第2回県民会議(審議結果)

掲載日:2018年6月20日
様式3-2

次の審議会等を下記のとおり開催した。

 
審議会等名称 第2回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議
開催日時 平成23年6月7日(火曜日)  10時00分~12時00分
開催場所 産業貿易センター 7階 720号室 
出席者

会田辰三郎、伊藤喜彦、今井朝子、大原一興、小池久身子、小林圭治、斉藤進、坂上譲二、鈴木治郎、鈴木富男、高橋儀平、坪井武信、花方威之、藤田精子、藤沼喜之、山崎利通、横林誠、米田佐知子、若林伸二 (50音順)

当日配布資料

資料1-1 平成23年度バリアフリーの街づくりの取組みについて テキスト版 [その他のファイル/7KB]ワード版 [Wordファイル/39KB]

資料1-2 平成23年度バリアフリーの街づくりの取組みについて(参考資料1) テキスト版 [その他のファイル/4KB]ワード版 [Wordファイル/35KB]

資料1-3 平成23年度バリアフリーの街づくりの取組みについて(参考資料2) テキスト版 [その他のファイル/5KB]エクセル版 [Excelファイル/27KB]

資料2 県民意見の募集及び収集状況について テキスト版 [その他のファイル/4KB]ワード版 [Wordファイル/47KB]

資料3 調整部会の検討状況について テキスト版 [その他のファイル/3KB]ワード版 [Wordファイル/25KB]

資料4 県民会議調整部会での議論の方法及び今後の進め方について テキスト版 [その他のファイル/2KB]ワード版 [Wordファイル/51KB]

資料5 調整部会の検討結果に基づく「バリアフリーの街づくり」協議テーマの提案(案) テキスト版 [その他のファイル/6KB]エクセル版 [Excelファイル/28KB]

資料6 地域社会と学校が連携したバリアフリー教育の取組み(案) テキスト版 [その他のファイル/2KB]ワード版 [Wordファイル/23KB]

資料7 県民意見に対する県民会議としての対応(発信)について(案) テキスト版 [その他のファイル/3KB]ワード版 [Wordファイル/37KB]

資料8 平成23年度バリアフリー街づくり推進県民会議のスケジュール(案) テキスト版 [その他のファイル/700B]エクセル版 [Excelファイル/17KB]

資料9 子育てを応援するまちづくり推進事業費補助金 テキスト版 [その他のファイル/2KB]ワード版 [Wordファイル/43KB]

 参考資料1 かながわ夢タウンニュース(VOL.27) 

参考資料2-1 「バリアフリーの街づくり」に対する県民意見収集状況一覧(11月15日から1月20日までの収集分) テキスト版 [その他のファイル/7KB]エクセル版 [Excelファイル/32KB]

参考資料2-2 「バリアフリーの街づくり」に対する県民意見収集状況一覧(1月21日から5月31日までの収集分) テキスト版 [その他のファイル/18KB]エクセル版 [Excelファイル/76KB]

次回開催予定日 平成22年12月から平成23年1月頃  
問い合わせ先

地域福祉課 調整グループ 

電話番号 045-210-4804(ダイヤルイン)

ファックス 045-210-8857

フォームメール(以下をクリックすると、問い合わせフォームがご利用いただけます。)

保健福祉局 地域福祉課(調整グループ)のページ

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下欄に掲載するもの
  • 議事録全文
要約した理由  
審議経過

(事務局)

それでは、ただいまから、第2回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議を開会いたします。会議に先立ちまして、事務局からご報告申し上げます。本日の委員の御出席は、19名となっておりますので、神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議設置要綱第5条第2項に規定する、会議の定足数13名に達しております。

申し遅れましたが、私は、地域保健福祉課の志村でございます。それでは、議事に入ります前に、木村地域保健福祉部長から、ごあいさつ申し上げます。

(木村地域保健福祉部長)

皆様、おはようございます。この6月1日に地域保健福祉部長に就任しました木村と申します。どうぞよろしくお願いいたします。本日は、お忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。もともと3月に予定されておりました第2回県民会議ですが、御案内のとおり、3月11に大震災が起きましたことにより、本日に延期をさせていただきました。日程等で御迷惑、御心配をおかけしましたこと申し訳ありませんでした。また、御協力に感謝申し上げます。

御案内のとおり、この大震災、行政にとっても県民の皆様にとっても、様々な事業者にとっても、大きな教訓を残したと思っております。神奈川県は、警察発表では4名の方がお亡くなりになりました。若干、液状化しているところもありますが、それほど大きな被害もなく済みました。東北の被災県の方々や福島の原発の避難者の方々を含めまして、5月半ばには約1,500人の方が神奈川県に避難されました。高齢の施設に入られたりして、今、一次避難所で暮らしている方はかなり減ってまいりました。公営住宅の二次避難をされた方は、人とのつながりがない地域で、どうやって助けを求めたらいいのか、いろいろ課題がありますが、まずは、一次避難所の厳しい状況からは脱したのかなと思っております。

バリアフリーの街づくりを推進するということで、神奈川県は横浜市の港北区にある県立武道館に、畳が敷ける場所でしたので避難所を設けました。多いときには、40人前後の方の避難者がいらっしゃいました。車いすが使えない、バリアフリー使用になっていない建物でございます。柔道をやったり、剣道をやったりするところですので、全く配慮のない場所でした。車いす利用者の方がお見えになったのですが、残念なことに他の市の避難所に移っていただいたということがありました。これも1つの教訓と思っております。

それから、3月11日を振り返ってみると、多くの方が帰宅困難となって、自宅まで帰りつけないという状況でした。その中で情報がかなり乏しい状況で、健常の方でも相当乏しい状況の中で、視覚障害の方、聴覚障害の方は、不安にさいなまれたと思います。

まだ、被災地の支援、県内に避難されてきた方々の支援が中心になっていますけれども、3月11日以降のことをこれから検証して、少しでもバリアフリーを進めていく必要があると思っております。

本日、第2回の会議ということで、今回は県の取組みを中心にということで、御説明をさせていただきますが、もともとのこのバリアフリー街づくり推進県民会議が設けられた趣旨を踏えますと、当事者団体の方々、事業者の方々、それぞれの取り組みを議論して、発信していくという主旨であろうと思っていますので、会議ですので、本日は、有意義な会議となりますよう祈念して、ごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 (事務局)

このたび、人事異動により、2名の委員に変更がございましたので、御紹介させていただきます。

社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会の伊部委員に変わりまして、高田委員でございます。本日は、御都合により欠席でございます。

続きまして、社団法人神奈川県建築士会の藤田委員に変わりまして、花方委員でございます。

本日の出席者は、お手元にお配りました次第の裏面の出席者名簿のとおりです。事務局及びオブザーバーも、同じ出席者名簿のとおりです。

このたび、人事異動で事務局の異動がありましたので、紹介させていただきます。名簿順になりますが、木村地域保健福祉部長、中澤建築指導課長、岩澤地域保健福祉課長、林地域保健福祉課副課長でございます。

それでは、これからの進行は、高橋座長にお願いいたします。よろしくお願いします。

(高橋座長)

皆様、おはようございます。

予定では2時間ということですが、お手元の次第に沿いまして、早速、進めさせていただきます。

「県民会議の運営等」についてとありますが、副座長の選出になります。これまで建築士会の藤田委員にお願いしておりましたが、今回、花方委員が就任されました。

つきましては、県民会議の設置要綱の第4条第4項に基づきまして、副座長は座長の指名をなっております。私が指名しなければいけないのですが、建築士会の花方委員にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 <全員 了承>

 (高橋座長)

それでは、花方委員に副座長に御就任いただきます。花方委員、副座長の席に移動をお願いします。

 (花方委員 副座長席に移動) 

(高橋座長)

それでは、ここで花方副座長から、ひとことごあいさつをお願いします。

 (花方副座長)

副座長を拝命いたしました建築士会の花方です。よろしくお願いいたします。まだ、会長になりたてでございまして、先月の23日に藤田会長の退任に伴いまして、私が会長となりました。

神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議の副座長という大変重い役を仰せつかって、身の引き締まる思いです。

現職の時は、建築指導課というところにもおりました。バリアフリーについては、多少なりですが、心得ております。

私事になりますが、義母が若いときにくも膜下出血を起こし、半身不随になり、そういう意味で、身近なところでバリアフリーの重要性を感じております。

県民にとっても、バリアフリーについて異議を唱える方は、まずいらっしゃらないと思います。それを実現することが大変難しい。それなりの気配りが必要になる。周囲の方の気配りがないとバリアフリーも完全にならないと思っています。

それから、一般の方もいつまでも健常とは限らない。バリアフリーということが必要だということは理解していると思いますが、こういう会議を通じて、一般の人にピーアールして、認識を深めてくということが重要だと思います。また、個人的には教育を進めていくことが重要かと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

(高橋座長)

ありがとうございました。

大変心強く思いましたので、よろしくお願いします。

それでは、お手元の次第に沿いまして、進めていきたいと思います。それでは、「県のバリアフリーの街づくりの取組み」について、事務局から説明をお願いします。

 (事務局)

(資料確認後、資料1に基づき、説明)

 (高橋座長)

ありがとうございました。

すでに23年度に入っておりますので、始まっている事業もあろうかと思いますが、今の説明で不明な点ですとか、聞きたいことがありましたら、どうぞ。

(坂上委員)

調整部会でも申し上げましたが、カラーバリアフリーの取組みで、民間施設に模範を示すということで神奈川県庁をやるべきだと。県庁の建物がカラーバリアフリーになっていないのに、民間施設にお願いするのはどうかと申し上げたが、その後、取組みはどうなっているのか、伺います。

 (事務局)

県庁自体のカラーバリアフリーの取組みはどうなっているのかという御質問ですが、これにつきましては、先ほど申し上げましたが、庁内のバリアフリーのまちづくり部会、福祉21推進会議といった庁内体制の中で取り組んでまいりますが、まだ、具体的にどうこうというものはありません。23年度のモデル事業で民間施設のカラーバリアフリーに取組んでまいりますので、機を同じくして取組んでまいりたいと考えております。

(高橋座長)

神奈川県は、関東の自治体として一番早くカラーバリアフリーのガイドラインを作っており、その後、埼玉県、東京都となっています。そういう点では、モデルとなることをやってきています。今年度の新規事業もありますので、説明しながら進めていかなければならないと思います。

バリアフリーアドバイザーについて、2ページに記載がありますが、何人ぐらい登録をされていて、アドバイザー同士の情報交換や横のつながりはできているのでしょうか。昨年度は5施設を回っているということですが。

 (事務局)

42名ぐらいの方が、現在登録をされていて、アドバイザーが行った施設の事例検討ということで報告会を実施しております。情報交換と勉強会をかねております。

 (高橋座長)

できれば、どういう施設に、どんな方がアドバイザーとして派遣されているのか、情報提供していただきたい。次回、報告していただきたい。

 (事務局)

次回の県民会議では、バリアフリーアドバイザーの実績を報告させていただきます。

 (高橋座長)

他にありますか。

 (若林委員)

旅館組合の若林です。カラーバリアフリーについて、教えてください。今年度、来年度とカラーバリアフリーのモデル事業が始まるわけですが、市町村単位で実施するということですが、オール神奈川県のモデルの事業になるということですか、それとも、市町村単位のものになるのか、そのあたりを教えてください。

(事務局)

基本的にはモデル事業というのは、その地域のモデルだけではなくて、全体のモデルとなることを考えています。

 (坪井委員)

事業の中で、建築士向けの研修会があり、参加させていただいたのですが、参加してよかったと久々に思えた研修会だったので、こういう研修会をどんどんやってほしいです。

カラーバリアフリーモデル事業は、案内板のサイン計画をするということかと思います。川崎市でもいろいろなところで、サイン計画をしていますし、一番問題になっているのは、いろいろな部署で計画をして統一されていないということです。カラーバリアフリーだけではなくて、そういうことも含めて、先ほどのバリアフリーアドバイザーでも出ていましたが、既存施設も含めて、どういう形で進めていったらいいか、トータルで検討していただきたい。

例えば、道路の案内板だけではなくて、鉄道やバス、半公共的な施設も含めて、民間の方々の協力を得ながら作っていってくれればいいかなと思います。

(高橋座長)

ありがとうございました。地域単位だけではなく、事業者にも手を挙げてもらうこともありなのではないかと思います。

他にございますか。また、戻る内容になるかもしれませんが、遠慮なく御質問いただければと思います。

 (坂上委員)

障害者のための特別な施設や設備を作った場合、非常にコストがかかる。だから、神奈川スタンダードという考え方で、障害者が使いやすい基準で作っていけば、コストがかからないと思いますが、そのことが見えなくなっているが。研究会では出てきていないのでしょうか。

特別なことをするのではなくて、当たり前になれば、コストがかからない、みんなが暮らやすい街になると思う。その後、どうなっているのかお伺いしたい。

 (高橋座長)

おっしゃることは当然のことかと思いますが、いかがでしょうか。

 (事務局)

カラーバリアフリーを始めとしたバリアフリーに特別のコストがかかっていることが、普及されない原因のひとつかと思います。今、おっしゃられましたように、コストかからないでバリアフリーになるという方法というものを、建築士のアドバイザーの方に知恵を出してもらいながら進めていくことを考えております。コストのかからないバリアフリーを考えなくてはならないと思っております。

 (高橋座長)

ありがとうございます。切り替えの時期に、どういう風に提案していくか課題かと思います。できるだけカラーユニバーサルデザインを充実させていくような提案を していただきたいと思います。

 (藤田委員)

今、コストの削減というお話が出ましたが、完成してしまう前に、早い段階でチェックを入れますと、改修、やり直すというコストが削減できますし、持っている予算内で早い段階で、バリアフリーのものができると思います。

(高橋座長)

ありがとうございました。他によろしいでしょうか。

続きまして、「バリアフリーの街づくりに係る県民意見の状況と対応案」について、議題が3点ほど出ています。まず、「県民意見の募集及び収集状況」について、事務局から説明をお願いします。

(事務局)

(資料2に基づき、説明)

(高橋座長)

今の説明を含めて、後ほど伺いたいと思いますので、部会長の斉藤委員から、「調整部会の検討状況」について、報告をお願いします。

(斉藤部会長)

それでは、調整部会の検討状況について報告させていただきます。

資料3に、調整部会の検討状況についてということで書いてあります。調整部会について御説明がありましたように、1月20日までの意見37件、これらの意見に対しまして、いろいろ検討してきました。検討の経過としましては、第1回は2月18日、第2回は4月22日に開催しまして、いずれの会も委員の方、熱心で、時間をオーバーするくらい、意見交換を進めました。

第1回の調整部会では、参考資料2-1がありますが、これを委員の方に見ていただいて、県民会議で議論する必要がある意見と内容的に調整部会で吟味した方がいいのではないかという意見ということで、大きく2つに分けるための意見交換をしました。委員の方が、より多く取り上げていた意見を中心に、それらを県民会議へ上げることを考えていましたが、委員の方の意見が多い、少ないではなくて、内容が非常に重要な指摘をしているのではないかということで、すべての意見について、意見交換をしました。

その中で、様々な意見がありましたが、視点としましては、ユニバーサル社会の推進、これをテーマにして、吟味していく、定義していくということが必要ではないかという考え方で、検討を進めました。

そういう中で、県民会議で取り上げていく意見を出すだけではなく、部会の中で、そういう意見をどういうふうにすればいいのか、どう考えていくのか、対応の方向性を含めて、県民会議に提案していったらいいのではないかということで、提案させていただきました。

全体をどんな視点で進めていくのか、あるいは県民会議へあげるのに、意見集約をしていけばいいのかというところで、第1回はすべての意見を吟味したところです。

第2回の4月22日は、意見の再分類をして、いただいた意見を大きく5つに分類・集約して、それぞれに対して、それらの現状を踏まえまして、どんな対応ができるのか検討してまいりました。

資料3にありますように、細かい議論をしました。最終的には、バリアフリー教育や心のバリアフリーは非常に重要なので、県民会議の中で、様々な意見をいただいた方がいいのではないかという意見がありました。

こういう形で、調整部会でまとめた意見を県民会議の資料として出しております。

(高橋座長)

続いて、事務局の方から、「調整部会での議論の方法及び今後の進め方」、「バリアフリーの街づくりの協議テーマと今後の対応」について、説明をお願いします。

(事務局)

(資料4~資料7に基づき、説明)

(高橋座長)

ありがとうございました。

今、調整部会の検討の結果、その中で絞り込んだ提案について説明がありました。1月21日までの意見についてどうするかということに焦点を当てて、調整が行われたようです。

資料5の中で、県民会議に諮るということで、心のバリアフリーを駆使しながら、推進するという提案だったと思います。

それでは、今の御説明も含めて、提案内容について、フリートーキングをしたいと思いますので、いかがでしょうか。

(花方副座長)

資料として「かながわ夢タウンニュース」がありますが、そこに「バリアフリー街づくりに関する意見募集」という記事があります。チラシを配って意見を募集する際に、意見はファックスで送るということですが、チラシを置いている場所に、意見箱のようなものはないのでしょうか。チラシを置いている場所は、どういうところですか。

(事務局)

チラシを置いている場所に意見箱は置いておりません。意見を出していただく方法は、ファックス、郵便、メール、電話ということになっております。

チラシは、県機関においてあります。各地域の県政総合センターの情報コーナー、保健福祉事務所においております。それから、県民会議の委員の皆さんにもチラシの配架をお願いしております。

 (花方副座長)

東日本大震災で、あちらこちらに募金箱があります。チラシでお願いすれば、その場で書かない人もいると思いますが、その場で書く人もいると思います。チラシを置いて意見募集をするというのであれば、その場で書けるようにしておくべきではないかと思います。また、公的な機関であれば、そこから送れるような仕組みづくりをすればいいと思います。

気になった質問があったのですが、カラーバリアフリーについてです。サインが見にくいというのは、どの色とどの色を組み合わせると見にくいというのは、事務局で十分調査できる事例ではないかと思います。

交通標識で、仮に見にくいものがあるならば、直ちにお知らせしなければならないと思います。

それから、バリアフリーアドバイザーという特定のプロに基準作りをお願いし、基準ができなければ、何もしないというのでは、バリアフリーの普及は難しいのではないかと思います。今、実際に問題があるところからスタートすることが効果的だと思います。これからどうしたらいいのか、使いづらい場所があるというようなそういうものに対しては、もう少し幅広い見方をしなければいけない。建築の基準だけではないという気がします。そういう意味で、広く意見を聞くことが必要だと思います。

意見募集については、どこでも意見を出せるように常に心がけてもらいたいと思います。それは考えをめぐらせば、できることかと思います。意見箱も空き箱でもいいので、考えてみてください。

 (事務局)

チラシを置いている場所に意見箱を置いて、その場で書いて出していただくという方法はあると思います。

保健福祉事務所や県の関係機関において回収していただけるよう協力体制を得てからでないと、その場で出していただくことは難しいので、まずは意見をもらうことを優先して、ファックスやメールで出していただくことにしています。各県機関からどう回収していくのかということを踏まえて、検討していきたいと考えております。

 (花方副座長)

意見箱から事務局が直接回収をしていただかなくていいと思います。チラシを置いてもらっているところから、ファックスしてもらえばいいと思います。別に難しく考える必要はないです。

 (事務局)

そういうことを含めまして、検討していきたいと思います。

 (藤田委員)

3月11日以降とその前では、出てきた意見もずいぶん変わっていると思います。ここで出されている意見と、今、考えていること、意識がだいぶ変わっているのではなかと思います。

それでは、効率優先や便利さ優先という考え方から、皆さん、それでいいのかという考えが変わってきている。

駅のエレベーターやエスカレーターが全く使えなくなったとき、車いすの方や高齢者の方、小さいお子さんをお持ちの方など、本当に不便で困った状況になったと思います。その辺を踏まえて、バリアフリーを考えていただきたいと思いました。

 (坪井委員)

先ほど、バリアフリーアドバイザーのお話が出ていましたので、アドバイザーについてお話させていただきます。私もアドバイザーとして、各施設に行っております。

テーマの中にもありますが、5番の「施設の計画段階における関係者の参画」とありますが、こういう場合に、バリアフリーアドバイザーを派遣するとか、そういう方法もあるのではないかと思います。

私たちは、希望のあった施設に行って、アドバイザスや指摘をしてくるわけです。その際に、条例にあるもの、ないものといろいろありまして、そういうことも含めまして指摘させていただいています。どのくらいの費用がかかるのか、緊急を要するものなのか、この部分は人の力を借りたらできるのではないかというような内容をレポートにして、御説明しています。ただ、事業者の方も、お金がかかることなので、すぐにはやっていただけないケースもあります。

最近の事例ですが、私が住んでいるマンションの駐車場を改修しなければならなくなりました。4階建ての駐車場になるのですが、入口のところに排水溝がありまして、最上階の4階は屋根がありません。出口にはひさしがついていないので、濡れてしまいます。ひさしをつけて、段差を解消してくださいと言ったところ、スロープをつけて段差を解消しようとしていました。各階の入口が濡れるので、ひさしには、水きりがついていなくて、デザイン優先で、水が非常に水が回る構造なんです。ドアを開けるとスロープがあり、ひっくりかえりそうな設計になっていて、そういう設計を平気でやっている建築士もいるわけです。そういう基準は、どこにも書いているわけではないと思うんです。

バリアフリーというのは、出来てみないとわからない部分もあります。バリアフリーアドバイザーが施設に行くときは、車いす利用者の方も一緒に行っていただいて、使いにくいかどうか、意見をいただいています。

昔は、建築士にバリアフリーの講習をするのはどうかと思っていたのですが、そういうことを含めて必要ではなかと思います。

はじめにやってしまえば、お金もかからないので、そういう体制を、また、建築士の方にどういうふうに普及させるか、その辺に力を入れたら、費用も安くていいものができるのではないかと思います。

この前の研修会は、非常に良い研修会で、建築士が聞いても非常に参考になる、そういう研修会と併せて、進めていただければいいのかなと思います。

 (高橋座長)

ありがとうございます。

 (今井委員)

協議テーマの1の「子どもの教育」に関する提案です。小学校には、地域の方々がこられることが多いです。また、障害者の方がこられるというようなプログラムを組むということですので、そういう方と生徒と一緒に学校を点検して、レポートを作るようなことを入れていただけると、データとしても残りますし、改修のための資料としても残りますので、工夫のひとつに入れてもいいと思います。

 (高橋座長)

ありがとうございます。

 (坂上委員)

教育の問題ですが、障害者のイメージは暗いイメージがありますので、子どもたちがバリアフリーの教育を受けるときに、暗いイメージがあると萎縮してしまいますので、楽しい内容でないといけないと思います。

例えば、文化祭とかあったときに、障害者と交流していくのがいいのかなと思います。大震災のときに、笑いで明るくなりましたので、障害者ができるかどうかわかりませんが、明るいイメージで考えるといいと思います。

(今井委員)

地域にはレクリエーションの企画を得意とする方々がいると思いますので、ゲームを企画してプログラムに入れ込んで、一緒に楽しくやるというのはどうでしょうか。プログラムやマニュアルを作れば真似もしやすいと思います。

 (高橋座長)

ありがとうございます。

 (横林委員)

資料7の下のほうに、「思いやりとゆずりあい」とあります。視覚障害者の方や車いす利用者の方は、相反するところがありますが、「視覚に障害のある方が安心してあるけるよう」の次あたりに、「視覚障害者の方がわかりやすい場所に、見つけやすい場所に」ということを追加してはどうでしょうか。点字ブロックは、わりと端のほうにあって、わかりにくいという声も聞きますので、付け加えていただけるといいかなと思います。

 (高橋座長)

いろいろ課題は出していただいた方がいいかなと思います。

 (小池委員)

事業の中で、「圏域」という言い方と、「横浜市及び川崎市の政令市を除く」という言い方がありますが、そこの整理がわかりません。 

例えば、資料1の「バリアフリーまちづくり賞」ですが、政令市の横浜市と川崎市を除外しているのかなと思います。また、カラーバリアフリーのモデル事業も、「横浜市と川崎市を除く」となっておりますので、対象外だと思います。

バリアフリーまちづくり表彰は、神奈川県全体の中で、優良事例に対して賞をだすという前向きな取り組みだと思います。そこで、政令市を除くのはどうかなと思います。横浜市や川崎市は、規模としてもかなり大きいと思いますし、それが逆に支障があるのか教えていただきたいと思います。

 (事務局)

平成20年度にまちづくり賞を創設しました。その創設の際に、横浜市と川崎市も一緒に表彰を始めて、3団体で協働で表彰をしようという話になりましたが、横浜市及び川崎市は表彰の実施は見送りになりましたので、県が先行して始めました。横浜市及び川崎市は、それぞれ福祉のまちづくり条例をお持ちですので、除外としました。

  (大原委員)

条例で、基準が若干違っていて、一律の評価基準で、いいものは基準を上回っていると思いますが、審査していくということで、政令市は除外しているのかなと思います。条例があるかないかということで、対象外にしていると理解しています。

災害に関するテーマがあがっているということですが、今日の段階で具体的な意見の分析はできていないと思いますが、あきらかにそうしたテーマが大きく挙がってくると思いますので、今日の協議テーマとして、5つ挙げられていますが、6つ目として挙げておいてもいいのではないでしょうか。今後、テーマとして出てくると思いますので、今日の時点で加えてもいいのではなかと思います。震災に関することは、避難のことだけではなくて、節電とどう共存していくのかとか、それから情報提供です。

2つ参考意見として出させていただきたい。バリアフリー教育についてですが、私は住教育や環境教育で高校の先生からお話を伺う機会があります。

まず、現場の教員の意見をよく聞いていただくといいと思います。現場の先生は結構大変で、バリアフリー教育はたくさんあるテーマのうちの一部にしかすぎないのです。その中で、関心の高い先生は、率先して実行されています。実行するまでが相当大変です。様々の関係機関との調整や地域の人との協働など、組織作りが大変らしいです。

それから、情報が足りないということです。教育をするにあたっては、副教材が必要で、先生の立場からすると、いい事例や先例をみて、どういう結果をだしていくか、一連のプロセスがわかる教材をほしがっているということです。次の月に、2コマやるとしたら、どういうことができるかということがわかっていると、とっつきやすいということです。

ですので、まずは、どういうふうに進めたらいいのか、どういうふうに組織作りをしていったらいいのか、それから既にあるいい事例や教材を集めて、リソースセンターのようなものがあるといいと思います。とりあえず、そういう事例を集めていただけるといいと思います。こんな簡単なことからできるという事を現場の先生たちに提供できるような情報センター、そういう仕組みをつくっていくと、ハードルの低いところから始められると思います。

もう1つは、坪井委員からもありましたが、施設の計画段階での対策というテーマですが、逗子市で私も関わっています。逗子市の場合は、3年の任期になっていて、様々な当事者団体から出てこられるんですが、この3年間で、大変いろいろなことを学習されるんです。公共建築物をすべて対象にしておりますので、様々な種類の建物が出てきますので、それをいちいち学んでいかなければいけないですし、建築の図面を読むことも、その場でしていくわけです。3年が終わると、その人たちは、建築を学んではいないんだけれど、バリアフリーアドバイザーとして、当事者の視点をもって、かつ建築のこともわかるという半専門家になっているという実態があります。

今回、神奈川県で、5番について検討されるということで、こういう組織というのは大変重要ですが、アドバイザーの研修、養成の場として、上手に活用していくことを考えていくといいのではないかと思います。きちんとした組織としてやるのではなくて、手探りでいいのではなかと思います。ガイドラインにはない、新しい提案を皆さんから生み出していくという風に考えていただくといいのかなと思います。

 (高橋座長)

ありがとうございました。

今、たくさんの御意見が出ていましたが、なんでも心のバリアフリーでいいのかというところです。やれる範囲も一番難しいところです。一方的に発信するのはいいのですが、その成果が確認できないというところがあります。やっぱり、見えないと動かないというところもあります。ハード的なところと一緒にやらないと、なかなか難しいという印象を持ちます。心のバリアフリーというのは、聞こえはいいんですが、一体どういう風に、どこまで、誰が、分担してやっていくのかということになると、コンセプトを出しただけでは、なかなか進まない。少し動くと予算が絡んでくる。そこで止まってしまう。そういう失敗が多いです。教育委員会なんかは、まさにそうです。矛盾しています。

協議提案の中で、心のバリアフリーとして絞り込むものと、すぐに結論が出ないもの、2番ですとか、3番ですとか、これは、屋根を設置してほしいというのは、心のバリアフリーでできるのかというとできないので、具体的にどういう形にするのかということを出していかないと、意見を出した人は納得しないと思います。 

これは区分けをもう少し丁寧にやっていかなければいけないと思います。点字ブロックひとつにしても、これも、心のバリアフリーで言い切っていますが、ひょっとすると地元の道路管理者が、施設管理者が、サボっている場合もあります。誘導ブロックを設置しているところは、維持管理をしているのか。市民の問題ではなくて、管理者の問題ではないかということもあります。具体的に意見を出された方の検証を行うとか、場所を1つ1つ確認していかないと、本来の進む方向はなかなか見えない。民間の学校教育の現場とか、県民の皆さんの心のバリアフリーというのは、その先の展開が見えにくいのかなと思います。

後半、基準についてありましたが、ワーキングで検討をしているとの話がありましたが、検討しているのであれば、この場に出していただきたい。そうでなければ、県民会議や調整部会で何を議論したらいいのかわからない。あるいは、ワーキングで検討していることと、委員の皆さんが思っていることは、意見の齟齬があるかもしれない。基準についての考え方が違うかもしれない。指導する側と、使う側と、設置する側は、それぞれ違うかもしれない。違うのであれば、こういう場で調整していく必要がある。県民会議はなかなか設けられる場が少ないですが、調整部会をオープンにしていただいて、県民会議の委員の皆さんにも、時間があれば参加していただいて、テーマによって、これは行かんといけないとか、参加できるようにしていただきたい。具体的な話が見えて、この県民会議が具体的に行動を起こせるように、行動していけるような場にしていかないと、誰かに任せるような意見調整ではいけないと思いますので、県民会議の皆さんが自分でできるようにしなければいけないし、県民に発信できなければいけない。

小池委員が先ほどおっしゃっていましたが、まちづくり賞は条例の基準が違っていても、いいものはいいです。おそらく共通していると思いますので、是非これは 検討していただいて、3団体で表彰式をやることは、おそらく問題ないと思います。政令市の基準であっても問題ないと思います。実行できると思いますので、来年度と言わずに、今年度から実施していただきたいと思います。

もう一度整理していただいて、委員の皆さんに意見を求めた上で、調整部会を開いていただければと思います。3・11以降は大変重要ですので、それについても取り込めるもの、少し時間がかかるもの、いろいろあると思います。

具体の整理をしていただいた上で、委員の皆さんに伺っていただきたいと思います。

知事もかわったことですので、思い切った方策をやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 (高橋座長)

意見がなければ、「今後のスケジュール」に移らせていただきます。

 (事務局)

資料8に基づいて、説明

 (高橋座長)

意見募集ということですが、できれば大々的にキャンペーンを張って、期間を限定して、そのときに集まった意見を具体的に県民会議で議論するとか、その方がいいかもしれません。私の大学に意見箱がありますが、なかなか入らない。そこで、学生を集めて意見交換会を開くことにしたが、そちらの方だと、だんだん慣れてきて、意見が出るようになってきました。

メールや携帯から発信できるようにしましたが、それをやっていることを知らないと発信できないわけですので、やっていることを学校や関係機関に知らせる方法を工夫してください。まんべんなくやってはいるんですが、県民会議の委員の方もそれをどこかで目にしているのかどうか。参加していただいている方は知っているかもしれないが、県民の方が見えていない、聞こえていないと思いますので、少し成果を出す方向でやっていきましょう。

 (高橋座長)

出された意見につきましては、事務局のスケジュール通りですが、23年度の事業は、これはこれで進めなければいけないので、調整部会の中でやっていただいて、少しオープンにしていただいて、早めにこういう意見が出ていますよということを、斉藤先生に事務局が詰めていただいて、委員の皆様にも可能な限り出していただいて、進めていただければと思います。

(高橋座長)

議題については、以上ですが、情報提供がありますので、資料の説明をお願いします。

(次世代育成課)

資料9に基づき、説明。

(高橋座長)

ありがとうございました。

100箇所ぐらいになりますか。

(次世代育成課)

満額ですと、100箇所ぐらいになります。

(米田委員)

画期的な補助金として、資料を拝見しました。100件ぐらい整備できるようですが、整備したところがどういうところか、情報発信ができないのでしょうか。事業者さんにとっても励みにもなるかと思います。

(次世代育成課)

補助金で整備していただいた事業者の方は、ホームページで公表させていただきたいと思っております。

(高橋座長)

補助金の受付は、どうなるのでしょうか。随時ですか、まとめてでしょうか。

(次世代育成課)

随時やらせていただきます。

(高橋座長)

米田委員、資料の説明をお願いします。

(米田委員)

貴重なお時間をありがとうございます。神奈川子ども未来ファンドは、広く寄付をお預かりして、子どもたちを支援する団体へ助成金として届ける市民基金です。心のバリアフリーにもつながると思いますが、外国籍の子どもや障害のある子どもなど、スペシャルニーズをもった子どもたちへの居場所提供や相談などのケアを支援しております。

お配りした広報紙は、昨年度お預かりした寄付金を助成として子どもの支援団体へ届けた報告と助成団体による成果、変化を報告するために発行しているものです。

集めて、変化を報告し、さらに参加をしてもらう。そのための広報紙としてご参考になればと持参しました。

中面にQRコードがありますが、思い立ったときに、携帯から寄付していただけるように、アクセシビリティを高めております。アドレスを記載していた時よりも、QRコードを付け始めましたら、協力が増えました。ですので、意見募集もQRコードをつけてみるだけでも、集まる意見が増えるのではないかと思います。

(高橋座長)

以上で、県民会議を終わりにしたいと思います。進め方などいろいろ意見が出ましたが、着実に進めていきたいと思います。それでは、事務局にお返しします・

(事務局)

長時間にわたりまして、貴重な御意見をありがとうございました。この県民会議は、皆様とともに、歩んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

(以上)

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