参加されるという方が答えていらっしゃるわけで、比較的そういった事に関して関心を持たれている方が多いのだろうなと思っているのですね。その中で1割ということは、全く関心がない方達も含めると、この比率は相当上がるのだろうなと思っています。ですから、恐らく、2、3割ぐらいは行ってしまうのだろうなというのが1つと、それから、30代から50代の男性の中で、30代がなぜそれほど多いのかと思っていたのですが、30代はゆとりの世代で、福祉教育がされた時代なので、そんなに多くないだろうなと。40代から50代は仕方がないにしても。

ですから、もう少し徹底するのだろうなということと、あと、社会教育、学生さんたちの教育もそうなのですが、社会に出て企業だとか、そういったところでの教育というのか、啓蒙というのか、そういうのは考えていかなければいけないのかなと思っています。以上です。

 

(斉藤座長)

子どもだけではなく、幅広くということですよね。

 

(鈴木(富)委員)

かながわ住まいまちづくり協会の鈴木と申します。先ほどの御説明の資料2-4の380ページでございますけれども、道路の次に住宅ということで、36.9%ございました。

私ども協会は、住まいまちづくりと言っておるように、住まいを中心にいろいろな活動を、このバリアフリーも含めて活動しているのですが、ただ、この県民会議においては、住まいより、公共的なものが条例のもとになっていますので、住まいに関しては、あまりこの会議で採り上げられることが少なかったのだろうと思うのですが、御案内のとおり、高齢者が事故を起こす割合が高いのは住宅の中でございますので、やはり、住宅のバリアフリーというのは非常に重要な話、毎日暮らしているところでございますので、私どもまちづくり協会としては、昨年のフェスタにも参加させていただいて、今年も参加させていただけるとすれば、そういった住宅内のバリアフリーといったテーマの展示もしてみたいなと、この調査結果を見て感じたところでございます。

それから、学校教育ということで、先ほど来からお話しがございましたけれども、私どものほうで中学校の副読本用に、住まいづくりということで、少しバリアフリーについても触れております。これは結構今好評でございまして、各市の教育委員会から、問い合わせ等々、使ってみたいというような問い合わせもございますので、これらも参考に普及活動をしてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。以上です。

 

(斉藤座長)

その副読本は出来上がって、もう使われているのですか。何年生に使われているのですか。

 

(鈴木(富)委員)

とりあえず、学校の先生方に配布しています。技術家庭科の住教育の分野にバリアフリーの項目がありますので。

 

(斉藤座長)

フェスタの中では、是非そういった内容で企画していただくと、さらによろしいのではないかと思います。

 

(佐藤委員)

住宅のバリアフリー化が進んでいないという意見が36.9%もありながら、バリアフリーの街づくりに向けて力を入れる必要があるかというところでは、住宅のバリアフリー整備は19%なのですね。そのギャップというのは、自分たちは自宅に対して、バリアフリー化を進めることはそれほど必要と感じていないのかどうかというところが、ちょっとどうなのかな、というところなのですよね。

自分の家に関しては金をかけたくないけれども、公共の施設に関しては金をかけてでも便利にしてもらいたいという注文なのか、この辺の回答をどう分析すべきなのか。建築士として、非常に複雑な思いです。

 

(斉藤座長)

データ的に、なかなか読みにくいですが・・・。

 

(佐藤委員)

住宅というのは個人的な問題なので・・・。

 

(斉藤座長)

事務局の方で、何か分かりますか。

 

(大原委員)

大体、こういう調査をすると、これは行政から来た調査だなと思うと、行政に対して何が言いたいかという反応になる。つまり、公共的なもので何をしてほしいかということで、住宅が個人の私有財産だという考え方が県民にも、一般国民も、それから行政にも根強くあるというのが現実で、日本ではどうしてもそういう形に結果が反映されたデータになってしまうということは、私もあちこちで見ています。

住宅というものは大事なものだけれども、自分に対してはとやかく言われたくないし、決していいことではないと思いますが、公的なものではないという意識がどうしても出てしまうのがあると思います。

 

(斉藤座長)

アンケートなので、物申すというのが強くなったのかもしれませんね。

 

(佐藤委員)

横浜市の事例を言いますと、今日はオブザーバーで横浜市の健康福祉局の方が来てくださっているのですが、高齢者、障害者へ、介護保険以外に障害者が120万、高齢者が100万を上限に、収入によってパーセンテージが違うのですが、住宅改修のバリアフリー化の助成金が出ています。それを普通の横浜市民はなかなか知らないのですね。ケアマネジャーを通して申請する制度になっていますが、区役所のサービス課の職員の方を通して申請するようになっていますが、そういう意味では、横浜市は住宅のバリアフリー化に関しては県下の中ではトップを切って制度化しています。

 

(横浜市)

バリアフリーの担当ということで来ておりますが、その前に、高齢の仕事も少ししておりまして、今のプラスアルファでやる住宅改修ですが、介護保険の方だと皆さんが御利用できますが、プラスアルファで横浜市がやっている部分は、どうしてもそれがなければ在宅で生活できないという人に限るという条件があり、誰でも自分の家のバリアフリー化に使えるというものではないのですが、それでもやはり、なるべく長く在宅で生活していただきたいという考えは、横浜市としてもございますので、そういう意味では、そういう制度も用意しております。

 

(斉藤座長)

ありがとうございます。後はいかがでしょうか。

 

(河原様)

河原です。県民ニーズ調査の結果を見ましたが、物理的なバリアフリーに関することが多いと思います。

聴覚障害者や視覚障害者の場合は、情報のバリアフリーというものがあると思いますが、その情報バリアフリーについて質問がないので、情報のバリアフリーについてのところが見えない結果になっていると思います。

物理的なバリアフリーは進んでいますが、何かあった場合に、情報伝達の方法について、私たちとしては困っているところが多くあります。

そういうところも見えるように調査をしていただきたいと思っております。

 

(斉藤座長)

ありがとうございます。

質問項目で、情報に関するバリアについての質問あるいは内容が欠けているのではないかというお話しでしたが、アンケートの経緯といいますか、その辺を説明していただけますか。

 

(西條課長)

これは、県民一般を対象としました県民ニーズの課題調査、県の施策に対する県民の意識調査ということで、今回は、みんなのバリアフリー街づくり条例に基づいた取組みがどこまで進んでいるのかということを調査させていただいたものです。ですので、河原様がおっしゃったような、情報バリアフリーという観点よりは、どちらかというと、街づくり、条例に基づく整備状況、この辺りをターゲットとしたものとなります。情報バリアフリーに関しては、また改めて別の機会を通じてそういった調査もやらせていただければと思っております。

今回の調査につきましては、県民ニーズ調査の課題調査という枠の中で、バリアフリー街づくり条例の進捗状況というものに焦点を当てた調査ということで御理解いただければと思います。

 

(河原様)

分かりました。ですが、街づくりというのであれば、いろいろな情報を得ることができるようにすることも必要だと思いますので、情報のバリアフリーについても考えていただければ有り難いと思っております。よろしくお願いいたします。

 

(斉藤座長)

今回は基本的な調査ということですが、情報のバリアフリー、バリアの実態やバリアフリー化の取組みというのは重要なので、今後、さらに深く検討していただければと思います。後はいかがでしょうか。

 

(鈴木(孝)委員)

今のお話しの中で、バリアフリー条例に基づいてそういう調査というお話だったですよね。

もっとしっかり読んでくればよかったのですが、その辺のところだとすると、バリアフリー条例の中に、いわゆる情報、我々の場合だと、誘導ブロックや点字ブロック、エスコートゾーンなど、そういったものも私たちにとっては情報になるのですが、河原さんがおっしゃったような部分での、違った意味での情報というのは、バリアフリー条例の中には入っていないっていうことなのでしょうか。

要は、バリアフリー条例に基づいて調査をしたということは、バリアフリー条例の中にそういう項目がないから入っていなかったという理解ですか。

 

(斉藤座長)

事務局のほうからはいかがですか。

 

(西條課長)

情報バリアフリーという観点といいますか、定義といいますか、条例で求めているのは、例えば、設備整備関係、建築物をどうするかですとか、基準について条例で定めております。

ですから、当然、建築物の中に、聴覚障害者の安全かつ円滑な利用に必要な設備ということで、先ほどの点字ブロックもそうですし、文字情報の表示板等の設備の設置状況等は、確認といいますか、そこを情報バリアフリーというのかどうかは分かりませんけれども、目の不自由な方にもきちんと情報が伝わるような案内板等を設置しているかとか、設備整備、例えば、乗車券の券売機などにもそういった装置がいろいろあると思いますが、そういったものの整備状況等がどうかという視点での調査も必要だったとは思っておりますが、今回はその辺は漏れていたのかもしれません。

 

(鈴木(孝)委員)

別にどうこうということではなく、そうかな、と思って確認したかっただけです。

 

(下村委員)

下村です。今の議論をお聞きして感じたのですが、県ではカラーバリアフリーといった、いわゆる視覚的なバリアフリーのことを行っていますが、情報に絡めて重要なのが、街中で歩いていて、例えば位置情報ですとか、トイレがどこにあるとか、店舗でいえば、どういったところにどういったテナントがあるとか、いわゆるサイン的な計画について、あまり議論がされていないのかなと思っております。

今回の中にも、街を歩いていてどこに何があるかわからない、先ほどの資料の中にバリアフリーマップがありましたが、新しくできた公共施設というか商業施設の中でも非常に分かりにくいところが幾つかありまして、そういったところもバリアフリーという観点から言うと、分かりやすい施設にしてほしいと思っていますので、これは県とかの指導というところではないのかもしれませんが、施設側の問題なのかなという気もしますが、この辺りの配慮も是非お願いしたいと思っております。

 

(斉藤座長)

今の意見は、こちらの県民意見聴取のほうでも、かなり多くの方が出してきております。県だけではなく、関係する機関、組織の方々も施設整備等をする時には、是非そういう配慮をしていただければと思います。県の方も、そういう指導をさらに強めていっていただくとよろしいのかと思います。

その他、いかがでしょうか。よろしいですか。

 

(斉藤座長)

それでは、次の(3)の「モニタリングについて」に入らせていただきたいと思います。

モニタリングに関しては、資料の3-1と3-2を使って説明をしていただきたいのですが、実は、前回の県民会議でモニタリングを行っていこうということで、実施方法、対象、あるいは、誰がどのように行うのかということを議論させていただいて、資料3-2で後で詳しく御説明しますが、今年の1月19日に、実際に私がリーダーという形をとらせていただいて、第1回目のモニタリングを実施しました。その結果を皆さんに御報告したいのと、それから、続きまして、今年も第2回目のモニタリングを行っていきたいと思いますので、モニタリングを行うメンバーの方の選定をお願いしたいと思っております。

モニタリングの候補というのは、資料3-1を御覧いただきますと、ここに御協力いただいている各組織団体の方々から、実践事例等を出させていただきまして、それらは逐次新しい内容に更新していただいておりますが、それを基に第1回目は、この中の13番、保健福祉事務所の普及活動について検証しました。なお、資料3-1のところで下線が引いてあるところがあります。これは、新たに一部内容を加筆、修正していただいた例ということです。

団体について、逐次、活動を説明していただいておりまして、今回は鈴木孝幸委員の神奈川県視覚障害者福祉協会の活動と、鈴木治郎委員の神奈川県障害者自立生活支援センターの活動を、最初に御説明いただき、そのあと、モニタリングの取組み等、御報告をさせていただきたいと思います。それでは、鈴木孝幸委員のほうからお願いします。

 

(鈴木(孝)委員)

私どもでは、神奈川県内に支部がございまして、私どもの事務所のところにも依頼が来るわけですが、小学校、中学校、高等学校や自治会、企業等へ講師を派遣しまして、視覚障害のある人たちの状況や実態を御説明させていただいています。

これは、学校からくる場合は、福祉教育の一環だったり、それから、自治会から来るのは、地元にそういう人たちがいてとか、今回ちょっと珍しかったのは、3.11の時に、近所にそういう人たちがいるのにどうしていいかわからないということがあり、自治会から呼ばれたこともありまして、そのようなところで、講師の派遣をさせていただいているというところです。

 

(鈴木(治)委員)

私ども、神奈川県障害者自立生活支援センターでは、県の委託を受けて、一般企業向けに、障害者の理解ということで、もう3年になるのですけれども、行っています。

大体、昨年までは、自治体ですとか、行政ですとか、そういったところも入れていたのですが、今年度は、行政、学校関係とか市町村の関係は省いて、本当に一般企業向けに行っていくのが、やはりこれからの流れだろうということで、様々な取組みをしているのですが、先ほどのとおり、一番多いのが公共交通機関の方からのオファーであり、とても多いのです。

正直、障害者と接するわけなので、時間も短く、とても依頼が多いのですが、我々としてはもっともっと広めていきたいですが、今のところは大体、実績としては行けるような形で、1,000名弱と、延べですけれども、やはりこういったことで行っています。

ただ、先ほどの鈴木孝幸委員のバリアフリー教育もそうなのですが、やはり、成果が即出るものではないだろうと思っているわけです。ですから、この頃は、成果を出さなければ予算が減らされていくのが当たり前になってきているとまずいなと。こういうものは、5年、10年とかかるわけです。ですからやはり、もっと地道にやっていくことが必要だと思うので、あまり成果を求められるのはどうもやりにくい。バリアフリーの街づくりなどは特にそうですよね。

だって、我々が運動して活動してきたのは、今から25年も30年も前ですが、やっとこの頃ですよ。やはり、30年はかかります。ですから、一般企業のこういったことは、やはり、3年、4年で成果が出るとは決して思っていません。

ですから、そういった意味では、教育などは特にそうです。バリアフリー教育も、多分20年はかかります。そういった意味ではやはり、もっともっと長い目で見ていただきたい。やはり、小さく産んで大きく育てていただきたいと思っています。

今回、もう1つ、皆さん方にお配りしているもの、これは、障害者のためのスポーツ施設・好事例集、一昨年、2年前とずっと好事例集ということで、施設関係ですとか、今回はスポーツ関係で1,860箇所を調査しまして、そんな中で、865施設に配っておりますが、その中で26施設をピックアップしまして、載せてあります。

これは、6年先にオリンピック・パラリンピックが東京で開催されるわけですが、そういった意味では、こういったものを積極的に活用していくことが、やはり、街づくりへの第一歩、社会参加だけではなく、これからは、スポーツとか余暇とかそういったものに力を入れていく。そこが、これからの大きな目的になるのではないかと思いますので、是非よろしくお願いいたします。以上です。

 

(斉藤座長)

ありがとうございました。鈴木孝幸委員、鈴木治郎委員から、それぞれ、今取り組んでいる活動内容や、詳しい実態等を御報告いただきました。

お2人のお話を聞いていると、頭が下がる思いがします。我々も、何かを取り組んでいると、どうしても、どんな成果が出たのか早急に求める傾向がありますが、時間をかけ、学び合う内容を深めていくということが非常に重要で、それを続けていくことを指摘していただきました。

いつまでに成果や結果を出すということではなく、学び合う中で、互いに理解が深まるような取組みが大切である。小さく産んで大きく育てるという言葉がありましたが、長く続けていく中で、それを強めていくということが、重要だと、改めて思いました。

手元に、チラシがあります。先ほどの1,000人近く参加云々というのは、こちらの出前講座で呼びかけているということでして、こういったことを長くやっていく中で、社会というか、人の気持ちも変わっていくと改めて気付かせていただきました。

 

(鈴木(孝)委員)

補足してもいいでしょうか。ちょっとだけですが、私たちの視覚障害者団体として、この取組みを十数年やっておりますが、残念ながら、最近は依頼の回数がだんだん減ってきています。

これは、今までは総合学習だとかそういった学習があったので、一生懸命取り組んでくれていたのですが、最近はそういうカリキュラムが少なくなったのか、割と減ってきつつあるというのが、毎年集計をしているのですが、今年も減っちゃったねというようなことで見ているのですが、頼まれる側ですから、謝金もなく行ったり、ボランティア的にやっているのですが、残念なことは、全体として少なくなってきているなというのは見受けられます。以上です。

 

(斉藤座長)

ありがとうございました。お2人に御報告いただきましたが、何かお聞きしたいことなどはありますか。よろしいですか。

こういう形で、各団体の皆さんの取り組んでいる事業内容が深まっていくと思います。この会議の場では今後もこのような形で御報告いただき、皆様の活動の参考にしていただきたいと思っております。活動内容を共有し、それを生かしていただけるよう、どうぞよろしくお願いします。

 

(斉藤座長)

続いて、私の方からモニタリングの報告をいたします。資料3-2を御覧ください。

バリアフリー街づくり取組状況モニタリング現地確認結果報告書ということです。1枚めくっていただいて、ユニバーサルデザイン(UD)親子体験講座というのがございます。

実は、先ほどの資料3-1の13番目で、保健福祉事務所による普及啓発活動がありまして、県の事業ということなので、最初に、第1回目のモニタリングをそこで行おうということで、私と、佐藤委員、下村委員、鈴木治郎委員、花方委員の5名で、モニタリングを行いました。

事業に関しては、また元に戻ってチラシを御覧いただきたいのですが、神奈川県の茅ヶ崎保健福祉事務所で、1月19日の日曜日、10時から12時までの2時間、親子体験講座が開催され、そこではユニバーサルデザインについて子どもたちに学んでもらうということで、高齢者の疑似体験と、介助犬が実際に来て、触れ合いながら学んでいくというプログラムでした。

資料をめくっていただくと写真があります。左上は、最初の「ユニバーサルデザインとは何か」ということを保健福祉事務所の方が説明しているところです。左側の真ん中は、高齢者の疑似体験「インスタントシニア」で、子どもたちの手や足におもりやサポーターをつけて施設の中を歩いてもらう。それから、左下は、介助犬が来て、介助犬の話をしたり、子どもたちから質問を受けたりしています。

元に戻っていただいて、3-2の1枚目です。検証に当たっては、あらかじめ設定したモニタリング項目の、先進性はどうか、共感性はどうか、利用者の視点と県民ニーズの反映度はどうか、波及効果はどうかを中心に行いました。所見は、5人の意見を私のほうでまとめさせていただいて、このような内容にしました。

先進性については、この事業は、地元学区、茅ヶ崎市の梅田小の学区だったと思いますが、青少年育成推進協議会と小学校が連携して子どもたちに呼びかけを行い、子どもと保護者が一緒になって参加するという、親子体験講座の形でした。当日は、地元の梅田小学校の教諭が2名参加して、学校側の協力も一部得られたということです。

共感性ということで言うと、親子で一緒に学習、体験することで、家庭に戻った後もそういった話ができて、分かりやすくバリアフリーの理解ができたのではないか。あるいは、そういったことが生まれる期待が持たれたということです。それから、体験と介助犬の触れ合いを通して、バリアフリー社会の実現に向けた課題が、子どもたちに明らかにされ、理解が深められたと思っています。

利用者の視点と県民ニーズの反映度に関しては、介助犬による実演は、子どもたちは本当に積極的で、実際に耳で聞くよりも、体で、あるいは触れて直接感じることが、学習効果が非常に高いのではないかと改めて気付かされたということです。

波及効果ですが、こうした親子体験講座を継続して、地域に拡大展開することが重要ではないか。今回の取組みを通して、そのきっかけが生まれるといいのではないかということです。

これらが、主要4項目に関する検証結果ですが、所見がそれに比べて少し多いのですが、見ていて感じたことをまとめております。

1つは、講座全体の構成として、子どもたちの興味関心をいかに惹きつけるか。そのためには、今も介助犬のことを言ったのですが、資料説明をしていても子どもたちには少し難しい。何のことを言っているのかなと。それよりもやはり、体験を軸にしたプログラムを工夫した方が学習効果があるのではないかと強く思いました。

それから、参加した子どもたちが講座の中で何を感じ、どう考えたのか、それを話し合って発表する場がなかったのが残念でした。子どもたちはいろいろ感じたことをアンケートに書いて、そのまま帰ってしまうわけです。やはりこれは、分かち合う時間として、何を感じ、どう思ったのか、そういったことをみんなで分かち合う時間がないと、話を聞いて、犬に触れて終わってしまう。厳しい言い方をして申し訳ないのですが、体験からの学びの共有、つまり分かち合いを入れると、もっとよかったと思います。

それから、最初に関心を惹きつけるためということで、ユニバーサルデザインの説明、UD7原則が出てきたのですが、小学校の5、6年生にUD7原則を説明しても、難しすぎるのではないかと思います。むしろ、UDの製品を実際に見せ、子どもたちに分かりやすいクイズ方式などで、どこを工夫しているのか、誰にとってどう使い勝手が良いのか、どのように改善や工夫をしているのかなどの説明の方が分かりやすいと思います。

あるいは、せっかく茅ヶ崎でやっているわけですから、具体的に市内にある事例を紹介したりする。例えば子どもたちの通学路や実際の生活の中でそれらを見る。その方が理解が深まるのではと思いました。

それから、これは予算面、運営面での問題ですが、開催が年1回で、定員は子どもたちが15名です。当日は確か12名の参加だったと思うのですが、開催回数とか、定員数からして、非常に少ない。せっかくのバリアフリー学習の機会であるにもかかわらず、極めて開催回数、参加者が少ないのが残念でした。

むしろ、こういう講座は非常に重要ですので、希望者だけを少ない人数で選ぶのでなく、最初に学校の先生達に対し、リーダー育成講座を開催し、学校の先生が地域に戻り子どもたちにつなげていく、あるいは、地域の人たちに協力いただいて、また障害者団体にも参加いただき、開催回数を増やしていけないものか。保健福祉事務所だけでは、予算面、運営面で厳しさがあるので、せっかくのよい呼びかけですから、こういった広がりを地域に、あるいは、学校につなげるような仕組みも考えるべきではないかと思いました。

先ほどの鈴木孝幸委員のお話しではないですが、どんどん開催校が少なくなっている。私もバリアフリー教室を地元で実施していますが、そうした傾向があります。

ですから、いかにして先生にも、地域の人たちにも関心をもってもらうきっかけ、機会をどう作っていくかが極めて重要だと考えます。

保健福祉事務所の取組みは非常によろしいのですが、なにせ、1回で15名ですから、何とか地域で広げていく、そういう取組みができないか、改めて思いました。

後は、本当にこれは感想なのですが、子どもたちは学校の中でそれぞれ顔を知っていますが、お母さん方も来ていますから、こういう講座をするときには、最初に緊張感を解きほぐすような仕掛けがあったり、会場の机の配置、イスの並べ方なども、みんなで一緒に協力したり、肩の力を抜いて考えていけるような空間的な仕組みや配慮もあればよかったと思います。最後になりましたが、今後もこうした取組みが保健福祉事務所を中心に地域で展開していただくことを期待しています。

全体では、こういう呼びかけをし、きっかけを作っていただいているということに対し、非常に高く評価をしております。

 

(斉藤座長)

第1回目はこういう形で行ったわけですが、第2回目を是非実行していきたいというふうに思っております。なお、リーダーを前回お決めいただき、リーダーは、大原先生と、佐藤委員、下村委員と私ということで選出していただいて、第1回目は私がリーダーを務めました。第2回は、できれば私以外の3名の中からどなたかがリーダーになっていただいて進めていただければと思いますが、いかがでしょうか。

 

(大原委員)

日程さえ合えば、私が。対象はどうなるのでしょうか。

 

(斉藤座長)

日程は先生が決められてよいと思います。また、何を対象にということについては、これから議論していきたいと思います。リーダーには大原先生にお願いしてもよろしいですか。

 

(大原委員)

はい。皆さん次第で。

 

(斉藤座長)

それでは、次回のモニタリングリーダーに関しては、大原委員にお願いしたいと思います。

メンバーについては、リーダーが3、4名程度決めるということですが、この席ではなかなか難しいと思うので、事務局と連絡を取りながら進めていっていただきたいと思っております。

日程や行き先に関してですが、日程は事務局と相談するのですが、行き先に関しては、できれば、先ほど鈴木孝幸委員に御説明いただいた、小中学校における総合学習への協力、これを是非テーマに取り上げていただければと個人的に思っていますが、いかがでしょうか。

 

(鈴木(孝)委員)

いいのですが、うちは雇われと言いますか、学校側からこの日にとか、結構ピンポイントで依頼が来てしまうのです。うちの方から積極的にということではないのですが、いつも頼まれている学校とかそういった所へ、今年はいつ頃やりますかというようにアプローチをかけて、積極的にこちらからやるということは、日程的には今後詰めていくのだと思いますが、そんな形でよろしければ。

 

(斉藤座長)

日程は、大原委員や事務局、学校と相談して、日程が合う日の学校に行っていただいて、モニタリングするということでよろしいですか。

 

(鈴木(孝)委員)

はい、分かりました。

 

(斉藤座長)

それでは、大原委員と事務局のほうで相談していただいて、この中から3名ないし4名、一緒に同行していただいて、モニタリングをお願いするということでよろしいですか。

 

<異議なし>

 

(斉藤座長)

それでは、よろしくお願いいたします。

 

(斉藤座長)

次に、2の「みんなのバリアフリー街づくり条例の見直しについて」、こちらについての説明をお願いします。

 

(事務局)

それでは、資料説明をさせていただきます。資料4「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例の見直しについて」を御覧ください。

本条例は、全ての人が個人として尊重され、あらゆる分野の活動に参加する機会を保障されることの重要性に鑑み、障害者等が安心して生活し、自由に移動し、及び社会に参加することができる、バリアフリーの街づくりに関し、県、事業者、県民の責務、県の基本方針を定めるとともに、施設等を障害者等が安心かつ快適に利用できるよう整備を進め、もって心豊かな福祉社会かながわの実現に資することを目的として定められ、平成21年10月1日に施行されました。

この条例では、県や事業者は、自ら設置し又は管理する施設等について、障害者等が安全かつ快適に利用できるよう配慮し整備を進めるものとされ、県民にあっては、障害者等の移動及び施設の利用を確保するために協力するように努めるものとされています。

また、県、事業者、県民は、バリアフリーの街づくりに関するそれぞれの責務を自覚し、一体となって推進体制を整備し、バリアフリーの街づくりの実現を図ることとされております。

本県では、条例の見直しに関する要綱を設けておりまして、条例の施行後5年ごとに見直しを行うこととされております。

この条例は、今年の10月で施行後満5年となりますのでこの要綱の規定に基づきまして、今後、制定趣旨の確認や、直近の5年間の施行状況の把握、関連する社会状況の把握等を行いまして、1年間かけて必要な見直しを行うことになっております。

条例の見直しは、この要綱に掲げる5つの視点、必要性や有効性など、こちらの資料記載の1から5の視点に基づいて実施することとされておりまして、学識経験者が各種関係者等を含めた、条例見直し検討会議を設置の上で実施することを想定しておりまして、現在、条例の施行状況の把握や分析等、見直しの作業に必要となる事前準備を行っているところでございます。

今後、見直し作業が本格化する中で、必要に応じて、皆様方の御協力をお願いすることもあろうかと思いますが、その際は、どうぞよろしくお願い申し上げます。説明は以上です。

 

(斉藤座長)

県のみんなのバリアフリー条例の見直しがこれから始まるということです。大枠の説明をしていただきましたが、何か御質問等ありましたらお願いいたします。

具体的には秋頃から、検討が始まるということなので、皆さん方にはいろいろと協力をお願いしたいということです。

特に御意見がなければ、その他ということで、事務局の方から、いくつか御説明、御報告があるということですので、よろしくお願いいたします。

 

(圓道副課長)

地域福祉課の圓道です。事務局から2点、御提案と御報告をさせていただきます。

まずは、県民会議の委員の任期延長について、御提案がございます。お手元に、参考資料の1として、要綱を配らせていただきました。

県民会議の委員の任期につきましては、この要綱の第3条の2項で、選任の日から2年間とされております。今期の皆様の任期は、今年の9月までとなっております。

先ほど御議論いただいた中で、今年度も11月にバリアフリーフェスタを開催することになりましたが、任期が9月までですと、開催の直前に任期が満了ということになりますので、できましたら、フェスタの企画と開催から総括まで、一連の流れが委員の任期中におさまるような形にできればと思います。

つきましては、今期に限りまして、委員の任期を半年間延長して、平成27年、来年の3月までとさせていただいて、27年の4月以降、任期の始まりを4月からということにさせていただきたいと思います。

併せまして、開催の時期につきまして、県民会議は年に2回開催しておりますので、任期の延長をご了承いただけましたら、次回の県民会議は、来年、平成27年の3月に、それ以降につきましては、任期が2年でございますので、任期1年目は6月とその翌年の3月、2年目は9月とはその翌年の3月の年2回ずつ、任期中4回を想定させていただければと思います。

以上につきまして、皆様の御意見をお伺いしたいと思いますので、まず1点目でございますが、よろしくお願いいたします。

 

(斉藤座長)

県民会議の任期の件につきまして、今御説明がありました。

我々の任期は、9月で終わってしまうということなのですが、実際に第2回のバリアフリーフェスタが11月に予定されているということなので、任期を終了してしまうと、新しい委員では難しい面もあると思います。改めて、3月まで任期を延長させていただきたいという御提案でした。いかがでしょうか。御意見あるいは御質問がありましたら、お願いします。

 

(鈴木(孝)委員)

任期の延長は、もともと9月というのは半端かなと思っていましたが、それがあるので、よろしいかと思います。

あと、次年度からの会議が、6月、3月、9月とおっしゃったのかしら。6月になったり9月になったりというのは、何か意図があっての話ですか。

 

(圓道副課長)

今後、フェスタを継続して開催ができるという形になりました場合、改選と併せまして、その内容の振り返りであるとか、企画をいつ計画しようかとか、その辺りを勘案いたしまして、大体の時期ということで、御提案させていただきました。

今年度については、3月で任期が終わりまして、そうすると、その翌年、27年度のフェスタをいついたしましょうかというところから、任期1年目の皆様にお諮りするということになります。そうすると、なるべく早めの方がよろしいかと思いますので、まずは、6月に開催をしたいと思います。

で、1年目の6月に企画を始めまして、11月ぐらいに実施されると仮定をいたしまして、その総括を、年が明けてから、2月か3月ぐらいにするといたしますと、2年目は委員の皆様は継続になりますので、そこで併せて翌年度の企画まで大まかに立てることができれば、2年目の9月にすると、バリアフリーフェスタの直前に、より具体的な議論が活発にできるのかなという御提案でございます。

 

(斉藤座長)

今後の進め方により、1年目の3月を見て、9月でいいのか、6月がいいのか、また改めて調整してはいかがでしょうか。これは案ということですので。

 

(圓道副課長)

おおよその目安ということで、都度お諮りさせていただきたいと思います。

まずは、今年の延長と、次回は来年3月ということで、よろしくお願いします。

 

(斉藤座長)

延長に関してはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

 

(佐藤委員)

単純な質問でよろしいですか。設置要綱では、半年延期で全然支障ないのでしょうか。

それだけがちょっと気になったもので。どこにも記載がないですよね。

 

(圓道副課長)

附則か何かで、事務局の方でさせていただければなと思っております。

 

(佐藤委員)

バリアフリーフェスタは私も今年やりたいと思っていたので、半年延長でお手伝いするのは全然やぶさかでないですが、何せ公募委員ですので、再任を妨げられるのではないかと・・・。

 

(圓道副課長)

ありがとうございます。要綱は事務局でさせていただきます。

 

(斉藤座長)

そのほか、いかがでしょうか。

それでは、事務局の提案ですが、この会議は3月まで延長するということでよろしいですか。

 

<異議なし>

 

(斉藤座長)

では、よろしくお願いいたします。

それから、もう1点の御報告をお願いします。

 

(圓道副課長)

2点目は、協働事業の御案内でございます。ただいま、県の方で、協働事業をさせていただいておりまして、今日、協働の相手方の「ことばの道案内」さんに、事業御紹介でお越しいただいておりますので、御説明をお願いしたいと思います。

 

(ことばの道案内)

認定NPO法人ことばの道案内と申します。私は、副代表をしております、押見と申します。

晴眼の立場でサポートさせていただいております。本日は、事務局の後藤という者が一緒に来ております。

では、十分程度ということですので、かいつまんでお話し申し上げたいと思います。御質問等あれば、最後にお時間ができればと思っております。

まずお手元に、私どもの会の御案内と、それから、先日神奈川新聞の方に記事で取り上げていただいて、このweb版のコピーを、皆様方のお手元に両面で資料を差し上げました。こちらの方にもある程度活動の概要が書かれておりますので、お分かりいただけるかと思います。

まず、私たちの活動は、今日、鈴木孝幸理事長もお見えになっていますが、私どもは協働事業ということで、私どもは東京都北区にございますが、神奈川県とは、最初はもちろん縁も遠かったところでございましたが、活動が全国に広がりつつある中で、昨年度より、県の協働事業に採択をいただいて、スタートいたしました。

基本的には、こちらの地域福祉課様とは、情報提供の部分で、ユニバーサルなものにしていこうということで、今日もバリアフリー会議ということで、そういったことで、今日もお招きいただいたのだと思いますが、視覚障害者のための情報づくりという形で、私どもは2004年から活動しておりましたが、これを、今、オリンピック等でも話題になっていますとおり、視覚障害者のためだけに作っていた地図が、実は肢体不自由の方にとっても便利であるというようなお話しもいただきまして、そうしますと、いろいろな障害を持たれた方が、この情報を有効に使われたらいいのではないかということで、これから神奈川県のモデルとして、どのように取り組んでいったらいいのかというのが、大きな3年目の事業として控えております。

もちろん、3年目の事業も、これから申請を出しますので、まだ正式採択されたわけでございませんが、そのように進んでいきます。

言葉の地図、言葉での案内なので、ことばのナビゲーション、「ことナビ」と通称しておりますけども、文字の情報で提供しております。

なぜ文字かといいますと、視覚障害者の方は、地図、画像等は認識がなかなか難しいことから、文字で読み上げる情報として提供するという形をとらせていただいています。

今日のこの場で皆様方にお願い申し上げたいのが、これからユニバーサルマップを作っていくにあたりまして、例えば、うちの団体に興味があるので、こんな意見があるよとか、今日御出席の方がお戻りになられて、こういう視点を入れてもらわないとユニバーサルマップにならないのではないかとか、そういった御意見を私どもとしては今後ヒアリングをしていきたいということで、今日コネクションをとらせていただくためにもお邪魔をさせていただいたというのが、この会議の出席の趣旨でございます。

それでは、文字情報ということなので、少し音声で視覚障害者の方がどのように情報を入手されているのかということで、携帯の方で、少し読み上げてみたいと思います。

ちょっと携帯のマナーモードを解除させていただきます。

一番最近では、川崎市にこの前、ふれあい館、点字図書館の出先のようなところができましたので、そこへの道案内です。

『川崎市視覚障害者情報文化センターまでのJR川崎駅改札口からおよそ徒歩20分、距離1,052メートルの道案内を行います。目的地は、改札口を背にして、およそ右後ろ5時の方向にあります。点字ブロックはほぼ完全に敷設してあり、道案内も、点字ブロックに沿って説明します。改札口を背にして、構内を正面12時の方向へ13メートルほど進むと、十字形の点字ブロックがあります。・・・』

このような形で、最後到着ですというところまでいくのですが、皆様方にいろいろなインタビューをしていますとお話しをいただいているのが、やはり、私も今晴眼の立場でというお話しをしましたが、どのくらいの距離があって、どの方角に歩いていくのか、点字ブロックがちゃんとあるのかどうか、この辺りの情報が、視覚障害者にとっても、最初のイントロダクションの情報として重要であるというところで、ここをよく確認されている方も多いですし、皆様方御存知の、まだ絶対頭数が少ない盲導犬の使用者等は、当然ながら犬にセンサーが付いているわけではございませんので、自分の中で地図を頭に描けない利用者が、一人歩きできない現状もございます。

そういった中で、事前の情報というのが、今は特に、健常者、私も今日ここに初めてお邪魔する時に地図を確認したのと同じように、どこに行くにも、事前に皆様も地図を確認されると思いますが、視覚障害者の方にとっても、こういった事前の情報というのが必要であろうということで、情報づくりをして、さらに、この地域福祉課様とは、それをいかにユニバーサルな、ということは何かと言うと、今日もお見えですけれども、聴覚障害をお持ちの方であればどうかとか、車いす御利用の方であればどうかとか、ベビーカーを使われている方はどうかとか、そういったところの視点で、今後、どのような形で神奈川県の情報提供として、このユニバーサルマップを構築していくかというところで、皆様方に御意見を賜りたいと思っております。

以上簡単ではございますけれども、まず概要を説明させていただいて、御質問等あれば、できれば、お受けしたいと思っております。ありがとうございました。

 

(斉藤座長)

どうもありがとうございます。何かお聞きになって、御質問等ございましたらお願いいたします。

2007年からJR関内で、12年で20施設、13年で平塚盲学校と、平塚駅、伊勢原駅で実施されていますが、このユニバーサルマップというのは、今度はどのような展開をする予定なのですか。

 

(ことばの道案内)

現状は、まず公共施設、県の事業というところもありますので、公共施設というのが中心で、例えば、視覚障害者の方が音声という話を先ほど申し上げましたが、音で楽しまれるという範囲では、当然、音楽ホールですとか、都内では落語演芸場ですとか、そういったもの、すなわち、余暇的なものも当然入ってまいります。

それから、それ以外に、民間にならざるを得ませんが、金融機関、当然ながら、金融管理なども、ガイドヘルパーさんと一緒に銀行等に行ってもいいのですが、銀行、郵便局等は自分で用が足りれば行きたい、一人歩きをしたいという方もいらっしゃいますし、それから病院ですとか、そういったところ等にも、ヘルパーの制度は使えますけれども、そういったものも情報提供が必要ということもあります。

1点補足しますと、大分県の事業もやっているのですが、大分県では、県の視覚障害者団体の強い希望もありまして、デパートですとか、それから、飲食店、こういったところも視覚障害者の方の生活の向上に繋がるのであれば、情報提供として県がお金を出してもいいのではないかということで、取組みをなさっている自治体等もございます。

そういう意味では、これから県の事業から各市の事業へという形で展開をしていきたいと思っておりまして、その際に、情報提供の仕方が、文字だけではない提供をどのようにしていくのかということがこれからテーマになってくるかなということで、地域福祉課さんと一緒に考えていきたいと思っております。お答えになっていますでしょうか。

 

(斉藤座長)

ありがとうございます。他にいかがですか。

 

(ことばの道案内)

もう1点だけ補足させてください。最近では、実は相模原市さんともやっているのですが、駅が便利になればなるほど、先ほどの平塚の盲学校の話もありましたが、バスターミナル等が隔離されて、別になってきております。

恐らく、東海道線沿線の駅などもほとんどそうだと思いますが、今までの古い駅の状態であれば、駅を降りたらバス乗り場があってみたいなイメージから、いわゆるデッキの方式になって、専用の場所で階段を降り損なってしまうと、そこで違うバスに乗らざるを得ないとか、そういった問題があって、最近、需要が多いのは、駅の構内を言葉で説明してくれとか、駅を降りてからバス停までどうやっていくのか、それから、行きはよいよい帰りは怖いでは困るので、行きの道案内だけでなく、帰りの戻る道案内も作ってくれという要望もいただきながら、今、取組みをしていただいておりまして、本当にそういった形で、行きはよいよい帰りは怖いにならないような情報提供にしていきたいというふうに思っています。

 

(斉藤座長)

関心があり是非いろいろお聞きしたいとか、意見をという場合には、こちらのパンフレットの連絡先でよろしいのですか。

 

(ことばの道案内)

理事長の名前を言い忘れましたが、理事長は古矢といいまして、全盲の視覚障害者が代表をしております。当事者でございます。大体事務所のほうにおりますので御連絡を、ホームページ等を見ていただければメールアドレスもございますので、infoのアドレスのほうにお問い合わせをいただければと思っています。ありがとうございます。

 

(斉藤座長)

どうもありがとうございました。

それでは、今日予定されている議題案件は以上ですので、事務局の方にお戻ししますので、よろしくお願いします。

 

(事務局)

どうもありがとうございました。

以上をもちまして、第8回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議を閉会させていただきます。本日は御多忙の中御出席いただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

(以上)

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